道徳教育


 学習指導要領「第3章 道徳」
 『道徳教育の目標は、第1章総則の第1の2に示すところにより、学校の教育活動全体を通じて、道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養うこととする。』


 道徳教育は義務教育期間である小学校、中学校の9年間を一貫した方針のもとで児童生徒の道徳性の育成に努めなければならないという認識が背景にある。
 道徳教育を行う上で重要な点は

①学校の教育活動全体を通じて行う
②・人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を培う
 ・豊かな心を育む
 ・伝統的な文化を継承し、発展させ、更に個性豊かな文化の創造に努める人間を育成する
 ・民主的な社会及び国家の形成発展に努める人間を育成する
 ・平和的な国際社会の実現に貢献できる人間を育成する
 ・未来を拓く主体性のある日本人を育成する
 ・道徳性を養う
③豊かな体験の重視

 道徳教育は特定の知識を身につけさせたり技術の向上というような一側面の教育ではなく『全人格に関わる教育』である。
 また、学んだことを日常生活に生かし、実践に結び付くようにしていくことが重要である。具体的にボランティア活動自然体験活動、郷土の文化・伝統に親しむ活動が考えられる。

 道徳教育は「生きる力」を育てる心の教育である。
(小学校学習指導要領解説 道徳編)


最終更新:2007年09月15日 00:45