書きフライ☆wiki支部内検索 / 「9」で検索した結果

検索 :
  • 9
    翌日、上総様の 葬儀が行われた 一日中…雨が降り続く、静かな日だった ---------- 葬儀は厳かな雰囲気の中、静かに 時を流しながら、行われた 親也を始め、大老衆や部下達が出席し 城は悲しげな声で溢れていた その最中、親也は辺りを見回し いるはずの姿を探した 「…夜影、水無月…」 「「お呼びで、親也様」」 「…弥助はどこにいる」 その言葉に夜影と水無月は顔を見合わせ 言いづらそうに言葉を紡いだ 「長でしたら…」 「おそらく…天守の屋根の上に…」 「…そうか」 その言葉を聞き、親也は雨の降りしきる庭を 静かに見つめた ----------- いつから…俺はここにいるのだろう… 雨も…だいぶ降っている… 「上総様…」 目を閉じれば、上総様が俺を 呼ぶ声と、 城中を駆け回る足音が… 聞こえてくるようで、ただ雨に身を委ねた 上総様が息を引き取った後 傷を負った軍医が来た 何もかもが遅くて… ...
  • 9話
     真夜中を少し過ぎた頃、星光(シングァン)皇子は、近衛兵姿の紅兎 (ホントゥ)を連れある場所へ向かっていた。美しい月の光は二人に優しく降 り注ぎ、その姿を淡く浮かび上がらせている。  少し歩くと、今回の目的地に到達した。王宮の東側、やや大型の石造りの建 物は闇夜に不気味にそびえ立っている。星光は、ここに来る度思う。 全くぴったりの外観だ、と。  正規の入り口は使わず、裏口に回る。今回の事は、この部署の中でも一握り の者しか知らない極秘事項なのだ。眠そうに欠伸をしていた二人の見張りは、 星光の姿を認めると、さっと姿勢を正し、わけ知り顔で扉を開けた。念のため 自分の息のかかった部下を配置しておいたのだ。  星光は中に入ると、長い廊下を渡り、階段をいくつか上がると、ある扉の前 で止まった。取っ手に手をかけ、ゆ...
  • *9
    書:小久夜 「え?ダル・・・じゃなかった、ダル先輩て寮長だったの?」 その日の夕食の時間、食堂には同じ机を囲むデニス、久遠、めいの3人の姿が あった。めいはダルについての新情報で驚きに目を見開いた。  「今まで気付かなかったなんて・・・・我ながら信じられない」デニスがぼやくと 久遠がサバ味噌をつつきながら言った。「でもさ、ダル先輩て寮長の仕事 してなくない?下級生の寝坊叩き起こすのも寮長の仕事なんでしょ?ダル先輩が 仕事してればデニスの遅刻減るんじゃ・・・モガッ!」  久遠のあまりの言い草に、めいがサバ味噌を半分箸で掴んで久遠の口に 突っ込んだ。 「何すんの!」久遠が抗議する声に、めいは自分の背後を無言で 指さした。 デニス、久遠は、真後ろの机でダル、ショウ、サクの3人が夕食を 食べているのに 気付き、さっと青ざめた。ダルとショウは戦術につ...
  • -9-
    吉祥の屋敷に厄介になり始めて数ヶ月 宮中じゃ出来なかった事が存分に出来て俺は一人満足していた 「あ、御前!お出かけですか!」 「ん、まぁ、散歩に行ってくる」 「お気をつけて!」 ふらりと屋敷を出て、向かった先は鍛冶屋 ボロボロになった愛刀を鍛え直して貰おうと向かった 「あー…旦那、これじゃぁ新しいのを買った方がいい」 「鍛え直せないのか?」 「こりゃそうとうの業物だ。一端の職人が容易く鍛え直せるもんじゃないね」 「そうか…」 職人に見せてこの一言なれば仕方ないが… そう云って店を見回すと一本の刀が目に入った 「店主、あれは?」 「…清満三代の作った妖刀、『紅蓮』だ」 「なるほどな…」 店の奥で禍々しく黒光りする ソイツは『椿姫』と称されるに相応しい気高さを宿していた 「なぁ店主、アレ貰うわ」 「だ、旦那アレは妖刀ですぜ…!!」 「構わねぇさ、いくらだ?」 近づく程に警戒するように禍々しさを...
  • 9話 酒とは凶器である
    「目潰し!」 「ぐばっ!」  俺はそのまま倒れる。 「お前はすでに―――」 「死なねえよ」  ボカッ  俺は鵺の頭を叩く。 「何すんのよ」 「こっちのセリフだ」  最近俺の部屋で大人しく漫画を読んでいると思ったら、この有様である。 「まあまあ、ミミズさん落ちついて」  久々に休みを貰った詐欺師に宥められる。 「今日は詐欺師に免じて許してやろう」  そりゃ俺もこのまま引き下がる気が無かったが、これが目の前にあるとそうもいかない。詐欺師がお土産として持ってきた、 「いいのかドンペリなんて?」  そう、通称ドンペリで親しまれている、正式名称ドン・ペリニヨン。シャンパンの中でも高級とされ、一本でも俺じゃ正直買えないようなものだ。縁なんてないと思っていたが、ついに飲める日が来るとは……。 「全然構いませんよ。むしろ一人で五本も飲めませんから」  例の社長令嬢に気に入られ、最近では時々プレゼントも貰っ...
