創作発表板@wiki内検索 / 「無限彼方まとめ」で検索した結果

検索 :
  • 無限彼方まとめ
    無限彼方 作者:◆wHsYL8cZCc 無限彼方~Old soldier~ 無限彼方~No grave~ 無限彼方~未来の誕生~ レンジャーズ~1st sortie~ レンジャーズ~drop!~ レンジャーズ~winner~ レンジャーズ~潮風と地下~ レンジャーズ~peaceful night & wicked dream~ レンジャーズ~Pink in the darkness~ 創発発のキャラクター総合に戻る
  • 無限彼方~No grave~
    ...の誕生~ 無限彼方まとめに戻る
  • 無限彼方大人編まとめ
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編まとめ 作者:◆wHsYL8cZCc 【薙辻村】 其の一 其の二 其の三 其の四 其の五 其の六 其の七 無限彼方大人編外伝 無限彼方大人編~あるなんて事の無い一日~ 無限彼方大人編~キライなもの~ 無限彼方大人編~彼方と魔王と新幹線~ 無限彼方大人編~ひんぬー大作戦~ 無限彼方大人編~怨みやむ無し~ 無限彼方大人編~無限の血~ 無限彼方大人編~海へ行こう、と彼方は~ 無限彼方大人編~Archenemy~ 創発発のキャラクター総合に戻る ページ最上部へ
  • 無限彼方~Old soldier~
    ...ave~ 無限彼方まとめに戻る
  • 無限彼方~未来の誕生~
    ...tie~ 無限彼方まとめに戻る
  • 無限彼方大人編~キライなもの~
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~キライなもの~ 投稿日時:2010/10/20(水) 06 00 47 「ゴホッ……」  咳を一発。唾液の飛沫が宙を舞う。予想以上に高速で噴射される息に巻き込まれて、室内を飛び回る。  布団がごそごそ動き、寝苦しそうにうんうん唸っている。既にシーツは結構な量の寝汗を飲み込んでいた。 「う~ん……」  時刻は朝の十時を過ぎた頃。無限彼方は布団の中で横になっている。前の日は夜の八時くらいに眠りに付いたので、かれこれ十四時間ほど横になっているのだ。起き上がったのは朝食とトイレに行く事くらいである。  これは決して彼方が怠惰という訳ではない。むしろ普段の生活習慣はしっかりしているほうである。彼女が横になっている理由。それは簡単である。  無限彼方、風邪でダウン。  古代の剣術を修め、...
  • 無限彼方大人編~彼方と魔王と新幹線~
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~彼方と魔王と新幹線~ 投稿日時:2010/10/23(土) 04 13 12 「ああダメ……。強すぎるわ……」  彼方は戦っていた。敵は恐るべき力を持ち、その圧倒的なパワーと存在感は彼方を焦らせるには十分だった。敵の放つ稲妻は容赦なく体力を奪い、一気に彼方を追い込んで行く。  彼方は、たった四人でそれに挑まねばならなかった。 「ちょっとウソでしょ……!? この連続技は……!」  味方の一人が倒れた。敵はあまりに強く、倒れた者はそれを受け止める力が無かったからだ。 「ダメだ……。もう……。私には勝てない……」  彼方は言った。  もし再び挑む機会があるならば、次こそは入念な準備をして挑もう。そう思いながら、最後の仲間が倒れるのを見届け、彼方は携帯ゲーム機の電源を切る。  暇潰...
  • 無限彼方大人編~ひんぬー大作戦~
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~ひんぬー大作戦~ 投稿日時:2010/10/24(日) 04 32 34 「むむむ……」  人間とは誰しもコンプレックスがあるものだ。  たとえどれほど優れた人間であろうとも、悩み事の一つや二つ。劣等感を感じる事があったとして、何の不思議があろうか。それが自然であり、むしろそれをバネに努力すらしてしまうのが人間である。  無限彼方。当然、彼女にだって悩みはある。 「一体どうすれば……」  彼女は周りから見れば悩みなど感じさせないタイプではある。稀に悲しげな表情をする事はあれど、普段は見事な迄にはっちゃけている。実際、悩み事自体は他人よりはずっと少ないだろう。  忌まわしき過去を引きずってはいるが、それを受け入れる強さもある。  仕事は不定期に舞い込んでくるだけだが、雇い主が公的機関な上に...
  • 無限彼方大人編~あるなんて事の無い一日~
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~あるなんて事の無い一日~ 投稿日時:2010/10/19(火) 15 45 47  空は青く、流れる雲はゆっくりと。  風は肌寒い。もうすぐ冬がやって来る。見上げる晴天とは裏腹に、空気の匂いは訪れる寒い季節のそれになりつつあった。  無限彼方はその空をぼーっと見上げながら、どこにでもある公園の、どこにでもあるベンチに座り、どこにでも売っているコーヒー飲料を飲みながら、ただぼーっとしていた。  彼女が今何をしているかと言われれば、何もしていないとしか言えない。  結論から言えば暇だったのだ。  やる事が無い。それが何日か続いていた。もし一度呼び出しがかかれば、彼女は一気に激務となる。  それ自体は彼女にとって対した仕事では無いが、忙しくなるのは間違いない。  なので、暇な時はここぞとばかりに思考を止め...
