書きフライ☆wiki支部内検索 / 「とある日本人の名前と能力について学んでおきましょう」で検索した結果

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  • とある日本人の名前と能力について学んでおきましょう
    ――そして、その頃。 森の地面に足をつけたノアとセシル。 空飛ぶ絨毯はすでにセシルの手によってハンカチへと戻され、今は彼の制服の胸ポケットの中で眠っている。 改めて考えると、何とも手ごろで便利な移動手段であるが――今はそんなことで会話に花を咲かせるわけにはいかないだろう。寧ろ二輪の命の花が散ってしまう。 と。 ノアは落ち着かない様子で、零が飛び降りた方向を見据える。 「零……大丈夫かな」 対し、セシルは妙に自信を持ったように、しかも微笑んで、安心させるように、 「彼はきっと、あれくらいの高さから落ちたくらいで死なない、さ。まあだけど零君もよくやるよね。君もそう思わないかい? いつもは冷静な彼が――珍しく、感情的になっている」 「…………」 「そう、まるで――さっきの君みたいに、ね」 「……ねえ、セシル。それは、皮肉?」 「いや、むしろ褒...
  • クインテットデイズ
    ...きましょう  5.とある日本人の名前と能力について学んでおきましょう  6.密かに進む過程と、静かに来る結末を見てみましょう
  • 口調や語尾について
    何気に初めて使います、こんにちは。ルンシィです。 口調語尾というのは、実に興味深いもので、日本にしか存在しないものではないのではないか、というくらい、世界で見るととても独特な存在です。 ですから、コイツを生かさないと、やっぱり日本人として、やっていけない『ってばよ!!』 この口調や語尾というのは、キャラクターをとても容易に性格を植え付けることができます。 漫画では、この口調や語尾を重視する漫画と、ペルソナ(人格)を重視するものの二つに分かれます。 しかしながら、ペルソナというのは、とても作ることが難しく、それなりにオリジナリティを問われます。このペルソナ重視は、非常に難しい反面、一 番流行る要素となります。そして、その逆に全く面白くないということにもつながります。むしろ後者のほうが多いです。ですから、甘い考えでやるとキャラク ターにおいて、全く面白くない話になりかねません。 しかし、中堅の...
  • ~現代ファンタジー~
    ジャンルを現代ファンタジーに指定して、みんなでリレー小説を書きましょう。 一人の人が続けて書くようなことは、極力控えましょう。 二人の人が交互に書くことも控えましょう。 世界観と主人公だけ先に決めておきます。その他の設定、登場人物については、自分で作るようにしましょう。 +++ 「――お前、今、嘘吐いたろ」 舞台は現在の日本の首都――東京某所の百日紅(さるすべり)大学。 そんな大学での平々凡々な日常に満足していた彼までもが、凡人というわけではない。 相手の表情、声質、雰囲気、言葉、口調、仕草――どんな些細な変化でも、彼は気付くことができる。そしてそれはそのまま、彼が嘘か真かを判断できる能力になり――。 突如現れた正体不明の怪人怪物! それにひょんなことから立ち向かうことになった彼が持つ武器は、無尽蔵の勇気と嘘発見能力のみ! 以上、世界観。 ...
  • 桃のプロフです
    サークルでは、詩について学んでいます。桃†雫です。 ですが、雑談(すらできない)ばかりで本当ダメな奴です。 こんな奴ですがよろしくお願いします。 <自己紹介> 年齢:14 中2 好きなこと:寝ること、卓球 好きな本:きまぐれロボット、ハッピーノート 好きな芸能人:水島ヒロ(汗 です。もう直ぐで受験生…。 ハプと一緒に頑張っていこうと思います!   ハプへの愛が激しいです;;; それではここで、失礼します!
  • 桃†雫
    主に詩について学んでいます。桃†雫です。 ですが、雑談(すらできない)ばかりなダメな奴です。 更に思考が悪いのでご迷惑おかけするのも多数です。 というか、バカです。(← 何か不満があったら、言って下さってもかまいません( ;゜Д゜) やまちー2008さんと†hapと同じ中3で同じ福岡です。 ただ一人浮いてます(;ω;` 現在は流行に乗ろうとがんばっているのかもしれない。 ……がそうでもないというが事実です。 ちなみに、クラスの女性の集まりには一切関係がないです。 そして、卓球部で荒らしまくってるクセモノ。 詩を書いてます。 ですが、ツッコミどころ満載です。 たまに学という奴が私の発言がでますが、私の空想のキャラであり友です。 もし出たときは、スルーかカエレコールを送ってあげてください。 こんな奴ですが、どうぞよろしくお願いします。...
  • 警告はきちんと聞き、出会いはいつも突然のものだと理解しましょう
    入学式からちょうど一ヶ月という、長いとも短いともとりずらい時間が経った本日。 二泊三日の宿泊学習の一日目である。 毎年、妖精界立第一高等学校では――諸事情によりどうしてもクラス内に限ってとなるが、生徒の親睦を深めることを主な理由に短い旅行を行っている。 それが、宿泊学習。 妖精界立第一高等学校においての、最初の行事ともなるのだ。 そんな――在る意味重要且つ大切なイベントだというのに。 「うわああああああ! 遅刻する遅刻する遅刻する――――っ!」 「……叫んだって空は飛べないよ、アイリス」 「分かってるわよ! ……ああ、今ほどノアが空飛ぶ絨毯だったいいのにと思った時はないわ。というか、飛びなさい!」 「…………はあ」 すでに決まり文句と化しているが――もはや、何も言うまい。である。 と、同時に。 ――だけど、そこまで絶望的に時間が無いわけでもないな。...
  • 「余韻」 第一章 基礎となるリズムを覚えよう!
