1
シン「ふー、今日も忙しかったなっと。うわ、何だこの有様」
伊織「あ、プロデューサー」
シン「どうした伊織。血相変えて」
伊織「アスカが・・・アスカがいないの?」
シン「アスカ?」
伊織「私のぬいぐるみよ、どこにもないの!!」
シン「えー、あーあーわかったよ。一緒に探してやるから、な。」
伊織「うん、ありがとうございます」
しばらくして
シン「お、あった。ここの隙間にはまってたんだな。ほい。」
伊織「ああ、ありがとうございます~」
シン「で、そのアスカって名前何?」
伊織「(カァ~~)、知りません!!」
シン「あ、おーい。・・・何で怒ちゃったんだろう・・・」
2
シン「おはようございますー」
P(俺)「あ、シン君。おはよう」
シン「遂にアニメアイマスでPに固定のキャラ付けが・・・、ってか
雪歩と同じく犬嫌いなのは驚きましたね」
美希「今のところミキがリードしてるの!(ハニーとの距離的な意味で」
3
シン「Pさん。美希にこう言ってみてください」
赤羽根P「?」
美希「ハニーッ!!」(がばっ
赤羽根P「おいおい、ハニーって呼ぶなよ・・・それと」
赤羽根「ここは日本だから『あなた』だろ(キリッ」
美希「えっ・・・///」
『ドッキリ大成功』←シンが看板持ってる
4
私は幸せだった、何不自由も無く順風満帆な人生を過ごしていた
友人関係にも恵まれ家族仲も良く父親は一流企業に勤め重宝され母親はお料理や編み物の先生をして居り私も趣味と呼べる程日常で行っている
読書モデルをしている為か持て囃される事もあり学生にしては金銭面は潤っているが貯金をしている父や母は偉いと言ってくれるが欲しい物がある訳でもないというのが理由
男性に告白された経験も両の指を越えている、普通の男性から周りからイケメンと呼ばれる男性運動神経や頭が良い男性色々な人に交際を持ちかけられた。でも驚きはしても心が動かされた事はなかったから丁重にお断りさせて貰った
私は普通の子とは違うんだろう、友人や本が言う様な心が動かされる物もなく夢中になる物がある訳でもなくただ毎日を過ごしている
贅沢な悩みなのは自分でも分かる、私はこういう性格何だろうと納得し思考に決着を付けた
そう思っていた
「あの…ちょっと良いですか?」
聞き慣れない声がかけられた、珍しい訳でもないたまにある事無視をする訳にもいかないので一言告げて去ろうと思い振り返ると……息を呑んだ
「えっと俺…いや自分はこういう者何ですが…」
歳は私より少し上くらいだろうか慣れない仕草で名刺を取り出し差し出してみせた
傍目から視ても緊張していると分かるたどたどしい敬語、幼さが残る中性的な端正な顔立ち、整えられた形跡が残るが癖っ毛なのだろう無数に跳ねた黒髪、今まで視た何よりも鮮やかな真っ赤な瞳
「……あ、怪しい者じゃなくてちゃんとした事務所で…その」何も言わない私を不審に思って戸惑っているんだろう表情がコロコロ変わり次の言葉を探しているが巧い返しが思い浮かず唸り声を上げている、彼はこういう行為が苦手なのが容易に伝わって来る
差し出された名刺に視線を落とすシン・アスカと大きく記されていた…シン・アスカと何度も何度心中で反芻し彼を見て自然と滲み出した笑顔を向け名刺を受け取った
「うふ…ごめんなさい。少し驚いてしまって…話を聞かせて貰えませんか?」
何時の間にか心臓は早鐘の様に高鳴り頬に熱が籠もるのが分かる、思考が彼の事で染められていく
「あ…はい!」
私の言葉を聞いて安堵し嬉しそうな笑顔で応えた、子供の様な純粋で澄んだ笑顔、耳当たりの良い声音私の笑みが自然と濃くなる
「――――えっと…そういう訳で良かったらって思いまして…」
話を聞くと彼はプロデューサーでアイドルになってくれる子を探しているらしい、ナンパではないのは彼の人柄で分かる
その彼がこうやって私に声をかけてくれた偶然…いやこれが運命なのだろう
「別に嫌なら嫌で「分かりました」
彼の言葉を途中で遮る、私との出逢いに否定的な言葉を聞きたくなかったのもあるが彼の不安な顔を見ていられなかった
「…今から貴方のアイドルになります…。申し遅れましたが私は佐久間まゆと言います…」