  • 無限彼方大人編~怨みやむ無し~
    無限彼方大人編~怨みやむ無し~ 投稿日時:2010/11/29(月) 03 53 46  線香の匂いが立ち込めた。  風は吹いていなかった。線香の煙は真っ直ぐ昇り、ゆらゆら白い軌跡を墓前に描いた。墓に刻まれた文字は、「無限ノ家墓」  そこは京都の、無限一族分家が運営する墓地だった。  その墓地の、その墓に眠る者。それは、無限桃花。  その前で両手を合わせ、静かに目を閉じていたのは桃花の親戚に当たる無限史明。墓前にお供えを沿置き、墓に杓で水をかける。 「青森じゃ墓前に弁当置くって聞いてるわ。一応、親父さんも一緒に入れてるから、青森のやり方でやらして貰ってる。  八歳までしか居らんかったけど、親父さんと一緒に過ごしたのは青森やったしな」  史明は手桶に杓を入れ、それを自分の傍らに置いた。史明の後ろには、もう一人、墓前に花を沿えるべくやって来た人物が居た。 ...
  • 無限桃花~落つる天~
    Top 創発発のキャラクター総合 無限桃花~落つる天~まとめ 作者:◆wHsYL8cZCc 無限桃花~new beginning~ 無限桃花~無限地獄に咲く花よ 無限桃花~黒い太陽~ 無限桃花~雪と霊魂舞う大地~ 無限桃花~燃ゆる雪と桃の花~ 無限桃花~野狐と鬼神~ 無限桃花~天神の宿命・前編~ 無限桃花~天神の宿命・後編~ 無限桃花~千年の怨霊~ 無限桃花~影は糾び~ 無限桃花~二羽の烏~ 無限桃花~烏の爪は至高き~ 無限桃花~桃の上に雲叢がり~ 無限桃花~無限地獄は我が内に~ 無限桃花~地獄より~ 無限桃花~嵐の前に①~ 無限桃花~嵐の前に②~ 無限桃花~嵐の前に③~ 無限桃花~The war is coming near~ 無限桃花~Woe to you longing for the justice~ 無限桃花~I am your sickness~ 無限桃花~Go...
  • 無限彼方大人編~無限の血~
    限彼方大人編~無限の血~ 投稿日時:2011/04/04(月) 05 45 14.76  神が隠されていた。  御霊舎(みたまや)の戸は閉じられていた。  ケガレを見せないようにとの処置。または、自分がケガレとなるかもしれない時の処置。  通常の神棚とは作りが違う大きな物だった。  神職の家系で用いられる物。  それが隠されている。それも形式に則った神封じではなかった。  ただ乱暴に閉じただけだ。  敵が現れた時の緊急処置。  隠す必要はなかった。だが、つい衝動的に戸を閉めてしまったのだ、と言った感じだ。  日が落ちかけて、赤い夕陽が差し込んで来る。一見すると普通の民家に思えた。敷地は広い。そこに民家と、道場と、社があった。  中央の家の両脇に、小さい体育館のような道場と、いわゆる神道において神をまつる神社。  それらが一つの敷地に集まっていた。 ...
  • レンジャーズ~1st sortie~
    ...op!~ 無限彼方まとめに戻る
  • 無限彼方大人編~海へ行こう、と彼方は~
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~海へ行こう、と彼方は~ 投稿日時:2011/08/19(金) 03 01 13.04  彼女がそこに居る事が、まず、何物よりも目立っていた。  肩紐が無い白地のチューブトップの水着を着て、そこから伸びる細く長い手足は、ただそれだけで人目を引いた。腰のラインはなだらかで、その下の小ぶりなヒップを包む水着はうっすら中央のラインを見せた。  藍色がかった長い髪は、周りと比べても一際長く、否応なしに視線を集めた。  彼女――無限彼方は、目立ってはいけないと自身に言い聞かせてはいたらしいが、元が目立つ以上、どうにもならなかった。 「海に入らないのかい?」  焼きそばを差し出す女性はそう質問した。彼方はそれを聞いて、「えっ?」と言い、焼きそばを受け取った姿勢のまましばらく固まった。  予想外の質問...
  • 無限桃花外伝~彼方より~
    Top 創発発のキャラクター総合 無限桃花外伝~彼方より~ 投稿時間:2010/10/18(月) 02 02 09  彼女は寝ていた。寝息は静かで、穏やかで、幼さと色気を同時に保有していた。  濃い藍色とどこと無くピンクが混ざった長い髪は、彼女の身体に纏わり付き、艶やかに、かつ妖しく輝いていた。  彼女は――無限彼方は、まだ幼い身体に潜む邪悪さと恐るべき破壊の力を抱えたまま、眠り続けていた。 「……。ん~。一味はいらない~。コチュジャンとかマジ無理だって~。汁だくとか素人かよ」  寝ながらにして牛丼の夢を見る所は流石と言うべきか。  辛いのは嫌いなようである。寝言でさりげなくカミングアウト。  ただ寝ている姿は、完全に年相応の女の子である。目が覚めても、普段の行動はスナック好きの普通の娘。  それだけ見れば、彼女がなんの為に誕生したのか、予測...
