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簿記入門氏の東方小ネタ-02

咲夜「そういえばシン、新しいスペルカードができたの。ちょっと試させてくれる?」
シン「さも当然のように俺を実験台にするのはやめてください、いや確かに慣れてるけどさ」
咲夜「殺人ドールを基本としてそれを発展させた」
シン「聞けよ」
咲夜「その名も『ホワイトドール』!!」
シン「やめて!なんか文明を無に帰してしまうようなスペルカードはやめて!!」

咲夜「あなたにとめられたからまた別なの考えてみたわ」
シン「なんか予想つくなぁ。
咲夜「その名も『ブラックドール』!!」
シン「小説版!?ゲームだとスパロボα外伝にでてるあれか!」
咲夜「はたしてグエンのお坊ちゃんにあんなものを操縦できたのか今でも不思議でならないわ」
シン「話はずれますけど、よく連邦はデストロイなんて大型量産する気になりましたね。 経費凄い事になるだろうに」
咲夜「大型MSは一機でればいいのよ、正直いって量産されると見てるこっちも食傷気味になるわ」
シン「ですよねー」



ある日、買出しにでかけたシンは道中なにかくるくる回っている人?に出くわした。

シン「なんなんだ・・・あれ?」
???「おや、あなたは・・・」

回転してた人はピタリとその動きを止めると、今度はシンをまじまじとみつめた。

???「あなた、厄い…厄いわ」
シン「は?あんた一体なんなんだ?」
雛「失礼、私は鍵山雛といいます。厄神をしています、今後お見知りおきを」
シン「はぁ」
雛「ところであなた、どうやら女難の相がでていますね」
シン「そ、そうですか?いや、確かにこっち来てから女の人たちに…でも人里以外はあんまり男の人に会わないから…」
雛「いい厄ですね、いいでしょう、その厄私が吸収してあげましょう。」
シン「は?」

というと雛はすかさずくるくると再び回転し始めた。するとどうだろう、シンの体から黒い瘴気のようなものが出てくるではないか。

シン「おお」

っと声を上げるシン、しかし一方の雛は焦りを感じ始めていた。

雛(な!?これは一体どう言う事?)

シンの厄を集めはじめた雛だがしばらくすると頭になにやら声が響いてきたのだ。
「うん、それ無理」、「カラカラカラカラ(空鍋回す音)」、「ちょっと頭冷やそうか…」
「シンは私の婿やー」、「便乗♪」、「シンは私の物カナ?カナ?」、「ハニー♪」
「さぁ、跪きなさい!犬!」etc,etc…

雛(やばい!このままでは許容量が超えて厄が拡散してしまう!!)
雛「すいません」
シン「へ?」

と言うや否や雛は集めた厄を両手に集め、そして………

雛「超厄タ・ツ・マ・キィィィィィィッ!!」
シン「な!?うわぁぁぁぁ」

と黒い竜巻がシンを襲いシンの体は天高く舞った

シン「ぐあ!な!?落ちない!?浮いてる!!」

黒い瘴気がシンの体を包み、シンの体を空中で固定させる。
すると雛は今度は重ねた両手を天に突き上げ激しく回転を始め宙を舞った

雛「超厄スピィィィィィンンンンン!!」
シン「ちょ、ま、ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」
まるでドリルのように回転する雛はそのままシンに体当たりを敢行、あえなくシンは星になった。

雛「すいません…、でもああするしか他に方法がなかったの………。
  でも、その代わり集めた厄は消滅させたから少しはあなたも楽に…」

そういい残し、雛はその場を立ち去った。
飛ばされたシンはそのまま紅魔館に向かい一直線、いつものごとく本を借りに来た魔理沙のマスタースパークにより
中国とともに焼かれ三日間のひさびさの重症を負った。



