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スターミー

登録日:2010/07/22 Thu 14:19:40
更新日:2026/08/18 Tue 15:11:39
所要時間:約 10 分で読めます


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コアと呼ばれる中心部分が七色に輝くのは通信しているからだと言われている。


ポケットモンスター』シリーズに初代から登場するポケモン


■データ


全国図鑑No.121
分類:なぞのポケモン
英語名:Starmie
高さ:1.1m
重さ:80.0kg
タマゴグループ:水中3(性別不明)


特性:はっこう(先頭にすると野生ポケモンの出現率が2倍になる(~8世代)/相手に命中率を下げられなくなり、相手の回避率を無視して攻撃できる(9世代~))
  /しぜんかいふく(交換すると状態異常を回復する)
隠れ特性:アナライズ(最後に攻撃すると技の威力が1.3倍になる。相手の交代時にも適用される)

種族値
HP:60
攻撃:75
防御:85
特攻:100
特防:85(初代のみ100)
素早さ:115
合計:520

努力値:素早さ+2

ヒトデマンに「みずのいし」を使うことで進化


■概要


ヒトデマンが進化してエスパータイプがついた。

進化前と同じく顔が無く中心に金色の枠に囲まれた赤く輝くコアを持つ。
進化してから紫色になり、体部分が互い違いに2層になって幾何学的な形になっている。
その為地元では「宇宙生物ではないか?」と疑われている。


どこの地元か分からないが…セキチクシティかグレンタウン辺りだろうか。


ムーンの図鑑ではさらにこのボディのせいで「宇宙からの侵略者ではと地元の人は噂している」と尾ひれがついている。

この部分をスクリューのように回転させて海中を泳ぐという。
ちなみにこんなナリで陸上では初代ポケモンスタジアムから一貫して直立二足歩行。脚には関節もちゃんとある。速く移動するときは身体を横に倒し回転させて飛ぶ。
中心のコアは七色に光り、夜空に電波を発信している。その為「宇宙と交信しているのでは?」とも言われている。
因みに全ポケモンで唯一図鑑の分類に連体詞が使われている

余談だが、『ポケットモンスター』の参考元として『MOTHER』があることを踏まえると、ヒトデマンというネーミングはスターマンオマージュである可能性がある。


■ゲームでのスターミー


進化前のヒトデマンは等で釣りをすれば比較的簡単に入手できる為、「みずのいし」さえ入手できればすぐに進化させられる。
ただし、石で進化するポケモン共通の欠点として、進化後はレベルアップで覚える技が著しく減ってしまうため、特に第五世代までは、できればヒトデマンが「ハイドロポンプ」を覚えるレベル50位まで進化させずに育ててから進化させるのが理想であった。
第六世代以降は進化後でも思い出しで覚えられるようになったので扱いやすくなった。

NPCトレーナー、特に水道にいるトレーナーがポケモンバトルで繰り出してくることも多いが、
代表的なスターミーのトレーナーといえば、ジムリーダーカスミが挙げられる。
初代ではヒトデマンとスターミーの2匹を使うが、ヒトカゲを選んでいるとタケシに続いてまたも弱点を突かれるので相性が悪い。
みずが弱点のヒトカゲ、あるいはリザードはもちろんのこと、みず等倍のポケモンでも「バブルこうせん」(FRLGでは「みずのはどう」)の火力と素早さで押し切られることも。
ゼニガメパラスなら初代の思考ルーチン上、「たいあたり」を優先して使うので耐えるのは楽だが、こちらも有効打に乏しく、おまけに「ディフェンダー」も使われるのでジリ貧になりやすかった。
かみつく」も初代ではまだあくタイプではなくノーマルタイプのわざなので、弱点となりえなかった。

一応、タケシとは違ってそれなりにここにたどり着くまでには様々なポケモンをゲットする機会があるため、弱点となるでんき、あるいはくさタイプのポケモンをゲット・育成すれば勝てるチャンスはあり、そういう意味ではタケシよりはマシと言える。

ただ、くさはともかくでんきはピカチュウくらいしかおらず、そのピカチュウはみず等倍+耐久面が脆いため、「多少レベル差があってもでんき技でどうにかなるだろう」という甘い考えでカスミに挑んだら、あっという間にスターミーの「バブルこうせん」(「みずのはどう」)でピカチュウを落とされて絶望したプレイヤーは相当数いるだろう。
あるいはピカチュウを捕まえられないままハナダシティに着き、ゴールデンボールブリッジなどのNPC戦を済ませてしまった後にカスミに惨敗し、くさタイプのナゾノクサorマダツボミを捕まえ、必死の思いで育てたという者もいるかもしれない。

なお、この時点でコイキングを買い、地道にレベルを上げてギャラドス進化させていても突破できるかもしれないが、売り手が怪しすぎて買わなかったり、弱すぎて育てなかったりしたプレイヤーが大半だと思われる。

意外な弱点はむしタイプの技。ただ初見ではエスパー複合と分かりにくいのでみずタイプと勘違いした人も多いことだろう。
また、ズバットとパラスの「きゅうけつ」では弱すぎるため、まともな選択肢はスピアーの「ダブルニードル」一択。
そしてパラスはともかく、ズバットやスピアーの耐久では等倍の「バブルこうせん」でも高確率で沈む。

因みに、初代のくさタイプは大抵どくタイプ複合なので、仮にこのスターミーが「ねんりき」等を覚えていたら、上記のくさポケモン2匹に加えて御三家であるフシギダネ、ズバットやスピアーといったどくタイプ、更には持久戦を狙えた一部のみずやくさタイプすらもカモにされ、ほぼ手がつけられなくなっていたのは間違いないだろう……。

