創作発表板@wiki内検索 / 「強化人間物語・第2話」で検索した結果

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  • 強化人間物語・第2話
    Top ガンダム総合スレ  「強化人間物語」 2   闇夜が辺りを覆いつくしていた。星の煌めきは酷く遠く、か細い。 もっと光が欲しい。そうフェンリスが思うと、突如として光が現れ、周囲を照らし出す。 フェンリスは自分が重巡洋艦の中にいることを知った。ジオンの主力宇宙戦闘艦『チベ』級だろう。 その火力は『グワジン』には及ばないものの、『ムサイ』を遥かに越え、連邦軍の『マゼラン』にも対抗できる。 艦橋では忙しく司令部要員たちが動き回り、隷下の艦艇に司令を送り、MS隊の展開を急がせる。 戦場が、すぐ側に迫っているのだ。 (だめだ、行くな)  フェンリスはこの艦隊の名前を知っている。いや、知っているどころではない。彼は現実にこの艦隊に所属していた。 MS隊の全パイロット、全整備員の名前、司令部要員の高級将校、武器のスペック、すべて知っている。  そして、その運命も。 (ガンダムには、ニュータイプには...
  • 強化人間物語
    Top ガンダム総合スレ  「強化人間物語」 1  ◆gQ1F1ucvhk さん作  「デーニッツ! アーダルベルトぉっ!」 永遠の夜が支配する星の海の中、華麗な花が二つ、音もなく咲く。 二つの花に近い位置にいたガルム・フェンリス曹長は叫びつつ、 大急ぎでレバーを倒して機体を急旋回させた。途端に『リック・ドム』が軋みをあげてターンする。 余りに非人間的な機動に胃液をバイザーに撒き散らしつつも、 フェンリスは気を失わず、フットペダルを思い切り踏みつける。 途端に鈍重な印象を受けるリック・ドムは背部に背負った大型バーニアをふかし、凄まじい勢いで加速した。 その加速もまた、人間に過ぎないフェンリスの限界に挑戦するものであったが、フェンリスはペダルを放さなかった。 一見美しい宇宙に咲いた二つの花は、30分前まで彼と馬鹿話をしていた戦友の駆るリック・ドムの成れの果てである。 核融合炉に直撃を受け、爆...
  • ガンダム総合スレ SS まとめページ 1
    Top ガンダム総合スレ SS まとめページ 1 ガンダム総合スレ SS まとめページ 1 連載中の作品 ◇作者  322 さん 第88独立宇宙戦団 第1話 第2話 第3話 第4話 ◇作者  5-165 さん 第1章 爆光に双子座は煌めく 第1話 第2話 第3話 第4話  第2章 長槍は大地を揺らした 第1話  ◇作者 MAMAN書き ◆R7VZxu4aYKCk さん オデッサ・シークレット・ファイル  第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 ◇作者 00病 さん ガンダム00X  第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 連載終了作品 ※連載終了順(直近のものが一番上)になります。 ◇作者 MAMAN書き ◆iLWTGcwOLM さん 蒼の残光  第1章 ズムシティにて  第2章...
  • 第2話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・「廃民街の名探偵」 第2話 廃民街の名探偵 第2話  無精ひげをさすりながら考える。なぜ俺はこうも厄介ごとに巻き込まれるのか、と。 どれだけ考えを巡らせたところで、いつも終着点はそういう星のもとに生まれたのだ という結論にたどり着くほかなかった。  汚らしいソファに寝かせた少女はクマのぬいぐるみを抱えて穏やかな寝息を立て ていた。まだ年端も行かない少女でおそらくステファンよりわずかに若いくらいだろう。  長い茶髪をツインテールにまとめ、廃民街の住人とは思えないほど上品な洋服に 身をつつんでいる。顔立ちは生意気な小娘のそれで、子ども嫌いな俺がとくに苦手と している口やかましいタイプに分別できることが予想できた。 「ステファン、確認しておくがお前のこれじゃないだろうな」  俺は小指を立...
  • 殿下と侍女長 第2話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「殿下と侍女長」 第2話 殿下と侍女長 第2話 「服着るから許して欲しいにゃ!」 侍女長が慌てた様子で指をパチンと鳴らすと、石山の影からメイド服が飛んで来た。 飛んで来た、とは言ったが、実際には侍女長の使い魔である魑魅が持って飛んで来ただけである。 一つ眼の小鬼に蝙蝠の羽根を生やしたような魑魅は、低級の畜霊が成れの果て。 殿下のPSPくらいしかない身体で、重そうにメイド服を運んで来た。 「キー、これ重いキー。早く受け取って欲しいキー」 キーキーと甲高い鳴き声混じりで喋る魑魅からメイド服を受け取ると、侍女長はメイド服を広げてみた。 「下着が無いにゃ。下着も持って来いにゃ」 「キヒー、人使い荒いキー」 「うるさいにゃ。頭から囓られたくなかったら早く行けにゃ」 くわっ、と侍女長は犬歯(猫歯...
