《逆流の波動》

カウンター罠
自分フィールド上のカードが相手フィールド上のカードより2枚以上少ない場合、
このカードは手札から発動できる。相手がモンスターで攻撃をした時、
その攻撃を無効にし、フィールド上のモンスターを全て持ち主の手札に戻す。
そのターンのエンドフェイズまで、全てのプレイヤーはモンスターを
召喚・反転召喚・特殊召喚・セットする事が出来ない。

手札から発動できる数少ない攻撃宣言罠。1ターンキルの防止にどうぞ。

バウンスではあるものの、効果は強力。上級モンスターにとっては結構痛い。
OCGの《強制脱出装置》と同じく、融合、儀式モンスターにとっては
破壊よりも厄介なバウンスである。破壊耐性も無視できる。
破壊しないとはいえ全体除去であり汎用性が高いため、制限カードに指定されている。

しかし、相手のカードを破壊するわけではないため、基本的にアドバンテージは損である。
攻撃宣言罠なら《邪神の大災害》《聖なるバリア-ミラーフォース-》
の方が便利と思う場面も多いだろう。

このカードの真髄は条件を満たすならば手札から不意打ちで発動できるという点にある。
1ターンキルを狙って《封魔の矢》《ハリケーン》《大嵐》などで
伏せを除去してケリをつけるデッキに対して最後の不確定要素がこのカードや《クリボー》である。

バウンス耐性を持つカードもそれなりに多いため、過信はできない。このカードを発動するために
自分の場を開けておくという戦術はやめておいた方がいい。ハンデスにも弱い。

召喚時に効果を発動できる《グラナドラ》《偉大なる結界術士》らと相性がいい。
このカードを採用する場合、デッキに重いモンスターはあまり入れない方がいいだろう。




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最終更新:2008年10月25日 07:58