1
霊夢と早苗に呼ばれ博霊神社へとやってきたシン。
いつもは適度に手抜きをしながら掃除している霊夢の姿はなく。
珍しく、綺麗に履かれている境内を進み。そのまま母屋へと足を踏み入れた。
霊夢「まぁ、お茶でも飲みなさいよ」
早苗「お茶菓子もありますよ」
シン「あ、あぁ。それにしても今日は一体どんな用事で呼んだんだ?宴会の手伝いにしては
魔理沙がいないようだし」
霊夢「ああ、うん。それはね」
早苗「実は…シンさんに今後の事についてお話がありまして」
シン「今後の事?」
早苗「ええ、ほら。うちも霊夢さんのところも女所帯ですよね」
シン「まぁな」
早苗「それに二人とも片や幻想郷の要の巫女、片や日本でも力のある神様を二柱
祭ってる神社の現人神兼巫女のようなものじゃないですか。そうなるとどうも
跡継ぎという問題が出て来まして」
シンは早苗からそのような話をされるやいなや、玄関を目指し駈け出した。しかし…
バチィ!!
シン「ってぇ!こ、これは…結界!!」
霊夢「スペルカードではなく、きちんと下地を作って張った二重結界。
これを破れる妖怪はそうはいないわよ」
シン「な、ちょ、とりあえず話は聞いておくけどなんでこんな真似を!!」
早苗「ですから、跡継ぎの問題がありまして」
シン「答えになってない!なんだ、あれか!?これはもしかしてどっちかを選べってそういう展開か!?」
霊夢「残念だけど…違うわ」
早苗「一夫多妻って別に珍しくないと思いません?幻想郷の文化レベル的に」
シン「人里でも滅多にねぇよ!っていうかなんだそれ、そんな事紫さんや神奈子さん達が許すわけ…」
霊夢「はい」
『霊夢を泣かせないように、泣かせたらアナザーディメンション 八雲紫』
『同情に価する、代わりに技は教えておいた。それが私からの手向けだ 八雲藍』
『早苗を泣かせたら、オンバしりにいくから覚悟するように 八坂神奈子』
『あーうー、大変だろうけど頑張ってね。二人なら平等に愛せると思うから 洩矢諏訪子』
シン「同意の上かよ!」
早苗「幻想郷では常識にとらわれてはいけないんですよ。
家が違う問題は大丈夫です。ここの母屋に分社通いできるよう修行しましたから」
霊夢「ま、まぁ。シン絡みで早苗とは喧嘩したくないし。私は納得してるから…(頬を染めて)」
シン「ま、まて。早苗、お前はこっちに来て疲れてるんだ。霊夢、お前は賽銭が少なすぎて
ノイローゼになってるだけ。対策なら考えてやるから。な!二人とも落ち着いて…」
早苗「ほら、お布団もきちんと敷いていますから」
霊夢「い、痛くしないでね」
シン「って、おい。待て。ちょ、二人とも着物はだけながら寄ってくるな。
落ち着け、な、な、アッーーー!」
後日、妖怪の山の『早苗さんを応援する天狗の会』と人里古来に活動している
『博霊を愛でる会』のメンバーと死闘を繰り広げるシンの姿があったそうな
2
咲夜「そういえばシン、新しいスペルカードができたの。ちょっと試させてくれる?」
シン「さも当然のように俺を実験台にするのはやめてください、いや確かに慣れてるけどさ」
咲夜「殺人ドールを基本としてそれを発展させた」
シン「聞けよ」
咲夜「その名も『ホワイトドール』!!」
シン「やめて!なんか文明を無に帰してしまうようなスペルカードはやめて!!」
その2
咲夜「あなたにとめられたからまた別なの考えてみたわ」
シン「なんか予想つくなぁ。
咲夜「その名も『ブラックドール』!!」
シン「小説版!?ゲームだとスパロボα外伝にでてるあれか!」
咲夜「はたしてグエンのお坊ちゃんにあんなものを操縦できたのか今でも
不思議でならないわ」
シン「話はずれますけど、よく連邦はデストロイなんて大型量産する気になりましたね。
経費凄い事になるだろうに」
咲夜「大型MSは一機でればいいのよ、正直いって量産されると見てるこっちも食傷気味
になるわ」
シン「ですよねー」
3
魔理沙「霊夢ー、霊夢ってば」
霊夢「………」
シン「ん?何してんだ、魔理沙」
早苗「ああ、実はですね」
魔理沙「霊夢が私の事を無視するんだ」
霊夢「黙れ裏切り者!!」
シン「なぁ、あれどうしたんだ」
早苗「霊夢さんってば魔理沙さんに胸のサイズを負けたことで悔しがっているんですよ」
霊夢「うるさい!!あんただってそっち側の人間でしょうに!」
魔理沙「そんな事ないぜ、なぁ」
文「パルマした感触では実際どんな感じでしたか」
シン「そうだな、早苗>魔理沙>れい…って急に現われんな!」
早苗「何いってるんですか!シンさん!」
魔理沙「おい!シン!」
霊夢「ほら!やっぱりそうなんじゃない!!」
シン「仕方ないだろ!魔理沙はともかく早苗は見た目からして一番上ってわかるんだから!
