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旧アンカー氏の作品-07

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シン「外から帰ってきたけど、皆どこにいったんだ?あ、フェイト隊長。」
フェイト「シ、シン・・・ああ、シン!」
シン「わっ!いきなり半泣きで抱きついてくるなんてどうしたんです?」
フェイト「よかった・・・貴方は自分の意思で動いてる、このゆがんだ世界で私達だけが真実なのね・・・。」
シン「・・・なんですかそのどっかの歌にありそうな語りは。」
フェイト「歌?歌はいやあああああ!」
シン「ど、どうしたんですか?なんだかわからないけど大丈夫ですよ、俺が貴方を守りますから。」
フェイト「ううう・・・シン。」
フェイト以外の女4人『フェイトマンセー』
シン「うわ、なんなんだあれ!」
フェイト「嫌ああああ!また来たあああ!こんなマイク使わなければ良かった!」
シン「マイク?とりあえずそれが元凶なんですね?壊しますけどいいですよね?答えは聞いてない!」
ガキィン!
はやて「あれ・・・?私はなにをしてたんや?」
なのは「確か皆で歌を・・・うう思い出せない。」
ティアナ「な、なんだか思い出さないほうがいいような気がするわ・・・。」
スバル「ううう・・・頭が重いよ・・。」

フェイト「良かった・・・元に戻ったんだね、皆。私はもう世界なんていらないよ。普通の皆がいてくれる世界が一番大切だとわかったの。」
はやて「いい台詞のように聞こえるのになんや・・・?この胸のうちからこみあげるお前がいうな、という感情は。」
なのは「なんでだろう・・・。記憶はないのにその感情だけは確かにこみ上げてくる・・・。」

ちなみにロストギアを一つ破損させた事で6課に新たな始末書が回された事はいうまでもない。

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シン「これでよし、と。調整はうまくいったな。汚れも拭き終えたしいい感じだ。」
運命『(ああ・・・いつもありがとうございます、わが主。)』
シン「いつもありがとうな、運命。お前のおかげで俺は戦えるよ。」
運命『(そんな・・・私は兵器ですから。主の戦いのお役に立てて光栄です。)』
シン「さて、そろそろいかないとな。」
運命『(お気をつけて。)』
はやて「シンー!終わったんか?休憩時間にしようやないかー。」
シン「終わりましたよー。今いきまーす。」
はやて「おやつがあるんよ。早く・・・早く一緒にいこうやないか、シン。待たされすぎてせつない気持ちでいっぱいや。」
シン「きわどい言い方はやめてください。」
フェイト「ああ、私もこの焦がれる気持ちを抑えかねていたの・・・。」
シン「便乗しないでください。」
フェイト「便乗が出来る世界ってすばらしいよね!」

運命『(ああ・・・いいなあ。私もああいう風に主とお話ししてみたい。)』
これはそんな心を持った兵器の持った夢。
運命『(一度だけでいい・・・主とお話しを・・・人の形を・・・。)』
長い間強く念じられてきた願いが一つの奇跡を起こす。

運命「あ、あれ・・・?わ、私どうしちゃったの?世界がいつもより大きく感じられる。そ、それに体が自由に動く・・・どうしちゃったの?」
ユーノ「あれ?君はだれ?こんな所に人が入っちゃいけないよ。」
運命「人・・・?私は人になってるんですか?」
ユーノ「・・・何を言ってるのかよくわかんないんだけど。」
運命「い、今会いに行きます、私の主!」
ユーノ「ち、ちょっと、どこ行くの!・・・なんだったんだ?特に周りに異常はないしいいか。」

リィンⅡ「続きは遅くなりそうですけど、続くのです♪」

295
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クロノ「ん?向こうから人が走ってくるな。・・・あ、転んだ。」
運命「ううう・・・。」
クロノ「大丈夫かい?というかこんな何にも無い所でよく転べるな。」
運命「すいません・・・。まだこの体で『走る』という行動になれてないので。」
クロノ「・・・なにをいっているのかいまいちわからないけど誰か人でも探しているのかい?」
運命「は、はい!私の主・・・シン・アスカを知りませんか?」
クロノ「シン?シンなら確か、・・・の部屋で皆といるはずだけど。」
運命「あ、ありがとうございます!私は急ぎますのでこれで!」
クロノ「あ!廊下は走ったら・・・あ、また転んだ。なんなんだあの子は・・・。」

