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シンとデス子⑤

デス子「え~っと、2×2=4で、2×3=6でぇ…」
シン「ん?宿題か。帰って来てすぐやるなんて、偉いな。」
デス子「(頭撫でられ)えへへ~、宿題すぐにやって、ミューちゃん達と遊びに行くです。だから宿題なんて『えいっ』てやっちゃうですよ!」
シン「そっか、そりゃそうだな。…にしても、どうだった?初めての学校は。」
デス子「(目を輝かせ)すっごく楽しいです!あのねあのねマスター、デス子沢山手を挙げて、先生や皆に『凄いね』って言われたですよ!
    それでね、お弁当の時間に皆でお話しながらマスターのお弁当食べたです!」
シン「へぇ、楽しそうだな。」
デス子「はい!…でもですね…体育の時、デス子転んでばかりいたですよぉ。逆上がりや縄跳びとか、跳び箱飛べなかったです…」
シン「(……あ~…やっぱアレか。MSの時アロンダイトやら長射程高エネルギー砲やらバランス悪くてごつい武装ばっかりついてたし、
   機体出力も安定してなかったから…人間になったらバランス感覚が悪くなってるんだな…)」
デス子「あ、でもですねマスター、デス子、野球のボール投げると凄いんですよぉ。ボールさんがぐーって曲がっていくですよ!」
シン「(……えっと、それってフラッシュエッジ……だよな?多分…)」

デス子「それでですね~、デス子がボールさんを受け止める時ですね、おててがぴかーって光ってボールさんが止まるです!
    皆凄いって褒めてくれたです!えっへん!」
シン「(……それパルマフィオキーナ……ってか、光るのはまずいよな…流石に…)」 
デス子「ほぇ?マスター、どうしたですか?」 
シン「(思考停止5秒)―――うん?あ、ああ。何でもないよ。…そうか、楽しいなら何よりだな。」
デス子「はいです!デス子学校大好きです!」
シン「はは、そんな事言えるのも今の内だけかも知れないぞ?」
デス子「ぶー、そんな事無いですよ。マスターのいじわる!(膨れっ面)」
シン「悪い悪い。――っと、時間いいのか?」
デス子「はう!そうでした、デス子遊びに行くでした!マスター、ミューちゃんとプラント中央公園に行って来るです!」

シン「ああ、気を付けてな。ちゃんと5時までには帰って来いよ?今日の夕飯は何がいい?」
デス子「デス子お鍋が食べたいで~す!」 
シン「よっし、じゃあ帰って来たら手伝って貰うからな。――行ってらっしゃい!」
デス子「は~いマスター、行って来ま~すです!」
シン「(窓からデス子に手を振り)―――俺もあの位の頃、父さんや母さんに毎日学校の事とか話したり、友達と遊びに行ったりしたっけ…。」
シン「(頭を掻きながら)…デス子。うんと遊んで、うんと毎日楽しんでくれな…。」


――やはりMSだった頃の名残がある事に脱力しつつ、楽しそうなデス子を見て自分の幼かった頃を思い出すシン…そんなお話。 





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最終更新:2008年10月24日 23:42
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