アットウィキロゴ

#news(マンダラ)

#news(かみからの風)

テストで発信しています。

今日は、診断士会報に原稿を書きました。3月20頃には出来上がると思います。

平成21年3月10日AM6:30

私の「現代のマンダラ考」(第1回)

~簡便な思考法の活用~

松崎経営情報化コンサル・Ac

自営・代表  松崎一海

e-mail[email protected]

 

 

マンダラ(曼荼羅)について書いてみようと思う。実は、最近この異国の匂いがする言葉に惹かれている。この言葉の本来の意味は、「本質を有する」、「本質を極める」、「本質を悟った」と云う仏が悟った言葉を指すようだ。誰もが、そんな悟りを得たい、物事の本質を極めたいと願いたい心境である。だから、この異国の言葉に惹かれるのだろう。

 

しかし、私ごときの小人が、このような「自我と宇宙」を相手にしたむつかしい宗教的で思想的な「曼荼羅」について書くことは、おこがましい事とではあると思っている。だが、実際に自分の「思考法のツール」として、また、企業診断や経営相談の「課題解決ツール」として活用してみると、成果として意外と多くの「気付き」を得ることができる。と同時に、体系的に整理することができるようである。その意味で、私が最も多用するツールが「マンダラ」だ。巷にはいろいろなツールもあるようだが、小職の場合は、もっぱらEXCELとテンプレートを併用している。だから、解決出来ない課題が出てくると「マンダラ」を書く。「全体」と「部分」が分からなくなったらマンダラに書く。物語(ストーリー)が描けなくなったらマンダラを書く。そうすると、「分かったつもり」になるのである。「分かろうとする意欲」が湧いてくるのである。「何とか埋めよう」と知恵と工夫が生まれて加速するのである。新たな「気付き」が出てくるのである。その過程で知的興奮を覚えるようになる。

 

そこで、今回から3回に分けて『私の「現代のマンダラ考」』と云うことで、簡単に使える発想法の活用の仕方について書いてみたいと思う。先ず始めに、第一回目(今回)は「マンダラのチカラ」について、次号で「マンダラとテンプレート」について、最後に「マンダラの応用編」について考えて見たい。しかし、書かれた内容については、小人のたわごととして聞き流して頂きたい。書くほうもそんな軽い気持なので、テーマも『私の・・』としてみた。内容についての同じである。

 

1.「マンダラ(曼荼羅)」とは?

 「マンダラ」と云うことばは、インドを起源とする仏教の宗教的世界観を言ったことばである。すなわち、個々の要素が、ある秩序のもとに組み合わされて、全体として何らかを表わしているとする宗教観である。だから、本屋さんで「曼荼羅の本は?」と 聞くと、必ず宗教関係の本棚に案内さるだろう。ビジネス本として書かれたものは、数が少ないようだ。

マンダラを語る時、日本に仏教図絵の「曼陀羅」をもたらした弘法太子・空海を知る必要があるようだ。空海の思想遍歴の総決算の書と言われる「秘密曼荼羅十住心論」(略称「十住心論」)と云うのがあるそうだ。これによると、人間の心の世界の発展段階を十の分けてと説いている。最高位が十番目である。この十番目の心(秘教)について、空海は、「自らの心の根底を悟り、自らの体の数量を悟ること」で「無限の内容を包含する曼荼羅世界」がそうだと述べている。「心の最高の設計図が、曼荼羅である」と云うのである。これは、今風に言えば、自分の認識度を「成熟度」、世界の各要素を「階層化」として捉えた考えだろうが、何よりも奥が深い。そして、「曼陀羅」図につて次のように言っている。「宗教(真言密教)の教えを文章で言い尽くすことは難しい。よって図画をかりて悟らぬものに開示する。そうすると一目にて成仏することができる」。すなわち、むつかしい教典の探求に当たっては、「分かりやすく使えるツール」として、また、教えられる教徒には「理解しやすいいツール」として、「マンダラ」(曼荼羅)があると言うのである。だから、「分かりやすさ」で、現代人の思考も救われるのだろうと思ったりする。

難しい話はこれくらいにしておこう。

 

2.マンダラの狙いと「チカラ」?