    「あぁ、この紅茶良い余韻だぉ…///」 「なんか、違わないか…?」 「なんだぉ! 文句をつけるっていうのかぉ!」 「主に余韻というものは、『事が終わったあとも残る風情や味わい。』や 『詩文などで言葉に表されていない趣。余情。』の事を言うんだ」 「どうせYahoo!辞書の引用だぉ。 これだから手抜きは困るぉ!」 「…」 「お、落ち込むなぉ! こ、これからだぉ!」 「気を取り直して…。 詩の表現力というものは、 『いかに余韻を残せるか』が大きな差になると作者は思っている」 「要するに『余韻』が大事って事だぉ? 分かったぉ」 ◆余韻を残せるようになろう!◆ 「読んだ人の心に、何かが残るような詩を書きたい」なんて思ったことは無いですか? 読んだ後に、心に何かが残る…この事を「余韻」と言います。 余韻を残せるような詩を書くのは難しいです。 しかし、詩に込められた想いは間違いなく心を揺れ動かす力はある...
  • それは信頼関係とも恋愛関係でもないことを、知っておきましょう
    太陽が傾いて。 民家の金修飾が――オレンジ色に輝いて。 ノアとセシルが、その光景に息を呑んで。 零が制服のあちこちに、汚れをつけてホテルに帰って来て。 アイリスとエレナが、大きな紙袋を両手に提げて同じくホテルに帰って来て。 エレナが零の姿を見て、「どこでそんなに汚したのですか!」とまるで母親のように怒って。 零は素直に謝って、エレナはすぐに許してくれて。 ――そして。 時間を守り、各々が入浴し、夕食を味わい、部屋へと戻って――。 以上が今現在に至るまでの経緯である。 と、かなりの省略がされてるが、それほど大きな出来事が無かったのだから仕方がない。 所変わって。 場面はノアと零とセシルが寝泊りする部屋。 シングルベットが部屋の真ん中に二つ、その向かいに一つ設置されている。三人はまだ寝ておらず、ソファにノアと零が、そしてその後ろ――つま...
  • 「ならばもう終わりにしましょう」
    「ねぇ」 「ん?」 「・・・・ちょっと、話、いいですか?」 「何だよ、そんなかしこまって。お前にしては珍しいな」 「・・・・そういうときも、あるんです」 「あっそ。で、話って?」 「えっと・・・・何から、話せばいいのか・・・・・・・・」 「・・・・・・・・おい」 「はい?」 「その前によ、俺もお前に用件あんだけど、先にそっち済ませていいか?」 「・・・・いいですけど、何です?」 「簡単に、本当に簡単に言うと、その用件ってのは、お前に一言言うだけなんだけどよ――」 「――お前のことが、どうしようもなく、好きなんだ」 ――どうしようもなく。 否、どうしようもできないくらいの、力。 それが今、目の前にあった。 「・・・・レン、シー・・・・じゃ...
  • サクラビト
    私は少女なのです。 唯の少女なのです。 そこら辺に居るような少女なのです。 一介の、普通の、平凡な――女子学生なのです。 だから此の物語の中で、私についてはあまり触れません。 触れたくもありません。 どこにそんな必要があるのでしょう。 誰も望まないことでしょうし、勿論私もそんなこと望みません。 注目されるのは、苦手ですから。 だから此れは――ある一人の青年が主人公の話なのです。 奇しくも語り部は私になってしまいますが、その点は嫌々でもいいので、御了承ください。 では始めます。 +++ それは三月中旬あたりの出来事。 学校から我が家に帰るために、私は川沿いを歩いていました。 風が吹くごとに、私の左側からピンク色の花びらが舞って来ます。 素直に綺麗だと思いました。 同時に邪魔だと思いました。 嗚呼、...
  • 一章..
     今日僕は久しぶりに実家に帰ってきていた。  通っている学校は全寮制の大きな学校で、店なども全て敷地内にあるので、学校の敷地内からも出るのも珍しい。そして正確に言えば通わせて貰っているが正しいのかも知れない。  学校の敷地から出るのが珍しいというのは、通っている学校がスポーツ特待生ばかりを集められたような学校で、外に出るくらいなら練習をするというような学校だからだ。それに寮なので、ほとんどの生徒は普通の授業が終われば、寝るまで練習に費やすだろう。しかし中には例外もいる。それが僕、麻倉 導だ。  何故なら僕はこの学校にいるにも関わらず、スポーツが出来ないのだ。しかし僕はここに通わせて貰っているという、普通ではありえない待遇を受けている。僕の家庭はスポーツ一家の様なもので、世襲ではないが、何かしら僕の家族は世界に通じるほどの運動神経などを持ち合わせているのだが、僕にはそれを持ち合わせておらず、...
  • 過去における絶望の話
    長い沈黙。 静かな時間。 実際に流れた刻は、刹那のことだったのかもしれない。 そんな不確定な空間になってしまったのも、ファントという言葉が原因だろうか。 言葉に力は無いというのも、また仮説なのだけれども。 言葉に力は有るというのも、また奇説なのだけれども。 ただ一つ絶対なのが、ファントにはあまり関わらない方が幸福なのだという事。 そんな風に哲学者の真似事で物事を考えながら、俺は突風に煽られていた。 +++ タイニーとお互い、情報交換をして分かったことは、どれも朗報とは言いがたいものだった。 具体的には、自分達の敵は『絶望的に強大な魔力の主』が一つと。 時空と妖精界の時間の流れ方は違うということが一つ、だった。 つまり、こちらで1日にも満たない時間が、あちらでは一週間経っていたことになっているのだ。 世界のバランスを調整する儀式をするまでの時...
  • 前編まとめ疑問など
    ダイゴをこっちにまとめたんで、 ちょい、解説しまうー(HGは1000字制限なんで、とてもじゃないが話しきれない)   この小説に出てくるダイゴは、実在のDAIGOとは全く異なります。 性格がまじちげぇ・・・口調ちげぇ・・・これ、おれのレベルの低さだしぃ・・・まじぱねぇ・・・orz     4月からは勉強しなおして、相当モノホンのDAIGOさんに近くなるような口調に直したりする予定です・・・   ・なんでデスマス調なの? 昔話だからです!!!!!!!!!!!!!!!     ・白い心の部屋というものが9th~13th に存在しますが、 アレは、匿さん(=自称、阿倍さん)が起こした能力によって、ダイゴの心の中に作り出した精神空間と 思ってくれればありがたいです。 この精神的~なイメージの能力が、この話では結構なウェイトを占めており、今後大きな影響を持っています。 正直のところ、NARUTOのサ...