  • NEMESIS 第2話 天使と悪魔
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・「NEMESIS」 第2話 NEMESIS  第2話 天使と悪魔 復讐を誓ったものの父を殺したマフィアの手掛かりは何ひとつとしてつかめてはいない。部屋の時計は間もなく午前9時を指そうとしている。 二人がいきなり途方に暮れているとき、クラウスが何かを思い出したように口を開いた。 「こういう時に頼りになる人が一人いるんだ。その人を当たってみよう」 彼女のことは誰もが知っていても彼女自身はほとんど他人のことを知らないセフィリアは皆目見当がつかなかったが、 兄の自身に満ちた言葉にセフィリアも無言で頷いた。そして、父の亡骸が納められている棺に歩み寄り、頭側のほうを持ちあげるクラウス。 「そっちを持ちあげてくれないかなセフィリア。父さんを埋葬しに行かなきゃ」 この避難地区には共同墓地と...
  • すすめ!ハルトシュラーズ 第2話
    すすめ!ハルトシュラーズ 第2話 117 :すすめ!ハルトシュラーズ 第2話:2010/02/06(土) 21 47 54 ID dpJnH19U 開幕戦当日。 満員御礼となったハルトシュラーズの本拠地・ハルトシュラースタジアム。 そんな球場の様子を、VIPルームから満足げに見つめる人物がいた。 彼女を知らぬ者から見れば、その姿は幼さの残る少女にしか見えないことだろう。 だが彼女は、外見の何百倍という月日をすでに生きている。 この人物こそが、S.ハルトシュラー。 世界的大企業「ソーハツ」の創始者にして、ハルトシュラーズのオーナーである。 「なあ、倉刀」 ワインで口をしめらせると、ハルトシュラーは傍らに控えていたチーフスカウトの倉刀作に声をかける。 「ついに開幕戦を迎えたわけだが……。私のチームは勝てると思うか?」 「難しいでし...
  • ちょっと昔の話 第2話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・ちょっと昔の話 ちょっと昔の話 第2話  侍女長がまだ侍女長でなかった頃の話し。まだバステト珠夜だった頃のことである。  彼女はカイロ空港からヨーロッパを経由して、イスラエル等の紛争地帯を避けた飛行ル ートで日本を目指していた。ドイツ語やらなんやら色んな言語が飛び交う空港のロビーで 財布を眺めて、珠夜は大きな溜め息をつく。 「ふにゃああ……ヒモホテップ様、なんであのタイミングで金せびりに来るニャ……」  空港の椅子に腰掛け、荷物が詰まったトランクに肘を乗っけてうなだれる。ちなみにヒ モホテップは珠夜の彼氏である。  彼女がカイロ空港から旅立つ日、見送りに来たヒモホテップに有り金とカードを巻き上 げられたのだ。珠夜は今後の行く末を案じたのか、暗い表情。 「ヒモホテップ様のお兄様...
  • 白狐と青年 第2話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「白狐と青年」 第2話 白狐と青年 第2話  坂上匠が居候している大阪圏辺境の集落にある道場。  その離れの一室で彼は普段生活させてもらっているのだが、今、その離れは客を迎えていた。 「久しぶりだのう匠君」  畳に胡坐をかいて元気そうでなにより。と言うのは煙管を咥えた白衣の老人だ。 「平賀のじいさんも元気そうでなによりだ」  匠も笑顔で受け答えをしている。  平賀は匠の言葉を受けて手をブンブン振り、 「これがけっこう≪魔素≫やら≪魔法≫やら災害以前の技術の研究やらが忙しくてのぅ、わしゃしんどいわい」  そう言うと、ホレ、と傍らに置いてあったザックから先端が覗いていた袱紗を匠に差し出した。  匠が袱紗を開くと中には二メートル程の長さの金属製の棒が入っており、 「あずかっとった魔棒、名は...
  • ややえちゃんはお化けだぞ! 第2話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「ややえちゃんはお化けだぞ!」 第2話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第2話 「おいおい……マジで死んじまったってのか」  少し前、不可抗力で殺人を犯してしまった高校生カップルを主役にした、鬱展開ドラマ があった。  当時色々と世間を騒がせたものだったが、流行り物から目を背けてしまう傾向にある俺 にとって、話題作りのために見なければならないそれは苦痛以外のなにものでもなく、 とても苦い思い出となっている。  そして今、なんの因果かそのドラマの中で行われていた会話と全く同じやりとりが、 自室で交わされていた。 「ど、どうしよう……」  ただ被害者が俺自身であるという部分が、ある種ユニークと言えなくもない。  まあユニークという一言で済まされるほど俺の人生...
  • 第2話「アンジュと鼠」
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「アンジュ」 第2話 第2話「アンジュと鼠」  中継地点で、車は止まった。かつてはサービスエリアと呼ばれた場所で、水と食料を 少ないが蓄えている。  自治都市が管理していて、そうした食料などを旅人に供給していた。  アンジュは食堂の外、壁に貼られた紙を見つめていた。  異形退治の募集だ。高額なデュラハンタイプの異形の写真が一番目立つ。異形を支配する 異形で、値段はこの所上がっている。  すぐ下には、写真のない異形の退治募集がある。 『山椒魚に似ていて毒針を射つ。人の声真似をするとの報告あり』  写真がないのは、出会った人間のほとんどが死んでいるからだろう。情報も少なく、報酬 は高い。  その隣に、鼠小僧次郎吉の写真があった。報酬は安い。人殺しをしていないかららしかった。  写...