ポケモンXDではダークポケモンとして登場。XD限定の「リフレッシュ」を覚えている。他は「たきのぼり」、「れいとうビーム」、「じこさいせい」とまずまずの技構成であり、特に「たきのぼり」を習得しているのは(当時はひるみ効果こそ無いとは言え)なかなか。あえて言うならエスパー技を覚えていないので「リフレッシュ」はわざマシンの「サイコキネシス」に上書きしてしまおう。特殊アタッカーとして育成するなら「じこさいせい」をわざマシンの「10まんボルト」に変えるのもいいだろう。相手のポケモンに対し弱点を突きやすくなる。

大乱闘スマッシュブラザーズにも登場。
初代モンスターボールから出現し、プレイヤーの方へ接近した後「スピードスター」を撃つが、接近速度が遅い為振り切られることも多い。

DX以降ではヒトデマンに代わり、発射までに追尾するようになり、高速で連射するように。
進化前の方が性能良いって…

そして『Pokémon LEGENDS Z-A』では、メインキャラの一人であるデウロのパートナーとして抜擢されたこともあり、メガシンカの追加を期待されていたが、実際に長い雌伏の時を経て、ついに衝撃の姿を引っ提げてメガシンカを獲得した。
詳しくは後述。
さらに物語とは直接関係ないサイドミッションではあるものの、宇宙にいるスターミーと交信する会合への参加という奇怪過ぎるイベントも存在。そちらの詳細はぜひプレイしてその目で確かめてみてほしい。

レンタルポケモン

【ポケモンスタジアム】
レベル30:バブルこうせん/たいあたり/かげぶんしん/じこさいせい
レベル50:ハイドロポンプ/10まんボルト/ちいさくなる/じこさいせい

レベル30は「バブルこうせん」で相手の素早さを落としながら「かげぶんしん」+「じこさいせい」コンボで運ゲーを仕掛けよう。
レベル50は「かげぶんしん」が「ちいさくなる」になり、やる事は一緒だがこちらは一致技が「ハイドロポンプ」にパワーアップ。さらに「10まんボルト」も加わりみず同士でミラーマッチとなっても強く出れるようになった。

【ポケモンスタジアム2】
イエロー:なみのり/かみなり/トライアタック/みがわり
97:ハイドロポンプ/サイコウェーブ/かみなり/じこさいせい
98:サイコウェーブ/ふぶき/10まんボルト/どくどく
城:バブルこうせん/トライアタック/フラッシュ/どくどく
ウルトラ:バブルこうせん/かみなり/スピードスター/ちいさくなる

イエローカップでは高い素早さと、一致「なみのり」と「かみなり」を持つ強力なレンタルポケモン。シードラギャラドスなどとは要選択か。97カップの型も「かみなり」はそのままに一致「ハイドロポンプ」と「じこさいせい」を持っているのでエース級の活躍が期待できる。
ジムリーダーのしろの型は上記で紹介した型より多少弱くなるが、相手に「どくどく」を浴びせつつ、さらに「フラッシュ」で命中を落としながら戦うことで相手をじわじわと弱らせる事ができる。

【ポケモンスタジアム金銀】
共通:たきのぼり/でんじほう/こうそくスピン/かたくなる

基本は一致「たきのぼり」で攻めていき、余裕があれば「でんじほう」を撃ち込んでまひ状態にさせたい。なお当時は「こうそくスピン」の素早さ上昇効果や「たきのぼり」のひるみ効果は無く、俗に言うまひるみ戦法は本作ではできないので注意。*1

【エメラルド】
型1:かいがらのすず:ひかえめHC:サイコキネシス/でんじは/あやしいひかり/じこさいせい
型2:かいがらのすず:ひかえめHBD:ハイドロポンプ/かみなり/じこさいせい/あまごい
型3:ラムのみ:ひかえめCS:なみのり/サイコキネシス/10まんボルト/れいとうビーム
型4:ラムのみ:ひかえめCS:サイコキネシス/れいとうビーム/10まんボルト/じこさいせい
型5:ラムのみ:ひかえめCS:なみのり/サイコキネシス/じこさいせい/ひかりのかべ
型6:たべのこし:おだやかHBD:なみのり/あやしいひかり/でんじは/じこさいせい
型7:ひかりのこな:ひかえめCS:サイコキネシス/れいとうビーム/コスモパワー/じこさいせい
型8:ひかりのこな:ひかえめCS:なみのり/10まんボルト/コスモパワー/じこさいせい

型が8つ存在するレンタルポケモンのうちの1体。
スターミーの場合、大体「一致技のどっちか1つ+あやしいひかり+でんじは+じこさいせいの害悪型」(型1・型6)、「フルアタかそれに近い特殊アタッカー型」(型3・型4)、「ひかりのこなで躱しつつコスモパワーで積み、じこさいせいで回復しながら攻撃技を仕掛ける型」(型7・型8)、といった感じに分けられる。その中でも型2は雨パ型であり、本作のスターミーの型のなかではわりと独特な型といえる。

【プラチナ・HGSS】
型1:ラムのみ:おくびょうCS:なみのり/サイコキネシス/でんじは/あやしいひかり
型2:こうかくレンズ:おくびょうCS:ハイドロポンプ/ふぶき/かみなり/じこさいせい
型3:ものしりメガネ:ひかえめCS:なみのり/サイコキネシス/パワージェム/シグナルビーム
型4:たつじんのおび:ひかえめCS:なみのり/サイコキネシス/れいとうビーム/10まんボルト