  • 悪党は時として、作戦を実行し、敵と遭遇するので、警戒しておきましょう
    静寂と言う時間が流れている、というわけでもないし。 沈黙と言う空気が泳いでいる、というわけでもない。 セシルがノアに優しく声を掛けてからのこの雰囲気はきっと――気まずい、と言う。 誰しもが言葉を発せずらくなった状態。 幾分かの時間、騒がしい森から(本来あるべき姿である)静かな森へと変わる。 ――と。 「御免……みんな」 ノアは俯いて、小さな声で、呟くように。 「ぼくがあんなに大声で喚いても……二人は、帰らない。迷惑をかけるだけだった」 「まあ、分かればいいのさ。さて、これからどうする?」 セシルはノアに巻かれていた鉄の蛇を手で触り、輪の花に変えると、ノアと零の顔を交互に見て問う。 すると、零は相変わらず落ち着いた声で。 「まずは、警察だろう。あの二人は迷子になっただけだろうから――日が暮れていたらまだしも、今は昼前。それほど緊急のことで...
  • 様々な可能性
    「と、ということは・・・・アブソー、お前って・・・・」 「クルーさんの妹、ということになりますね。義理ですけど」 「嘘だろ・・・・そんな」 チェインはそう呟いて、頭をうなだれた。 「おいおい、世界が終わるわけじゃあないんだからさ」 「ま、実際に終わる危機になりつつありますけどね」 クルーがおどけて言って見せた。 結局、クルーはファントとすでに接触していることは話さなかった。 話したところで、同情されるだけだから。 結果的に、なんらかの事故でアブソーとノヴァが人間界に行くことになった、という事でおさまった。 ……おさまった、のだが。 チェインは納得いかないらしい。 勿論、彼の愛するアブソーが私の妹だということに。 何度も言いますが、義理、ですけどね。 「で、何をそんなに拗ねているんですか? チェイン」 「拗ねてねぇよ! ただ・・・・」 ...
  • ティーとマニ
    「チェインさん・・・」 「な、何だ?」 「これは、本物なのでしょうか。それとも、私が夢を見ているのでしょうか?」 「二人がまったく同じ夢を見るわけがないだろ・・・」 「それに、今私達がいるのは普通の世界ではなく、時空ですよ」 「では、認めないといけないんですね」 アブソーはそう言って、目の前の『何か』を見た。 「これは――・・」 +++ 三人は再び、あの屋根の上にいた。 タイニーにクルーは一緒に来るか、と聞いたところ、 「私は残って、もう少し犯人について調べてみるよ。あの巨木とゆっくり話したいしね」 微笑みと共に、そう返ってきた。 「では、皆さん。行きましょう」 「おう」 「は、はい」 ――・・・おや?  アブソーはワープをするためにチェインと手を繋いでいたのだが、 微かにその頬は赤かった。 ――もしかして・・...
  • 希望的に強大な魔力の主
    「火事ですか。困りましたね。さて、どうしましょうか・・・・」 「どうしたもこうしたも無いですよアポトニティー様!!」 リビーはクルーの両手を『再生』しながら、今にも泣きそうな顔で言う。 そして、その横で――アブソーはじっと遠くの赤い炎を見ていた。 どこか憂いのあるような、恐れているような、曖昧な表情で。 リビーは掠れた声で言う。 「デパートからも出れないし、さっきのお店に戻っても、ファントが――」 「その点は問題ナッシングだぜ」 ふざけたように、皆の背後でチェインは言った。 「あ、チェイン様」 「え、ていうか火事かよ!! どーすんだよ、これ」 ま、とりあえず、と言って、チェインはクルーの目の前でしゃがみこみ、 「クルー、ありがとよ」 「? 何がです?」 「いや、俺が言いたかっただけ「あぁ!! チェインさん手から血が出てますよ!!」 アブソーは叫んで...
  • 表現技法『比喩』をマスターしよう!
    「さて、今回から表現技法について詳しく話していこうと思う」 「なにそれ、難しそうだぉ! 頭使うのは苦手だぉ!」 「文学なんだから、少しぐらい頭を使うようにしなさい」 「…反省するぉ」 「とは言っても、表現技法というのはそこまで難しくない」 「本当かぉ? 俺でも出来るぉ?」 「実は前回、教えたのは技法の『比喩』というものを用いたものなんだ」 「あ、コメントでも書かれてあったぉ! ネタバ…ウワ、ナニヲスル、ヤメ」 「…」 「でも、俺でも出来そうだぉ! さくっとマスターするぉ!」 ■表現技法『 比喩 』をマスターしよう!■ 前回紹介したものは、技法のひとつ『 比喩 』を用いています。 『詩の独特な表現方法』というものは、表現技法と呼ばれるものを指すというわけです。 すでに1つ習得しているので、「表現技法って難しそう」だなんて考える必要はありません。 比喩を簡単に言うと、物を別のものに置き換える「...
  • 殺人請負ネット ※原作:はむはむ1965さん
     1 某都会の某マンションの三○何とか号室にて。 無機質な音が響く。 カタカタカタカタカタカタ、と。 聞き慣れしまいすぎて、自分の呼吸音や心臓の鼓動音と間違えてしまいそうなくらい、駿河心象(するがしんしょう)はパソコン中毒者だった。 こう成ったきっかけというのも、また自業自得だが。 それは後々にして。 「……なんだ、これ」 思わず、心象は呟く。 彼は親元を離れた一人暮らしなので勿論、この部屋には彼の他には誰もいない、それ故その呟きは自動的に独り言になってしまう。と言っても、別に彼に損も得も出るわけでもないが。 心象が見つめるモニタ――開かれた黒一色のページには、大きな白い文字で『殺.人請負ネット』と書かれていた。 最初は好奇心。 近頃の日本は、自殺やらなにやらで随分と物騒な世の中になっていた。それに影響されたのかは定かではない...