  • ゴミ箱の中の子供達 第2話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・「ゴミ箱の中の子供達」 第2話 ゴミ箱の中の子供達 第2話  夕暮れのバーで突如発生した銃撃事件。それがマフィア同士の抗争であることは誰しもが想像できた。 だが、目撃者も生存者もいないこの事件に自警団は有効な捜査を続けることは出来ず、そしてよりも それが避民地区――高い壁で自らを隔離し自己完結する都市の全ての不平不満、吐き出すことの 叶わぬ閉鎖都市の歪を一手に引き受ける通称廃民街と呼ばれる所で発生したがために、その街で 日常のように発生する強盗殺人や通り魔の騒乱の中に埋もれ、事件はあっという間に忘れ去られた。  かくして、昼の廃民街を歩くゲオルグに後ろめたさは見当たらない。同時に、ここが毎日のように強盗 が発生するスラム街だという恐れも無かった。ゲオルグにとってこの街は勝手知ったる土地であるから...
  • みんつく学園1~5話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 学園ネタ みんつく学園1~5話 みんつく学園1~5話 【みんつく学園・第1話】 ここはみんつく学園高等部。様々な個性あふれる教員や、自由な校風が魅力の学園である…… トエル「おーいおまえらー、せきにつけー」 3年C組の担任はトエル先生。頭脳明晰な彼女はその能力を買われ、みんつく学園に赴任してきた。 幼女だからといって舐めてはいけない。 夜々重「すいませーんおくれましたー!」 トエル「ふぇ!おそい!なんでこんなにおそくなったのかかんけつにのべなさい!」 夜々重「ちょっと来る途中に人を呪っちゃって……てへ」 トエル「これで20かいめですし!おまえなんかいひとをのろえばきがすむんですか!?」 夜々重「人を呪わば穴二つ…」 トエル「ろーかにたってろーい!」 トエル「そんじゃ、しゅっせ...
  • 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第2話 2/2
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第2話 2/2  「はっはっは、ひひひ…それはまたぁー炎堂君にうまく押し付けられたねー」  官兵研究員は気色の悪い笑い声を漏らしつつ語る。  「あのMはげー」  「まぁまぁ、君達は英雄なんだからそう細かいことでカッカしないで」  炎堂に嵌められ煮え湯を飲まされた三人。ともあれ、こうして官兵の運転する車で目的地へ向かっているのだからどうしようもない。  「トエルちゃん、Mハゲなんて言っちゃだめだよっ…炎堂さん気にしてるんだから…」  「ところで、HR-500にトエルという名前をつけてくれたのは君達かい?」  目の前に気を配りつつ、官兵は陰伊に尋ねた。はい、とその隣に座る白石は答えたが正確には裳杖が考えたので、あ、やっぱり違いましたと...
  • 狸よ躍れ 第2話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・狸よ躍れ、地獄の只中で 第一話『拙者にとっては今回こそが序章でござる』  『怨嗟わだかまる都』は、この地獄に実際に存在している。それは単なる都市伝説でも、地獄の鬼が 見た夢でもなく、現実に存在するものなのである。  彼の地の実態は、都市伝説で言われているようなものとほぼ相違しない。  色と言う色はなく。  死のにおいが立ち込め。  聞こえてくるのは、不気味なうめき声のみ。  現在の地獄という世界は、この世の終わり、死の世界と呼ぶにはおよそ程遠い。その地獄においてこ の地こそは、まさに多くの人間が想起する地獄のイメージに違わぬ土地なのだ。  そんな地のほぼ中央、小高い山の上に陣取るひとつの屋敷。  色のない世界においては場違いなほどに華やか。  死のにおいさえひるませる...
  • 第12話 ザ・マーシナリーズ~その2 
    第12話 ザ・マーシナリーズ~その2 反乱軍の表向きのリーダーであるガーランドの号令によってヴァンゲリオの町を飛び出した5000の軍勢は一路、目的の町 「トルベルアの町」を目指して行軍していた。地面ももう砂漠ではなく、街と街とを結ぶ街道であるためにそれなりに整備され 半日足らずで着けるだろうと竜崎は考えていた。さて、裏の指導者である例の8人は、自分たちの正体が他の反乱軍メンバーに ばれないよう、反乱軍の一メンバーとして行動していた。集まって話していると怪しまれるので、1000人からなる一個大隊の中に 分けて配置した。具体的な割り振りは、先頭の大隊にセフィロス・カノン・淳子。これは真っ先に戦闘に突入するため、 住人の被害を最小限に食い止めるため、戦闘力が高いメンバーを割り振ったものだ。 次のグループにはウィルフレド、エーリス。当初はウィルフレドを先頭に配属する予定だった...