あと文が大きかったのは意外だった!!」
文「な!!」
霊夢「そうよ…皆星になってしまえばいいのよ!!『夢想封印』!!」
シン「ちょ、こんなとこでそんなスペアッ―」
4
ここ幻想郷の地に舞い降りたシン・アスカ。
しかし、現在彼は最悪の状況下に立たされていた!なにがこうなったかはわからないが。
今の彼は莫大な借金を抱えていた。そして、そんな彼の前にその借金を帳消しにするため
ある取引を仕掛ける者が訪れた………!!
ナズーリン「というわけで、シン。君、今日から船に乗れ」
シン「唐突すぎるにも程があるわ!っていうかあんたらの本拠地寺だろ!」
ナズーリン「まぁ、そこは都合というものがあってだね。それよりもご主人達も
君の入信を心から期待している。悪い話だとは思わないがね」
シン「身に覚えもない借金の肩代わりの代わりに労働かぁ、うーーん」
ナズーリン「正確にはうちの者とカード型じゃんけんをして負ければ労働だがね。
確率は低いが勝てば晴れて借金なしで今の生活を続けれるぞ」
シン「うーーーん」
???「おっと待ちな」
ナズーリン「何奴!!」
神奈子「シンの身柄はこちらで預かろうか」
シン「神奈子さん!!」
神奈子「高所に設置した電流が流れた御柱を渡りきれば肩代わり、できなければ早苗の婿。
どうだい?どっちに転んでも悪い話ではない…」
永琳「ではこちらはEカードで勝負をしましょう。何、治療はきちんとしてあげるから。
ただ負けた時は…」
幽々子「ダメねぇ、麻雀なら長いし逆転の可能性もあるわよ?卓には私と紫と藍
が入るから。あ、負けた時は妖夢の世話係になってもらうから」
レミリア「久し振りに『沼』にチャレンジする人間が見たくてね、どうだやるか?
負けた時はうちの執事を…」
さとり「ちんちろだと無駄な心理戦はかかりませんし、早いですよ。
負けたら…その時は私のペ、ペットに…」
シン「(どう転がっても負けるビジョンしか浮かばないのは何故だろう………)」
ちなみに八坂組に付いていくと演出として香霖が励ましてくれた後落ちたり、
精神が弱ってくると小町が胸を押し付けに飛び込んできたりします。
おまけ
部屋の奥からグラサンをかけた妹紅自身が生み出した炎で熱した鉄板をカートに載せ
押してくる、そしてその様子を見て輝夜は怯む。
永琳「姫、永遠亭の代表として…責任はきちんととってくれないと。イナバ達に示しがつきません」
輝夜「い、いやよぉ…。焼き土下座は…焼き土下座だけは…嫌!!」
5
阿求「ふぅ、今代も今代で編纂する内容が多いですね」
幻想郷縁起、代々稗田家が阿礼乙女が降りてきた時に編纂してきた幻想郷の歴史書兼
妖怪百科である。とはいえ時代が進めば情報網が発達するのかはたまた最近の妖怪と
人間との距離が縮まって来ているためなのか。昔ほどの情報の濃さはない、というより
資料を集めるだけならわざわざ縁起に頼らずとも集めれるようになって来たからである。
(人里の美少女妖怪・英雄通信(非公式)等)
ともあれ、阿礼乙女の仕事として縁起の編纂を辞めるわけにもいかず。今日も今日とて
阿求はせっせと筆を動かしていた。
ちなみに今代で縁起の編纂は中止、阿礼乙女もその任から降りる…なんという事があったら
閻魔の書記官として延々働かせられるのであるから辞める気はないのだが。
阿求「それにしても…ああ。彼はどのように扱えばよろしいのでしょうか」
彼とはもちろんシン・アスカの事である。弾幕も空も飛べないただの人間が
紅魔館という悪魔の館で執事として働いているだけで最早英雄の項目に入れても
良いのだがやはり『ただの人間』といのがひっかかりシンの扱いについて色々と
悩んでいるのだ。
阿求ははぁっと資料用として文にとってもらったシンの写真を見て溜息を吐いた。
自然と胸が高鳴る、最近膨らみ始めてきた胸に手を当て、もう一度溜息を吐いた。
阿求「本当、どうしましょうか………」
頬を紅潮させながら、阿求はぽそりと呟いた。そして机には彼女が描いたやたらと装飾華美
なシンのイラストが散らかっていた。
「気が付くと事故で胸を触られているのよね」(神社の巫女)
「ああ、あいつの前でドロワ以外履いちゃ駄目だぜ。