クロノ「(しかしまたシンつながりの子か。言ってる事と格好はちょっとあれだけど可愛い子だったな。スタイルもいいし。って何を考えている
    んだ僕は・・・。)」
クロノは首を軽く何度か振り、また歩き始めた。

運命「もう少しで、もう少しでお会いできますね、私の主!待っていてください!」

聖王教会
カリム「・・・6課で嫌な感じがします。こうなんというかガソリンの充満する中に飛び切りの火種が向かっているような・・・。」
リィンⅡ「続きはやっぱり遅くなりそうですけど続くのです♪」

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はやて「ムグムグ・・・このドラ焼きおいしいなあ、シン。」
シン「飲み込んでからしゃべってください。」
フェイト「そうよ♪そうよ♪」
なのは「最近便乗に磨きがかかってるね、フェイトちゃん。」
がちゃり
運命「ここですね!」
はやて「ん?誰や?お客さんか?」
スバル「うわ、凄い美人。どちら様ですか~?」
運命「やっとお会いできました!私の主様!」
シン「え?俺?ち、ちょっと、いきなり抱きついてくるなんて!」
運命「ああ、やっと・・・やっとこの時がきました・・・。私は主にお礼を言いたいと前々から思っていたんです!」
シン「あ、主?お礼?」
はやて「ど、どういう事やシン!まさかそっちの世界に手を染めたというんか!」
運命「はい、お礼です。私の身体を開発して下さってありがとうございました、私を調整してくださってありがとうございました、いつも私の体
   を拭いてくださってありがとうございます。それから、それから・・・。」
周囲『・・・!(声にならない悲鳴)』
シン「な、なんだって・・・?」
はやて「開発・・・?調整・・・?身体を拭う・・・?こんな可愛い子を?あ、あかん未知の世界の言語や・・・だ、誰か翻訳してくれへん
    か・・・?」
なのは「は、はやてちゃん、気をしっかり!」
シン「ち、ちょっと待ってくれ!俺にはそんな覚えは・・・。」
運命「何を言ってるんですか、わが主!いつも私の中に入って私に乗って私を動かしてくれているじゃないですか!激しい動きから繊細な動きま
   で自由自在に!」
シン「ええ!?」
周囲『ええええええええええええ!』

リィンⅡ「なにやら雲行きが怪しくなってきましたが続くのです。」
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はやて「平和な日常・・・その中に突如として現れた謎の美少女。その口から語られる衝撃の真実。想像を絶する彼氏の裏面に私、八神はやては
    衝撃を隠しきれずにいた・・・ブツブツ。」
なのは「はやてちゃん・・・何をブツブツいってるの?」
シン「ち、ちょっと待ってくれ、俺はそんな事しらないぞ!皆、本当だ!」
運命「なんてこと言うんですか!はじめての前にはそれこそ直前まで念入りに私を調整してくださっていたではありませんか!そして一度動かせ
   ば、私を最大限まで動かしてきてくれたではありませんか!議長だって私を主に紹介したとき『これなら君の反応に完全についてこれる、
   もう物足りなさを感じることはない』と太鼓判を押してくれたぐらいです。」
ヴィータ「そ、想像以上だぜ・・・。」
スバル「そ、そんな!偉い人からこんな可愛い子をあてがわれて・・・。」
シャマル「奥手かと思ったけど・・・人は見かけによらないのね・・・。」
シン「だから、待ってくれえ!!!」
運命「まだ認めてくれないのですか、わが主!初めてのとき以来二人でシンクロのように反応しあい、動きあってきたことをまだとぼけるのです
   か?どんな主の動きにだって私は答えてきました!そして主もまた私にとって最高の動きをしてくれました!これは私達の絆であるはずで
   す!」
ティアナ「そ、そんな・・・!」
フェイト「世の中にはすごい世界があるのね・・・!」
シン「ち、ちょっと待ってくれ!本当に知らないんだ!」
シャマル「お待ちなさい!」
シン「シャマル先生?」
シャマル「このままでは埒が明かないわ。こういうときこそあれよ!」
はやて「ま、まさか!」
シャマル「そう嘘発見器の出番よ!」