  • 第二回創発キャラトーナメントバトル/1-13
    一回戦 第十三試合 無限彼方 VS 一条彼方 作者 ◆6US8U1tkPE 創発最強トーナメント、第13試合。 「ふぅ……参ったなー」 足元に転がった数体のクリーチャーの死骸を乗り越え、その完璧なボディラインを誇る三編みの十四歳、一条彼方はため息をついた。 歓声の飛び交う闘技場。そのリング内で対峙していたおかっぱ頭の和装の女は、作り物のような美しい面に微笑を作る。 「さすがに亜煩では役不足でしたか」 奇しくも一条彼方と同じ名前を持つその対戦相手、無限彼方は、着物の袖から新たな呪札を取り出し、宙に放った。 「来なさい。猿参」 無限彼方の声に合わせて、札から黒い濃霧が噴き出す。 ――まただ。 こんなの不公平だ、と髪を弄りながら一条彼方は胸中で吐き捨てていた。仮にも武器使用禁止を謳うなら、あの召喚札は取り上げるべきだろう。 こちらはこうして手ぶらで試合をしているとい...
  • 創発発のキャラクター総合
    創発発のキャラクター総合 創発版で創作されたオリジナルキャラクター(でorを)創作するスレです。 +目次 創発発のキャラクター総合現行スレ 過去スレ 関連スレ 避難所 SSまとめ無限桃花 発子・クリーシェ スーパーストロングパンツマシーン その他・全般 絵まとめ 現行スレ 【無限桃花】創発発のキャラクター総合4【H・クリーシェ】 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1318851406/ 過去スレ 【無限桃花】創発発のキャラクター総合【あんてな】 http //namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1264928015/ 【無限桃花】創発発のキャラクター総合2【H・クリーシェ】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cg...
  • 無限桃花設定
    Top 創発発のキャラクター総合 無限桃花 基本設定は 黒い刀を持ったおにゃのこ 18歳くらい ポニテ ここから各作者により、寄生と戦ったり、世界を渡り歩いたり、野球選手になったり、魔法少女になったり、アイドルを目指したりと、多種多様に派生する。 後に「バームクーヘンが好物」という設定が追加で広まる。 AA     ,、_  [ニ/   ヽ  ノl l ノ'''ヽ !  `! l|,,゚ヮ゚ノ|   j,.ム ハソノ っ  ━U╋=(   くノノノムゝ    ,、_  [ニ/   ヽ  ノl l ノ'''ヽ !  `! l| ゚ -゚ノ|   j,.ム ハソノ っ  ━U╋=(   くノノノムゝ 無限彼方 桃花の妹。貧乳。 桃花以上に基本設定が少ないためにバリエーションが豊富。 AA   ...
  • 第二回創発キャラトーナメントバトル
    第二回創発キャラトーナメントバトル 板内のスレの垣根を越え、集まった数多の猛者たち 体を、拳を、ネタを、魂をぶつけ合い、熱き戦いを魅せてくれた あれから二年…… 長い年月を経て、伝説の大会が再び幕を開けた ここに現在と過去は響きあい、あの熱狂を呼び覚ます――― 第二回!!創発キャラトーナメントバトル、開幕!!! 熱狂は、まだ終わらない―――! 創作発表板のどこかで見たキャラ達が、なぜか戦っちゃう話です。 リレー小説なので、どなたでも参加できます。 全選手入場!! 会場 現行スレ: 【リレー】第2回創発キャラトーナメントバトル【part3】 過去ログ: リレー小説でトーナメントバトル 【リレー】第2回創発キャラトーナメントバトル【part2】 出場選手 第二回創発キャラトーナメントバトル/キャラ紹介 0...
  • 無限彼方大人編~Archenemy~
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~Archenemy~ 投稿日時:2011/09/16(金) 01 56 13.74  私はその影を三つ、この目で認め、そして手遅れであると悟った。  もはや退路は無く、私は戦わざるをえない状況下に陥り、そしてその為に、魔剣を取った。もはや手遅れだったのだ。  仮に、今この場で勝利しても、いずれ敵は数多の勢力を持って私に襲い来るだろう。本質的な脅威は私の見えぬ所にあり、それは長い闘いとなる事を意味している。しかし、まずは目の前の脅威を取り払わねばならなかった。  私は息を殺し、そして待つ。  敵も同様に、息を殺し、私に見つからぬよう細心の注意を払っているだろう。  だが、一度見つけた敵を逃す訳にはいかないのだ。  これほどの脅威は滅多にない。まさに不倶戴天。私が最も恐れる相手。  かさり、と、枯...