  • 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第2話 1/2
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第2話 1/2 ―拝啓、父上様。 あなたの娘の佐貴子です。お元気でいらっしゃいますでしょうか? 私の体調は非常に良好、毎日快便過ぎて全国の便秘を患う方たちに申し訳ないくらいですわ。 早いもので、機関に配属されてからもう三年が経ちますが、こちらは慣れぬことばかりでございます。寝る時間も起きる時間も疎らバラバラまちまち不規則。 そのうち昼夜逆転の生活習慣になってしまうと父上様は危惧なされるでしょうが大丈夫です。一周回って元の生活リズムに戻りましたわ。 最近は大体二ヶ月の周期で昼と夜が逆転しますの。面白いでしょう?四季で日照時間が異なるに等く、私の睡眠時間は常に推移しますの。 それをグラフにしたものを一度見てみたいと気まぐれに思い、毎日日...
  • 正義の定義 ~英雄/十二使徒~
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「正義の定義 ~英雄/十二使徒~」目次 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 正義の定義:設定 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第1話 1/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第1話 2/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第2話 1/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第2話 2/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第3話 1/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第3話 2/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第4話 1/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第4話 2/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第5話 1/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第5話 2/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第6話 1/3 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第6話 2/3 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第6話 3/3 ...
  • 白狐と青年
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「白狐と青年」目次 白狐と青年 白狐と青年:設定 白狐と青年 第1話 白狐と青年 第2話 白狐と青年 第3話 白狐と青年 第4話 白狐と青年 第5話 白狐と青年 第6話 白狐と青年 第7話 白狐と青年 第8話 白狐と青年 第9話 白狐と青年 第10話 白狐と青年 第11話 白狐と青年 第12話 白狐と青年 第13話 1/2 白狐と青年 第13話 2/2 白狐と青年 第14話「予兆と日常」 白狐と青年 第15話「来訪」 白狐と青年 第16話「往訪」 白狐と青年 第17話「森の違和感」 白狐と青年 第18話「親子再会」 白狐と青年 第19話「襲撃者1」 白狐と青年 第20話「襲撃者2」 白狐と青年 第21話「襲撃者3」 白狐と青年 第22話「襲撃者4」 白狐と青年 第23話「襲撃者5」 白狐と青年 第24話「納...
  • ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY 第2話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY 第2話 ◆ 「…どりゃああああ!!」 もはや滅茶苦茶に振り回される巨大な鋏が危うく頭を掠める。しかし蘆屋我堂は異形の腹を深々と貫いた黒い金属棒に、ありったけの沸き立つ魔素を流し込み続けた。 ギチギチギチッ…ギチ… 恐るべき巨蟹は苦悶の泡をブクブクと噴きながら灼熱する武器から逃れようと暴れるが、我堂とて空腹を抱え機敏かつ堅牢な巨体をやっとの思いで串刺しにしたのだ。そろそろとどめと…調理にかからなければ流石に身がもたない。 「…くた…ばれ…」 渾身の腕力でずぶずぶと捻込まれた鋼の棒は、ついに硬い背の甲羅まで貫通した。あとは火加減だけが勝負だ。 ...
  • 廃民街の名探偵
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・「廃民街の名探偵」目次 廃民街の名探偵 第1話 第2話 上へ
  • 殿下と侍女長
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「殿下と侍女長」目次 殿下と侍女長 殿下と侍女長 第1話 殿下と侍女長 第2話 殿下と侍女長 第3話 上へ
  • すすめ!ハルトシュラーズ
    Top 創発発のキャラクター総合 すすめ!ハルトシュラーズまとめ すすめ!ハルトシュラーズ すすめ!ハルトシュラーズ 第2話 すすめ!ハルトシュラーズ 第3話 すすめ!ハルトシュラーズ 第4話 すすめ!ハルトシュラーズ 第5話 すすめ!ハルトシュラーズ 第6話 すすめ!ハルトシュラーズ 第7話 ウラトシュラースポーツ ウラトシュラースポーツ 第2回 登場人物名簿 創発発のキャラクター総合に戻る ページ最上部へ
  • ちょっと昔の話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「ちょっと昔の話」目次 ちょっと昔の話 ちょっと昔の話 第1話 ちょっと昔の話 第2話 上へ
  • アンジュ
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「アンジュ」目次 アンジュ 第1話「アンジュとズシ」 第2話「アンジュと鼠」 第3話「アンジュと博士」 上へ
  • Report'From the AnotherWorld 第2話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・Report From the AnotherWorld Report From the AnotherWorld 第2話 「いい眺めだ……」  空は一面の星空だった。  生い茂る草は毛布のように身体を柔らかく支えてくれる。露がおりている為に身体が心地よく冷えていく。 「これが罰か」  クリーヴは言った。壁の手前で彼は寝そべって居る。身体の自由は既に効かなくなっていた。  唯一、かろうじて動くのは口だけだ。それもそのうち動かなくなり、呼吸は止まるだろう。彼はそう予測している。  随分と残酷な殺害方法だが、下手に手を下すよりはいい。綺麗な死体ならばただの変死体だ。 「空だ……。同じ空……」  譫言のように繰り返す。  彼らの攻撃はクリーヴの肉体を確実に機能停止に...