リィンⅡ「続くのです♪」

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シャマル「準備は整ったみたいね。それじゃあいくわよ。まずは貴方から。この機械をつけて聞かれる質問に全ていいえ、で答えてね。」
運命「はい、なんなりとどうぞ。」
シャマル「そ、それじゃあまず最初にシン君があ、貴方にその・・乗ったというのにう、嘘はありますか・・・?」
なのは「これって両方にとってある意味セクハラだよね・・・。」
運命「いいえ。」
シーン
リィンⅡ「機械は無反応なのです。見事なまでに。」
シャマル「じ、じゃあ、次に聞きますがシン君に開発や調整を受けたというのに嘘はありますか?」
運命「いいえ。」
シーン
リィンⅡ「全然反応しないのです・・・。」
シャマル「さ、最後にシン君が貴方と長いつきあいだという事と貴方の主であると言う事に嘘はありますか?」
運命「あるわけないではありませんか!」
シーン
リィンⅡ「全然反応がないのです。彼女の心に揺らぎはないのです。」
シャマル「じゃあ、次はシン君ね・・・。」
シン「お、俺?え、ええ、い、いいですとも!」
なのは「(こんなに動揺してて大丈夫なのかな・・・。)」

リィンⅡ「続くのです♪」

451
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シャマル「それじゃあ、この機械をつけて聞かれる質問に全部いいえ、で答えてね。」
シン「は、はい・・・。(落ち着け・・シン・アスカ。潔白を証明するチャンスなんだ!)」
シャマル「彼女の事を魅力的だとおもいますか?」
シン「い、いいえ。」
ピコーン
リィンⅡ「あ、少し反応しましたです。」
シャマル「・・・。次に彼女に見覚えはありますか?」
シン「い、いいえ。(そういえばどこか見たことがあるような気も・・・。)」
ピコーンピコーン
リィンⅡ「あ、反応が上がったのです。」
シャマル「それでは最後に今貴方に後ろめたいことはありますか?」
運命「わが主・・・(切なげな眼)」
シン「い、いいえ。(あ、あんな眼で見られたら・・・。)」
ピコーンピコーンピコーン
リィンⅡ「かなりの高反応なのです・・・。」
シャマル「どうやら決まりのようね・・・。」
シン「ほ、本当に知らないんだ!信じてくれえ!」
はやて「シン・・・そんな。」
ティアナ「し、信じてたのに・・・。」
フェイト「そうよ♪そうよ♪」
スバル「へー、意外とやり手だったんだねー。」
なのは「・・・びっくりだよ。」
シン「うおああああああああ!本当に違うんだあああああ!」

運命「もういいです!」
周囲『え?』
運命「よくわかりました!主が私の事が迷惑だっていうなら・・・わ、私が去ります!」
シン「ち、ちょっと待って!」
はやて「どこにいくんや?シン・・・。」
ティアナ「お散歩しましょうよ、ね・・・?」
なのは「少し頭を冷やしたほうがいいと思うんだ・・・シン。」

リィンⅡ「シン君の身が危なくなって来た所で続くのです♪」

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夜に運命のコクピット内部。
シン「ちくしょう・・・どいつもこいつも・・・俺が可哀想だよ。俺が安らげる場所はここだけだ・・・。」
運命「良かった・・・。」
シン「え?」
運命「主のその言葉があるだけで私は・・・。」
シン「あ、あんたはさっきの・・・。」
運命「私てっきり主に嫌われてしまったと思って・・・。」
シン「いや、嫌うとかそういうんじゃなくて、ただ・・・。」
シンの言葉が終わらないうちに、その身体は柔らかな抱擁に包まれた。
運命「聞いてください・・・わが主。奇跡の時間はもうあと少しなんです。」
シン「奇跡?何をいって・・・。」
運命「私は貴方の剣であり、盾です。貴方に必要とされて初めて意味がある。貴方は自分の信じる道を進んでください・・・。」
シン「君は・・・。」
運命「いつか使命を終える時まで・・・私はあなたのどんな運命にもご一緒します。」
シン「君はまさか・・・!」
運命「今日は主といろいろお話しできてうれしかったです・・・。また、明日から一緒に頑張りましょうね。それじゃあ・・・私は・・・。」
シン「ま、待ってくれ!」
次の瞬間光が大きく瞬き、光が晴れた後シンを包んでいた少女の姿は掻き消えていた。
シン「・・・。今日はここで寝るよ。お休み運命・・・。」
運命『(お休みなさい、わが主。貴方が優しい夢を見られますように・・・。)』
その夜シンは眠りながらゆりかごに抱かれているような気持ちを感じたとか。