  • 福田元総理ですけど、連載当時は現役だったんですぅ><;
    「あッ!ちょ…!ま、じパネェっす!」 ダイゴは腰を何度もたたいて、きび団子が無いことを確かめました。 やがて、メイドが食事を運んできました。 いい臭いは、どうやら、ここからやってくるようでした。 その誰もいない席にも、しっかりと食事が置かれました。 どうにも気にかかったのは、最初からその誰もいない席に、古びた割箸が置いてあったことです。 どうして、誰もいない席に… 「さて、準備もできたことですし、話をしましょうか。」 メイドが明かりを消し、ろうそくに火をともす。ぼんやりと3人の顔と、初代モー娘。のメンバーが浮かび上がりました。ショーウィンドウが焔の光を反射し、七色に光りました。 そして、チンパンジーがぼそりと話を続けます。 「あなたたちが、追われていることは知っています。しかし、あなたたちはこれから知るべきことと、得るべきものがあるのです…」 何かを見透かすその一重瞼の内側のろうそくの灯を...
  • まとめ板までの説明
    見た感じ、使い方全くわかりそうにないので 実は簡単な、wikiの書き方教えるよー まずまとめリンクの作り方から。 最初に、まとめを作りたい場所・・・ つまり、小説をまとめたいなら まとめ板・小説、 詩をまとめたいなら まとめ板・詩 のどちらかを選択します。 今回の場合は、ルンシィは、小説しか書いてないので、小説を選択! 小説を選択すると、いくつかの作品を作った人の名前が出てくるようになっていますが 今回もそれにのっとり、作ります。 あ、ここは、作ってほしい場合、頼んでくれれば、ひとつのまとめに一人1つ分設けます。 作り方は↓ @wikiメニューという灰色のバーがログインしていなくても出ているはずです。 そこの「このページを編...
  • 阿部さんの憂鬱とDAIGOの快楽
    「♪~才ッパイが~イッパ~イィィィウィッシュ!」 ダイゴはとても上機嫌に鼻歌を口ずさみ、歩き続けました。相変わらず、誰も望んでいないニーズとフレーズを続けました。 「お!まじこれ売れるんじゃないっすか!?」 売れません!! しばらく歩いていると、なぜか目の前からソファが見えてきました。 真っ黒なソファです。 ダイゴは、ソファを背にして歩いていたはずなのに、どうして正面からソファが現れるのでしょうか? ダイゴは立ち止まって考えました。小さな脳で考えました。必死で考えました。しかし、答えなんて思い浮かびません。だって作者もバカな回答考えにくいんだもん!!! なぜか、だんだんソファが近づいてくる気がしました。 ソファもまただんだん歪んできたように見えました。 そして、とうとうソファはダイゴの目の前にやってきました。 そして、気づいたのです。 白が発する強烈な威圧感がさらに増していることに… 「ま...
  • 黒幕
    「ティーさんはあんなにすごい技も持っていたんですね!」 「あはは。お世辞はいいよ、アブソー」 「いいえ! お世辞ではないです! これは事実です!!」 など、女子組で話に花を咲かせている隣で、チェインとクルーは、自分も頑張ったのに、と心の中でぼやいていた。 テディベアも含めた5人は、マグマたちをひととおり倒した後、チェインやクルーが負った傷の手当てをし、アブソーから、ティーとマニ、クルー、チェインの順番で円になり座っていた。 [ところで、もうここに長居する理由はある?] ティーの腕に抱っこされたマニは、砂で他の四人にそう伝えた。 「ふむ、確かにマグマは全滅させましたし、もう向日葵達が困ることはないでしょう」 「なら、アルファさんも心配要らないですね」 アブソーはそう言うと、上を見上げた。 大きなシルエットが目に映った。 「ただ納得がいかないのは、そのマグマの...
  • 12
    「じゃぁ、夜影、水無月。荷物運んどけよ」 「了解」 「風貴様、お気をつけて」 「うんっ!」 落ち着きを取り戻した風貴様を連れて 上総様の墓所に行く事になった 正直、俺も行くのは初めてだ 屋敷の近くにある竹林の奥 そこに蔵伊里家代々の墓所があるらしい 馬で行くと面倒なので風貴様を抱えそのまま飛んだ 「弥助はや、い!!」 「一番安全で手っ取り早いですから」 「や、ぼく慣れてなっ!!」 最速で進み、竹が開けた場所に降り立った 風貴様を下ろし、水を飲ませる 「落ち着きました?」 「ビックリした…」 「人攫いは慣れてますから」 「…!!」 「冗談ですよ」 一瞬驚いた顔をして安心した顔をして コロコロ変わる表情に心が穏やかになって行く 風貴様が立ち上がり、静かに墓前で手を合わせた その背中を見守り、近くにあった竹に背中を預ける 『弥助…やっと笑ったな』 懐かしい声に俺は目を閉じた 振り返る事はない 振...
  • 密かに進む過程と、静かに来る結末を見てみましょう
    ――そして。 エレナが五秒かけて間を置いて、四秒かけて深呼吸をして、三秒かけて零の目を見て、二秒かけて口を開いて、一秒かけて『己自身の能力』の話の一文字目を発した――瞬間。 そんなタイミングで。 「……、……ん…………って――はあ?!」 と、いう具合にアイリスは目覚め、己のおかれた絶望的状況に気付いたのであった。 まあ、比較的遅すぎる覚醒だが。 というか、特殊な状況故、比較の対象になるものが彼女以外に居ないが。 「ど、どうなってる訳よ――これ」 これ(そしてまたは特殊な状況)、とは要するに。 アイリスが木の怪物――否、ゴーレムに身体をとらわれた状態のことを指す。つまりは、前回の、または先日の学校校内ゴーレム出現事件と同じく、アイリスはただ救助やら王子やら騎士やらを待つだけの、姫的立場にある(何故もう一度このような状況を描写説明するのかと言うと、まあ...