  • 二つの銃は出番が来るまで待ち続ける
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・「二つの銃は出番が来るまで待ち続ける」目次 二つの銃は出番が来るまで待ち続ける 第1話「二つの銃は出番が来るまで待ち続ける」 第2話「旧友の依頼に嫌でも答えるのがこの世の性である」 上へ
  • Report'From the AnotherWorld
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「Report From the AnotherWorld」目次 Report From the AnotherWorld Report From the AnotherWorld:設定 Report From the AnotherWorld 第1話 Report From the AnotherWorld 第2話 Report From the AnotherWorld 第3話 上へ
  • NEMESIS
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・「NEMESIS」目次 NEMESIS NEMESIS 第1話 NEMESIS 第2話 天使と悪魔 NEMESIS 第3話 クラウスの正体 NEMESIS 第4話 疑惑 NEMESIS 第5話 告死天使 1/2 NEMESIS 第5話 告死天使 2/2 NEMESIS 第6話 回想~フィオラート・『S』・レストレンジ 1/2 NEMESIS 第6話 回想~フィオラート・『S』・レストレンジ 2/2 NEMESIS 第7話 アニキラシオン・ファミリア NEMESIS 第8話 回想~クラウス・ブライト、セフィリア・ブライト NEMESIS 第8話 回想~クラウス・ブライト、セフィリア・ブライト 2/2 NEMESIS 第9話 黒と白 NEMESIS 第10話 -10人目- NEMESIS 第11話 -パラダイス・ロス...
  • ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY」目次 ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY:設定 ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY 第1話 ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY 第2話 ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY 第3話 ANARCHY FOREVER FOREVER ANARCHY 第4話 上へ
  • ややえちゃんはお化けだぞ!
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「ややえちゃんはお化けだぞ!」目次 ややえちゃんはお化けだぞ! ややえちゃんはお化けだぞ! 第1話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第2話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第3話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第4話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第5話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第6話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第7話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第8話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第9話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第10話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第11話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第12話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第13話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第14話 ややえちゃんはお化けだぞ! 最終話 上へ
  • 第2話「旧友の依頼に嫌でも答えるのがこの世の性である」
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・「二つの銃は出番が来るまで待ち続ける」 第2話 旧友の依頼に嫌でも答えるのがこの世の性である ―――暗闇が広がる夜だった――― アタッシュケースの音が何時もより激しい。 久々に足を早めているからだろう。 夜は物騒だし、銃も定め難い訳だし、だから経営時間に一般的に夜と言われる七時以降は入れてないというのに、お得意から、しかもそれが旧友来たとなれば、やはり行かなくてはならないだろう。 それが役目な訳であるし、長年の付き合いもある訳だし。 更に、メールでかなり懇願された。世界が終わると言っている様な文だったが、それを見ると、かなり困っているのだろうと思う。 (…ま、気軽にやってみるか。問題はそれからにしよう) ◇◆◇◆◇◆◇◆ 「おーし、今日も気合い入れるぞー!」 甲...
  • ゴミ箱の中の子供達
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・「ゴミ箱の中の子供達」目次 ゴミ箱の中の子供達 ゴミ箱の中の子供達:設定 ゴミ箱の中の子供達 第1話 ゴミ箱の中の子供達 第2話 ゴミ箱の中の子供達 第3話 ゴミ箱の中の子供達 第4話 ゴミ箱の中の子供達 第5話 ゴミ箱の中の子供達 第6話 ゴミ箱の中の子供達 第7話 ゴミ箱の中の子供達 第8話 ゴミ箱の中の子供達 第9話 ゴミ箱の中の子供達 第10話 1/2 ゴミ箱の中の子供達 第10話 2/2 ゴミ箱の中の子供達 第11話 ゴミ箱の中の子供達 第12話 ゴミ箱の中の子供達 第13話 ゴミ箱の中の子供達 第14話 ゴミ箱の中の子供達 第15話 ゴミ箱の中の子供達 第16話 ゴミ箱の中の子供達 第17話 ゴミ箱の中の子供達 第18話 ゴミ箱の中の子供達 第19話 ゴミ箱の中の子供達 第20話 ゴミ箱の中の...
  • 異形純情浪漫譚 ハイカラみっくす! 第2話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「異形純情浪漫譚 ハイカラみっくす!」 月と私とエリカ様 私たちが住まう「蛇の目邸」は、人界において「シノダ森」と呼ばれ疎まれる森の奥深く にある。 この森は強大な力を持つ一匹の妖狐によって支配されており、蛇の目邸が人界にあっても 人目に付かないのは、その妖狐によって張られた結界のおかげでもあった。 「キッコちゃん元気にしてるかなあ」 キッコ様。というのがその妖狐の名であり、しかしご自身は呼称になど興味がないようで、 エリカ様も勝手に狐っ娘――転じてキッコ様とお呼びになられているらしい。 私も幼少の折、蛇の目邸に来訪されたキッコ様を拝見したことがあるのだが、それは見事 な気品と優雅さを兼ね揃えたお方で、動作の一つひとつに合わせて揺れる金毛の尾は幼心 にも大変美麗だったことを記憶...