同時刻
エリオ「あれ、皆さんシンさんの部屋の前で何をやっているんですか?」
はやて「もちろん、シンに添い寝をしてあげるんや♪昔の女の事なんかすぐに忘れさせてみせるで♪」
ティアナ「ど、同僚があんまりふしだらだといけないから今夜は近くで監視するのよ!・・・やっぱりシンはちゃんと真っ当な恋をしないと。」
なのは「まあ、いろいろケアが大切だよね。」
フェイト「そう♪そう♪」
スバル「皆で一緒って楽しいよねー♪それにしてもシン遅いなー。」

リィンⅡ「これで運命子ちゃんのお話しはひとまず終わるのです♪皆さんお付き合いいただきありがとうなのです♪」

590
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とある道端にて
シン「あれ、なんだこの木の枝は?桜の木?なんでこんな所にあるんだ?」
なのは「そうだね、枝についてる花びらもピンクだし、季節的にあわないね。」
はやて「おかしな事もあるもんやな。」
シン「本当に珍しいですね。ちょっと拾ってみて・・・」
何気なくシンの手が場違いな桜の枝をつかんだとき、それは起きた。
???『・・・って来て・・・帰ってきてよ・・・シン君・・・。』
シン「な、なんだ?」
なのは「どうしたの?」
シン「今女の人の声が聞こえませんでしたか?」
はやて「・・・何を言ってるんや?私達以外には近くに誰もおらへんよ。」
シン「そ、そういえば確かに・・・。」
周囲を見渡しても他人の姿は確かにない。
はやて「ああ、疲れているんやな。この前のこともあったし私が身も心も癒してあげるで♪」
なのは「はやてちゃん、自重しよう。全年齢用の壁は厚いんだよ。」
フェイト「そうよ、自重しないと。」
シン「どっから現れるんですか、あんたは・・・。」

そんなこんなでシンの手には一本の場違いな桜の枝が残った。

リィンⅡ「続くのです♪」

598
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その夜
シン「桜の枝を花瓶にこうさして、と。よし、寝るか。」

???『どうして・・・?どうして帰ってきてくれないの?シン君?私を・・・白河ことりを守るって言ってくれたのは嘘だったの・・・?帰っ
    てきてよ・・・。』

シン「変な夢だな。知らない女の子が俺を呼んでる。白河ことりって誰だ?知らないはずなのに何故か胸に暖かい・・・。」
それから数日の間シンは同じような夢を見続けた。

シン「・・・。」
はやて「どないしたんや?シン。最近何か考え事をしてるようやないか。」
シン「あ、はやて部隊長。実はですね・・・。」

はやて「なるほどなー。知らない綺麗な女の子がシンを何度も呼んでいる夢を見る、と。」
シン「そうなんですよ。」
はやて「そうやったんか・・・シン、もう心配はいらへん。私にはその夢の正体が見えたで。」
シン「え?本当ですか?」
はやて「もちろんや♪それはな・・・。」
シン「はい・・・。」

はやて「心霊現象や!」
シン「え、ええ!」

リィンⅡ「相変わらずはやてちゃんは微妙にずれたまま続くのです♪」

607
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また別の世界にて
ことり「あれ?これは桜の木の枝?珍しいな、折れてるなんて。しかも先端部分がかけているみたい・・・。」
何気なくことりがその枝をつかんだとき、それは起きた。

??『ち、ちょっとはやて部隊長、落ち着いてくださいよ。な、なんなんですかその怪しげな道具は・・・う、うわああ!』

ことり「・・・!な、なんだったの?今の?」
ことりは周囲を見渡すが先ほどの声の主らしき人影はない。
ことり「疲れているのかな・・・私。」
こうしてことりの手に先端の欠けた桜の枝が残った。

杉並「続くみたいだな。」

616
607
シン「・・・ハッ!ここは一体・・・ってはやて部隊長?」
はやて「悪霊退散、悪霊退散、悪霊退散、悪霊退散、悪霊退散!」
シン「あの・・・なにやってるんですか?そんな巫女衣装着て一心不乱にサイを振っているみたいですが。」
はやて「見てわからへんの?除霊や。」
シン「なんか違うような・・・。それはそうと他の人はいないんですか?」
はやて「ここは神聖な除霊の場所やからな。私とシン以外は誰もおらへんよ。」

