ドラグノフ狙撃銃はソビエト連邦によって制作されたセミオートライフルである
西側のセミオート狙撃銃と比較して細身で、軽量化や運搬性向上のため銃床は大きく肉抜きされている。 長期的な酷使を前提として
AK-47を参考に作られたため、部品数は少なく、頑丈で信頼性が高い。しかし、AK-47とはガスチューブの形状などが異なり、部品に互換性はない。弾丸は、モシン・ナガンM1891/30やカラシニコフ汎用機関銃と共通の7.62mm×54R(Rは「Rimmed(リムド)」もしくはRussian(ロシアン/ラシアン)」の略)を使用する
高い耐久性とそのセミオートによる射撃は敵にとって脅威的なものとなる。
ロシア軍においては
AK-74数挺とこのSVDがセットで配備されている。AK-74はタフだが射程距離が短いためこのような狙撃銃が必要なのである
この銃もAK系列同様多数のコピー、類似品、派生品が製造されている
口径 7.62mm
銃身長 620mm
ライフリング 4条右回り
使用弾薬 7.62mm×54R(ラシアン)
装弾数 10発(箱型弾倉)
作動方式 ガス圧利用方式
全長 1225mm
重量 4310g
銃口初速 830m/秒
最終更新:2010年02月26日 22:14