  • レンジャーズ~winner~
    ...と地下~ 無限彼方まとめに戻る
  • キャラスレバックヤード。無限桃花の場合
    Top 創発発のキャラクター総合 キャラスレバックヤード。無限桃花の場合 投稿日時:2010/11/10(水) 22 25 09  ここは不思議な世界の狭間。一部の者しか立ち入る事の許されぬ、秘密の場所である。  その隅でどんより暗いオーラを放つ少女が居た。  長い髪はポニーテールに纏められ、傍らに刀を置き、膝を抱えて負のオーラを全開で。纏った袴は皺くちゃだった。  そう。無限桃花である。みんな大好き無限桃花。キャラスレ代表無限桃花。ケモ耳尻尾の無限桃花。  皆様、無限桃花。無限桃花でございます。  その桃花が今、とてつもない負のオーラを纏って、世界の狭間で膝を抱えて俯いていたのだ。  その横で、彼女を心配そうに見つめるもう一人の少女。  長い髪は腰まで伸びる。そして控えめというかなんというか、存在すら拒否した大平原のごとき平坦な胸の、彼女の妹。無...
  • レンジャーズ~drop!~
    ...ner~ 無限彼方まとめに戻る
  • 無限桃花~桃の上に雲叢がり~
    無限桃花~桃の上に雲叢がり~  コンクリートで覆われた魔境。人ならざる魔物と、それに相対する黒い稲妻を操る少女。  唯一の凡人である黒丸はそこで伏していた。 常に付けている胸元の無線から声が聞こえる。理子の声だ。 『先輩!聞こえますか先輩!何とか言って下さい!桃花さんそっちに着きましたか?せんぱ~い!』 「うるさいぞオバQ女。桃花さんは目の前だ。お前は?」 『あ!まだ生きてた!良かったぁ‥‥。私は指令室です。無線に付いてる発信機から先輩の位置を特定してケータイで桃花さんをそっちに誘導しました。間に合ってホント良かった‥‥‥』 「なるほどな‥‥‥助かったよ。ありがとう」 『お礼は桃花さんに言ってください』 「そうしよう」  黒丸は桃花を見る。黒い長髪をポニーテールでまとめた少女は、この場面に限っては戦車隊より頼もしい。 「すみま...
  • 落つる天キャラまとめ
    Top 創発発のキャラクター総合 落つる天キャラまとめ 無限桃花 本作主人公。167cmBカップ。 無限悠斗が現在へ転生した姿にして闇の天神様の能力を有する。書かれてはいないが寄生も可能。 好きな食べ物はバームクーヘンと紅茶花伝。その他甘ったるい物。 ぶっちゃけ最後のプロットは三つあって、内二つとも死ぬ話だった。回避しようとしたがムリだった。 無限彼方。 桃花の妹にして菅原道真の転生した姿。 164cmでバストサイズはちょっとなにするのやめくぁwせdrftgyふじこlp。 ジャンクフード好き。よく食べすぎで婆盆に小言を言われている。毒舌。作者は実は桃花より好きだったりする。 黒丸昌 34歳。男性。ヤタガラスエージェント。 防衛大卒で自衛隊でのエリートコースを歩むはずが、シックスセンスが有ったためヤタガラスにスカウトされる。超鈍感の典型的仕事に...
  • ~ウロボロス~【薙辻村・1】
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~ウロボロス~【薙辻村・1】 投稿日時:2010/10/26(火) 01 16 57  天神。天の運行を司る神。別名、雷神。  無限彼方。無限一族本家唯一の生き残りであり、魔道に堕ちた天神の力を宿す、闇の天神。  寄生。闇の天神が編み出した秘術の事。己の力を植え付け、意のままに操る。そして、無限彼方のかつての姿でもある。彼方が生み出した寄生を祓うには、寄生の力が必要である。  恐るべき力を宿し、かつての宿敵である無限の天神、つまりは無限桃花すら我が身へと宿した彼方は、人間では最強と言える。だが、忘れてはいけない事実もある。彼女が宿す天神の力は、絶対無敵では無いのだ。  天神に匹敵する神、或はそれ以上の存在もまた、確実に存在するのである。  第一話:【薙辻村・1】  無限彼方がそこへ来た理由は...
  • キャラスレバックヤード。寝ぼけ眼で見る景色?
    キャラスレバックヤード。寝ぼけ眼で見る景色? 投稿日時:2011/02/09(水) 00 34 10  父の夢を見た。  幼い自分を感じた。  自分は何も知らないのだ。まだ無垢で、無知で、能天気で。  それがずっと続くと彼女は思っていた。 「ねぇお父さん」  彼女は父に尋ねた。自分の事を、名前の由来を。  父は簡単に説明してくれた。主観では幼い自分なので理解は出来ない。しかし、夢の中なので客観的に分析は出来る。  自分の名前。  桃花。 「ねぇお父さん」  もう一度尋ねる。 「なんで彼方は彼方って言うの?」  父はその言葉を聞き、逡巡した。悩んだあげく、その由来を話してくれた。 理解は出来ないはずだった。記憶も曖昧で、正確には覚えていないはずだった。でも、今は理解出来るのだ。  はっきりと聞いてしまった。  妹の名...