???「だから、今度こそ・・・」
???「やめときなって、また・・・」
???「はぁ、懲りないわね・・・」


シン「あー、昨日はえらい目にあったー」

廊下の掃除をしながらシンはため息をついていた。その原因は昨日の夜、満月でフランのテンションが上がり
弾幕ごっこの相手をしていた為である。

シン「まさかカゴメカゴメで逃げ場所一つに絞った後でレバ剣が飛んでくるとは・・・久しぶりに走馬灯をみたぜ」

幸いな事にスペカの力が十分に練りきれていなかったので大事に至らなかったのだが、それでも人間のシンにとっては十分であった。
迫りくる炎の剣から映し出される懐かしき記憶、マユ久しぶり、お兄ちゃんまだそっちにいけないよ。実に難儀な体である。

シン「うーにしてもキツイ、今日はさっさと仕事終わらして昼寝でもしよう、おわっ」

曲がり角にさしかかったところでふと黒い影の塊にぶつかってしまった。疲れが溜まり注意力が散漫になっていたのであろう。
当然のごとく、シンはそれにぶつかってしまった。そして手にはいつもの柔らかい感触が。

シン「あ、ご、ごめ・・・」
???「キャーーーー!!」
シン「ぐわっ!!い、いや。わざとじゃっ!うわっ!何!姿が見えない?ミラコロか!?」

急に叫び声が上がったかと思うと、シンの目の前にいた塊は姿を消し弾幕が周りに撃ちだされた。
シンはそれをなんとかかわすと、弾幕を撃った主を探そうとするが見当たらない。しかし、それでも弾幕は尚発射されつづける。
それはまるでC.Eのミラージュコロイドを彷彿とさせるものだった。

シン「くそ!狙いは正確だし、この弾は一体どこから・・・見えた!そこっ!!」

ようやく、気配を察知しスッとシンは相手の首根っこを掴もうと手を伸ばした。そして・・・

ふにょん
シン「(ふにょん?)」
???「あ、あ、あ・・・」
シン「あ゛」
???「この変態!!」
シン「フォンドヴォウ!!」

シン・アスカ。ラッキースケベする程度の能力をもつコーディネータは期待を外さず、ものの見事にパルマをかましていた。

咲夜「またあなた達ですか」

結局、騒ぎを聞きつけた咲夜の手によってシン達はあえなく御用となったわけだが・・・。
今、咲夜の前には見慣れぬ妖精メイド三人が正座させられていた。
輝ける日の光、サニーミルク『光を屈折させる程度の能力』を持つ
静かなる月の光、ルナチャイルド『音を消す程度の能力』を持つ
降り注ぐ星の光、スターサファイア『範囲にいる物体を把握できる程度の能力』を持つ
通称、三月精である。隣にはナイフと弾幕による傷で倒れているシンがいた。

咲夜「つまり、あなた達はうちの執事に痴漢された、と」
サニー「されたのはスターだけどね」
ルナ「それよりあの人あれで本当に人間?けっこーいいの貰ってたよ」
スター「死ねばいいのに」
シン「わ、わざとじゃ・・・ない」

昨日の今日ですでにシンの息は絶え絶えである。

咲夜「とはいっても、あなた達のおかげで余計な仕事を増えたからね。あの時は追い返したけど今回は
   しっかり責任をとってもらいましょうか」
サニー「追い返したって・・・そんなレベルじゃなかったじゃない!!」
ルナ「いや!もうグングニルはいや!!」
スター「どうか!命だけは!命だけはお助けを!!」

なんか必死の三月精、前回は忍び込んだだけなのにどうやら大変な目にあったみたいだ。

咲夜「大丈夫よ、命取ったりまではしないわ。ただ・・・きっちり体で返してくれればいいから」

と咲夜は微笑んで、掃除用具一式を取り出した。
結局、三月精は3ヶ月ほどタダ働きさせられる事になったのであった。

動かない図書館ことパチュリー・ノーレッジ。
その名のごとく一日、いや一年の大部分は図書館にて読書に耽る魔女である。
そんな彼女でもたまには動きたくなる時だってある、今日はたまたまそんな時であった。
とはいえ、別に運動をしにいくわけではないので普段着…つまりは寝巻きのままで移動していたのだが…。

シン「うわ、あぶなっ」

ドン、と無害な本の整理を任されていたシンと角でぶつかってしまった。
勢いは大した事はなかったものの、それはか弱いパチュリーにとっては充分な威力で彼女はそのまま後ろの本棚に叩きつけられてしまい、
どさどさと本が落ちてくる
日頃、魔理沙やフラン(時々レミリア)のスペカを味わっているシンはそれに素早く反応する。
彼女を抱きこむとそのまま彼女の変わりに本の下敷きになった。

(痛た、でもなんとか(むにゅっ)ん?むにゅ?)