シン「・・・はい?」
はやて「当たり前やないか♪神聖な場所に部外者は立ち入り禁止や♪これから大切な儀式も始まることやしな♪」
シン「あ、あの儀式って・・・。よく見たら俺縛られてる・・・!」
はやて「シンには今悪い悪霊がついておるんや、せやからな、この神聖な空間で穢れ無き巫女と交わる事によってその悪霊を払い・・・」
ティアナ『少し頭を冷やそうか・・・。』
次の瞬間、壁を打ち抜いた光がはやてを弾き飛ばした。
はやて「きゅう・・・。」
シン「テ、ティアナ・・・。」
ティアナ「まったく、油断も隙もないんだから。」
シン「た、助かった・・・。」
ティアナ「あんな愚劣な年増じゃ穢れ無き巫女じゃないじゃない。」
シン「え・・・?」
ティアナ「儀式は私が行うわ!」

なのは「本当にやめて、ティアナ。これ以上続けるともうここで投下できなくなっちゃうからね。」
ティアナ「くっ・・・全年齢板の壁は厚いのね・・・。」
シャマル「まったく・・・。最初から私のところにくればよかったのに・・・。」

リィンⅡ「続くのです♪」

621
616
シャマル「これが問題の枝ね・・・強い魔力を感じるわ。シン君はこれを部屋においてから夢を見るようになったのね?」
シン「はい、そうです。」
シャマル「私が手にとっても特に反応はない・・・。シン君ちょっと持ってもらえる?」
シン「は、はい。」
???『シン君・・・シン君・・・私のところに帰ってきてよ・・・。』
シン「!また見えました、髪の長くて綺麗な女の子が俺に帰ってきて、って。」
はやて「悪霊や!悪霊や!今すぐにその枝を破壊するんや!」
なのは「ち、ちょっとはやてちゃん落ち着いて・・・。」
はやて「嫌や、嫌や!もうこれ以上シンに竹の子みたいにどっからともなくフラグが立ち上がるのは嫌や!亭主の浮気を見るのはもうたくさん
    や!」
なのは「この前までは彼氏だったのに・・・まさか妄想のグレードが上がってるの!」
シャマル「シン君はその女の子に見覚えは無いのね?」
シン「知らないはずなんですけど、その声を聞くと何故か心が温かくなる、というか・・・。」
はやて「また、昔の女なんかああああ!」
シャマル「なるほどね。この枝には片割れがあるはずよ。符号の二つがあって完結するタイプのようね。もう片方を持つ人とお話ししてみましょ
     う。」
シン「そんな事ができるんですか?」
はやて「駄目やああああ!これ以上フラグはあかんんん!」
なのは「少し静かにしててね♪」
はやて「ゴフ!・・・む、無念や。」

リィンⅡ「続くのです♪」

634
621
シャマル「さて、と。枝をこうおいて、と。」
シン「どうするんですか?」
シャマル「この枝は二つで完結するものみたいだからね。シン君のもってる片割れを鍵にしてもう一つを持っている人を呼び出すのよ。魔力で臨
     時に設けた空間内にね。もちろん一時的にしか呼び出せないんだけどね。」
シン「なるほど。」
シャマル「・・・それじゃあ、行くわよ。」
まばゆい光と共に周囲の空間が草原に切り替わる。
そしてシンの眼の前には一人の少女が立っていた。
シン「君は・・・。」
ことり「こ、ここはどこですか?なんでいきなり・・・?あ!貴方は・・・!」
シン「(初めて会うはずなのに・・・)」
ことり「(な、何・・・?この感覚は・・・胸の奥が熱い・・・。)」
はやて「あああ・・・見つめあっとる・・・フラグが立とうとしとる・・・。」
なのは「実は私達もいるんだよね。シャマル先生とか忘れてたかもしれないけどさ。」

シン「き、君は・・・。」
ことり『ようやく会えたね、シン君・・・。』
はやて「い、いやああああ!眼前で浮気が行われようとしとるううううう!」
シャマル「ち、違うわ、二人から感じる異質な感じは・・・並行世界からの干渉!」

