アットウィキロゴ

シンとデス子③

~~プラント内、アーケードの喫茶にて~~
ルナ「あれ、シン何のパンフレット見てるの?(買い物に来てシン発見)」
シン「(喫茶に入って来たルナマリアをチラっと見て)うん?ああ、ルナか。…いや、ちょっとデス子にね。」

~~眺めていた「入学案内パンフレット」をルナマリアに見せるシン~~ 

ルナ「――これって…ジュニアスクールの?」
シン「まあな。デス子、最近色々友達が出来たみたいでさ。ただ、その子達は普段学校通ってるから、デス子も寂しいみたいなんだ。」
ルナ「あー…成る程ね。」シン「で、昨日デス子に学校行きたいか?って聞いたら、行きたいって即答されてさ。」
ルナ「へぇぇ、それで色々調べてたのね。んで?デス子ちゃん、編入するなら何年生位?」
シン「見た目は多分2、3年生で通用するだろうな。学力は悪くないし。オレが毎日少しずつ、教えてるから。」
ルナ「…そっかぁ。良かったね、デス子ちゃん。」

シン「そうだな…。元MSでも、人間になって意思があるなら、ちゃんと育ててやりたいし…。」
ルナ「ううん。それもあるけど…良かったって思ったのはさ、あんたが物凄くパパしていて良かったね…って。」
シン「…そうかな?」 
ルナ「そうだよ。だって今のあんた見てると考えちゃうもの……あの時あたし達別れずにいて、子供なんて出来てたら
   …あんたがこんな良いパパになっててくれたのかも…って。」
シン「(淋しそうに小さく笑う)……よせよ、2年前のオレ達は傷の舐め合いでしか無かったから、続かなかったんだろ。」
ルナ「……そう…ね。ねぇ、シン。あんた、今もザフトに戻る気は無いの?皆あんたを必要としてるのよ?」
シン「……無い。政治と軍の頭がアイツらに刷り替わっただけで争いが無くなるなんてほざいてる所になんて、戻りたく無いよ
   ―――(携帯の着信音)っと、悪い…はい…あぁ、デス子か。どうした?……うん、うん…解った、すぐ戻るから、洗濯物ちゃんと
   畳んでおくんだぞ?…ハイハイ、プラントマンチップス買っていってやるよ。じゃあ、頼むな。……ごめんルナ、オレはこれで。」

ルナ「うん、いいよ。気にしないで。あたしも久々に顔が見れて、嬉しかったし。――デス子ちゃん、待ってるでしょ?」
シン「ああ、『マスター、お布団取り込みたいけどデス子じゃ重くて取り込めないです、只今お布団と格闘中です~!』…だそうだ。」
ルナ「アハハ、可愛い~!ねえ、今度デス子ちゃんに会いに行っていい?」 
シン「いいよ、デス子も喜ぶしな。――じゃ、またな。(自分とルナマリアの会計を済ませ、先に出るシン)」
ルナ「(アーケードを行くシンを眺め)……ホント、良いパパだと思うわ。もし…続いてたら、あたし達…ハァ、未練がましいなぁ…あたし。」


~~デス子の善き父親代わりを務めたいシンと、未練を残しながら幸せな2人を見守るルナマリア…そんなお話。 





タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年10月24日 23:40
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。