柄刀一. (2008, 8月 24). Wikipedia, . Retrieved 11:08, 8月 30, 2008
柄刀 一(つかとう はじめ、1959年 - )は日本の推理作家。北海道、夕張市に生まれ、現在は札幌に在住。札幌デザイナー学院卒業。日本推理作家協会・本格ミステリ作家クラブ現会員。
フリーターとして多くの職業を経験した後、1994年に、公募アンソロジー「本格推理3」に短編『密室の矢』が採用され、その後、1994年に『死者の立つ淵』で日本推理サスペンス大賞候補作となる。そして、1996年から、2年連続で鮎川哲也賞最終候補作に残り、当時同賞の選考委員をしていた有栖川有栖らの推薦を受けて、『3000年の密室』で本格的にデビューする。
新本格派ミステリー作家の一人に数えられている。『OZの迷宮』で、日本推理作家協会賞候補作に選ばれる。作品に登場する主な探偵に博物学者、宇佐見護や、"天才"天地龍之介、南美希風などがある。