  • 二人の騎士vsファント
    チェインと少年がにらみあっている頃。 アブソーはリビーをしばっていた縄を解きにかかりながら、問う。 「あの、リビーさんですよね・・・・?」 「へ? あ、うん。そうだよ」 「大丈夫でしたか?」 すると、リビーはうなだれたクルーに目を向けて。 「私は平気なんですけど、アポトニティー様が・・・・」 アブソーはちょうど縄を解き終わり、リビーはクルーへと駆け寄った。 「アポトニティー様・・・・ごめんなさい――」 今、再生してあげます。 そして、リビーは己の手をバットで殴られた部分に手をかざした。 リビーが徐々に手に力をこめていくと、手が光りだした。 「リビーさん、それって・・・・」 「『再生』の力」 アブソーの言葉を断ち切り、言ったその言葉はどこか誇らしげで、 「人の傷を再生して、もとに戻す力です」 +++ チェインが剣を横向きに持ち替...
  • 文化祭・前編
    妖精界立第一高等学校。 いわゆる、エリート高校である。 ここに通う4人の妖精、すなわち、 意外と積極的なのに、照れ屋なアルター・チェイン。 冷静沈着、しかし恋愛は苦手なクルー・アポト二ティー。 元気はつらつ、明るさ爆発なハートピア・ティー。 クールで何かと友達思いなベル・レンシー。 の、仲良し4人組は現在。 『喫茶店 紅葉』と書かれた看板が入り口に置かれている、1年A組の教室で、ところせましと駆け巡っていた。 +++ 「ちょっと! ダージリンがなくなってるけど!」 「ティー、少し待っていてくださいよ。今淹れている最中です・・・」 「クルー! そんなこだわるな! 客のまわりが悪くなるだろ!」 「しかし、皆さんに喜んでいただけるためにも、美味しく淹れなくては・・・」 「チェイン、そんな怒鳴んないで。僕が淹れといたから」 「あぁ、レンシーあり...
  • 相容れることのできない愛なら私は逝く(はむ)
    doc_1456743_1251077230207.jpg 揺れる水面に浮かんでいた君の寝顔 手を伸ばせばその顔に触れられるの? けれど水の錯覚に騙されて届かないの 深く深く底に堕ちてしまった愛する君よ もう一度私の名前を呼んでください 呼んで叫んで私をぎゅうと抱きしめて 映し出される地上の雫零す貴女 僕は穢れていてその肌を汚したくないんだ だけど貴女が手を差し出すから胸を打たれる 遠い遠い天上の上の恋しい貴女へ 届くことのない声を振り絞って呼んでいいですか? 呼んで叫んで引き込んでもいいですか? 堕ちるなら共に堕ちましょう果てしなく 深い深い其処で時を共に歩みましょう
  • 第二章 粗筋
    三人は無事に時空へと移動することができました。 しかし、移動した場所がよりによって空でした。 三人はまっさかさまに、下にあった湖に落ちました アブソーとチェインが水面に上がったとき、クルーは溺れていました。 八妖精は『武器』というものを持っています。(普段は背中についた羽になっている) 己の身を守るためです。 彼らは湖から上がった後、森に着きました。 そこで彼らは獣に襲われます。 チェインとクルーは『武器』――即ち、剣を持って、獣を倒しました。 二人はアブソーがその光景に耐えられるか心配でしたが、少女は普段通りのふるまいをしました。 獣のためにお墓をつくった後、クルーは樹の陰に古びた看板を見つけます。 そこには、この森は安全だということが書いてありました。 さきほどの獣は、一時的に興奮状態だっただけのようでした。 三人はその看板を信じて、妖精...
  • 二人の騎士・後編
    「それってさ、恋なんじゃねぇの?」 と。 チェインは、自信と確信を持って断言した。 「・・・・・・へ?」 クルーは、間のぬけた返事しかできなかった。 こんなやりとりのそもそもの原因は、少し時を遡ったところに在る。 +++ ハートピア家に快く出迎えられたチェインとクルーは、あの事件と身の上話を説明し、事が落ち着くまで居候させてもらうことになった。 そして、今。 二人はある一室で談話している。 元々その部屋は、ティーの父の書斎になる予定だったのだが、なかなか書斎をつくる作業をしなかったために、長い間客人を泊めるゲストルームとして利用されてきたのだ。 そのため、室内は二人が来ることを予想していたかのように、清潔で高級感あふれる造りになっていた。 そんな部屋の中をもの珍しそうに見ているクルーに、チェインは声を掛けた。 「な...
  • 友達の話を聞く姿勢を改めましょう
    ――ウォールワット。 観光地としても有名な、緑と金装飾の街。 と言っても(金装飾は民家に施されているにしても)、何もそこらじゅうに草やら木やらが生えまくっているわけではない。 緑、即ちウォールワット自慢の大森林は――奥にひっそりと存在するのだ。 「よーし。重い荷物もホテルに置いてきたことだし、早速買い物を始めるわよ!」 「アイリスさんアイリスさん、私は金のブローチを買いたいのです」 「分かってるわよエレナ。ならまずは――歩かないと」 「歩いて探してお店に入って、商品を見極めて見定めて、そして最後は買うのですね!」 「ふふん、油断したわね。楽しむ、が抜けてるわよ」 「あ、本当です……」 と、俯くエレナの肩にアイリスは手を置いて、 「落ち込むな、少女。買い物はまだ、始まったばかりであるぞ」 貫禄ある偉人の如く、アイリスは言ったのだった。 ...