型2はエスパー技こそないが、「こうかくレンズ」の効果で命中に難のある攻撃技3種が気軽に撃ちやすくなった。ピンチになったら「じこさいせい」で回復しよう。
型3と型4はガチスターミー型。特に型4は「たつじんのおび」の効果をも相まって、弱点を突けさえすれば大半の相手はひんしになるだろう。

【バトレボ】
シングル:CS:なみのり/サイコキネシス/れいとうビーム
ダブル:CS:あやしいひかり/なみのり/サイコキネシス

ゲートコロシアムにて登場。本作のレンタルポケモンの中でも屈指の扱いやすさを誇るポケモン。
特にシングルの型は技範囲が非常に広いことに加えて「たつじんのおび」を持っていることがある上、4番目の技には「10まんボルト」や「くさむすび」が入ることがありみずタイプミラーもこなせるなどとにかく万能。
ただし特性が「はっこう」の個体しかいないため、状態異常には弱いのは難点。

【BW2】
型1:オボンのみ:おくびょうHS:サイコキネシス/コスモパワー/じこさいせい/ミラータイプ
型2:しんぴのしずく:ひかえめCS:ハイドロポンプ/サイコキネシス/こうそくスピン/まもる
型3:きあいのタスキ:おくびょうCS:なみのり/サイコキネシス/パワージェム/シグナルビーム
型4:おうじゃのしるし:おくびょうCS:なみのり/サイコキネシス/れいとうビーム/10まんボルト

型1はみず技の無いどころか「サイコキネシス」ワンウェポン。従ってあくタイプで止まる。「ミラータイプ」であくタイプに変更できればいまひとつにはなるが、あくタイプに有効打を与えれる技は持ってないので普通に交代させた方が安全。型2は「ステルスロック」などを撒かれても「こうそくスピン」で回収可能。後は一致技×2で攻撃しよう。
型3と型4は技構成はバトルファクトリーからの流用だが性格がおくびょうになり、持ち物がそれぞれ「きあいのタスキ」、「おうじゃのしるし」に変更。何れも技の威力を上げる持ち物ではなくなったので少し火力は落ちた。それでも多彩な相手の弱点を突けれる事には変わりはないし、型4は火力と引き換えに技にひるみ効果が付与されるのでやっぱり強い。

【USUM】
型1:オボンのみ:おくびょうHS:サイコキネシス/コスモパワー/じこさいせい/ミラータイプ
型2:ミズZ:ひかえめCS:ハイドロポンプ/サイコキネシス/こうそくスピン/まもる
型3:きあいのタスキ:おくびょうCS:なみのり/サイコキネシス/パワージェム/マジカルシャイン
型4:おうじゃのしるし:おくびょうCS:なみのり/サイコキネシス/れいとうビーム/10まんボルト

型1と型4はBW2からの流用。型2と型3は以下の変更点あり。
型2の持ち物が「ミズZ」に。一致「ハイドロポンプ」から変換される「スーパーアクアトルネード」は強力そのもの。
型3の「シグナルビーム」が「マジカルシャイン」になり、あくタイプにも弱点を突けれるようになった。

【剣盾】
ダイマックスアドベンチャー:アナライズ:サイコカッター/パワージェム/マジカルシャイン/こごえるかぜ

「アナライズ」が役に立つ機会はそう多くはないか。
特殊のフルアタッカー…と見せかけて肝心のエスパー技が物理技であったり、みず技に至っては覚えてすらいなかったりする。
一応「こごえるかぜ」で相手の素早さを下げ、仲間を行動させやすくなるようにサポートする事は可能。

■対戦でのスターミー


高い素早さと平均程度の特攻を誇る速攻型特殊アタッカー。
HP種族値が低いため耐久力は並程度だがこれでもエスパータイプの中ではマシなほうである。
攻撃は75と無駄にそれなりにあるが、体型ゆえに技レパートリーに乏しいので物理型はネタ。

初代では鬼畜技「ふぶき」使いの中で最速ということもあり、猛威を振るったエスパータイプの中でも最メジャーだったポケモン。
当時はエスパーが実質弱点なし*2のため、タイプ相性(耐性)的にはみず単体の上位互換である上、対くさタイプにおいても、氷タイプ技で弱点を突ける「ふぶき」を、高い素早さを活かしてほぼ先制で使えるだけでなく、強力な「はっぱカッター」持ちのフシギバナウツボットに有効な「サイコキネシス」をタイプ一致で撃てるため、さほど苦にならない。
唯一でんきタイプは天敵だが、「ふぶき」や「サイコキネシス」は等倍で通り、場合によってはこおりによる逆転勝ちも狙える。
エスパー天下の環境にあって、エスパー同士の戦闘で「ふぶき」や一致みず技の存在で優位に立てるメリットも大きく、同じく速攻型で弱点なしのフーディンと同等以上の人気を誇っていた。
耐久面でも攻防一体の『特殊』が100あり、努力値を全能力に振れる仕様から、
物理技でも一致急所や爆発技でもなければそうそう一撃では落ちないと意外とタフ。
特殊アタッカーとしてガンガン攻められる一方、「じこさいせい」「ちいさくなる」「どくどく」で長期戦も得意である。

