40年ぶりに現れた新たな連想基準表

水野りか先生編集の『連想語頻度表-3モーラの漢字・ひらがな・カタカナ表記語-』が出版されます。


1969年の梅本先生の『連想基準表-大学生1000人の自由連想による-』から40数年,このような大規模な連想基準調査は他に公刊されてこなかったと思います。
その意味で,この『連想語頻度表』は日本語を刺激として扱う様々な研究のための非常に貴重な基礎資料になると思います。
また,CD-ROM付属はたいへんうれしい配慮です。
紙資料しかない場合,特性を厳密に統制して刺激を選ぼうとするなら,Excelに打ち込んでからソートを繰り返すことになるわけですから。
今回の調査は,時代を反映してか,調査方法もコンピュータベースのものとなっています。
何はともあれ,研究室や図書館にぜひ備えたい一冊です。

最終更新:2011年05月25日 (水) 23時52分29秒

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