  • 三章
     権一君、君は実に面白い。  よく私の策略に気付いた物だ。  しかし一つ教えるとすれば、別に殺そうとしていた訳ではなかったのだよ。銃にも弾丸も入っていない。撃たれた奴も弾痕もあらかじめ用意していたのだよ。本当は殺そうとしているという風に思わせる為だ。しかし君のあの行動のお陰で、より効果的だっただろう。予定ではもともと爆発で引きつけたの理由は、二人の位置を固定し狙いやすくし、その隣に撃たれたと見せかける要員を配置する為だ。位置についてはそのままの意味で本当に狙われてると思わせる為で、要員は普通に歩いている状態で、隣に付きっきりでは明らかには可笑しいからだ。爆発での野次馬に交じれば全く違和感もない。  そして弾丸が外れたと思わす予定だったので、これには多少の違和感もあったが、権一君が輪廻を助けるという咄嗟の行為によって勘違いしてくれている。私は実に幸運だ。  それに君達二人にはまだ死ん...
  • 9話 酒とは凶器である
    「目潰し!」 「ぐばっ!」  俺はそのまま倒れる。 「お前はすでに―――」 「死なねえよ」  ボカッ  俺は鵺の頭を叩く。 「何すんのよ」 「こっちのセリフだ」  最近俺の部屋で大人しく漫画を読んでいると思ったら、この有様である。 「まあまあ、ミミズさん落ちついて」  久々に休みを貰った詐欺師に宥められる。 「今日は詐欺師に免じて許してやろう」  そりゃ俺もこのまま引き下がる気が無かったが、これが目の前にあるとそうもいかない。詐欺師がお土産として持ってきた、 「いいのかドンペリなんて?」  そう、通称ドンペリで親しまれている、正式名称ドン・ペリニヨン。シャンパンの中でも高級とされ、一本でも俺じゃ正直買えないようなものだ。縁なんてないと思っていたが、ついに飲める日が来るとは……。 「全然構いませんよ。むしろ一人で五本も飲めませんから」  例の社長令嬢に気に入られ、最近では時々プレゼントも貰っ...
  • お父さんが見事に空気
    「『あいつ』って誰のことっすか!?」 ダイゴは犬になおもぶら下がるが、犬は残念ながら、それどころではありませんでした。 だが、福田が突如として口を開きました。 「『あいつ』というのは、彼の妻の可南子さんのことですよ。フフ…その加南子さんが我々のもとに向かっているのですよ。それを彼は『気』で察したのでしょうね…アナタが、眠っている間に事は動き出していたのですよ。」 福田は淡々と言いました。犬は、少し怖気づいた顔をしました。 「オ父サンは、僕ニモソンナコト一言モ言ッテマセンデシタ!」 黒人が突然躊躇しました。 「それはそうでしょう…彼は何一つそれを語る気がありませんでしたからね…全く、私たちも危険にさらすつもりだったのでしょうか…」 憤慨している発言をしながらも福田は死んだ眼をしていました。その眼が犬に突き刺さりました。 「脅したんすか!!?」 ダイゴは、憤りを感じました。しかし、どうやって、...
  • 物語とは文字の積み重なりにより成るもの。
    物語とは文字の積み重なりにより成るもの。 文字を知るという事は、最高の物語への道標。 という訳で、普段使う文字について学習していこーぜぃw 常用漢字、難読漢字、文法の用例等を待っているぜぃw ご自由にお使いください。 (編集の際は他の人の作った編集部分を参考にしてください) 錦【にしき】 金銀糸を使った織物。美しく立派なものという意味もある。 毳毳しい【けばけばしい】 前スレでやまちーが出した問題。今年度の高校生クイズの問題だな。 毳は毛羽と同義。 欄【テスリ】 階段などの近くにあるあの横長い棒(わかんねーよ) まともに言えば橋・階段などの縁に、人が落ちるのを防ぎ、また装飾ともするために柵状に作り付けたもの。てすり、だ。 若人~老人まで使われる。 これは漢検問題にも出たよーな出...
  • 五章
     準備は整った。  よく二人とも、いや、皆さん踊っていただいた。  そろそろ私が出演する時間ですね。  主演は私、残りの皆さんは共演者、最後まで騙されるのはエキストラ。  それとも誰かが私の主役を奪う事など出来るでしょうか?  指示したとおりテロを行った事をテレビでも確認する。 「それでは君も行きましょうか」 「そうだな、御互いの勝利を祈って」  目の前の男、いや、獅戸 兇鑢と最後の杯を交わす。  獅戸は自分に都合が良ければ敵味方気にしない取引をして頂ける、最高の相手だ。それに彼は手筈を整えるのを早いのが時間を余りかけずに進めてくれた。 「それにしてもお前が黒幕だとあいつらはすでに分かっているんじゃないのか?」 「ええ、恐らくそうでしょうね」 「それだとサプライズにもならないな」 「そうですね、ですが輪廻は昔から少し鈍いところもありましたし」 「ああ、あいつは気づいて無さそうだな」 「一...
  • 二人の騎士・前編
    正式名称、エミールハミング自然公園の無差別殺傷事件。 そして、その惨劇は世間ではこう呼ばれた――赤い公園での殺戮事件。 『殺傷』などと言う言葉では、あの惨酷さやあの残刻さやあの残酷さやあの惨さやあの酷さやあの恐さやあの怖さやあの震えやあの惨殺やあの斬殺やあの惨事を表せない――故に『殺戮』。 そして。 全ての言葉の中であの絶望を表せるものは唯一無二であれ一つ――故に『赤』。 素晴らしき手際にして恐ろしい殺意を持って、『赤い絶望』は義務を果たした。 見事に、実に見事に果たしたのだ。 死亡者は106人。 生存者は数名。 さらに、その僅かな生存者の全てが、子供だった。 親を亡くして、無力に成った子供。 彼の恐怖から、生きる気力を失った子供。 どこかの薄暗い路地裏で、そのほとんどが、罪の無い命を落とした。 そう、なのだ。 最後...