十中八九事故かなんかで見られるからな」(魔法使い)
「あの人に半霊なんか触れせません!!(頬を赤く染めて」(庭師兼剣士)
たまにはシン不在の作品でもと思い書いてみた。
この後、座布団抱いて悶えながらゴロゴロしてる姿を文にパパラッチされる
阿求に乾杯。
6
紫「ああ、もう何だって言うのよ!」
藍「紫様落ち着いてください」
とある日、妖怪の賢者はいつもよりもいらいらしていた。
そのわけとは
紫「何だって最近ラッキースケベに合う確率が高いのよ!!」
八雲紫は寝る事が好きである、冬が近づき寒くなり始めてきた今頃になると一日の大半
いや、一日中布団の中で過ごす事もざらである。しかし、そんな彼女であるが最近悩みが
できた。寝ている間に無意識で作った隙間がちょうどシンの近くの空間と繋がり、色々と
ラッキースケベな目に合うのである。最近ではシンを抱き枕にしていた事さえある。
紫「本当、どうしたらよろしいかしら」
藍「とりあえず、緊張感を持って日々励めというお達しなんじゃないですか?」
シン「あ、藍さん。味噌汁の味、こんなもんでどうでしょうか」
藍「ああ、うん。腕が上がったね、上々だよ」
そんなわけで、最近よくスキマに巻き込まれるのでいっその事マヨイガに居候する事
になったシンなのであった。
7
神奈子「…はぁ、たまに衣装棚の整理してみたものの大変だねぇ。
それにしても、早苗ってば自分が子どもの頃の服も持ってきて。
とことん、外での自分の痕跡消してきたようだね…っとこれは…」
シン「早苗ー?諏訪子ー?神奈子さーん?っと誰もいないのかな。
せっかくうちの畑で獲れた野菜を持ってきてやったって言うのに。
いいや、ちょっとあがらして荷物だけ置いて」
神奈子「はーいはいはい今出るよ~」
シン「あ、神奈子さ…そ、その格好は一体!!」
神奈子「え?あっ…しまっ」
早苗「八坂様、八坂様、出てきてください。ご飯ですよ」
諏訪子「服の整理して見つけた早苗のセーラー服を魔がさして着ちゃったなんて
面白いねぇ」
シン「それよりオンバシラされた事に関してはスルーですか、そうですか」←顔に御柱の後ついてる
神奈子「いっそ死のう………」←部屋の片隅で体育座りしてる
8
今日は楽しい宴会、命蓮寺の連中も交えての盛り上がっていた。
カチャン、スッコクン
ナズーリン「うん、中々。いい米を使っているみたいだね」
シン「つまみができたぞー」
ナズーリン「おや、そこにいるのは珍しい赤眼の人間君ではないか」
シン「あ、あんたは先の異変での」
ナズーリン「その折はすまなかったね。まさか仏塔を探していたのにダウジング
でお姉さんものの君の春画をみつけてしまうとはね。
いやはやダウナーというのも罪深い…」
シン「わーわー、は、早く他の奴らのところにももっていかなきゃなぁ」
ナズーリン「それより…いくら探しものが得意なダウナーといえども見つからないものが
あるんだ」
シン「………へぇ、それは?」
ナズーリン「それは…君の…心さ」(くいっとシンの顎を人差し指で上げる)
シン「そうかな?意外とそれは眼の前にあるかもしれないぜ?」(ナズーリンの頬を優しく手で包む)
ナズーリン「シン…」
シン「ナズーリン…」
(徐々に二人の顔が近づいていく)
霊夢「ええい!人の境内でいちゃついてんじゃなーーい」
パルスィ「パルイわ、実にパルイわ」
星「ああ、もうナズーリンってば酔うとすぐ口説きにかかって…」
白蓮「なつかしいわねぇ、私の弟も般若湯飲むと私を口説きかかったりして」
9
ナズーリン「ああ、いないなぁ」
シン「どうしたんだナズーリン」
ナズーリン「ああ、シン。実は…子ネズミがたりないんだよ」
シン「へ?自慢のダウジングで探してみたらどうなんだ?」
ナズーリン「それがね、その子ネズミは…シン。君と私の子ネズミ何だよ…」
シン「ナズーリン…」
ナズーリン「シン…」
一輪「はいはい、子作り子作り」
ムラサ「そんな事より野球しようぜ」
ぬえ「この間シンの部屋に遊びに行った時シンとナズーリンがしてた打ち合わせ
と同じ会話してる…」
最終更新:2010年04月22日 13:29