ウエンディ、レズに嫉妬 解説
豪華客船&タイタニック
原文ではcruising。いわゆる小型ボートやヨットなんかでやるクルージングと、豪華客船に搭乗する2種類が考えられる。が、「クルージングごっこ」では意味がわかりにくい点と、このエピソード放映当時、アメリカで『タイタニック』が大ヒットしていた点(サウスパークでは、放映時リアルタイムのネタが多い)から、上記のようにした。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
タイタニック Titanic(1997/監督:ジェームス・キャメロン)★★★☆
代理教師
一般的には担任教師が病気や妊娠などで長期休む場合に派遣される。「代理教師がやってきて学校を改革し、別れを惜しむ」という展開は、映画やドラマでは結構ありがち。
代理教師(Substitute)という用語そのままをタイトルにした映画(邦題は『野獣教師』)もあり、これはシリーズ化されている。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
野獣教師 Substitute, The(1996/監督:ロバート・マンデル)★★
未公開 Substitute 2, The(1998/監督:)
性病
原文ではヘルペス。性病であることが伝わらないと面白くないので具体的な病名は(セリフの量の問題で)カットされた。ちなみにヘルペスは性交渉がなくとも感染する病気で、具体的な描写が第22話『
サウスパーク水ぼうそう族』で出てくる。
デビッド・ハッセルホフ
ドラマ『ナイトライダー』で、コミュニケーションのとれるスーパーカー・ナイト2000を操る男として一躍スターになるものの、その後鳴かず飛ばず。しかし、ドラマ『ベイウォッチ』の主役を演じることで、またもや人気者の座を取り戻した。典型的なアメリカンな二枚目でマッチョタイプ。この顔を気に入るのもギャリソンがゲイだからなのか?
八セルホフをフィーチャーしているためか、本エピソードには『ベイウォッチ』のレギュラーである、パメラ・アンダーソンやヤスミン・ブレスの名前も使用されている。
デビッド・八セルホフのフィルモ・グラフィは以下の通り。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
未公開 Revenge of the Cheerleaders(1976/監督:リチャード・ラーナー)
スタークラッシュ Starcrash(1979/監督:ルイス・コーテス)★☆
未公開 Bail Out(1988/監督:マックス・クレイブン)
未公開 Cartier Affair, The(1985/監督:ロッド・ホロコム)
未公開 Terror at the London Bridge(1985/監督:EWスワッカマー)★
未公開 Witchery(1989/監督:マーティン・ニューリン)BOMB
未公開 Final Alliance(1990/監督:マリオ・ディ・レオ
未公開 Ring of the Musketeer(1993/監督:ジョン・パラゴン)
ベイウォッチ Baywatch: The Movie(1994/監督:ダグラス・シュワルツ)
ヴァネッサ・ウィリアムス
黒人初のミス・アメリカに選ばれるも、その後、過去にヌード写真を撮られていたのがバレて資格を剥奪され、より一層の知名度を得た。歌手としてヒットを飛ばす一方で、映画出演にも熱心で、シュワルッツェネガーと競演した『イレイザー』や、黒人ファミリーの日常を描いた『ソウル・フード』等が話題となる。日本ではCM出演もしており名前は知らなくとも、顔は知っているという人が多い。
ヴァネッサ・ウィリアムスのフィルモ・グラフィは以下の通り。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
未公開 Full Expousre(1989/監督:ノエル・ノセック)
未公開 Under the Gun(1989/監督:ジェームス・サルデラティ)★★
未公開 Another You(1991/監督:モーリス・フィリップス)
ハーレー・ダビッドソン&マルボロ・マン Harley Davidson and the Marlboro Man(1991/監督:サイモン・ウィンサー)★☆
未公開 Jacksons: An American Dream, The(1992/監督:カレン・アーサー)
キャンディマン Candyman(1992/監督:バーナード・ローズ)★★★
ドロップ・スクワッド Drop Squad, The(1994/監督:Dクラーク・ジョンソン)★★
イレイザー Eraser(1996/監督:チャールズ・ラッセル)★★★
奴らに深き眠りを Hoodlum(1997/監督:ビル・デューク)★★☆
オデッセイ Odyssey, The(1997/監督:アンドレイ・コンチャロフスキー)
ソウル・フード Soul Food, The(1997/監督:ジョージ・ティルマン)★★★
トニ・ブラクストン
ヒットメイカーのプロデューサー/ベビーフェイスに発掘された、実力派の女性R&Bシンガー。
パメラ・アンダーソン
シリコン埋め込みによる巨乳を売り物に、『プレイボーイ』誌の表紙最多登場回数(6回)を誇るセクシー女優。ドラマ『ベイウォッチ』出演後に大ブレイク、ロックバンド/モトリー・クルーのトミー・リーとの新婚プライベートビデオ(SEXシーンあり)が裏流出。メディアスター/ハワード・スターンに絶賛され話題となり、後にこのビデオはペントハウス・レーベルから正規発売された。これはセレブリティの本番ビデオとしては、スケーターのトーニャ・ハーディングに次ぐ第2段である。現在は、日本でも放映中のアクション・ドラマ『VIP』で主演・製作総指揮を担当。最近、再整形による胸のシリコン除去という暴挙に出てまたも話題となった。
