墓で発見したものはそうめんだったのではないでしょうか。混乱した頭で、一つずつ繋がっていくというのは、師匠が吐いたときにそうめんだったが、部屋にはそれらしきものがなかったとありましたので、加奈子さんの墓へ来て食べていた、その痕跡が比較的新しい状態で残っていたのでは?とすると師匠は生きている、でも何故失踪したのか、直前にあったことは『猫』の最後で石田がやり残したものがあるような感じがすると言っていた、加奈子の復活できない肉体(遺体と言って良いのかどうか)を師匠は守っているのかもしれない、『遺体をどこに隠すのかが問題だ』と言っていたのは、ナイトセルの能力は復活ができないほどの肉体でも、他者が摂取することは可能なのだから。
霊感の強い人が周りにいると霊感は強化されるということだったと思うので、COCOさんを見つけて霊感の強化に役立てようと最初は考えていた、ウニさんを弟子にしたのも霊力強化の一環でなのでは、加奈子さんの復活にCOCOさんの能力を使えないか、未来を固定化させることができないかという意識ももしかしたらあったのではないでしょうか。『追跡』のときに、予言は破られることを知って、COCOさんの能力の限界を知って、石田や悪意ある者から守るために故郷に帰らせて音信も不通にさせたのでは。
それらの過去の出来事が少しずつつながって事実が見えてきた状況が、『そんな生き方しかできなかった君に』・・・ということにつながるのではないでしょうか。
なお、元所長は、師匠の行動を知っていたが、自分が話すことでそうした者たちに漏れることを恐れて、あえて情報の断片だけをウニさんに与えて、一度行ってみるといいと言ったのでは。ウニさんがとても落ち込んでいるのを見兼ねてのことであるものの、そうした不完全な情報であることと、何故そうするのかがわからないから居心地が悪かったのでは。
全く当てずっぽうですが、何となく自分の中ではこの考察が一番しっくりきたので。どうでしょうか。
最終更新:2022年10月03日 18:36