  • 第二回創発キャラトーナメントバトル/2-7
    二回戦 第七試合 無限彼方 VS 日本鬼子 作者 ◆wHsYL8cZCc 《とある場所、とある闘技場、とある闘士達が集う場所……!》 アンテナさん「さぁーて、間もなく二回戦第七試合の日本鬼子選手対無限彼方選手ですが……。どーなるでしょうか柏木さん!?」 柏木「鬼子選手の方はまだまだ未知な部分も多いですが……。対する無限彼方選手は基本的にバトル向きと言いますか……」 アンテナさん「では……彼方選手有利と……?」 柏木「いえ、一回戦を見る限り、鬼子選手もこと戦闘に関しては決して弱い訳ではない。それに、繰り返しになりますがまだまだ未知の部分も多いですから」 アンテナさん「やってみなくては解らない……と?」 柏木「そうですね」 アンテナさん「ありがとうございます! 試合開始まで間もなくでぇーす!」 ※ ※ ※...
  • レンジャーズ~peaceful night & wicked dream~
    ...ess~ 無限彼方まとめに戻る
  • 無限桃花~無限地獄に咲く花よ
    無限桃花~無限地獄に咲く花よ  魔剣。そう呼ぶに相応しい。  美しく反り返った刀身は黒く妖しく輝き、一度振るえば、風を斬り裂く音はその空間すら分断してしまいそうな錯覚を覚えるだろう。  黒龍二左衛門・村正。その刀の銘。  その妖しさは圧倒的な魔力を持って所有者を誘い込む。一度持てば人斬りの衝動を駆り立てるのだ。 ーーー使ってみたい。人を斬りたいーーー  過去の所有者を破滅へ誘いてきた、魔剣。真の所有者以外では持つ事すら出来ない。  剣に選ばれし一族のみが、村正を手にする事が叶うのだ。なぜならそれは、人を斬る為の剣では無いのだからーーー 「寒いなぁ‥‥‥」  無限桃花はため息と一緒に呟いた。その言葉は白い息となって空気と混じり合い、空へと消えて行った。  雪が降りそうだった。空気は肌を突き刺すように冷たく、桃花の息が混じった...
  • 無限桃花~影は糾び~
    無限桃花~影は糾び~ 「い‥嫌ぁ~‥‥助けて‥‥助けて‥‥‥嫌‥‥い‥‥ああああぁぁ‥‥」  闇夜に断末魔が響く。地は赤く染まり、命の名残を吸い込む。  誰かが獲物となった。妖の牙は容赦なく肉を貫き、貪った。獲物となった女性は生きながら餌となって、魔物に抱かれ息絶えた。 「‥‥‥足りぬ。この程度の肉と霊では満腹にはほど遠いわ」  妖は苛ついていた。昔は人間に贄を出させた。その時一番の、最高の肉と霊を持った人間。当時は簡単に手に入った。  だが今は違う。肉はともかく霊の質は著しく悪い。人間はどこまで落ちるのか‥‥。その妖は獲物に哀れみすら抱いていた。 「腹が減った‥‥どこかに居らぬか。誰か‥‥よき霊を持った‥‥」  その妖、猿鬼はさ迷う。餌を求めて。いくら食っても空腹は満たされない。必要な栄養素が一つ、欠乏している。  ...
  • アジョットと無限桃花を足して二で割ってみた
    Top 創発発のキャラクター総合 アジョットと無限桃花を足して二で割ってみた 作者:◆wHsYL8cZCc 投稿日時:2011/10/02(日) 21 20 04.83  ある朝、無限桃花は目が覚めて、布団からむくりと起き上がった。  なんか首がこっていた。寝違えたのかとも思ったが、頭がいつもより重かった。やはり、ポニテのまま寝てしまったのがまずかったのだろうか。  頭の後ろに異物があれば、当然寝にくいだろう。だから疲れが取れていないのだ。  そう思いながら立ち上がったが、体はいつも以上に軽かった。むしろ、得体の知れぬエネルギーがたぎっているといった感じだ。でも、はやり頭は重かった。  ふと気が付けば、自身の感覚がやたらと鋭敏になっているという事にも気づいた。  なんか、自分の後方まで目が付いたように、視界が広く感じられた。 「……?」 ...
  • 第二回創発キャラトーナメントバトル/キャラ紹介
    キャラ紹介 係員・観客の紹介はこちら 画像版トーナメント表(作者 ID aMirmqxU0) +目次 キャラ紹介テンプレート 01. プリン妖精 02. いかづち 03. 桃色 04. フェアリー・テール (仮名) 05. 一条遥 06. 倉刀作 07. フーリャン 08. おにんにんムクッパ ◆69qW4CN98k 09. ほっしー 10. S.ハルトシュラー 11. 加藤キユーピー ◆kAto/QP606 12. マシロ 13. スーパー・ストロング・パンツマシーン (SSP) 14. 鎌田之博 15. ダイヤモンドダスト 16. 直りん 17. 世田春菜 18. クズハ 19. 創発亭串子 20. 社会 21. 発子・クリーシェ 22. ジークリンデ・ハルトシュラー 23. 岬陽太 24. うぱ太郎 25. 無限彼方 26. 一条彼方 27. 日本鬼子 2...