  • 詩の作品流星群
    2008/8~ 2008/9~
  • バックナンバー
    *1 *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9 *10 *11 *12 *13 *14 *15 *16 *17 *18 *19 *20
  • 夜叉椿
    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 終焉 番外(桜の中のその中で) 番外
  • Escutcheon~命にかえても~
    ... 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話 最近気分転換したくなったら小説書いてるな・・・
  • 限界☆移送☆小説
    .../8~ 2008/9~ 2008/10~ 2008/11~ 2008/12~ 2009/1~ 2009/2~ 2009/3~ 2009/4~ 2009/5~ 2009/6~
  • 鷹の速き刀
    ...7- -8- -9- -10- -11- -12- -13- -14- -15- -16- -17- -18- -19- -20-
  • さりげない隠れ小説(笑)桜凪刹那の作品
    ...女」をうp 3月19日 長編 「回りだした黒歯車」の「1 出会い」をうp 4月12日 短編 「タイトル考えるのメンドi(殴」をうp 5月3日 短編「とんとん」をうp 5日9日 短編「とんとん」はなんかの漫画と似ていたらしいので、削除。 長編 回りだした黒歯車 +最終更新3月19日+ 不満や不服を述べる普通でどこにでもいる一般人が、とある不思議な「少女」に出会ってからこの「物語」は始まる―― 0 前兆 1 出会い 短編 +最終更新5月3日+ セミと少女 タイトル考えるのメンドi(殴 とんとん ん、感想?あるなら書いてくれよ。本体が喜ぶぜ? 名前 ...
  • 異常的収集癖√ひぐにゃんの作品
    ...らオチなしでいいや 9話 酒とは凶器である 10話 忘れたころにやってくる 短編 ストロベリー・ナタデココ Re;Read;Reset Trip;Trap;Drug
  • 【合作】海地戦記
    ...ち取りはしたものの、9割近い兵を損失。 一時帝国軍は弱体化する。 しかし数年たち、国力の回復によって軍事力を取り戻した『アースエンペラー』は、以前よりもその独裁ぶりに拍車がかかる。 これにより帝国民は日々疲弊し、誰が見てもその行いは目に余るものになってきた。 この国家に反発するように、かつての『フォートレス・ポセイドン』総指揮官の息子、ケビン・クレインによって、レジスタンス『叛旗の槍』が結成される。 さらに、嘗ての海上要塞の生き残りが加わり、『叛旗の槍』は急成長を遂げる。 彼らは海底に潜り、廃材や旧鉱山跡より物資を得て、力を蓄えた。 そして、その時がきた。 2247年。 レジスタンス『叛旗の槍』が、帝国『アースエンペラー』に宣戦布告をしたのである。 ここに、地球開闢以来最大の世界大戦『海地大戦』が勃発。 蒼の地球が今、紅く染まろうとしていた。 ...
  • 8話
    ... NEXT 9
  • 第二回(3/1まで)
    ...節リレー はむはむ1965 今年と言うよりは四季だけど(蹴)バトンタッチっていう発想はなかったよ!   透明なナレノ果て 爻沙紗爻 テンポよく読めた。無垢な想いこそ悲しいもんなのよ……   ごめんね yuri3333 傷付けられても男性のことを心配する女性は幸せ者。   ごめんなさい 【saenimo】 昔書いたやつらしいけどすごい。「あなた」より自分を取った後悔が滲み出てる……   失恋 yuri3333 大人な考えが出来る主人公が羨ましい! 過去振り返ると、恋してる時の方が輝いてるもんねー   いつかまた 爻沙紗爻 何の影響をも受けぬ、愛と言う名の自由に思い当たる……うーん、ちょっと難しいかも(ぇ   消えます 【saenimo】 期待を裏切られ、一人寂しく消えていく姿。悲しくて儚いね……   恋 【saenimo】 昔の俺の心境に似てる……声すら聞けず離れていくんだなー。最後の...
  • 阿部さんの憂鬱とDAIGOの快楽
    ...6th の間の更新が9日も遅れてた)もこの状態だったの?ボクぅ…?」 阿倍さんは鈍い光を放つサーベルを小指で止めていました。 可南子は逆鱗していました。眼光は残虐で冷え切っていました。 「その名は…やめなさい…」 可南子は刃を理性が許す限り打ち放ちました。しかし、阿倍さんは小指ではじき返しました。 「もう止めましょうよぉ…?」 阿倍さんの脳みそにはアドレナリンがダクダク流れていました。 可南子は自らの本名を言われるのが嫌いでした。そして、それを見透かしたように見る阿倍の不快な笑み… 「本名なんて、気にすることじゃないですよぉ…第一、僕の本当の名前もわからないんでしょ?いいこと教えておいてあげるよ…僕の存在に名前なんて必要ないんだ…元からね…」 阿倍さんは自分の小指からわずかに零れ落ちる血液に気づき、悪魔のように舌鼓を打ちました。 「さぁ?小沢さんのとこに行きましょ?」 ダイゴは退きま...
  • @wiki全体から「9」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

記事メニュー
目安箱バナー