ちなみに当時は「なみのり」や「ハイドロポンプ」といった一致みず技の採用率は意外なほど低い。
これはみずを弱点とするタイプの内、ほのおは大会では絶滅、いわで使用率が高いのもじめん複合ゴローニャ程度、そしてゴローニャを含むじめんはこおりにも弱いので、わざわざみず技を使わずとも「ふぶき」だけで事足りるため。
メインウェポンとしては同じエスパー以外には等倍以上で通る「サイコキネシス」があり、
エスパー対決でもやはりみず技より高火力・高命中率な上に3割の確率で凍らせる「ふぶき」の方が強力。
さらに自身がみず・エスパー・こおりに耐性を持つため、ミラーマッチを意識するとしても、
それこそみず技より「10まんボルト」や「かみなり」といったでんき技が優先される。
残り1枠には「じこさいせい」、「ちいさくなる」or「かげぶんしん」、「どくどく」、「でんじは」といった補助技が入っていた。
一応、みず技にもこおり・エスパー複合のルージュラと戦いやすくなるという利点はあるが、
当時は物理耐久の貧弱さを問題視されたのか、実力の割にルージュラの採用率はそこまで高くなかった。

第二世代では高い素早さと豊富な補助技、小回りの利く回復技を組み合わせたサポート要員として使われることが多くなった。
「でんじは」を無効化してくる地面タイプに強いため、とにかく相手に麻痺を入れやすく、「リフレクター」や「ひかりのかべ」も覚えるため後続をサポートしやすかった。回復技も「じこさいせい」のため二発で倒されない限り粘れるのだが、最低限の耐久力がはあり四倍弱点が無いため、意外に押し切れないことも多い。
意外なところではパルシェンに強い点を生かして「こうそくスピン」要員としても使える。ライコウや「ふきとばし」を覚えたサンダーは「まきびし」を撒くことを前提とした立ち回りになりがちなため、それを阻止されることは相手にとって死活問題となり得る。
サポート要員以外では、「あやしいひかり」+「でんじは」+「みがわり」を組み合わせた型も使われた。こちらはレベルを51にすることでサンダーに先制できるようになり、そこまでレベルを割かなくても十分な火力を発揮できるためエースのお供として使われた。

その後はエスパーやふぶきの弱体化、特防の低下、種族値のインフレ等もあり埋もれ気味に。
しかしなみのり/サイコキネシス/10まんボルト/れいとうビーム』の構成は、初代から現在に至るまで通用する。
特に10まんボルトなどのでんき技を覚えられるのはみずタイプとしては貴重。
めざめるパワー」以外のでんき技を覚えるめぼしいみず特殊アタッカーは、ランターンロトムといったでんき複合系と、ラプラスくらい*3
そしてそのラプラスも第六世代以降はでんき技の代わりにみずタイプに抜群となる一致技「フリーズドライ」を覚えさせるケースが多いため、
でんき技がサブウェポン候補に挙がるみず特殊は今やスターミーのみである。
ある意味下手な化石ポケモンよりも生きる化石。

ただしこのフルアタ構成では対策もされやすく、特にヌケニンを出されたら特性もあって完全に詰む。
一応状態異常や「パワージェム」等で対策可能だが、あまりにピンポイントな感が強く変に対策すると範囲が狭まって本末転倒。

また火力そのものは現在では高いとは言えないため、攻撃メインで運用するなら持ち物による補強が欲しい所。
特殊アタッカーの宿命か、ハピナスを筆頭とした特殊受けで止まりやすい。
しかし、それらを呼びやすいことを逆手にとって「トリック」で「こだわりメガネ」を押しつける戦法も非常に有効。

現在では単純なアタッカー型はゲッコウガなどに食われ気味なので、攻撃技だけでなく変化技を活かした型での採用が大半。
火力と素早さはあちらが勝るが、技レパートリー自体はこちらの方が上という微妙な違いがある。

技はそこそこレパートリーがあり優秀なものも多く、
攻撃技はみずタイプが「なみのり」or「ハイドロポンプ」、エスパータイプが「サイコキネシス」、
サブウェポンに「10まんボルト」or「かみなり」「れいとうビーム」or「ふぶき」「くさむすび」「パワージェム」等。
「めざめるパワー」はナットレイハッサムの弱点を突ける炎が有用。

変化技は「あやしいひかり」「いばる」「どくどく」「でんじは」「ちいさくなる」「リフレクター」「ひかりのかべ」
みがわり」「トリック」「こうそくスピン」「スキルスワップ」「ほごしょく」とかなり豊富。

耐久を「コスモパワー」や「じこさいせい」or「ねむる」で補えば、特性の「しぜんかいふく」で状態異常に強く壁役にもなれる。
その場合、BWで強化された「ちいさくなる」も有効な選択肢となる。
また「じゅうりょく」を使った後、「ハイドロポンプ」「ふぶき」」「かみなり」といった命中の不安定な大火力技を連発するロマン型も。

特性「しぜんかいふく」は状態異常を受けても交代して態勢を立て直すことができ、3つの特性の中で最もクセがなく扱いやすい。
隠れ特性「アナライズ」は低耐久速攻型のスターミーとはあまり相性が良くないものの、交代時にも発動するので受けに来た相手を返り討ちにできることがある。
「はっこう」は一見対戦でのメリットはなさそうだがスキルスワップを使うか相手に使われるケースを意識する場合に採用できなくもない。
一応第九世代では「するどいめ」と同じ効果に変わったが…回避率操作がしづらい昨今ではしぜんかいふくの方がいいだろう。そもそも第九世代に出演できてないし