  • ~ウロボロス~【薙辻村・4】
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~ウロボロス~【薙辻村・4】 投稿日時:2010/11/08(月) 00 26 22 【薙辻村・其の四】 《もしもし?》 「私だけど」  電話ボックスがぼんやり光っていた。真っ暗な田舎道を照らしてぽつんと佇むそれは、ただそれだけで不気味さを醸し出していた。使う者が居ないのだろうか、中は蜘蛛の巣が張り、鬼蜘蛛が堂々とそこに居座っている。  彼方は中に入ると、まずその鬼蜘蛛を小さな枝で突いて追っ払ってから、その枝で丁寧に蜘蛛の巣を巻き取って、ようやく受話器を取った。  電話機本体の上には、大量の百円玉が乗せられた。村唯一の自動販売機で千円札を使いコーヒー飲料を一本ずつ購入し、二千円分の百円玉を作った。今の時代にテレホンカードなど持っている訳が無い。  携帯電話の電波が届かない山奥で、誰かに電話するには...
  • それは巨大な球体だった
    それは巨大な球体だった 投稿日時:2011/01/18(火) 01 34 25  ふと見上げれば、それは巨大な球体だった。目が眩む程に輝き、深夜の空を昼のように照らし、そこに在った。  無限桃花はそれを見上げて、手で視界を塞ぎ目を守った。 「これは……一体!?」  彼女は非常こと常と言う生き方をしてきたが、これほど不可解な事は無かったようだ。その球体はだんだんと大きくなり、すべてを飲み込もうという程に膨れ上がる。  しかし、しばらくするとそれは巨大化したのではなく、こちらに迫って来ていたのだと桃花は気付いた。そして、それは球体ではなく、自身をすっぽり覆うほどの円柱だとも気付いた。  やがで、その光の柱は桃花を包み込む。  抵抗はしなかった。しようもなかったのだ。目が眩み、ほんの一瞬で、桃花は光に飲み込まれたのだ。  そこからでも遅くはない。そう思って、...
  • ~ウロボロス~【薙辻村・6】
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~ウロボロス~【薙辻村・】 投稿日時:2010/11/28(日) 21 09 25  清志はパジャマ代わりと思われるくたびれたジャージを着込み、寝癖を適当に撫で付けた程度の、明らかに寝起きと見える姿だった。  財布を片手に頭をぼりぼり掻いて、気まずそうにしていた。 「ずいぶんと朝が早いなぁ。こんな姿見られるとは。はは」 「もう八時は回ってるけどね」  清志は表情を崩して、財布から小銭を取り出し缶コーヒーを買った。  彼方はとりあえず黙っていた。 「いや参ったよ。朝食までは良かったんだけど、辰也さんにこってり怒られちゃってさ。気まずくて家の中に居れなかった」 「怒られた? 何したの?」 「いや、ただ山の奥にある自然窟まで案内して貰いたかったんだ。何するんだって聞かれたから、『掘り返して遺物...
  • 影武器姉妹 四天王編 第二話
    Top 創発発のキャラクター総合 影武器姉妹 四天王編 第二話 投稿日時:2011/08/27(土) 16 18 56.87 「じゃあ、行ってくるね。」 「はーい。」 空が赤く染まる頃。 学校から帰ってきたばかりの桃花は、休む間も無くスーパーへ買い物に出かけた。 一方、一緒に帰ってきた彼方は、ソファの上に寝転がり漫画を読んでくつろいでいる。 この家の家事は、基本的に桃花が行い、気まぐれに彼方が手伝うという図式だ。 それでも桃花に不満は無く、それどころか疑問を抱いたことすらなかった。 とにかく、ここまでは日常の一場面。いつもと変わらない風景であった。 三十分ほどして、玄関のチャイムが訪問者の存在を告げる。 「姉さん……なら鳴らさないよね。宅配便かな?」 彼方は漫画のカバーを読んでいたページに挟み込み、速足で玄関に向かう。 そこに誰が待ち受けて...
  • 創作発表板-キャラクター人気投票
    創作発表板-キャラクター人気投票(永続版)  企画ページを再利用 ※24時間毎に投票出来ます ※キャラクターを追加するときは、なるべく正式名称で追加しましょう スレ名など、出身が書いてあるとスレ住人が増えるかもしれません 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 発子・クリーシェ 1306 (16%) 2 謎太郎(発子さんちのおもしろ生物) 1025 (13%) 3 【なんとかファイト】 大魔女フーリャン ...
