予約変数{$smarty}
予約変数{$smarty}は、いくつかの特別なテンプレート変数にアクセスするために使われます。
リクエスト変数
例 4-6. リクエスト変数を表示
{* (GET) http://www.domain.com/index.php?page=foo から、pageの値を表示 *}
{$smarty.get.page}
{* (POST) フォームから送信された変数"page"の値を表示 *}
{$smarty.post.page}
{* クッキーに登録された"username"の値を表示 *}
{$smarty.cookies.username}
{* サーバ変数"SERVER_NAME"の値を表示 *}
{$smarty.server.SERVER_NAME}
{* 環境変数"PATH"の値を表示 *}
{$smarty.env.PATH}
{* phpのセッション変数"id"の値を表示 *}
{$smarty.session.id}
{* get/post/cookies/server/envの値から、変数"username"の値を表示 *}
{$smarty.request.username}
注意: {$smarty.server.SCRIPT_NAME}? はサーバ変数? SCRIPT_NAME? にアクセスするために提案された方法ですが、 歴史的な理由から、{$SCRIPT_NAME}? はこれを通して直接アクセスする事が出来ます。
{$smarty.now}
現在のタイムスタンプには、{$smarty.now}?によってアクセスできます。 この時間にはエポック(January 1, 1970)から経過した秒数が反映されます。 表示フォーマットのために、修正子? date_formatに値を渡す事も可能です。
例 4-7. {$smarty.now}を使用する
{* use the date_format modifier to show current date and time *}
{$smarty.now|date_format:"%Y-%m-%d %H:%M:%S"}
{$smarty.const}
PHP定数?の値に直接アクセス出来ます。
例 4-8. using {$smarty.const}
{$smarty.const._MY_CONST_VAL}
{$smarty.capture}
{capture}..{/capture}によってキャプチャされた出力は、{$smarty.capture}変数によってアクセスできます。 詳細はcapture?の項を参照して下さい。
{$smarty.config}
{$smarty}変数は読み込まれたコンフィグ変数?を参照するのに使用出来ます。 {$smarty.config.foo}は、{#foo#}と同義です。詳細や例は config_load? を参照して下さい。
{$smarty.section},{$smarty.foreach}
{$smarty.template}
この変数には処理されている現在のテンプレート?の名前が含まれます。
{$smarty.version}
この変数にはテンプレートのコンパイルに使用されたSmartyのバージョンが含まれます。