ここまでわかった!記憶の7つのひみつ

記憶の心理学的研究の成果をまとめた『記憶の原理』が刊行されました。


記憶研究はあまりにも膨大になりすぎて,何がポイントなのか簡単にはつかめない状況です。
そんな中,記憶に関係する様々な現象や知見を通じて一般的に働く原理・原則を見出す試みを続けているのが原著者のSurprenanとNeathです。
本書はそうした試みの中で見いだされた7つの原理を提示し,様々な記憶現象との関連を論じています。
記憶のしくみがどうなっているのか,けっきょくどこまでわかっているのか,最新の知見に基づく成果を知りたい方にお勧めできそうです。

原書は以下の通りです。

Surprenant, A. M., & Neath, I. (2009). Principles of memory. New York, NY, US: Psychology Press.

最終更新:2012年12月27日 (木) 13時08分38秒

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最終更新:2012年12月27日 13:08