  • レンジャーズ~Pink in the darkness~
    ...[[]] 無限彼方まとめに戻る
  • キャラスレバックヤード。新年の御挨拶
    キャラスレバックヤード。新年の御挨拶 投稿日時:2011/01/01(土) 00 00 29  和服とは良い物だ。日本的美意識を濃縮したシンプルかつ艶やかなその作りは、やはり日本的な美意識を持つ者に相応しい。  それをビシと着こなし、いつもと同じポニーテールと、普段とは違うおだんご頭の者。ご存知無限姉妹。  まず口上を述べるのは、お馴染みポニーテール無限桃花。もともと和風な設定のキャラ、和服がとってもよく似合う。 「あー、ゴホン……。  皆様、新年明けましておめでとうございます。 昨年は皆様方のご贔屓に与りまして、有り難い事に埋もれる事なくこうして無事に新年を迎える事が出来ました」  続く口上は妹、無限彼方。宣伝の意味も込めて大人ヴァージョン。  髪型自由の恩恵を受けて和服に合うおだんごである。うなじである。うなじ。 「今年もまだまだ寄生蔓延る...
  • 第二回創発キャラトーナメントバトル/1-16
    一回戦 第十六試合 やまなし VS 無限桃花 作者 ◆SWkIug3/56  桃花は戸惑っていた。  突如身を包んだ光、抜け出した先に広がった光景。傍に居たはずの仲間の姿はなく、いつの間にか握っていた己宛の手紙。  それは噂に聞く大会への誘い。戦うさだめに生まれた彼女にとっては、終生縁のないものとは決して言えないそれ。  しかし―― 「……なんで?」 「……なんで?」  選手控え室。  突如掛けられた言葉を理解できず、やまなしは相手を見た。声の主は優しげで穏やかで、そしてちょっと頼りなさげな隣人だ。 「……なんでって。僕らは元々こんなことには向いてないよ」 「確かにそうね」 「それに相手は侍らしいよ。絶対怪我する、棄権しようよ」  そう言い募る彼の鼻先に、ぴたりと黒い軍配が止まる。 「為せば成る。為さねば、成らぬ」  己よ...
  • ~ウロボロス~【薙辻村・5】
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~ウロボロス~【薙辻村・5】 投稿日時:2010/11/15(月) 07 14 45 【薙辻村・其の五】  その日は早く目が覚めてしまった。  空気は相変わらず冷たい。布団を被ったままの彼方は、目覚まし代わりの携帯電話のアラームの機能をオフにする。慣れた手つきだった。  携帯電話に付いているストラップの人形が、ちょうど彼方の方を向いている。  無表情で何を考えているのかよく解らない猫とも犬とも狸ともつかぬ謎の生物は、楕円の目でじっと彼方を覗いている。 「……おはよー謎太郎」  彼方が今日、最初に発した言葉はそれだった。  時刻を確認する。朝の五時。予定一時間早い。なぜ今日早く目が覚めたのか、それは多分、気が逸ってたからだ。  寄生の捜索とそれを探しに来た調査員を捜す為に、彼方は薙辻村を...
  • ケモ耳桃花になるまでの経緯
    Top 創発発のキャラクター総合 ケモ耳桃花になるまでの経緯 作者:DS世界観の人 ◆a5iBSiEsUFpN 投稿日時::2011/04/30(土) 23 40 46.73  それは疾風だった。 寄生と呼ばれる獣の隙間を通り抜け、右腕と一体化したかのような鉄の加工物をふるっては斬り殺す。 迷いもなく、躊躇もなく、戸惑いもなく、敵の横っ腹に刻む、刀という凶器で。 それは電光だった。 両足は右へ左へ不規則な歩を運び、あたかも稲妻が如く。 突風が駆け抜け、彼女の髪の毛を後ろから薙ぐ。落ち着いた色合いの着物の裾を揺らし、かぐわしく新鮮な空気の匂いを運んだ。姿勢を戻し、刀を一振りすると、指を誘導役とし鞘に戻す。 ――キンッ。 彼女――麗しい少女――に一太刀浴びせかけられた寄生達が、遅れて崩れ落ち、体躯が瞬く間に“文”へ還元されるや、『消』『終』『無』『死』の意味のない文字に変...
  • ~ウロボロス~【薙辻村・2】
    Top 創発発のキャラクター総合 無限彼方大人編~ウロボロス~【薙辻村・2】 投稿日時:2010/10/31(日) 02 07 47 【薙辻村・2】  目が覚めた。気温は低かったが、寒いと言える程では無かった。  彼方は枕元に置いていた携帯を開き、時刻を確認する。朝の七時丁度だった。起き上がり、猫とも犬とも狸ともつかぬ謎の生物の人形を指でいじりながら、今日からやるべき事を頭の中で確認する。  一つ、行方不明となった寄生の調査員の捜索。  二つ、出現したと見られる寄生の捜索、及び撃退。  三つ、その寄生を通じて、彼方をここへ呼び出した者とコンタクトを取る。  以上である。彼方を呼び出した者は別だが、まずは人命と安全に直接関わる、上二つを片付けなければならない。  だが、それは彼方にとっては頭の痛い事でもあるのだ。  理由は簡単であり、彼方は寄...