その能力とタイプ、技の豊富さ故に弱点を突ける幅が広く、登場当時に猛威を振るったゴウカザルにも一方的に勝てることから、
遠い昔には御三家パーティーの天敵であるとされてきた。
しかし第三世代時点でもジュカインはスターミーより素早く、その後もゲッコウガジュナイパー
(条件付きだが)ゴリランダーエースバーンと先手で弱点を衝かれる御三家が増えてきていると向かい風。
第九世代には登場していないが仮に登場したとしても新御三家のマスカーニャに先手で叩かれるため、
御三家パーティーキラーの代名詞は完全に過去のものになってしまったと言えるだろう。

余談だがレベル50対戦で「ハイドロポンプ」を使いたい場合、第五世代まではGBAでヒトデマンを育てて送る必要があった。
最近はフラットルールであまり気にならなくなったが。

また、初代の97カップの全国大会出場者の一人に「にしきの」という名前で付けていた出場者がいた。
他の手持ちも「たまい」「ハニまる」等ユーモラスなニックネームのポケモンが多かった。
ついでにまさこもこのパーティにはよく馴染んでいた。

VC版第一世代環境でも強力な事には変わりはないが、「こおり」状態への耐性が無いことから、
みず枠としてはトップメタであるラプラスよりも1ランク劣る地位に甘んじている。


■メガスターミー




動きが人間らしくなってきた。

意思疎通を図ろうとしているのか人に成り代わるつもりかは謎。



出典:ポケットモンスター、121話『キャッチャー・イン・ザ・スカイ』、
2023年4月14日から放送中。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


分類:なぞのポケモン
高さ:2.3m
重さ:80.0kg

タイプ:みず/エスパー
特性:ちからもち(攻撃の実数値が2倍になる)

  • 種族値
HP:60
攻撃:100(特性のない『LEGENDS Z-A』では140)
防御:105
特攻:130
特防:105
素早さ:120
合計:620(特性のない『LEGENDS Z-A』では660)

■概要(メガスターミー)


Pokémon LEGENDS Z-A』にて新たにメガシンカが追加。
姿形はほとんど変わらない……異様に長くなった脚を除いては。強いて言えば、よく見ると真ん中のクリスタルを縁取る金の装飾もちょっとだけ形が変わっているくらい。そして大きさ自体もなんか妙にデカくなっている。
ゲーム内だとメガシンカ特有のエフェクトで分かりづらいが、アニメや公式イラストを見るに体表が光沢でテカテカになっている模様。特に公式イラストのそれはかつての赤緑~金銀時代の水彩画を彷彿とさせる雰囲気に仕上がっている。
前述の通り元々『ポケスタ』や『剣盾』などでは自立したりよちよちと二足歩行をする姿を見せたりしていたが、この度は脚が異様に発達したことで、人間が中に入っていると言われても不自然ではないレベルで器用に歩き回る。高速移動時もメガ前の円盤移動はしなくなっており、代わりに両手足をドタバタ振りながら全力疾走するアストロガンガー、あるいはオルガ走りと言えば分かる人は分かる。実際止まらないGBが速攻で作られる程
ちなみに、こんなにデカくなっているのに体重は全く変わっていない
登場時には腰(?)に手を当てた、どこかで見覚えのあるポーズを取る。

能力の変化としては多彩な特殊技の使い手という良さを維持したまま、攻撃に+65というなぞのポケモンだけに謎の強化を得たことで物理型もこなせるようになった。
とはいえ一致物理技の最高打点が「アクアブレイク」「しねんのずつき」とやや物足りなさがあり、物理サブウェポンもZ-A発売時点ではノーマル技しかないなど取り回しにやや不便さはあるが、「素直に特殊技で攻めてくる」「メガシンカして物理で殴ってくる」の二択と圧力を迫れるようになり、特殊受けのポケモンを物理でブチのめすこともできるようになった。
その後、DLC「M次元ラッシュ」では新たに物理こおり技の「トリプルアクセル」を習得。サブウェポン事情がそこそこ改善した。
Pokémon Champions』では「トリプルアクセル」を没収された代わりに「アイススピナー」を習得している。残念ながら、「ウェーブタックル」はさすがにA100ちからもちにやっていいものではないので習得しなかった。「だいばくはつ」も不可能なので、ロマンは「じばく」で突き詰めるしかない。

ちなみに、「しねんのずつき」は物理技のモーションの都合上蹴りで繰り出す。頭突きとは……?蹴りどころかパンチの技すら全く習得しないのに…*4
しかし何故か「ビルドアップ」を新規習得してたりする。ついでに「じばく」も新規習得している。なんだお前。…ヒトデって爆発するものだっけ?
しかし攻撃面は大きく様変わりした一方で、一番の持ち味であった素早さは僅か5増えただけである。円盤移動が出来なくなったからだろうか?
むしろこんな見た目で素早さ130や140もあったら軽くホラーではあるが
なお、「しねんのずつき」は『Champions』でもしっかり蹴りで繰り出す

ちなみに、『Z-A』では種族値の増加分が140とメガシンカの通例から大きく逸脱しているが、これは特性が「ちからもち」だから*5
エスパーだから「ヨガパワー」だろうと予想する人もいたが、実際はこの通りである。ますます謎のポケモンだな!
これは本作は特性がない分を補うためか、デフォルトで「ヨガパワー」や「ちからもち」を持つチャーレムメガクチートの攻撃種族値が1.4倍に上方修正されているという特徴があるため*6
『Champions』では特性があるため、上方修正は削除されて合計も+100に収まっている。それでも攻撃+25だが
特性込みの実質攻撃種族値は、無振りで188族、特化なら252族の特化に相当する。