人生の分岐点があるなら此処がそうだろうアイドルになれるかではない彼との出逢いがそれだ
満面の笑顔で応え私の名前を彼に告げる、恥ずかしいが私は彼に自分の名前を告げずに盛り上がっていたのか
「…!?」
私の言葉を聞いた瞬間彼の表情が凍り付いた、何かイケない点があっただろうか?分からない
失礼な言い方だっただろうか?彼が望んだ言葉ではなかっただろうか?分からないわからない
疑問が浮かんでは消えを繰り返す
「……マユ…」
「はい?」
私には永遠に続くかと思われた沈黙の中私の名前を呟いた、反射的に応えてしまったが正確には私ではない
誰かを思い出しているんだろう、彼の表情が苦痛を耐える様に歪む唇の色が変わる程噛み締め僅かに身体が震え出す
許せなかった
彼がではなく私と彼の出逢いに水を差す存在が
それ以上に悲しかった
私の名前で別の誰かを重ねた事が、眼の前にいる私ではなくその誰かを思う事が、彼の表情が曇る姿が
「……シンさぁん…?」
無意識に呼びかけ彼の手を取り両手で包み込んだ、華奢そうな外見に反し節榑立った感触に心音が又一つ高鳴った。肌寒い中外に居たのか冷たい体温を感じる手を強く握り締めた
「あっ…」
驚愕の声が洩れると同時に我に帰り私と視線が重なった、まだ深紅の瞳が揺れている私に誰かを重ねているなら私を認識させる事から初めないといけない
「まゆ、シンさんにプロデュースして貰いたいです…初めて逢ってこんな事を言うのも変ですがまゆはシンさんに見ていて貰いたいんです」
言葉にした、彼に私を見て欲しかったから言いようのない不安を感じたから
彼は最初は瞳を見開かせていたが数秒後私の思いを理解したのか思考を振り払う様に頭を振り、思いの残滓を残しながらも強い意思を感じられる瞳を私に向けてくれた
「見てるよ君を…。俺何かじゃ力不足かも知れないけど君をプロデュースしてみせるよまゆ」
彼が私をちゃんと見てくれているそれだけで胸が満たされていく自分がこんなに安い女だと思わなかった
でもそれで良い、夢中になれる人を見付けた、こんなに心が動かされる、私は幸せを知ったのだから
「はい…宜しくお願いしますねプロデューサーさぁん♪」
5
四月の上旬、765プロ社長室
シンは社長室にいた。
何故呼ばれたのか、理由が分からない。
何を言われるか不安でいっぱいである。
この世界に流れ着いてもう二年。
最初はプロデューサーの手伝いしていたが、
美希が961プロに引き抜かれたり
響や貴音などの元961プロにいたアイドルとの交流
961プロの黒井社長との出会いと対立
やがてプロジェクトフェアリーの崩壊
貴音と響と美希を説得などし765プロへ引き入れたり
876プロのアイドル交流
途中プロデューサー不在になった絵理の臨時プロデューサーになったり
秋月律子のプロデューサー転向
など、思えばこの二年様々な事があった。
だが、パルマや器物損害も多く弁償をよくして給料から天引きされており
二年たった今も貧乏な生活を送り続けている。
「さて、シン君呼ばれた理由はわかるかね?」
「いえ、わかりません」
「安心したまえ、解雇の通知ではないから安心したまえ。仮に解雇しても、君は寄りはなし、というより
もそもそも身元が不明。このままでは浮浪者一直線だろうな。それに会長いや従兄弟の順一郎からの頼み
がある」
解雇の通知ではないことにホッとしたが、次に何で呼ばれたのかがわからずにいた。
「それでは、なんの理由で俺を呼んだのですか?」
「おお実はな、君にプロデューサーになってもらいたくてな」
「無理ですよ、年齢的にも……」
「君にはプロデューサー経験と補佐経験があるではないか、なら問題ない」
「えっ、そんな問題でいいんですか!?年齢のことは無視ですか!?」
「大丈夫。私は君の面構えを見てティンときたのだよ、君ならばやれると!」
「そこは会長と似てますね・・・。ですがプロデュースするアイドルはもういませんよね……」
赤羽根から水島から泰などのプロデューサー達がおり、今期も補佐に回る予定だった。(876プロからは
絵理んい付いて欲しいor女装してデビューして欲しいと言われているが断り続けている。)
