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TRB (Test and Reset Memory Bits)

[メモリビットのテストとリセット]

アキュームレータの逆数と実効アドレスで AND を行う。 データは、指定されたアドレスに書き戻される。 メモリのビットと一致する位置にあるアキュームレータのビットが セットされている場合、それをクリアする。 他のビットは変更されない。

簡単に言うと、TRB はアキュームレータの値を反転させた値と オペランドに指定されたメモリで AND を行い、 その結果をアドレスに書き戻す。

16 ビットアキュームレータモードの時 (m=0)、 16 ビット幅でデータを扱う。 下位バイトは実効アドレスに、上位バイトは実効アドレス + 1 に入れる。

フラグ変化

------z-

z : メモリの値とアキュームレータを AND した結果が 0 の時セット

コード一覧

アドレッシングモード 文法 オペコード バイト数 命令サイクル
Absolute TRB addr 1C 3 6 1
Direct Page TRB dp 14 2 5 1,2
1 : m=0 (16-bit メモリ/アキュームレータ) の時 2 サイクル増加
2 : ダイレクトページレジスタの下位バイトが 0 でない場合 1 サイクル増加
最終更新:2017年02月20日 17:52