  • 殿下と侍女長 第1話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「殿下と侍女長」 第1話 殿下と侍女長 第1話 沸き立つ血の池、聳える針山、轟く悲鳴。 ここは地獄の三丁目。 人間界と地獄を繋ぐ虚無の扉(ゲヘナゲート)の建設地である。 「まだ出来ないのかよー、おっせーなー」 黒のランドセルを担いだ男の子が、図面を持った現場監督のおっさんに文句を言う。 「申し訳ありません、殿下。なにぶん人間界の時空は硬くて、ドリルがボリボリ折れちゃうんです」 おっさんは脂汗を作業着の袖で拭いながら、ランドセルの小学生にへいこらして言った。 どうやらこの小学生、閻魔様の息子らしい。 おっさんは顔色は優れないが、酔っているわけでもないのに真っ赤だ。 赤鬼だから。 「これじゃあ小学校に遅刻しちゃうっつーの。 もし遅刻したら、親父に言って、朱天グループを地獄公共事業カルテ...
  • ミケとブチ 二席目
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「ミケとブチ」 第2話 ミケとブチ 二席目 テンテンツクツンテンツクツン ジャーン 「笑う門には――」 「福来たる!」 「侍女長様には――」 「服着せろ!」ビシッ ……ザワ……ザワ…… 「はい! というわけで、やってまいりましたミケとブチニャ!」 「ニャんと今日で二度目の舞台! 頑張っていかなあかんニョですが」 「あかんニョですが?」 「不思議ニャー」 「何がニャ」 「侍女長様ニャ、あの人いっつも好き放題やってるニャろ?」 「素っ裸になったり鼻ほじったり、色々やってますニャー」 「それなのにえらい人気者ニャ、ウチはどーしてもそれが分からんのニャ」 「侍女長様の人気の秘訣、それはギャップなのニャ」 「ギャップ?」 「可愛い顔してド変態、見た目の印象...
  • 正義の定義設定関連
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・ 異形世界登場人物 「正義の定義」設定 正義の定義設定関連 設定関連 地理・施設 再生機関本部 関東地方の何処かにある地下要塞。 国家復興のため、日夜再生活動に励む人達がいます。 研究室があったり訓練場があったり設備は充実。地下二階食堂ではプロのスタッフが常に準備しています。 5000人は余裕で収納可能だが再生機関の人員は戦闘員非戦闘員合わせても1000人に満たないのでかなり持て余している。 地下十階まで有り。 龍都 正義の定義5話~6話の舞台。関東地方に位置する。 かつて、異形に襲われ、街は壊滅にまで追い込まれるも、人々の力で復興。 全体的に後から建てられた建物は古風な日本家屋だが、前時代のビルなどがそのままの状態で残っていたりもする。 今と昔の風景が混在する独特な街。一度異形に街...
  • すすめ!ハルトシュラーズ 第1話
    すすめ!ハルトシュラーズ 102 :すすめ!ハルトシュラーズ:2010/02/06(土) 00 14 18 ID QJpRUg0G 20XX年、日本プロ野球界に新たな球団が誕生した! ○○県創発市を本拠地とする、創発ハルトシュラーズである! ◇ ◇ ◇ 無限桃花は、野球選手である。 座津壇高校で1番バッターを打ち、高校通算打率四割という記録を残している。 そして彼女は今日をもって、ハルトシュラーズの一員となることが決まっていた。 「ここか……」 桃花の視線の先には、「ハルトシュラーズ選手一同様控え室」という貼り紙が貼られたドアがある。 今日は球団創設記者会見。会見が始まるまでこの部屋で待機することになっている。 「しかし、控え室が一部屋って無理がないか?」 今日の会見は、選手全員が出席するはずだ。その人数は...
  • ガンダム総合スレ「蒼の残光 キャラクター設定まとめ」
     Top ガンダム総合スレ  「 蒼の残光」 キャラクター設定まとめ 【地球連邦軍】 ユウ・カジマ; 地球連邦軍ジオン共和国基地駐留軍・及び駐留艦隊MS隊隊長。中佐。 一年戦争後、量産型MSのテストパイロットを歴任した後、グリプス戦役中の指揮系統の 混乱期に半ば独断で前線復帰、戦後、現職に任命。 作中では〇〇五六年生、33歳。 サンドリーヌ・シェルー; 地球連邦軍ジオン共和国基地駐留軍広報部所属。少尉。通称サンディ、シェルー。 サイド7出身のスペースノイド。一年戦争時はWB隊に避難民として乗艦。アムロ・レイ やブライト・ノアを英雄視する傾向が強い。 ユウの「シミュレーターでアムロに勝利」と言う伝説は知っているが、極めて懐疑的。〇 〇六六年生。23歳。 ジャクリーン・ファン・バイク;地球連邦軍ジオン共和国基地駐留軍・及び駐留艦隊MS整備班主任。少尉。 地球出身。連邦軍には一年戦争前から整備兵...