  • 16
    刀がぶつかり合う度 小さな火花が散る 刀がぶつかり合う度 響く金属音 ----- 「っ…はぁ…はぁ…」 「あらっ…夜叉椿なんて割にはまだまだね…」 「黙れクソ狼…!」 「口が悪い子…嫌いじゃないわよっ!!」 なかなか間合いが取れず 頬を掠める刀 腕や足には多数の切り傷 出血は少ないが数が多い 厄介すぎじゃね?コイツ… 「ふふっ…ねぇ弥助。こんなもんじゃないわよね?」 「っ…人の名前気安く呼ぶなボケェ!!」 首を狙って来た刀を止め 膝で顎に打撃を与えた フツーの人間なら脳が揺れて気を失う…はず 「っ…やるわねぇ…まだクラクラするわ…この痛み…癖になりそう…!!」 あー!!もう! どんだけタフなんだよこの変態っ!! 「ならもう一丁!!」 今度は自分の忍刀を抜き 突っ込んできた鬼平の刀をかわし 懐から思いっきり肩を貫いてやった その瞬間、俺の腹に灼けるような痛みが襲った 「っ…!!っのやろう…」...
  • 6話 突拍子のない最終回だけど卒業という名のクビは一人だけ
     朝食は白米に限るわね。  パンは邪道だと思ってるけど、たまに買ってしまう。  っと、あれ? 机の上にこんな紙あったかな?  えーと何々? 『今日はミミズさんお出かけなんで、今日は鵺さん視点で話を書きます。ちなみにいつも通り休日です。平日だと学校ネタになってしまって、いちいちクラスメイトの名前考えるの面倒ですからね。後どうでも良いんですが、話が盛り上がらなければ鵺さん引っ越しです。まあ頑張ってね。by作者』  えーと、何だって? 『今日はミミズさんお出かけなんで、今日は鵺さん視点で話を書きます。ちなみにいつも通り休日です。平日だと学校ネタになってしまって、いちいちクラスメイトの名前考えるの面倒ですからね。後どうでも良いんですが、話が盛り上がらなければ鵺さん引っ越しです。まあ頑張ってね。by作者』  えーと、もしかして今も話に乗せられてたりするわけ……。  ぎゃー!髪もぼさぼさだし!パジャマ...
  • 無人島
    雑談では「推理物」とか言ってたけど、「冒険もの」だよ!! 一人の人が続けて書くようなことは、極力控えましょう。 二人の人が交互に書くことも控えましょう。 世界観と主人公だけ先に決めておきます。その他の設定、登場人物については、自分で作るようにしましょう。 【ストーリー背景】 寄り付く島のない孤島。 浜辺には、墜落したセスナと、後ろを向けばいかにも怪しいジャングルと雲に差し掛かる山々が見える。川もない! 男はアフリカの人事開拓支援を指揮をするためにやってきたにも関わらず、その途中、乗っていたセスナが墜落。 パイロットと、他の3人の乗客が見当たらなかった。 これからどうやって生きる……そして、4人をどうやって探す……ジャングルには何かがある…… 実直ニホンジンの無人島攻略がいま、始まる! 【主人公】 伊藤 忠敬(イトウ・タダタカ) 26歳 ...
  • 妖精界立第一高等学校
    「……最悪だ」 暖かい日差しが適度に差し込み、それと相.殺,するように、少し開いた窓から入る風の冷たさがそれこそ気持ちの良い朝と言えるほどの素晴らしき環境をつくっている。 にも関わらず。 金髪と黒髪が混じるという、奇妙な髪の毛を持つ少年はもう一度。 「……最悪だ」 と、言う。 「入学式の日だっていうのに、こんなベタ過ぎる始まり方……」 まるで漫画の中の世界じゃないか。 少年は心の中でぼやくと、先ほどまで凝視していた手に持った目覚まし時計をベットの隣に在る棚に置き、右回れをする。 そこにはしわ一つ無い、白のラインが入った紺色のブレザーとネクタイ、そして灰色のズボン。 紛れもなくそれは、妖精界立第一高等学校の制服であった。 と、まあ。 そんな風に、制服の描写を暢気にしている時間は、一秒も彼には許されていないのだが。 「――ふっ」 ...
  • 妖精界立高等学校
    「……最悪だ」 暖かい日差しが適度に差し込み、それと相.殺,するように、少し開いた窓から入る風の冷たさがそれこそ気持ちの良い朝と言えるほどの素晴らしき環境をつくっている。 にも関わらず。 金髪と黒髪が混じるという、奇妙な髪の毛を持つ少年はもう一度。 「……最悪だ」 と、言う。 「入学式の日だっていうのに、こんなベタ過ぎる始まり方……」 まるで漫画の中の世界じゃないか。 少年は心の中でぼやくと、先ほどまで凝視していた手に持った目覚まし時計をベットの隣に在る棚に置き、右回れをする。 そこにはしわ一つ無い、白のラインが入った紺色のブレザーとネクタイ、そして灰色のズボン。 紛れもなくそれは、妖精界立第一高等学校の制服であった。 と、まあ。 そんな風に、制服の描写を暢気にしている時間は、一秒も彼には許されていないのだが。 「――ふっ」 ...
  • ~始まりのoverture~
    JIHAD ~始まりのoverture~ 「はぁ・・・・・はぁー・・・・・・」 疲れた足を引きずって、緋色の髪をした少年はため息を吐いた。 重たい頭を上げて、空を見上げる。 ぎっしりと生い茂った木々の枝が空を殆ど遮って空は見えない。 まだ昼間にもかかわらず、ラグジュリエントの森は夜のように暗かった。 「つ、疲れた・・・・・」 暗い森の中で、少年は側の大木に寄りかかった。 重くなりかけた目蓋の裏に、今日の出来事が甦る。 早朝の教室―――― 『・・・返して、よ』 伸ばした手は空を掴んだ。 『やーだよ。返して欲しかったら、俺から奪ってみろってーの』 少年より30cm以上も背の高い子供が、茶色い筆箱を持っていた。 『ファレンってチビだよなー。ビビッてばっかで女みてー』 緋色の髪の少年の名はファレン。 幼い頃に...