  • 第二回創発キャラトーナメントバトル/3-4
    準々決勝 第四試合 無限彼方 VS やまなし 作者 ◆KazZxBP5Rc 「あら、今度は一人なのね。」 「……白々しい。」 和服とソムリエエプロン。 互いに闘いに似つかわしくない服装の二人だが、尋常でない闘気を纏ってリングに立っていた。 三回戦の開始を告げる合図が、審判のよし子から下される。 「始めーっ!」 二人共、すぐには動かない。観客がざわめく中、やまなしが笑顔で対戦相手に話し掛ける。 「ありがとう、あなたの試合、とても参考になったわよ。」 それから、振り返ってセコンドの名を呼ぶ。 「しぞーかっ!」 その様子に和服彼方は呆れ顔でコメント。 「お熱いことですね。」 「こやせってぇ!」 思わず方言が出ちゃうやまなし。しょうがないよね。 「何ー?」 呼ばれた方は特に何も考えずについてくる。 「アレ出すわよっ、アレ。」 何かをごまかそうとしているの...
  • キャラスレバックヤード。桃花の苦悩はいかばかり
    キャラスレバックヤード。桃花の苦悩はいかばかり 投稿日時:2011/02/07(月) 01 04 53 「はぁ……」  ここは不思議な世界の狭間。  溜息一発は無限桃花による物。溜息が出る理由はいろいろ。 「そんな落ち込まないでも……」  桃花を慰める者。  妹、無限彼方。最近あんまり家に帰って来ない。そもそも世界の狭間で家もクソもないのだが、ともかく帰って来ない。  さらに最近はお肌がツヤツヤである。理由はいろいろ。 「一回戦で負けた……」 「しょうがないじゃん……。勝負は時の運でしょ」  第二回創発トーナメント大会。  それに出場した無限姉妹。一回戦を無事に切り抜けた彼方ではあるものの、桃花はまさかの一回戦敗退。それもまさかの桃まみれという屈辱的な負け方での敗戦だったのだ。  せめて他のバージョンで出ればよかったと思ったも...
  • キャラスレバックヤード。後発組の会
    キャラスレバックヤード。後発組の会 投稿日時:2010/11/16(火) 15 33 15 「かんぱーい!」 「惜しかったですねー」 「一回追い付いたんだけどね。ま、ケツは見えてるし」  ここは不思議な世界の狭間。  何故か乾杯の音頭と共に、紙コップの飲み物で祝う者二人。  その後ろで、どんより暗いオーラの者二人。  前者二人はちょっと残念そうな顔の無限彼方と、にこにこ笑顔の雛南・J・ひなの・雛子。  後者二人は膝を抱えてちびちび紙コップに口を付ける無限桃花。そして、怨念渦巻くH・クリーシェ。  この温度差は並では無かった。 「ちっくしょー。やっぱロリキャラは強いのかよし子め」 「向こうは年期入ってますからねー」 「はいはい。よかったね」 「……ブツブツブツブツ」  珍しい集まりの四人ではある。  今回の集会の目的は激励にあった。ず...
  • 無限桃花~天神の宿命・前編~
    無限桃花~天神の宿命・前編~ 「はい。チャーシュー麺のフダの人~」  八戸駅の構内にある小さな立ち食い。狭い室内にはラーメンの香りが漂う。  K市から新幹線の通る八戸駅までは結構な距離がある。バスで青森駅まで行き、さらに特急に乗らなければならない。  今年の10月には青森駅まで新幹線が開通するらしいが、現状では新幹線に乗るには八戸駅まで足を運ばなければならない。  桃花は東京へ戻ろうとしていた。無限一族の秘密が記された古文書は寄生に奪われ、影糾への手掛かり、悪世巣は、自らが知らぬ間に桃花自身の刃に倒れた。青森に留まる理由は無い。 「チャーシュー堅いな‥‥‥」  八戸駅の構内は寒い。出来合いの味の無いチャーシューが乗ったラーメンも、身体を温めるにはちょうどいい。 「ごちそうさま」  桃花はセルフサービスのカウンターに器を返す...
  • レンジャーズ~潮風と地下~
    ...eam~ 無限彼方まとめに戻る
  • 無限桃花外伝~散り行く者共~
    Top 創発発のキャラクター総合 無限桃花外伝~散り行く者共~ 投稿日時:2010/11/25(木) 21 53 50  寄生とは何か。  それは人でも妖でも無い故に、何者であるかという問いならば、答える事は難しい。  人であろうと妖であろうと、あらゆる者に取り付き、奪い、己の物へとしてしまう。寄生する怪物。名を持たぬ故に、それはただ単に寄生と呼ばれ、それが名となった。  寄生とはある神が生み出した秘術なのだ。  それ故に、寄生そのものは一種の呪力そのもの。本当に「寄生という怪物」と呼べる存在は、この世に二人しか居ない。  それは、影糾・無限彼方。寄生を編み出した者。魔道へ堕ちた、闇の天神の転生した姿。  そしてもう一人。その闇の天神を討ち倒す為に生まれた者。  無限の天神、無限桃花。  寄生の力は寄生でしか払えない。故に、闇の天神の抹殺という宿...
  • @wiki全体から「無限彼方まとめ」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

目安箱バナー