間崎京子がいた世界
太陽や月、惑星など、太陽系の星は同じ。
しかし遠くの星々の配置が違う。
うお座やてんびん座はあるが、この世界のものとは似ても似つかない形だった。
星座
- 魔王座
- 7月の星座。
- 魔王アングモア。
- 全天を睥睨する13の赤色巨星の群。不気味な顔のような模様。
- うみへび座
- 魔王座が地上に遣わした悪魔の一体。
- ヒュドラ。地上を荒らして回ったが、リュケイオスに倒された。
- 怪物すら殺す猛毒を持つ。
- くじら座
- 11月の星座。
- 魔王座が遣わした最後の怪物。ケートス。
- 京子の本当の星座であり、11月31日生まれの「角南」の星座でもある。
神話
怪物ヒュドラを倒したのは、英雄リュケイオス。ミュケナイの王アーマリオスと、妃ユラの息子。
リュケイオスは自らが倒したヒュドラの毒を使い、エリュマントスの猪などの、魔王アングモアが地上に遣わした怪物たちを次々と倒していった。
怪物ケートスもそのうちの一体。魔王が地上に遣わした最後の使徒。
ケートスはヒュドラの毒が込められた石火矢で心臓を射抜かれて倒され、天に昇り星座となった。
こちらの世界の本来の神話
- ヒュドラ
- テューポーンとエキドナの子。ギリシア神話を代表する怪物の一体。
- 英雄ヘラクレスによって倒された。「ヘラクレスの十二の偉業」の一つとして有名。
- リュケイオス
- アポロンの別名。狼の神。
- アポロンは太陽神ともされるが、古くは牧畜と予言の神である。
- エリュマントスの猪
- アルテミスが支配する地にいたとされる怪物。
- 英雄ヘラクレスによって倒された。「ヘラクレスの十二の偉業」の一つとして有名。
- ケートス
- テュポーンとエキドナのあいだに生まれた怪物。エチオピア王国の王妃カシオペアが、自分の美しさを奢りたかぶったせいでポセイドンの怒りを買い、その罰としてケートスがエチオピア王国に送り込まれた。
- 大暴れするケートスを鎮めるには、娘のアンドロメダ姫を生贄に捧げないといけない、という神託が降り、アンドロメダ姫が海のなかの岩辺に鎖で縛り付けられることになった。
- そこにペガサスに乗った英雄ペルセウスがやってくる。ペルセウスは倒したばかりのメデューサの首をかかげてケートスを岩に変え、みごと姫を助けて妻に迎える。
最終更新:2025年07月05日 22:43