以下 「西澤保彦」(2008年4月20日 (日) 12:10 最終更新分) フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)より引用
1960年高知県生まれ。高知県立安芸高等学校を卒業後、米国の私立エカード大学で創作法を専攻。 帰国後は、高知大学の助手や女子校の講師などをつとめるかたわら推理小説を執筆。江戸川乱歩賞や小説現代新人賞などに投稿を続けるも、受賞にはいたらず。
1990年、第1回鮎川哲也賞に応募した『聯殺』(れんさつ)が最終候補に残る(ちなみにこのときの受賞作が、芦辺拓の『殺人喜劇の13人』で、佳作入賞が二階堂黎人の『吸血の家』である)。受賞はしなかったが、招待された受賞パーティーの席で島田荘司と出会い、「いいものがあったら見てあげます」と言われる。 その後、仕事を辞めて執筆活動に入り、『解体諸因』を島田に送ったところ、それが講談社に渡り、1995年デビュー。
(中略)
シリーズとして、酒を飲むほど推理が冴え渡ってくるという匠千暁(タック)、辺見祐輔(ボアン先輩)、高瀬千帆(タカチ)、羽迫由起子(ウサコ)の地方大学生4人組(卒業後のエピソードも適宜混在する)を主人公とする<タック&タカチ>シリーズや、「超能力者問題秘密対策委員会」(通称「チョーモンイン」)の捜査員である神麻嗣子(かんおみ つぎこ)(一見中学生風美少女だが年齢不詳)が女性警部の能解匡緒(のけ まさお)、男性ミステリー作家の保科匡緒(ほしな まさお)らとともに超能力を用いておこなわれた犯罪の捜査に挑む<チョーモンイン>シリーズなどがある。
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