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名称
イルミンスール魔法学校
Irminsul Magic Academy
校章
概要
男女共学の魔法専門学校。
イギリスを中心としたヨーロッパ圏がスポンサー。
契約によって魔法能力を持った地球人に、正しい
魔法の使い方を教えることを目的としている。
学校は魔術の種類別の学科に別れ、パラミタの神秘を、研究・調査している。
空の大陸出現後、地球では迷信の類とされていた
魔法の力が復活した。
以前から
魔法は存在したが、大陸の出現でその力は大幅に上昇したのだ。
魔法の技術体系はそもそもが大陸由来の物であったため、
魔法使いたちは大陸に
魔法研究のための施設を作ることにした。
欧米において新たな支配層として台頭した魔術師は勢力下にあった
日本の私立高校を大陸に移転し、地球発の
魔法学校として設立することにした。
学校の由来故に生徒には欧米の人間が多い。
ただし、
魔法であればその種類は問わず研鑽対象となっており、魔術が使えれば国籍を問わずに入学することができる。
パラミタ出現にともなって、迷信とされていた
魔法が復活しました。
勢力を取り戻したヨーロッパの魔術師たちは、
魔法を研究するための施設としてイルミンスール魔法学校を設立したのです。
生徒たちは学ぼうとする
魔法の種類や出身によって所属する寮が決められ、そこで生活を送っています。寮ごとにライバル関係にありますが、本格的な抗争に発展することはありません。
彼らの目的は
魔法の研鑽と、
魔法復活の原因となった
パラミタの調査です。そのため
シャンバラ建国に対する興味は他校に比べて薄く、研究と探検に明け暮れているのです。
寮を含む、学校施設のすべてが
世界樹イルミンスールの内部に作られています。学校の名前はこの巨木にちなんだものです。
世界樹イルミンスールがなぜエリザベートと契約を結んだのかは定かでありませんが、
世界樹にも何らかの目的があって、そのための手段として
魔法使いたちを利用しようとしているのだと言われています。
ドイツ式の制度となっており、8年制となっています。入学は原則として13歳からです。
なお、アメリカ系の魔法学科として
クトゥルフ神話学科が存在しますが、悪夢にうなされたり、精神的失調に悩まされる生徒が続出しており、存続の危機にさらされています。
迷宮のようになった
世界樹内部や、近隣の森を探検する必要上、探検部の活動が目立っています。ほかには魔術に関わる部活として、さまざまな言語(ラテン語、ギリシャ語、ヘブライ語、アラビア語など)の研究会や、天文部、地学部、生物部などが活発です。
魔術それ自体を扱う部もありますが、なまじアイデンティティーに関わる部分なので生徒同士の衝突が頻発し、小規模な部が乱立している状態です。錬金術部などは流派や思想の違いで、10以上の部と同好会が抗争を繰り広げています。
生徒たちはほぼ全員が進学を希望しているのですが、まだ大学が設立されていないため、卒業後も学校に残って勉強や訓練、探検を続けています。エリザベートはまだ進路や組織のことを考えるのには幼すぎるため、「今のままで問題ないのですぅ~」としか思っていないし、逆にアーデルハイトは中世ヨーロッパの大学のイメージが抜けきらず「なに、大学を作りたいだと? さてはあのひよっこ学生どもめ、教会と組んで私に刃向かうつもりか」などとトンチンカンなことをいうので、当分大学は設立されそうにありません。実際「今のままで問題ないのですぅ~」ということかもしれません。
生徒数:1500
- 初期に選べるクラス:ウィザード、プリースト、バトラー、メイド、ナイト
最終更新:2010年09月08日 21:59