1
シン「グレーテルの服は洗うの大変だよなぁ~洗濯機に放り込む訳にはいかないし」
グレーテル「ごめんなさいね、兄様……」
シン「のわっ!聞いてたのか!? 大丈夫だよ、そんなに大変じゃないから気にするな」
グレーテル「本当に?」
シン「あぁ、本当さ。一つくらい手洗いしたってどうって事無いよ」
ヘンゼル「ありがとう、お兄さん」 かつらを取った
シン「おぉ! 急に変わるなよ、ビックリするだろ。 ほら、服落としちまった」
ヘンゼル「ははは、お兄さんの驚いた顔が見たくてね」
シン「年上をからかうんじゃないぞ、洗い直ししなきゃな」
ヘンゼル「気をつけるよ、お兄さん」
シア「あの子……二重人格なんだ……」
楓「なんでも昔、とても言葉に出来ないような酷いことをされたらしくて……」
ネリネ「そうなんですか……」
プリムラ「前に……ちょっとだけ聞いた……この世には神様なんていない……
あるのは……殺して、殺されて、そのどちらかで……世界は回ってるんだって……」
シア「……神様はいるのに……ちょっと! お父さん!!」
神王「どうしたんだ、シア? ……話の前にパイプ椅子を降ろしてくれないかな?」
シア「お父さんがちゃんと仕事しないからぁぁぁぁぁ!!」 ガンッガンッ!!
神王「俺だって全部を把握してるワケじゃないんだぁぁぁぁぁぁ」
プリムラ「悪い神様のせいかもね……」
楓「ちょっとリムちゃん……それは……」
ネリネ「お父様……」
魔王「いや、ネリネちゃん? 僕はどちらかって言うと親しみ易い魔王で……」
ネリネ「…………そうですね、お父様がそんなに酷いことはしませんもの」
魔王「ほっ……」
プリムラ「……ニヤリ」
楓「リムちゃん、楽しんじゃダメですよ?」
2
シン「いまここにケーキがある」
プリムラ「うん……」
シン「そして7つに最初からカットされている訳だ」
グレーテル「見れば分かりますよ、兄様」
シン「で、俺達は三人。 俺は2つでいいからどっちかが3つだな」
プリムラ・グレーテル「…………」
プリムラ「私がお姉さん……だから3つ」
グレーテル「あら? いつあなたが姉になったの? 私のほうが姉よ」
プリムラ「じゃぁ妹でいい……普通はお姉さんが妹に譲る……」
グレーテル「嫌よ、じゃぁ私が妹になるわ」
シン「……なぜか嫌な予感が」
グレーテル「兄様に決めて貰いましょう。 さぁ兄様?」
シン「やっぱり……」
プリムラ「決めて」
シン「……それじゃ俺が3つ食べるってのは?」
グレーテル「兄様? 素敵なことを言うのね?」 ゴソ…ガシャリ
プリムラ「……凍ってみる?」 畳がちょっと凍った
シン「マシンガンで蜂の巣も勘弁だし凍り漬けで保存されるのも勘弁だ」
グレーテル「冗談よ、兄様。 ……さて、どうしましょう? 」
プリムラ「グレーテルが食べて……私はいい」
グレーテル「いいの! じゃぁ私が頂くわね」
シン「プリムラ……良い子だなぁ」 なでなで
プリムラ「……ん」
食後
プリムラ「シン?」
シン「どうした、プリムラ? さっきは良い子だったな」 なでなで
プリムラ「さっきのケーキの変わりに……今度パフェ……」
シン「…………」
プリムラ「勿論ないしょ」
シン「わ、分かった……」
シン「グレーテルにバレたら比喩じゃなくてマジで撃たれるな……けど仕方ないか」
プリムラ「計画通り……ニヤリ」
最終更新:2008年07月18日 17:14