  • 白狐と青年 第22話「襲撃者4」
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「白狐と青年」 第22話 襲撃者4             ●  キッコの放った火が足元を焼いていく。離れからは人が移動していく音がした。  ピンポイントにクズハを狙ってくる奴が居るここよりも、まだ外の異形の相手をさせた方が安全か。  そう考える事でキッコがクズハを連れて行った事を一応納得し、匠は火にまぎれて遁走しようとしていた舟山と平岩に逃がさぬ意志表示として墓標の先端を向けた。隣では彰彦が銃口を向けている。 「おいおい逃げんなよ? 隊長」  舟山はこちらを一瞥し、 「どうやら先にお前達を倒した方が後がスムーズに進みそうだな」 「そのようだ」  腰から新たなナイフを抜いた舟山の言葉に平岩も乾いた声で同意した。 「スムーズにか……クズハとキッコを殺すのによくもこんな大所帯を組ん...
  • ややえちゃんはお化けだぞ! 第3話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「ややえちゃんはお化けだぞ!」 第3話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第3話 「――で、どうだったんだ?」  返事の代わりに返ってきたのは、深いため息と携帯電話を閉じる音だった。  ふと訪れた静寂に一瞬最悪の結末を予感させたが、それは全く別の意味で的中すること となる。 「ハナちゃん、今日も学校に来てないんだって……」 「それは一体どこのどいつだ」 「私の友達でね、すっごい可愛いの」  限界を超えていた怒りゲージは悲しみゾーンを通り過ぎ、すでに哀れみフェイズへと シフトしていた。  携帯を胸にあてたまま不安そうに目を伏せる夜々重を見ていると、なんだか自分のこと よりもこいつの頭のほうが心配になってきてしまう。 「いいか、夜々重。お前があんなに怖がっていた先生の...
  • 殿下と侍女長 第3話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「殿下と侍女長」 第3話 殿下と侍女長 第3話 サンスクリット語ならばナラカ。 ギリシャ語ならばタルタロス。 舞台の闇が嫉妬と憎悪に澱んで渦巻く暗鬱の場所。 そう、ここは底なし奈落の有り得ざる底、魂のターミナルステーション、地獄。 その生命の旅の最果てにおいて、一際豪奢な築造物があった。 閻魔大帝殿下の御殿である。 赤々と燃えたぎる地獄の空色が差し込む自室にて、殿下はDSをやっていた。 「うむ、あざといツラだ。男に媚びる女の顔を良く表現しているな」 ひとりごち、ニヤと笑う。 部屋の床に適当にうっちゃってある殿下のランドセルからは、黒い靄が溢れ、殿下の背後の空間に滞留して居る。 殿下の肩越しにDSを見ているらしい。 心なしか靄が和やかな気配を醸しているのは、ゲームのキャラに萌えて居る...
  • 白狐と青年 第12話
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「白狐と青年」 第12話 白狐と青年 第12話             ●  平賀の言葉に匠もクズハも身動きが止まった。  クズハが元は人間……?  ただ疑問が匠の思考を埋めていく。そのまま固まっていると肩を軽く叩かれる感触があった。見ると、彰彦が「力抜けよ」と言ってきた。  一つ頷いて軽く息を吐く。  俺よりもクズハの方が戸惑ってるんだ。しっかりしないと……。  隣、硬直したまま身動きがとれない様子のクズハを見てその思いを新たにすると、自分が、そしてクズハが訊きたいであろう事柄について問いを放った。 「どういうことだ?」  うん、と応えて平賀は説明を始めた。 「今から数年前、ちょうど匠君が武装隊に入隊した頃じゃな。当時は第二次掃討作戦の為の戦力増強にどこもかしこも躍起になっとっ...
  • ガンダム総合スレ「蒼の残光 設定補足まとめ」
      設定補足まとめ(書き込み順に掲載) 【キャラクタープロフィール】 ユウ・カジマ; 地球連邦軍ジオン共和国基地駐留軍・及び駐留艦隊MS隊隊長。中佐。 一年戦争後、量産型MSのテストパイロットを歴任した後、グリプス戦役中の指揮系統の 混乱期に半ば独断で前線復帰、戦後、現職に任命。 作中では〇〇五六年生、33歳。 サンドリーヌ・シェルー; 地球連邦軍ジオン共和国基地駐留軍広報部所属。少尉。通称サンディ、シェルー。 サイド7出身のスペースノイド。一年戦争時はWB隊に避難民として乗艦。アムロ・レイ やブライト・ノアを英雄視する傾向が強い。 ユウの「シミュレーターでアムロに勝利」と言う伝説は知っているが、極めて懐疑的。〇 〇六六年生。23歳。 ジャクリーン・ファン・バイク; 地球連邦軍ジオン共和国基地駐留軍・及び駐留艦隊MS整備班主任。少尉。 地球出身。連邦軍には一年戦争前から整備兵として所属。若...
  • すすめ!ハルトシュラーズ 第3話
    すすめ!ハルトシュラーズ 第3話 139 :すすめ!ハルトシュラーズ 第3話:2010/02/07(日) 21 30 13 ID E2vs77tS キョンは、その実績に見合う素晴らしいピッチングを見せていた。 曲者揃いのメッツ打線に、二塁を踏ませない。当然無失点だ。 桃花も、「これほど楽な守備は初めてだ」とまで思うほどだった。 だが、好投を見せているのはキョンだけではない。 メッツの先発投手は火浦健。昨シーズンの成績は15勝10敗。 キョンには及ばないが、充分に一流と言える結果を出している。 むしろチームの戦力差を考えれば、キョンに匹敵すると言ってもいいだろう。 そして彼も、今宵その実績に見合うピッチングを披露していた。 試合は投手戦となり、0対0のまま8回裏まで進行した。 8回裏、ハルトシュラーズの攻撃。 この回先頭のアジョ中が倒れ、...
