1
「シンさ~ん」
「おう、エリオ。いらっしゃい」
「買ってきましたよお菓子。食べますよね」
「ん。ちょっと待ってろコーヒー淹れる。カフェ・オレだろ」
「ハイ。あ、これイチゴ味で良かったですよね」
「おう。適当に更に広げといてくれよ」
「了解です。あれ、まだこのダンジョンだったんですか?」
「レベル上げ。あとマッピング」
「うわ……凶悪なレベル……」
「圧倒的な戦力でフルボッコが俺のRPGの基本だ」
「何だかフリーダムなジャスティスで、エターナルに趣味がアカツキな感じで悪いですよ」
「それ禁句。適当にセーブしておいてくれ」
「わかりました」
間
「今日はこんなモノを用意しました」
「おおッ!!『連邦vsジオンvsエゥーゴvsティターンズvs連合vs ザフト』じゃん!!」
「臨時収入で買いました」
「臨時収入?フェイト隊長がお小遣いくれたのか?」
「定額給付金です」
「ああ……」
「ところでシンさんその頬の痣どうしたんですか?僕はシャア専用ゲルググで」
「ああ、これか……ティアナだよティアナ。じゃあ俺はストライクノワールで」
「そこはデスティニーかインパルス選んどきましょうよ!!ティアナさんですか?ステージはコロニーレーザー内で良かったです?」
「おう、その方が緊張感があるからな。……いや、ティアナの奴が『自分に子どもが出来るとしたら男か女かどちらがいい?』って聞くからさ」
「(じわりじわりと距離を詰めようとしてるなティアナさん………)ハイ、それでどうしたんですか……ああ、いきなり物陰に隠れるのは卑怯ですよ!!」
「戦略だよ戦略。それで、『どっちでもいいけど、まず相手を探さなきゃなぁ』って言ったら泣きながら殴られた……」
「そりゃ殴りますよ!!シンさんが悪いですよ!!……ちょ、その機体で連射ってかなり鬼畜ですよ!!」
「ふっふっふノワールは厨機体なんだよ。何で俺が悪いんだよ」
「乙女心をわかってませんよ」
「乙女とな!?」
「ティアナさんはああ見えて繊細なんですから」
「どう見えているのかはともかく、確かに言う通りかもな……でもそういうエリオこそあの子とはどうなんだよ……っしゃ!!」
「あああ!!!ゲルググが……どうって、別に僕とキャロはそんな……Mk-Ⅱ(ティターンズカラー)ですか」
「へぇ~俺は別にキャロなんて一言も言ってないんだけどな………ザクレロかよ!?」
「酷いですよ、カマかけなんて!!」
「別にカマかけたつもりなんて無いぞ~ほら始まったぞ」
「うくッ…シンさんの方こそどうなんですか最近」
「どうって誰がよ?」
「心あたり無いんですか?」
「生憎枯れた生活してるんでな」
「(この人の凄いところは本心で言ってるところだよな……)とりあえず今度のお休みに映画にでも誘ったらどうですか?」
「映画かぁ~~何がやってるかな……ザクレロ早ぇ!!」
「仮面ライダーとかタイムリーですよ」
「ああ、あの初のベッドシーン付の仮面ライダーか……ぐあッ」
「ザクとは違うんですよザクとは!!………下調べを何でかしてたフェイトさん曰く『大人の鑑賞にも耐え得る映画だよ』だそうですよ」
「まじでか?じゃあ俺次はエピオンな」
「いい加減デスティニー使ってあげましょうよ……」
某所
「ふふふふふ、下調べはバッチリ、これで後はシンを誘えば……」
「抜け駆けはさせへんで、Bin-Jho!!!」
「y・a・g・a・m・i!?」
「ミサイルボディーが戦力の決定的差ではないで!!」
「クッ……貴女は大人しく始末書書いてなさい」
隊舎
「あれ?ティアどうしたの?」
「え、いや、そのちょっとシンを遊びにでも誘ってやろうかなぁって、ほ、ほら、アイツ独り寂しく休日を過ごしてたりなんか……」
「私もシン君と遊ぶ!!」
「あ、え、ちょ…」
「いいよね?当然いいよね?」
「あああ………うん……」
「………………二人っきりにはさせないよ、ティア <●><●>」
「スバル……?」
2
AM 06:00 起床。シンはまだ眠りの中。可愛い寝顔に軽く達してしまう。
AM 06:45 シン起床。寝惚けた顔が可愛らしい。録画する。
AM 07:30 朝食。食堂にいるとシンがやってくる。自分のテーブルに呼ぼうと声をかけようとすると、シンが襟を女性職員に直される。
あの女はブラックリストに追加しておこう。
AM 07:38 うつらうつらとしているシンはおにぎりをぱく付く姿がやけに幼い。可愛い。
頬っぺたにご飯粒を付けているサマは壊滅的に可愛い。反則だ。
AM 07:45 シンが女に声を掛けられる。いつもシンに色目を使っている女だ。●して●●して●の●にしてやろうか。
AM 08:30 訓練開始。シグナム・ニート・副隊長と訓練しているシンの姿を横目で見る。
キラキラと光る汗が眩しい。口の中に鉄の味が広がる。鼻血だった。
AM 09:15 シンとシグナム・引きこもり副隊長が身体を縺れさせて倒れる。
照れ隠しに必殺技を撃つニート。白々しい。私にはわかる。あれはニートからわざと身体を絡みつかせたのだ。
あの牛のような身体でシンを誘惑するなんて度し難い。ニートはニートらしく2chを住処とすれば良いものを。
AM 12:00 午前の訓練終了。シンに声をかけようとしたところでスバルに先を越される。
「シンくん疲れたよ~」と言って抱き付く。許せない。許せない。許せない。許せない。