そして、スターミーは昔から「スキルスワップ」は覚えられるため、スロースタートを押しつけられてもC130かつ元々特殊寄りのメガスターミーにはS低下以外に大したダメージがないという、SVでスキスワを習得したチャーレム(C60→メガ80)にはないメリットがある。
残念ながら『Champions』にレジギガスやケッキングはいないが……

そのあまりのインパクトに当初はコラ画像と勘違いされたり、他のネタバレが埋もれる程SNSで盛大にネタにされた。否定的な意見も少なくないが「なぞのポケモン」が無難なメガシンカをするはずがないので…
なおコイツのインパクトが強すぎてSNSではコイツマチエールの尻の情報で溢れかえっていたため、逆にSNSでのネタバレが減ったという副次効果もあった。…と一部では噂されている。
それにしても毎度毎度縦に伸びるポケモン出てんな

上述したように宇宙生物と噂されていることや、ヒトデマンの鳴き声がソックリなこと、モンスターボールの着想元が「ウルトラセブン」に登場するカプセル怪獣であること、暴走メガシンカ登場時のポーズなどからモチーフはウルトラな宇宙人なのではないかと考察されている。段々真ん中のクリスタルがカラータイマーに見えてきた人もいるとか。「じばく」ももしかすると某六男の大技が元ネタ……なのかもしれない。
ちなみにZA発売時に円谷プロダクション公式アカウントから ネタにされてたり 、アニポケにおいて円谷プロダクションが制作に関わっていた時期があったりなど、ポケモンとは意外な関わりが複数存在する。
暴走メガシンカ戦は走り方にばかり目が行くが、大ジャンプモーションはまんま「シュワッチ」である。


■ゲームでのメガスターミー


『Z-A』本編ではメインミッション31「マスカットの呼び出し」で登場するの暴走メガシンカポケモンの内の一匹として戦うことになる。他2匹が600族であることを考えるとすごい待遇である。

ストーリー通りであればここが初お披露目となるが、その強烈なインパクトに面食らったトレーナーもさぞ多いことだろう。
なにせ戦闘フィールドを縦横無尽に走り回り飛び回るのだから。
大ジャンプして姿を消したのち、着地でダメージを与えてくる「アクアジェット」や至近距離まで接近して「しねんのずつき」をしてくるほか、タメ攻撃では主人公めがけて全力ダッシュして「とっしん」してくる
さすがにワンパンとまではいかないものの、体力最大から気絶寸前のところまで体力が削られるため侮れない。
HPが半分を切ると長射程・高火力の「ハイドロポンプ」をフィールドを走り回りながら主人公めがけて撃ち込んでくる。
撃破するとスターミナイトを入手可能。

共闘時のパートナーはヒトデマンをパートナーにしていたデウロ。
キーストーンとメガストーンはAZから受け取っていたものの、ヒトデマンを気に入っていることもあり、進化の踏ん切りがつかず、暴走メガスターミー戦まで進化させていなかった。(作中でも水の石自体は購入可能であるため、いつでも進化できたことを指摘されている)
だが、直前のイベントでサビ組幹部のジプソから「みずのいし」をもらい、自身が期待されていることと主人公やミアレのためになりたいと決心がついたこともあり、共闘時にはスターミーに進化させている。すなわちスターミー同士の対決なのだが、共闘相手はシステム上メガシンカできないので、ストーリー中でメガスターミー同士で戦う姿は拝めない。
ストーリー中では再戦の機会がないため、デウロがメガスターミーを使う姿を見れるのは、クリア後のZAロワイヤル∞で対戦相手に選ばれたときのみ。

ストーリークリア後はクエーサー社のシミュレーションで再戦できる。共闘相手がいないソロでの戦いになるので注意。

■対戦でのメガスターミー


『Champions』において初期環境から登場。
せっかく習得した「トリプルアクセル」が没収されたが、代わりに「アイススピナー」を習得したのでドラゴン対策は可能。

特性「ちからもち」を活かした物理アタッカーとして戦うのが基本となる。
前述のとおり特性込みの実質攻撃種族値は、無振りで188族、特化なら252族の特化に相当する。
これは、おおよそSVにおける特性発動済みのザシアンと同等の攻撃力と考えてよい。

メインウェポンとしてはタイプ一致の「アクアブレイク」に「しねんのずつき」や「サイコカッター」などを習得できる。
「アクアブレイク」に威力は劣るが怯みが狙える「たきのぼり」も習得可能。残念ながら水物理で最高打点の「ウェーブタックル」は習得できない。

交代技の「クイックターン」や先制技「アクアジェット」をタイプ一致で撃てるのが非常に強力なポイント。
元の攻撃力が高すぎるため、タイプこそ違うがメガスターミーの「クイックターン」はガブリアスの「じしん」と同等の火力である。

S120の高い素早さからガブリアスの「じしん」並のダメージを与えながら後続に交代できる「クイックターン」は非常に強烈。
「アクアジェット」も威力こそ40しかないが元の攻撃力の高さのおかげで先制技とは思えないダメージを叩き出すことも。

一方で物理のサブウェポンはドラゴンや草対策の「アイススピナー」程度しかない。
メガスターミーが使えるタイプ不一致の物理技は氷(「アイススピナー」)・ノーマル(「からげんき」など)・鋼(「ジャイロボール」)のみと恐ろしく貧弱。

ただし、C130と特殊アタッカーとしては十分に高い数値を持ち、特殊のサブウェポンは非常に豊富。
環境によっては「10万ボルト」「れいとうビーム」「くさむすび」などの特殊技の採用も視野に入るだろう。

