「八神部隊長――――ッ!!」
ばぁーんと、叩き破る勢いで部隊長室のドアが開かれる。
部屋に突撃してきた少年の名前をシン・アスカという。
「何で! 何で!? 何でデスティニーがアンクルカバーしか残ってないんですかぁッ!?」
「時空を自在に移動するロストロギアを悪用する犯罪組織の出現。
それに対抗する為、管理局のテクノロジーの粋を結集して開発された時の列車デスライナー!!」
「……あの、はやてちゃん。誰に向かって話してるんですか? というか何で電車なのです?」
「いや、シャーリーたっての希望で。ちなみに制作もシャーリーや」
「あ……向こうでシャーリーがやり遂げた顔で倒れてるです……」
愛機を電車に改造されるというアクシデントに見舞われるシン。
しかし、彼の不幸は終らない。移動先の時間ではシン以外は戦う事が出来ないのである。
いくら軍人とはいえ、モビルスーツが無ければシンは身体能力が少し高いだけの普通の少年。
それを解消する為のライダーシステムなのだが……
○ソードフォーム候補組(ヴィータ&シグナム&飛び入り)
「初陣は基本フォームがお約束だろ! 行くぜ――ぶべっ!?」
「待てヴィータ! ソードフォームなら私が行く!!」
「色的に私だろ!? 俺参上ってのやってみてーんだよ!!」
「武器的に私だ!! それにお前はアックスの方が特性的に合ってるだろう!?」
「……今の内に」
「「させるかぁ!!」」
「はうっ! バルディッシュのモード3的に見れば私がソードでも大丈夫な筈です!」
○ロッドフォーム候補(八神はやて&エリオ・モンディアル)
「シンの身体をすき放題するチャンスや――!!」
「駄目です! マイスターは指揮官なんですから!
それにロッドフォームにはエリオが居るじゃないですか!!」
「エリオは私に譲ってくれるよね……」ガッシリ
「いや、あの……その……」
○アックスフォーム候補(フェイト・T・ハラオウン)
※別フォームに出張中
○ガンフォーム候補組(高町なのは&ティアナ・ランスター)
「やっぱり基本スペックの高いガンフォームがいいと思うの。射撃なら私の出番なの」
「あ。なのはさんは休んでてもらって大丈夫ですよ。ハンドガン程度の火力じゃ満足できないでしょうから。
ここはハンドガンの扱いに慣れてる私が行くべきですよね」
「…………」ジリジリ
「…………」ジリジリ
一方その頃。戦う術を持たぬシン=プラットフォームはというと。
「誰でもいいから速くしてくれえぇぇ――!!」
とりあえず、逃げていた。
最終更新:2008年08月08日 02:15