LCD Photon レジン設定判別

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LCD Photon レジン設定判別 - (2018/06/23 (土) 16:55:50) のソース

X3msnake氏によるAnycubic [[LCD Photon]]レジン露光調整用ファイル解説動画(英語)
&youtube(https://youtu.be/s_NIeiNoKi0){480,300}
[[X3msnake氏によるレジン露光調整用ファイル 最新版(Github)>https://github.com/altLab/photon-resin-calibration/releases/latest]]

* X3msnake氏によるレジン露光調整用ファイル・インストラクション(和訳)

&bold(){ANYCUBIC RESIN EXPOSURE FINDER by X3msnake}

USBメモリに「resin-xp-finder」をダウンロードし解凍します。

**1.セットアップ
1-1:テストを実行する前にあなたのAnycubic Photon本体が水平になっているかを確認します。
1-2:VAT(レジンタンク)とビルドプラットフォームを取り付け固定してください。
1-3:VATにあなたがテストしたいレジンを流し込んでください。

**2.Anycubic Photonテストモードの有効化
2-1:「test-mode.gcode」を実行します。(「resin-xp-finder」フォルダ内のファイルの一つです)

**3.レジンのテスト
3-1:ほとんどのレジンで機能する初期レジンテストファイルが2つフォルダ内にあります。
「resin-test-25u.B100.2-20.photon」
「resin-test-50u.B100.2-20.photon」

[訳者注:ファイルの命名規則]
25u/50u	→ 積層ピッチ : 25μm(0.025mm) / 50μm(0.05mm)
B100	→ ベースレイヤ(Bottom layers、ラフト)露光時間 : 100秒
2-20	→ 露光時間の範囲 : 2~20秒

まず最初に「resin-test-50u.B100.2-20.photon」での出力をお勧めします。

積層ピッチ25μmのテストファイル「resin-test-25u.B100.2-20.photon」を出力することで、より薄いピッチでの結果を知ることもできます。

もしお手持ちのレジンがゆっくり硬化するものの場合、代わりに「slow_resin_tests」フォルダ内のテストファイルを使用してください。

**フィルムの掃除と乾燥
テストの後に
・ビルドプラットフォームを取り外し
・適切な溶剤(通常はイソプロピルアルコール)でやさしく、しかし徹底的にすすぎ
・その後、紫外線照射による硬化処理を15分間行い
・硬化後、ビルドプラットフォームからテストプリントをやさしく剥がして
ください。


**出力結果についての解釈
・レジンの露光不足のレジン:細い線や細部が欠けている
・最低限露光したレジン:図版が硬化した最初の列
・レジンの丁度良い設定:細かい部分のほぼすべてを見ることができる(ネガの範囲が埋まり始める直前)最初の列
・過剰露光したレジン:ネガの範囲が埋まっている列
・それぞれの列が表す露光時間は、列番号に2を掛けるとわかります。(C1=2秒、C2=4秒。…C10=20秒)

・硬化が遅いレジン用のファイルを使用する場合は、列番号に露光範囲の最初の値を掛けてください:
「resin-test-25u.B150.6-60.photon」:C1 = 6秒、C2 = 12秒、... C10 = 60秒
「resin-test-25u.B150.10-100.photon」:C1 = 10sec、C2 = 20sec、... C10 = 100sec
「resin-test-25u.B150.20-200.photon」:C1 = 20sec、C2 = 40sec、... C10 = 200sec

**プリントモードにあなたの機械を復帰する
「print-mode.gcode」(「resin-xp-finder」フォルダ内)を実行し、テストピースの丁度良い露光時間に合わせ、魔法を楽しんでください!


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