「まぁ、新人だらけだと心配だから貴音君を付けることにした。他の面々も協力はしてくれる手はずにな
っている」
「まぁ、貴音がいるなら大丈夫かもって……、っちょっとまて新人だらけだと・・?他の面々はどうな
っているんですか?それに俺よりもふさわしい他のプロデューサーがいるのでは?」
「そうだ、今回シンデレラガールズプロジェクトという、殆どのプロダクションが参加している計画にう
ちも参加することにした。ほかの面々は他のプロデューサー一人につき一人配属した。シン君、この配属
は貴音君からの希望でもあるのだぞ。(まぁ、初代と赤羽根に関しては美希と春香が最後まで取り合って
いたが無事に配属できたしよしとしよう)」
「はぁ……、わかりました。どこまでやれるかわかりませんが、やれるだけやってみます。」
「そういってくれると信じていたよ。あと担当事務だが音無君ではなく千川ちひろ君が担当しているから
くれぐれも間違えないくれ」
「わかりました、それで本題の新人はどうなっているんですか?」
「おお、そうだった。それに関しては新人には二種類あってな、会長が見つけてきた新人とプロデューサー自ら見つけてきた新人の二つがある。君も新アイドル探しをすることになるからよろしく頼むよ。あと一人のプロデューサーにつき最低五人担当してもらう。無論多く持ってもいいが責任もって面倒みるのだぞ」
「わかりました。(パルマしないように気をつけないと……)それで会長の見つけてきた新人は残り何人いるんですか?」
「のこり7人いるが、君にはパルマ問題や器物損害の件もあるのでまずはそのうちの三人、渋谷凛君と小日向美穂君と十時愛梨君は君に担当してもらう。君が正式なプロデューサーとしての初仕事になる。あと最後の一人は自分で見つけてくれ」
「わかりました。俺がプロデューサーとしてか………」
思えば絵理のプロデューサーになったのはあくまで状況に流されてであり、正式なプロデューサーとしてこれが初めてである。ふと摩耗しつつあるアスランやハイネの事を思い出した。彼らも隊長として人生の先輩として導いていたが自分もそんな立場になったのだなと感慨深いものであった。
「といっても、他の二人は現在上京中であり、後日顔合わせとなるだろう。今いるのは渋谷凛君だけだ、とういう訳で渋谷君入りたまえ」
と後ろの扉が開き、一人の女性が入ってくる。
見た感じ愛想がなく、態度が悪いように見え、少しだけ過去の自分に見えた気がした。
「ふーん、アンタが私のプロデューサー?……まあ、悪くないかな…。私は渋谷凛。今日からよろしくね」
「俺、シン・アスカです。新人プロデューサーですがよろしくお願いします」
この二人の出会いが、いやこの二人とその仲間達がシンデレラガールズプロジェクトを引っ張て行くことになることになるとまだ二人は知らない。
「あとで、中二病のメル友にメールするか・・・・」
後日
「十時愛梨ですっ。よろしくですっ。プロデューサーさんはどんなお仕事をしてるんですか? あっ、プロデュースがお仕事なんですよね! なるほど、誰のプロデューサーさんですか? え? アタシ? ええっ?」
「うん俺が担当プロデューサーなんだけど・・、本当に大丈夫かな・・・この子・・」
天然でよく振り回されるが、後の初代シンデレラガールの上京。(ファンも十時軍形勢されされるぐらいに・・)
「は、はじめまして! プ、ププ、プロデューサー!! こ、小日向美穂です。す、すみませんちょっと緊張しちゃって…、ファ、ファンに愛されるアイドル目指して、がっ、がっ、頑張ります!」
「大丈夫だから、落ち着いて………(雪歩に何かにているな……)」
恥ずかしがり屋の新人の上京
そして最後の一人は妹の名前をついた、少々一途すぎて背筋がゾクゾクする女の子との出会いはこのあとにあることを彼は知らない・・・
それ以降にも不思議な魅力もつ高垣楓や伊織からの紹介される黒川千秋
レーディスの取り締まりとニートを引きずり出しや
新没個性の子や猫娘
中二病のメル友と出会うのはまた別のお話・・・・・・・
最終更新:2013年04月20日 18:16