【スレ31】琴・三味線をやっている人
899 :おさかなくわえた名無しさん:2008/01/16(水) 12:52:56 ID:LwPlpK8A
>>897 琴三味線の師匠ですが何が聞きたいですか?
900 :おさかなくわえた名無しさん:2008/01/16(水) 13:00:33 ID:7pAvNpmt
>>899 琴と三味線だと全然違うんですが(家族が三味線やっていたから) どっち?
901 :おさかなくわえた名無しさん:2008/01/16(水) 13:03:18 ID:tQpLtDPO
琴と三味線? それとも、琴三味線という楽器があるの?
902 :おさかなくわえた名無しさん:2008/01/16(水) 13:54:32 ID:/z2gaKS2
>>899 お弟子さんはどういうルートで来るんでしょうか? また、お師匠業で食べてける人ってどれくらいの率なんでしょうか。 ちなみにうちの親戚のおばちゃんはクラシックのソプラノ歌手で、 コンサートだけではとても食べていけないので自宅で 教室を開いている。音大とかを目指す人だけではなく、 趣味程度のおじさんおばさんも教えている。 このおばちゃんきっちりしたいい人だし、力量的にも 将来を嘱望されてたそうだが何せ親戚皆が認める程世渡りが下手。 適度に折れることの出来ない性分で営業もあまりできない質なので 中央であまり出世できなかったらしい。クラシック系も 営業努力が色々出来ないと難しいみたい。 歌声は60過ぎた今でも素晴らしいんだけど。
905 :おさかなくわえた名無しさん:2008/01/16(水) 15:46:43 ID:GmnWffYH
>900>901 生田流系だと琴(箏曲)と三味線(三弦)両方出来ないと 師範になれない。(試験がある) 箏曲と三弦とでそれぞれの段位(初傳→中傳→奥傳→皆傳)と とっていって、両方の皆傳があって初めて教師(助教)の試験が 受けられる。(宮城派の場合) 邦楽だと三曲といって、箏・三弦(もしくは胡弓)・尺八との合奏が古来あり、 尺八はともかく社中を構える師匠クラスだと箏曲・三弦・胡弓3つができる 人がほとんどです。 自分は教師試験に落ちまくった崩れ者…。 自分のお師匠さんは高校の邦楽部に教えにきていた方で、卒業後も そのまま師事しました。師匠本人は家業で引き継いだようですが、 教師試験に受かった姉弟子でも、同じ社中で雇われ師匠をしている ケースが多く、他に副業をもたれている方がほとんどです。 うちはお師匠さんが良心的で、月謝は月1万(二つ合わせて)でした。 生徒は20名程度ですからこれだけで食べていくには辛いと思います。
906 :905:2008/01/16(水) 15:50:44 ID:GmnWffYH
自分は>899さんではありません。あくまで生徒の立場からみた邦楽の世界。 お弟子(生徒)になる人は、うちの社中の場合 1)高校・大学のクラブから引き続き(全部で3つの学校に行ってました) 2)お茶の先生から勧められて(昔のお弟子さんの中に茶道の師範がおりました) 3)ちょっと変わった習い事をさせたい親が子供を送り込む(看板を見て…とか) の方々が多かったです。 伝統芸能はどこもそうでしょうが、段位を取るのにかなりお金がかかりますので 教師試験を受けるところまで行く人はあまりなくて、せいぜい中傳か奥傳を とったあたりでやめてゆく人が多かったです。
907 :おさかなくわえた名無しさん:2008/01/16(水) 17:17:28 ID:idNmzDmJ
普段のお稽古は、着物着用?
908 :おさかなくわえた名無しさん:2008/01/16(水) 17:21:56 ID:7pAvNpmt
>>905 失礼しました 家族というか、伯母が三味線の先生を自宅でやっているんだけれど 琴なんてみたこともなかったもので 流派によってその辺の事情は違うようですね 伯母は旦那さんが公務員で、あと土地があったので お弟子さんの月謝で暮らしているという感じではなかったです 年に何度か地域の老人ホームに慰労に回るほかは ややご年配の方にまったりと三味線教えてます
924 :おさかなくわえた名無しさん:2008/01/17(木) 13:51:56 ID:O3VeQTON
899です。 琴と三弦(地唄三味線)の師匠をやってます。 メシを食えるほどになるためには 会派を立ち上げるしかないでしょうね。 弟子は友人やその子供、友達など、口コミがほとんどです。 小中学校へ教えに行った時(ほとんどボランティア)に 興味を持ってくれた生徒が直接習いにくるとか。 タウンページに名前を載せる師匠仲間もいます。 私の所属団体だと免状一つが3万(初・中・奥・皆) 師範を取るのに35万〜 + 師匠へのお礼(数万) 普段は洋服で稽古してますが 人前で演奏する時は着物です。(美容院代も必要) 楽器のメンテナンスや消耗品の購入 着物も新しく欲しくなるし… 私は夫の稼ぎがあってこその師範です。