p値だけでは寂しすぎるから

『伝えるための心理統計-効果量・信頼区間・検定力-』という本が刊行されました。


タイトルを見ればわかりますが,心理統計の中でも,効果量や信頼区間,検定力分析を中心に扱った本です。
現在の心理学及び行動科学の分野では,統計改革が進み,単純に検定結果を述べるだけでは,もっといえばp値を書いておくだけではすまなくなってきています。
このような状況に対応するためには,効果量や信頼区間に関する知識を身に着けておきたいところです。
また,本書の6章ではprepとその後の展開についても比較的詳しく述べられています。
効果量や信頼区間もそうですが,日本語でprepを大きく扱った本はめずらしいのではないでしょうか。
付録として,Rで上記の分析を行うためのソースコードもついています。


最終更新:2012年01月28日 (土) 00時16分47秒

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最終更新:2012年01月28日 00:16