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魂だけの失敗作ホムンクルス。元凶。

昔、昔。
”彼”は、とある錬金術師によって作られようとしていた生命でした。
けれど、人による生命の創造は容易に出来るものではなく、その練成は失敗しました。
失敗し、何も形作られることはなかったそこには、しかし、ひとつの魂が生まれ出でていました。
けれど身体を持たないその魂は、誰の目にも見えず、誰にも認識されず、ただ彷徨うことしかできなかったのです。

彼は、いつか自分が身体を備え、この世に生まれることができる日が来ることを信じて、待ち続けました。

何年も、何十年も、何百年も――。

しかしその願いは叶えられることなく、彼は生まれることができず、次第にその精神は、歪み始めて行きました。

やがて、天空にパラミタが出現し、あそここそが自分を生んでくれる存在と信じた彼は、シャンバラへと渡りましたが、その地でもやはり誰の目にも気付かれることなく、身体を得ることもできませんでした。

絶望した彼は、世界を、自分の存在を許してくれない世界を憎んだのです。

ジェイダイト・オルバンズと無理やり契約を行ったが、ついに身体をえることはできなかった。
全ての手立てを失った彼は、世界を激しく憎悪し、そして世界を滅ぼす力を得る為に、世界の地脈《未編集》に属する、5人の精霊を召還した。


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最終更新:2010年01月11日 10:41