快楽原則(pleasure principle)
精神分析の用語で、快楽原理・
快感原則ともいう。
人が持っている、不快な状態を避け、本能的な欲望・衝動の、即時的・直接的な満足を得ようとする傾向のことであり、s,フロイトによる心的装置の
イドを支配する。
乳児の行動や認識は、ほぼ快楽原則に従っているが、自我機能の発達に伴い、
現実原則が現れ、快楽原則を修正してバランスをとるようになる。その結果、人はこの2つの原則が引き起こす葛藤を経験することになる。
saya
最終更新:2008年07月01日 03:13