 さて、マンダラは、私たちに何をもたらすのか? 「マンダラ」は、「個」と「全体」の関係、すなわち「自分」と「世のなか」の関係を狙った思考法を提供してくれているようだ。しかもその方法として、その人の個性、その人の目線【「知識・経験・心のひだ(影響を与える心理的要素)」】から全体(「溢れるばかりの利害損得の情報」)を築く関係を解きほぐす「思考法」としてである。そのために、多くのヒントを与えてくれている。  

なぜ、発想をその人の個性と目線から発想するのか? これは現代の悩みや解決したい課題が、その本人自身に帰属するテーマであるからだろう。人間は、他人の世界(客体)には無関心でおれるが、自分のこととなるとそうはいかないと云う人は多い。悪口を言われたら、聞きもしないで言い返してくる。その事でけんかや殺しになる。現代の世相にあるよくあるパターンだ。そこに、現代の「マンダラ」を語る背景があるようだ。そのことを痛感するのである。すなわち、個としての人間(主体)と全体としての世界(客体)の関係(人間関係も含めて)を解きほぐすツールが「マンダラ」だろう。

 

ところで「マンダラ」のチカラは何処から生まれるのだろうか? マンダラは、貴方の頭にあって、知恵や工夫を生み出す「脳のOS」の役割を果たしてくれる。しかし、知恵や工夫は、現代のマンダラを使ったから、今、その場から湧き出すものではない。マンダラを書くことを習慣にすることによって、段々に時間と回数によってその確率は高まってくる。そして、いつのまにか、その人の感性を磨き、個性や性格を形作りものとなるのだろう。現代のマンダラは、「あふれる情報」とそれを受取るその人の目線から、現実を編集して知恵や工夫を生み出してくれるだろう。貴方の頭にあって、知恵や工夫を生み出す「脳のOS」の役割を果たしてくれるだろう。

しかし、知恵や工夫は、現代のマンダラを使ったから、今、その場から湧き出すものではない。マンダラを書くことを習慣にすることによって、段々に時間と回数によってその確率は高くなります。そして、いつのまにか、その人の感性を磨き、個性や性格を形作るものとなります。現代のマンダラを習慣化するとは、どうゆうことだろうか。習慣化には二つの事例で考えてみよう。一つは個人的活用としての習慣化である。個人が達成した想いや、解決したい課題や、自分に影響を与えている人間関係などのテーマを、マンダラの真ん中の升目(セル)に書いてみる。それから周辺の8つのセルに浮かんだ要素を上げてみる。このように、現代のマンダラを使って、何時も考える習慣をつけると、その感性の確率は高まり、物を見る目が変わり、行動が変わり、結果が変わってくるだろう。ゲーム的、知的活動ほど人の意識を引き付けるものはない。だから、マンダラを開くと(書く)、さして苦痛することなく楽しめるだろう。二つ目は、企業内で課題解決のための会議やテーマについて討議する時に、マンダラを開く(書く)のである。これを書くことによって、お互いの意見の相乗効果によって、多くに「気付き」がもらえる。短時間に集団による能率の良い結果が導けるだろう。参加者の目線から、具体的な解決策が出てくるだろう。このような集団で知恵を出し合う訓練を繰り返すことによって、ゲーム感覚で集団の理念と問題意識が共有され、集団の感性と文化を高めることが出来る。従って、理念の共有と集団のコミュニケーションの解決につながるだろう。そこで重要なことは、明らかになったその課題を仕組みにまで持って行くことが重要だ。これを、企業の場合の「気付きによる仕組み作り」と小職は呼んでいる。

以上、いきなり「マンダラ」について述べてきたが、マンダラの仕掛けについては、各自で学んで欲しい。簡単な九つの升目(セル)をつくるだけである。さて、あなたはこの升目の真ん中に、どんなの自分が抱えるテーマを置いてみすか? 最初は浮かんでこないでしょう。習慣化が必要である。 

 マンダラに何故魅せられるか?

1.マンダラで発想の発散と拡大、収斂ができる。

2.マンダラで考えと気持の整理ができる。

3.マンダラで順位付けした情報が取れる。

4.マンダラで気付きができる。

5.マンダラで短時間にまとめができる。

6.マンダラで言葉の階層化できる。

7.マンダラでストーリが読める。

8.マンダラで関連付けができる。

                                                       

                                                       

                                                       

最終更新:2010年03月13日 20:34