リィンⅡ「続くのです♪」

646
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ことり『シン君・・・やっと会えた・・・。シン君がいなくなってから私はずっと待ってたんだよ?』
シン「(なんだ・・・この胸の中からこみ上げてくる暖かな感情は・・・。)」
ティアナ「ど、どういう事なんですか?」
なのは「ティアナもいたんだね、そういえば。」
シャマル「つまり、私達が今生きてる今以外にも時の流れは存在し歴史がつむがれている。その並行した世界の一つであの女の子とシン君は恋仲
     だったようね。でもどうやら何かの事情で離れ離れになり、並行世界の彼女の思いがあの枝になって時空を超えてきたみたいね。あの
     女の子もその世界の彼女とは違うこの世界の彼女よ。」
はやて「なんや、ここのシンとは関係ないんか。良かった。」
なのは「・・・いきなり元気になったね、はやてちゃん。」

ことり『いきなりいなくなっちゃって・・・心配したんだよ。まだ帰れないのかな?』
シン「お、俺は・・・。」
ことり『もうすぐ子供も生まれるんだよ、私を一人にしないで・・・。』
はやて「な、なんやってええええ!」
なのは「はやてちゃん、落ち着いて、並行世界の話だから。」
ことり『二人で過ごした楽しい日々を思い出して・・・。寂しいよ・・・シン君。お願いだから帰ってきてよ・・・。』
シン「・・・ごめん。」
ことり『シン君・・・?』
シン「俺は君の世界の俺じゃないんだ。だからその気持ちにはこたえられない。でも、でもこれだけは聞いてくれ!」
ことり『・・・。』
シン「あんたの声を聞いてると暖かい気持ちになれるんだ。胸の中から言葉がこみあげてくるんだ。これはきっと並行世界の俺があんたを思って
   る気持ちなんだと思う。・・・その言葉を聞いてくれ。」
ことり『シン君・・・!』
シンの身体が動き、目の前の少女の身体を優しく包み込む。
シン『シン・アスカは白河ことりを愛してる。いつか絶対に帰るから、その時までまっていてくれ!』
はやて「あ、ああああああああああ!」
なのは「気をしっかり持って!はやてちゃん!並行世界、並行世界だから!」

リィンⅡ「凄い事になってきましたが続くのです♪」

654
646
ことり『シン君・・・ありがとう。私待ってるから・・・ずっとあなたの帰りを待ってるから!いつか・・・また一緒にあの並木道を二人で歩こ
    うね。それじゃあ・・・その時まで・・・またね・・・。』
シャマル「魔力反応が消えていくわ・・・想いだけであれだけの反応を出していたなんて・・・。」

シン「・・・ちゃんと帰ってやれよ、並行世界の俺・・・。」
ことり「あ、あの・・・。」
シン「あ、ああごめん。」
抱きしめたままであった事を失念していたシンは慌てて身をはなす。
ことり「随分情熱的な人なんですね、シン君は・・・。」
シン「え?い、いや、あれは並行世界の俺の気持ちを伝えただけで・・・。」
ことり「それでも格好良かったです。すごく真剣で・・・あ、あんな事を言われたのは私初めてで・・・。」
はやて「な、なんか雲行きが怪しくなってきたような・・・。」
フェイト「そのようね。危険な兆候だわ。」
なのは「フェイトちゃんいたんだ・・・。」
ことり「また・・・私達会えないでしょうか?」
シン「き、君は記憶があるのか?乗っ取られていたんじゃなかったのか?」
ことり「いいえ♪私はただ流れてくる気持ちを代弁していただけですから♪ああ・・・あんなに強く愛してる、なんていわれてしまうなん
    て・・・。」
シン「ち、ちょっと待ってくれ・・・。」
そうこうするうちにことりの姿が掻き消え始めていく。
シャマル「召還のもとだった枝がなくなったから彼女も帰還するようね。」
ことり「またいつかお会いしましょうね?シン君♪」
シン「そ、そんな事いわれても次元世界が違う・・・。」
ことり「さてどうでしょう?いつかまた会えても全然不思議じゃないですよ?並行世界の私達は出会ったわけですし♪いわるゆそれが・・・。」
ことりはここで極上の笑顔を見せ、指をシンに突きつける。
ことり「愛の運命、いわゆるラブ・デスティニーってやつじゃないっすか?」
その言葉を最後にことりの姿は完全に消えた。
シン「あ、あんたは一体なんなんだ・・・。」
はやて「結局フラグがたったんかいいいいいいいいいい!」
なのは「もうフォローできないよ・・・。」

リィンⅡ「これにてことりちゃんのお話もひとまず終わりなのです♪今夜もお付き合いいただきありがとうなのです♪」





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最終更新:2008年07月04日 04:18
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