  • 8話
     例えば友人。  私には俗に言う親友という者はいない。  友人はいるにがいるが、それはネットで知り合った顔も本当の名前も知らない、遠い場所にいる誰かも分からない友人で、これを友人と呼んでいいものかどうかも甲乙つけがたいが、これを友人ということを否定してしまうと友人と呼べるものは一切誰にも該当しなくなってしまう。これを思うと結構寂しいと今更ながら思う。  流石にネットで知り合って、名前も顔も知らなくても、親しいなら友人では呼べなくもないだろう。  ネットで友人になるかも知れない人とはコミュニティーサイトで知り合う事が多い。コミュニティサイトは主に情報を交換したりする場所で、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、匿名掲示板やブログ、登録制でオンラインゲームコミュニティサイトと呼ばれるような場所など、色々あり規模も大きいものから小さいものまである。  中でもソーシャル・ネットワーキング・サービ...
  • 三章.
     明くる日。 「風邪?」 「だから今日休みからよろしくね」 「分かりました」  いつもの様に柚姫を呼びに行くと珍しく風邪を引いたようだ。馬鹿はなんとやらと言うのは迷信の様だ。  と言う訳で今日は私一人だけで登校して学校に来ていた。 「風邪ですか、大丈夫なんですか?」 「馬鹿はなんとやらっていうのにね」 「鵺さんも人の事言えないでしょう?」 「うっ」  心配していた茜に対して、馬鹿が馬鹿といっていた鵺さんに釘を刺しておく。 「それほど酷くはないそうだからそこまで心配する事もないですよ」 「そうですか、大事じゃなくてよかったです」  茜は安心して大きく息を吐く。 「でも柚姫の事だから明日明後日も休むかもね」 「それを聞くと本当に安心していいのか気になってしまうのですが……」 「大丈夫よ、少し長引く程度だから。柚姫なにかと治癒能力人並よりも少し低いから」 「それ本当に大丈夫ですか……」  とり...
  • 文化祭・後編
    クルーがティーとデートもどきをしている頃。 レンシー一行は射的やヨーヨー釣りが並ぶ縁日コーナーに来ていた。 タイニーのために食べ物を買うためである。 そして、タイニーが右手に綿菓子、左手にリンゴ飴を持って、 屋台が所狭しと並ぶ道を意気揚々と歩いているときに――ある角でタイニーが突然歩みを止めた。 「あ・・・」 「ん? どうしたタイニー?」 「あの金魚がなにか訴えてるんだ」 少女が目を向けた先にいたのは、青い水槽の中で泳ぐ赤色の魚の群れだった。 「へぇ、興味深いな。あの金魚たちはなんて言ってる?」 レンシーの問いにタイニーはしばし考える動作をした後、 「元の場所に戻して、って言ってる。」 少しだけ、悲しそうに答えた。 「ほら、これしか捕れなかったけど・・・」 「いや、十分さ、チェイン」 チェインがタイニーに渡したのは、 二匹の金魚が入っている水入り...
  • フレアの異的空間
    そして あれは結局夢だったのか。 もしくは現実か。 今となっては分からないけど、しかし―― +++ 彼女は収穫祭の宴会のために、とびっきりの料理を作っていたはずだった。 鍋から出る煙に思わず目を瞑り――まぶたを開いたその瞬間までは。 「……あ、れ?」 わたし、どうしたのかしら。 一瞬だけ意識が飛んだ気がしたような気がするけど……此処は? 彼女は両手で自分自身を触り、一応己が無傷だということを確認し辺りを見渡す――が、一面が黒。または、闇。 何も見えない。 何も聞えない。 何も感じない。 まるで夢の中にいるような浮遊感。 しかし同時に、現実にいるような己の確固たる存在感を感じる此処とは? ――否。 何でしょうか、この、空間は。 「――っ、はあ?!」 と、背後で低いテノール――...
  • 8話 最近オチが全く考えつかないからオチなしでいいや
    「炬燵の時期ですね」 「もろ夏ですが?相変わらずどこから引っ張り出してきたんですか?それに当たり前のように鍋もあるんですが?」 「我慢大会ですよ」 「そうですか、別に構いませんが、そう言えば鵺さん夏休みですね」 「そうですね」 「ということは通知表を返してもらってるわけですね」 「そうですね」 「それに課題も出てますよね」 「そうですね」 「余裕ですね」 「諦めてますから」  そこまで会話したところで炬燵の電源を切り、冷房を付ける。鍋の熱気が思ったより凄まじい。 「はい、そこ座って、通知表を見せて御覧なさい」 「お断りします」 「というと思ってすでに部屋から拝借しています」 「汚いな、ミミズ流石汚い」 「しかしまだ私はまだ中は見ていません」 「今取り返したらいいという事ですね」 「そうですね、でもこんな事してる間に見てしまいました」 「そうですか、何とでも言ってください」 「英語が10です...
  • 1話 隣の家の電波さん
     俺は鷹野ミミズク28歳、独身。  この「鷹野荘04」という(ボロ)アパート(築30年以上)の管理人兼大家を務めている、しがないお兄さんだ。おっさんって思った奴はちょっと来い。  俺はよくミミズというあだ名呼ばれる。そして鷹野という苗字のおかげで、食物連鎖とも陰で呼ばれている事も知っている。どこのどいつだ、こんな名前考えたのは。  そのそもこのアパートは親が管理していたのだが、あまりに俺の収入のあてのなさに押しつけられた。まあ厄介払いされたような気もするが、おかげである程度の収入も入ってはいるが、殆んどの部屋が空いている為に、贅沢という行為も出来ずに日々慎ましく生きている。俺は煙草は吸わないが、発泡酒なるビールに似た酒は飲むので多少きつかったりする。  ちなみに「鷹野荘04」の「04」以外に「01」から「07」まであるが、譲ってもらった当時一番入居が少なかったのはここだった。もちろん今もだ...
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