イド(id)


精神分析学の概念であり、本能的な性欲同(リビドー)の源である。ドイツ語では「エス(es)」ともいう。
S,フロイトの構造論では、人間の心の構造をイド・自我超自我の三層からなる心的装置に見立てており、イドは精神領域においてもっとも原始的な装置である。
また、不快を避け、快を求める快楽原則に支配される、無意識的なものであるとされ、イドが働くと、非現実的・非理論的な思考や、不道徳で衝動的な行動がもたらされる。




saya
最終更新:2008年07月01日 02:45