初期シーズンの上位構築に採用されたメガスターミーはほぼ「クイックターン」を利用したサイクル構築となっている。
また「ステルスロック」や「どくげしょう」への対策(と素早さ上昇)として「こうそくスピン」を採用する型も少数ながら存在。
「ちからもち」の補正で本来威力の低いこの技でもそこそこのダメージも見込める。
なおこの凄まじい攻撃力からの「じばく」を真面目に採用しているメガスターミーも確認されている

一方で耐久はある程度上昇したといえHP自体が低めなため不安が残る。
「じきゅうりょく」持ちかつこちらからの有効打がないブリジュラスにはまず勝てない。
タイプが共にメガスターミーの弱点かつ素早さでも負けているマスカーニャの相手も無理。
素早さで上を取られて「シャドーボール」でワンパンされるメガゲンガーなども天敵に挙げられる。

またエスパー共通の弱点だが先制技の「かげうち」や「ふいうち」が抜群となってしまい、
特にドドゲザンの「ふいうち」は耐久無振りだと乱数一発、「いのちのたま」持ち「つるぎのまい」を積んだミミッキュの「かげうち」で確殺されることになる。

攻撃力と素早さに振る個体が主流ではあるが、特性のおかげで振らなくとも攻撃力は十分に高い事やS120はやや中途半端なことから
割り切ってHPと特防に振った耐久ベースの個体もそれなりに確認できる。こうすれば「ふいうち」も確定で耐えられ、
また、特殊技で弱点を突かれても一発は耐えられるようになることが増えて相手を返り討ちに出来るようになる。

能力を上げる積み技は攻撃力と防御力を上げる「ビルドアップ」、ダメージを与えながら素早さを上げてステルスロックなどを排除できる「こうそくスピン」など。
回避率を上げる「ちいさくなる」や耐久力を上げる「コスモパワー」なども習得でき、要塞型もできなくもない。
とはいえ貴重なメガシンカ枠を割いてまでやることではなく、普通に殴ったほうが強い為か採用率は非常に低い。
積み技を除くと変化技は「じこさいせい」程度しか目立ったものはなく、「みがわり」などの汎用的なものしかない。

搦め手もサブウェポンもほぼないため、「アクアブレイク」「クイックターン」「アクアジェット」によるみず技のゴリ押しが中心となる。
裏を返せばこれらが通らない相手は非常に苦手。

素早さ種族値も120と高くはあるが、上を取れる相手も多く耐久は並程度なので出オチしないように注意したい。
積み技も微妙なため、エースというよりかは相性を補完できる相方とサイクルを回す戦い方の方が向いている。

なお同じ水物理アタッカーのイダイトウがライバル。
あちらの適応力「ウェーブタックル」はこちらの「アクアブレイク」とほぼ同等のダメージである。
「アクアジェット」と「クイックターン」もイダイトウは完備しており、使用率もイダイトウがややスターミーより上。
とはいえイダイトウの素早さは並程度であり差別化自体は容易。

シーズン3からは水タイプの高速メガシンカにはメガラグラージという強力な対抗馬も復帰。
雨下においては速攻性と爆発力を両立してくるメガラグラージに一見劣っているが、天候の奪い合いによる強弱の差とポケモン選出の縛りの影響が小さいことから立ち回りではスターミーに分がある。

またこちらの上を取った上で弱点を突いてくるメガライチュウYが参戦したものの、あちらの耐久が脆すぎるお陰で少し削りを入れれば「アクアジェット」で消し飛ばせるためフォローは容易い。
シーズン3序盤ではこの2匹の印象のせいでパッとしなかったものの最終的な評価は逆転しており、シーズン最終1位達成者の構築にも採用されている。

特性「ちからもち」による暴力的な火力は凄まじいが、技範囲の狭さと搦め手の少なさ、微妙な耐久と弱点も大きく、
強い相手にはとことん強いが無理な相手はとことん無理と癖の強い性能をしている。
脳筋に見えるが、補完できる相方と組み相手を削りながら詰めていく繊細さが要求されるポケモンとなっている。

■アニメでのスターミー


■カスミのスターミー

カスミは手持ちとしてヒトデマンとスターミーの両方を所持しているが、スターミーの方は不遇の一言に尽きる。

4倍弱点を突けるゴローンに返り討ちにされる上にコアを砕かれたり、ゼニガメに負けたり。
出番もヒトデマンと比べてかなり少なく、挙句の果てにはタッツーのついでにジムに預けられてそれっきりと散々な扱い。
もうちょっと扱い良くしてもよかったのではスタッフさんよ…。
ヒトデマンの方も手持ちが増えてきた頃になってくるとやや影が薄くなるものの、無印時代のカスミの手持ちの中では一番安定した戦闘力を持っていた。


ちなみにアニメのヒトデマンやスターミーは、ピンチになると中心のコアが点滅する
図鑑で「宇宙から来た」と噂されていることや、分類も「なぞのポケモン」とふわっとしていることから、ゲームはともかくアニメの映像演出としては、「宇宙からやってきた我らの光の巨人」の要素が取り入れられていると言っていいだろう。さらに言えば、ヒトデマンはアニメでの鳴き声もそれらしい「ヘアッ!」となっている。
これは担当声優の三木眞一郎によるアドリブ。三木氏は後に「ヘアッ!」の本家本元の声優担当することになる。
ちなみにヒトデマンがこの鳴き声で通ったため、スターミーの鳴き声はとても艶めかしいと表現せざるを得ないものになってしまった。


■フリードのスターミー教官



出典:ポケットモンスター、121話『キャッチャー・イン・ザ・スカイ』、
2023年4月14日から放送中。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