こうなってしまうと起きてしまうのが彼のスキル、パルマ・フィオキーナ。
その抱え込んだ両手にはパチュリーの普段は着やせして見えない豊かな胸が収まっていた。

「…シン」
「え?あ、あの、その、す、すいません!!」

なんだなんだとメイド妖精やら小悪魔やらが集まってきた、そこには土下座してあやまるシン
と顔を赤らめ胸をガードするパチュリーの姿が。

「はぁ、わかったわ。顔をあげて、こっちにきなさい」
「す、すいません」

そしてパチュリーはおもむろに立ち上がると、おずおずと足を別方向へ向けた。
シンもそれに続いて申し訳なさそうに言われたとおり付いて歩いた。

「あそこは…パチュリー様の研究室」

ギィィィィ、バタンと二人は研究室の方へと消えていった。すると数秒後、シンの叫び声とともに
強力な魔力の波導が研究室から漏れてきた。
しばらくすると、何食わぬ顔でパチュリーのみが部屋から出てきた。シンは隅っこで炭になっていた。
この事を後に何があったか問いただすとがたがた震えながら「詠唱魔法怖い」という答えが返ってきた。
パチュリーは「誰にも触られた事なかったのに」とベッドで顔をうずめていた。
そして、それから二日後…

「パチェの胸を鷲づかんだ奴はだれだぁ!!私だってまだなのに!!」

目を血走らせながらグングニル片手で犯人探しをするレミリアが見かけられたという。

4



「はぁ~、今日はついていないな」

外の文明との乖離の激しいここでも、花の美しさには変わりは無い。
という事は関係なく商売ができるという事だ、いつものように客周りをしていると。
厄介な事に花の妖怪と遭遇してしまった。
ああいう手合いは非常に厄介だ、普段はどうという事もないが絡みたい気分の時に合うと徹底的に絡まれる。
加えて彼女は先天的なS、女性との交際歴はまぁそこそこだがさすがにSな女は苦手だ。
やれ、どういう育て方をしただの水はどのくらいだのきちんと愛情持って育てているだの、
生きた心地がせず彼女が飽きる頃にはすでに夕暮れ、まったくとんだ災難だ。
とはいえ、腹は減る。こういう時、自分は生きているんだなと改めて実感する。
晩飯はどうするか考えていると、香ばしい匂いが漂ってきた。

「ん?鰻か、たまにはいいかな」
「いらっしゃーい」

ちんちんと軽やかに店主が鳴いた、夜雀の鰻屋ここではそこそこ有名みたいだ」

「えーっとそれじゃあ…鰻の蒲焼と、ご飯を」
「すいません、ご飯うちやってないんですよ」

がーんだな、残酷だ。鰻の蒲焼なのにご飯がないなんて。

「ミスティアー、お酒もう一本」
「はいはい」

少し離れたところに少し寒くなってきたかというのに腋丸出しの巫女がお銚子片手に鰻の串焼きを
頬張っていた。

(まったく酒が飲めればいいんだろうけどな)

飲めないわけではないが好きで飲むことはない、それに酒は飯の味を変える。

「はい、焼けたよー」
「あ、あんがとさん。はむ、んん、もぐ、もぐ」

うん、ちょうどいい焼き具合だ。たれの甘さも丁度良い。

(これでご飯がないなんてなぁ、なんか罰ゲームみたいだ)


「はい、お勘定」
「はいよ」
「みすちー、きたよー」
「あれ?霊夢しかいないんだ、あ、私は塩でね」

入れ替わりに氷の羽をもった妖精と虫の触覚を持った妖怪が入ってきた。
どうやら、人だけじゃなくてそういった類の連中にも人気らしい。

「明日はクラナガンか」

明日、早朝から客に呼ばれている事を思い出した俺は家路を急いだ。





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最終更新:2009年02月08日 12:27
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