7月10日、出撃命令が下り、編成が発令された。これにより、
三郷キャンパスの戦力は正式に「
シャンバラ教導団第3師団」として軍事編成されることとなった。その内実は以下の通りである。
まず、基幹となるのが「機動歩兵連隊」、兵力約2400名である。いわゆる機械化歩兵部隊であるが、将来的な装備その他の点から機動歩兵の呼称が用いられている。この連隊はほとんどが直接的に教導団員で構成されている。なお、一個連隊は4個大隊からなる。
次に「第2歩兵連隊」、兵力約2400名。これは通常の歩兵と考えていいが、兵員の大半が
ラピト族など
シャンバラ人で構成されており、教導団員は一部の指揮官に限られる。
「第3歩兵連隊」は兵力約1800名。内実は第2歩兵連隊と同じであるが、人員が不足しており、一個大隊欠損の三個大隊編成である。
「第1騎兵大隊」は
バイクに乗った教導団員で構成された近代騎兵である。兵力は600名、5個中隊編成であり、バイク兵のみで構成された機動力優先の軽騎兵中隊とサイドカー兵を混成させた火力重視の重騎兵中隊とに分かれる。サイドカー兵はサイドカーの側車に軽機関銃が装備されており、側車に乗った者が撃ちながら突撃できる。
「第2騎兵大隊」は馬に乗った従来の騎兵であり、
シャンバラ人部隊である。兵力は約400名、3個中隊編成である。
「強襲偵察大隊」は兵力約450名、3個中隊編成である。これは名称こそ「偵察」であるが、実質は威力偵察を含む様々な任務に投入される部隊であり、練度・判断力に優れた精鋭が配置されている。
「集成砲兵大隊」は兵員約600名で4個中隊編成。軽迫撃砲を全体で108門装備している。本来、軽迫撃砲は歩兵部隊に分散配置されるべきものであるが、現状で支援砲撃兵器がこれしかないため、まとめて砲兵部隊として運用している。野砲の配備が急がれている。
このほか「支援大隊」が存在し、補給、整備、医療支援などを行っており、兵員は約550名である。
最後に師団司令部中隊、兵員約120名が存在する。これは通信・伝令、本部護衛の歩兵部隊である。
なお、中にはいくつか特徴的な部隊がある。第1騎兵大隊のE中隊は
ランス、
ハルバードなどの長柄武器を用いる者を集めて編成されており、騎兵突破戦力の要とされ、「
突撃槍騎兵中隊《未編集》(
シュツルム・ランツェンレイテン・コンパニィ《未編集》)」と呼称されている。
また、機動歩兵連隊の第1大隊D中隊は対車両戦闘を主想定された部隊であり、AMR(アンチ・マテリアル・ライフル)にて敵車両を吹き飛ばすはずであったがAMRの装備ができておらず、事実上、一般の機動歩兵として存在している。名称のみ「
装甲猟兵中隊《未編集》(
パンツァー・イェーゲル・コンパニィ《未編集》)」となっている。
最後に、
ウィザード能力を持つ者は機動歩兵連隊第4大隊A中隊にまとめられており、「
魔導擲弾兵《未編集》(
マギステン・グリネイダー《未編集》)」と呼ばれている。部隊名称は「
魔導擲弾兵中隊《未編集》(
マギステッヒ・グリネイデン・コンパニィ《未編集》)」とされた。
これらにより、第3師団の総兵力は約9300名。実際は師団というより、増強旅団程度の戦力である。司令部としても装備・人員が揃わない状況での出撃は避けたかったが、現状でラピトを防衛できる戦力が第3師団しかない状況では敵の侵攻を黙ってみている訳にはいかないからだ。
なお、師団長は言うまでもなく
和泉詩織(少将)、副師団長兼参謀長は
志賀正行(大佐)となる。
最終更新:2009年07月16日 00:33