このモードは、ゼロページ間接インデックスと同じように、 置かれたデータのベースアドレスを指すために使う。 まず、スタックの現在の位置から 1 つ目のオペランドの値を加算し、 そのあと Y レジスタの値をさらにオフセットとして加算する。
このモードでは、アドレス値がすでにスタックに積まれているものと仮定し、 簡単にデータの置かれたアドレスにアクセスできるようにする。
10 LDY #0 20 LDA (1,S),Y ; 16 ビットのアドレス値を取得 30 TAX ; A を X に保存 40 LDY #2 50 LDA (1,S),Y ; 2 つ目のアドレスを取得
この例では、現在のスタックポインタの位置をベースアドレスとして開始し、 20 の行で、1 バイトのオフセットを入れた値を取得する。(1,S) そして、実アドレスを取得する。 この例は、16 bit インデックスおよび 16 bit アキュームレータモードで 使用することを前提としている。