あの無駄にある胸の脂肪を押し付けて腹立たしい。許せない。許せない。許せない。許せない。
PM 00:30 昼食を終え、汗だくの服をシンが「暑い」と言って脱ぎ捨てた。甲斐甲斐しく洗濯を申し出る。
シンの匂いが鼻腔を擽る。身体の奥が疼く。またまた達してしまった。
PM 14:20 訓練をしていると、例によって例の如くシン争奪戦が始まる。
PM 15:30 不毛な戦いが不毛なまま終わる。シンの彼女は誰かという事を巡っていつもいつも争うけれども学ばない人達だ。
シンの彼女も何も、私というフィアンセがいるのだからそのような議論に意味は無い。
PM 15:45 争奪戦に巻き込まれたシンの手当てをする。甲斐甲斐しい私。腕を流れる血を舐め取ってしまいそうになるのを寸での所で止める。
お淑やかな妻としてはそのようなはしたない真似は出来ない。それはまた今度。
PM 17:50 午後の訓練終了。気持ち良さそうに芝生に寝転がるシンが可愛い。誘ってるのだろうか。
あんな顔して寝転がっていたら襲ってくれと言っているようなものだというのに。
PM 18:05 訓練後のシャワーは格別。魔法でシンの姿を映し出す。不埒な輩が襲わないように警戒の目を光らせておくのも妻の役目だ。
PM 18:17 私は大切な事を見逃していた。今日のシンの無防備に見える行動全てが私へのサインだったのだ。
そんな事にも気付けないなんて私は妻失格だ。
PM 18:30 全員で夕食を食べに行く為に集合。ホントは二人きりがいい。シンもそう思ってくれているのがわかる。
「髪綺麗だな」と言って撫でてくれたからだ。髪を撫でるのは、この前私が日記に書いておいた秘密のサイン。
照れ屋のシンはきっとこっそり盗み見ていたに違いない。可愛い人だ。
PM 19:45 これから皆で食事に行く。
「ん?キャロ何書いてるんだ?」
「あ、シンさん。えへへへ日記です」
「へぇ~女の子らしいな」
「もう、またそんな事言ってからかわないで下さいシンさん」
3
シン、ドアにもたれかかりながら
シン「どうしたんだよ?早く入れよ。今日は泊まっていくんだろ?」
→1.泊まっていく。
2.泊まらない。
3.「結婚して!!」と言う。
4.勝負下着を取りに行く。
フェイト「結婚して!!」
なのは「そ、そんなまだ早いよッ!!がっついちゃダメなの!!」
スバル「勝負下着?決闘用って事?愚地独歩の虎殺しみたいな?」
ティアナ「人がプレイしている横でうるさいです!!」(といいつつ泊まっていく)
はやて「はやてしか見えないが何で選択肢にないんや!!」
ティアナ「だから私がプレイしてるんだからありませんって!!」
~シンの部屋~
シン「おっ、チンクの好感度が上がった」
エリオ「そろそろデートイベントでしょうかねぇ~~あ、ピノ買って来たんで食べます?」
シン「でもその前にシグナム副隊長の好感度も上げておきたいし……お、新発売の杏仁豆腐味じゃん」
エリオ「最後の一個でした。ってかそれだと下手するとナイスボートになりますよ」
4
はやて「何やら私の復権運動が起こっとるみたいやな~」
シン「起こってないんでここにサイン下さい」
はやて「もう~ツンデレやなぁシンは。『ダーリンはツンデレ』っていう本でも出そうかな♪」
ティアナ「………そういう相手が早く見つかると良いですね。あと、ここの誤字直してください」
はやて「そろそろ夏コミが近付いとるって知ってるかな」
スバル「……あのぉ……隊長達が暴れた事の苦情が殺到してるんですけど……」
はやて「ここはやはりシン×はやて本をそろそろ出しとくべきやろ」
シン「同人誌出すより、まず書類出しましょうね~」
なのは「シン×なのは本を出すと聞きまして!!シン、私ベタ塗りなら全然出来るよ!!」
フェイト「違うよね、シン×フェイト本だよね!!あと、コミケでは初音ミクのコスプレするからシンはカイト兄さんね♪」
ティアナ「………とりあえずカイトはシンで、ミクは私で、メイコはスバルがすることになってるんで一昨日来てください」
スバル「キャロとエリオがリンレンです」
はやて「何言ってるんや、二人とも。シン×はやてで姉弟ネタが鉄板や!!秘めた想いを抑えきれずに姉を襲う弟(ry」
なのは「現在進行形で頭冷やそうか?シン×なのはで王道なほのぼの夫婦でそろそろ子供が欲しいな的な(ry」
フェイト「二人とも寝言は止そうね。シン×フェイトで、囚人と女看守で、立場逆転濃厚SM(ry」
(※一部教育上不適切な発言がございましたので、検閲削除させて頂きました。)
シン「どうしよ……何か白熱してるよ三人とも……」
ティアナ「放っておこ……無駄だから……」
スバル「お腹空いた~」
シン「今日は俺が食事当番だったな~~なすが冷蔵庫に残っていたからナスと挽き肉のミートスパゲティにしよ」
ティアナ「悪くないわね」
スバル「やった~シン君の手料理♪シン君の手料理♪」
はやて「……あれ?」
なのは「何か聞き捨てならないフレーズが通り過ぎて行った気がする……」
フェイト「じゃあ、私も夕飯があるから(シン達の後をつけて)帰るね(そしてシン達の夕飯に便乗)」
戦は戦う前に既に決着が付いてると言う。
誰が勝者かって、いう問題はナンセンスという話。
どっとはらい。
最終更新:2009年09月13日 00:07