CV:畠中祐
リコロイ編『ライジングアゲイン』では宇宙から帰還したフリード博士の新たな仲間としてスターミー「教官」が登場。
なぜかメガシンカした状態で煙と共に宇宙船から出てきたところを、フリードと勘違いしたオリオに抱き着かれる……という羨ま罪深いヤツ。肌ざわりとかで違和感ありそうなものだが。
メガシンカ状態だとやたらとツヤのある描写がなされており制作側の気合を感じさせる。

ちなみに特殊な来歴や設定がある個体というわけでもなく、もとはと言えばトクサネ宇宙センターにいた宇宙への志が強いだけのただの野良スターミーである。
ちなみに教官というNNは、宇宙訓練の飲み込みが早くフリードに教えることも多かったため付けられたもの。
例によって友情ゲットでフリードの手持ちに加わった。

とにもかくにも いつの間にかメガシンカしていた ことが多く、フリードの後輩であるヤンガの目の前で
『勝手にボールから出る→勝手にメガシンカする』というカスミのコダックのパワーアップ版じみたフリーダムぶりを見せている。

これでもバトルの実力はかなり高く、エクスプローラーズとの決戦ではメガシンカした3幹部のパートナーポケモン相手にも一歩も引かない大活躍を見せている。
サンゴのメガオニゴーリが最後っ屁にじばく(アイススキンで氷タイプ化)を敢行した際に、タイプ無効と勘違いしたウルトのヤミラミを庇って戦闘不能になった。


なお前述した通り旧シリーズでは「ヘアッ!」と鳴くのはヒトデマンの時だったのだが、このスターミーは進化しても「ヘアッ!」と鳴く。しかも若干エフェクト強まっているうえCV:畠中祐なあたりスタッフは狙ってキャスティングしてる疑惑が…
畠中氏は同じリコロイ編でタイカイデンジニア先生などの準レギュラーキャラを始め、モブキャラ・ゲストキャラを含めた数多くのキャラクターを演じているほか、ゲーム『ポケモンマスターズ EX』ではヒュウの声を担当している。


■『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズ


はっこう特性は普通のプレイでは完全にお荷物。
攻撃を受ける度にフロアのポケモンが増える増える増える…。敵として戦う時も味方に加えるにしても厄介極まりない性質である。
だがしかし、大部屋の玉+全体攻撃持ちを連れていけば、とんでもない経験値の稼ぎ頭へと変貌を遂げる。通称はっこう稼ぎ。
またポケモンを呼び出せる所を逆手にとって、出現率や加入率の低いポケモンを手に入れるために起用されることもある。

初代ポケダン赤ではやり過ぎると敵のグラがバグる*7

また『時・闇』では、はっこうを使いミツハニーとペアでかしこさを大幅に上げられる「おいしいミツ」稼ぎに使われる。
さらに空ではミツハニーに宝箱ドロップ率が上がる専用アイテムがあるので非常においしい。


■『ポケットモンスターSPECIAL


やはりカスミの手持ち。
ジムリーダー対抗戦でアカネミルタンクに勝利したり、メッセージを描き離れた相手に情報を伝えたり、カスミにスイクンの意志を伝えたり、波乗りなど不要とばかりに海上をホバークラフトのごとくかっ飛ばしたりと随所で活躍。

またエメラルドもバトルチューブ攻略の際に上記のフルアタ構成型スターミーを使用した。
敵方でもロケット団三獣士の一人、サキの手持ちに含まれている等、善悪両サイドで愛用されている。


■『Pokémon Trading Card Game Pocket


パック『最強の遺伝子』でスターミーexが登場。
水エネ2つでダメージ90の「ハイドロスプラッシュ」というシンプル速攻アタッカー。
1進化、逃げエネ0とフットワークも非常に軽い。
機先を制すれば準備の整っていない相手を蹂躙出来るスペックを持つ。
ダブルエース運用、サブアタッカー運用と扱いに融通も効きやすいマルチなアタッカーである。
もちろんカスミとの相性も良好。
HPはやはり低めなので、下手に手傷を作りすぎないようにしたい。


■その他


YouTubeのポケモン公式チャンネルでは『ヒトデマンのうた「ぼくらのヒトデマン」』なる曲のMVが公開されている。
その曲調は端的に言えば昭和特撮ヒーローのOP風の児童合唱曲。スターミーについても2番で少し触れられている。

追記・修正は宇宙と交信しながらお願いします。

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最終更新:2026年08月18日 15:11

*1 こうそくスピンの素早さ上昇効果は第八世代、たきのぼりのひるみ効果は第四世代からの効果。

*2 一応この時代もむし・ゴーストタイプが弱点だが、どちらもまともな技がない上、むし・ゴーストタイプの技を覚えるポケモンは概ね「どく」を複合タイプとして持っていたため、エスパー技で押し切れた。

*3 一応ギャラドスとビーダルも「10まんボルト」を覚えるのだが、特攻が低いので採用価値は薄い。

*4 最近の研究によれば、ヒトデの遺伝子はほとんどが頭部の発達に関する遺伝子であることが判明している。つまり、ヒトデは遺伝子的には身体のほぼ全部が頭なので、むしろ頭突き以外できないといったほうが正しい。腕っぽく見えようが足っぽく見えようが全部頭である。ヒトデマン系統がヒトデと言われたことは1度もないが。

*5 正確には『Champions』で解禁された特性が「ちからもち」だったから

*6 そのため、夢特性であるホルードは対象外

*7 すぐ元に戻るので、プレイに支障はきたさない程度