  • 白亜記/終わりの物語
    Top 創発発のキャラクター総合 白亜記 終わりの物語 終わりの物語 「もうお昼だな。ヘッセ。休憩しよう」 「了解しました」 懐中時計が十二時を指していたので、瓦礫を運んでいたヘッセに声をかける。 道端に転がっている丁度いい石に腰を下ろす。その横にヘッセが座る。 「だいぶ廃材が溜まってきたな。そろそろ砕く作業もしないと」 「お任せください」 立ち上がろうとするヘッセを掴んで座らせる。 「休憩が終わったらね」 「了解しました」 空を見上げると鳥が鳴きながら飛んでいた。こんな更地に来ても何もないと言うのに。 「もう一ヶ月も経ったのか」 「そうですね」 この町が滅びたあの夜からもう一ヶ月が経った。 激動の一ヶ月だったと言える。 あの日。ヘッセに助けられ、かろうじて生きていた亀とロゼッタを救出し、大聖堂へと向かった。 運よくなのか守護の魔法のおかげ...
  • 白狐と青年 第27話「盤面の動き」
    Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「白狐と青年」 第27話 盤面の動き             ●  裁判所から出た匠とクズハは、明日名と共に行政区にとっていた宿へと向かった。  震災以前から残っているという古さが目立ち始めた、しかし来歴が古いが故に様々な客を迎えてきた実績があり、異形にも比較的寛容な安ホテルにとった匠たちの部屋。そこに追加の宿泊手続きを行いながら、明日名は自分が法廷内に飛び込んできた理由を話した。 「君たちが行政区からの呼び出しを受けて和泉を出たって聞いたからね。つい先日の異形の大襲撃の事もある。ロクな事にはなっていないだろうと思っていたけど……どうやら行って正解だったみたいだ」 「本当に、タイミングも助かった」  匠のため息交じりの言葉に明日名はどうやらそのようだね、と頷いて難しそうな顔をする。...
  • 白亜記/始まりの物語
    Top 創発発のキャラクター総合 白亜記 始まりの物語 始まりの物語 「勢いでこの町を私の監獄化させてしまったがこれでよかったのだろうか」 「呪文による魔力残留の異常値も観測されていますし、最善とは言えませんが悪い判断ではないかと」 「五段階評価だと?」 「三ですね」 「普通だなぁ……」 ファウストの呪文で降って来たアレはどうやら隕石を模した物だったらしく 町を破壊するばかりか人体にただちに影響を及ぼすほどの魔力を帯びていた。 隕石もどき自体は衝突と同時に消滅したものの魔力はそのまま残り、危険地帯として残ってしまっている。 この地に隔離されたソーニャたちは瓦礫を処理しつつ、土地の除染も行うことになった。 当初はソーニャと町救出にやってきたヘッセの二人でやろうとしていたのだが……。 「ソーニャさーん」 「コユキたちも戻ってきたな」 どういうわけかコ...
  • ガンダム総合スレ「ガンダム00X 第1話」
    Top ガンダム総合スレ SS まとめ ガンダム00X 第1話 ガンダム00X 第1話 00病 さん作 73 :00病:2010/11/11(木) 18 21 32 ID WOi1bIW4 ーーラグランジュ3ーー 「本日付けでCBに配属になりました。エル・グラードです。よろしくお願いします。」 「堅苦しい挨拶は後だ。さっそく輸送船に乗る準備をしろ。」 「はっ。」 ここは私設武装組織ソレスタルビーイングの宇宙基地のラグランジュ3。 地球を挟んで月のちょうど反対側にある。 「ふぅ。」 自室に戻ろうとしているこの少年の名は エル・グラード と言う。 両親は元カタロン構成員のクラウス・グラードと 同じく構成員のシーリン・バフティヤールだ。 彼のCB参加理由は、歪み始めたこの世界を正すこと。 そのための“...
  • F-2-056
    Top ファンタジーっぽい作品を創作するスレ スレ2 2-056「魔導」 「魔導」 56 :40:2010/09/12(日) 00 17 02 ID 9kKT7yho 》40「邂逅」の続き 第2話「魔導」を避難所に投下してきました。 なお、避難所ということで、少しだけ大人向け仕様になっていますので、そういうのが苦手な方はご留意を。 それから、2話目ということで、「君の軌跡」というシリーズタイトルを付けました。 12 :君の軌跡 ― 第2話「魔導」:2010/09/11(土) 20 32 05 ID .g62NzA20 本スレに投下した「邂逅」の続きです。 規制中なので、こちらに投下します。 では、投下! 13 :「魔導」:2010/09/11(土) 20 35 58 ID .g62NzA20 「ここは……」 ...
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