パメラ・アンダーソンのフィルモ・グラフィは以下の通り。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
未公開 Raw Justice(1993/監督:デビッド・プライオール)
未公開 Snapdragon(1993/監督:ウァース・キーター)
ベイウォッチ Baywatch: The Movie(1994/監督:ダグラス・シュワルツ)
未公開 Naked Souls(1995/監督:リンドン・チュバック)
バーブ・ワイヤー Barb Wire(1996/監督:デビッド・ホーガン)★★
『キャプテン・ロジャース』
『スターウォーズ』の大ヒットにあやかったドラマ『宇宙空母ギャラクティカ』のプロデューサーが、二匹目のドジョウを狙って放ったテレビシリーズ。正式な邦題は『25世紀の戦士 キャプテン・ロジャース』。1987年、「レンジャー3号」で惑星探査に出発した宇宙飛行士バック・ロジャースが、生命維持装置の故障により500年後の世界に目覚め、冒険を重ねるという設定。
1928年に小説が発表され、翌年より新聞掲載のコミックとして人気を集めたバック・ロジャースを主人公とする物語である。過去に映画化、ドラマ化が1度づつ成されており、映画版は日本でも再編集されて(オリジナルは12本の連続もの)『原子未来戦』のタイトルで公開された。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
原子未来戦 Buck Rogers: Destination Saturn(1939/監督:フォード・ビービ/ソウル・グッドカインド)★★☆
25世紀の戦士キャプテン・ロジャース Buck Rogers in 25th Century(1979/監督:ダニエル・ハラー)★★
宇宙空母ギャラクティカBattlestar: Galactica(1979/監督:リチャード・コラ他)★★☆
エリン・グレイ
『キャプテン・ロジャース』の女性パイロット/ウィルマ・ディアリングを演じた女優。シェフのセリフでは「第2シーズンの」と特定されているが、エリンは第1シーズンからのレギュラー。というか、プロデューサーが交代して、内容も大幅に刷新された第2シーズン(単なる『スタートレック』の亜流に成り下がった)はファンの間でも評判が悪いので、それに対する当てこすりかもしれない。
エリン・グレイのフィルモ・グラフィは以下の通り。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
25世紀の戦士キャプテン・ロジャース Buck Rogers in 25th Century(1979/監督:ダニエル・ハラー)★★
未公開 Six Pack(1982/監督:ダニエル・ペトリ)★★
未公開 Breaking Home Ties(1987/監督:ジョン・ワイルダー)
13日の金曜日・ジェイソンの命日 Jason Goes to Hell: The Final Friday(1993/監督:アダム・マーカス)★☆
未公開 Official Denial(1993/監督:ブライアン・トレンチャード・スミス)
未公開 Dangerous Place, A(1994/監督:ジェリー・ジェイコブス)
未公開 T-Force(1995/監督:リチャード・ピピン)
『ベイウォッチ』
海難救助隊の活躍を描くテレビドラマ。現在最も多くの国で放映されている大人気シリーズである。人気の秘密はもちろん画面を彩るセクシー女優たちの群れ&マッチョなデビッド・八セルホフ。プレイメイト出身のパメラ・アンダーソンやエレカ・エレニアク、この番組でブレイクしたヤスミン・ブレスやジーナ・リー・ノリンなどの女優たちが水着姿で闊歩する(しかもスローモーション)姿を映すプロモーションビデオのようなもの、といっても差し支えないだろう。番組の人気上昇に伴い、ホラーテイストの事件を扱う『ベイウォッチ・ナイト』が独立した新番組となった。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
ベイウォッチ Baywatch: The Movie(1994/監督:ダグラス・シュワルツ)
ヤスミン・ブレス
『ベイウォッチ』で人気爆発したセクシー女優。トレイ・パーカー&マット・ストーンの主演映画『裸の球を持つ男』にも、プレイメイトのジェニー・マッカーシーとともに花を添えている。
ヤスミン・ブレスのフィルモ・グラフィは以下の通り。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
未公開 Babe(1982/監督:ラファル・ジエリンスキー)
ベイウォッチ Baywatch: The Movie(1994/監督:ダグラス・シュワルツ)
裸の球を持つ男 BASEketball(1998/監督:デビッド・ズッカー)★★
『ロックド・アウト』
ジョニー・デップをスターの座に押し上げたドラマ。原題『21 Junp Street』。高校生の潜入捜査官グループの活躍を描く、ようするに『スケバン刑事』のアメリカ版。ジョニー・デップは、アイドル的な扱いを受けたこの番組を忌み嫌っており、多くのインタビューで悪口を言っている。日本ではビデオのみの発売でテレビ放映はされなかった。
リチャード・グリーコ
ジョニー・デップと人気を二分したアイドル男優。だが、デップと違って二枚目とは言い難い。当時のヤングスター競演の『モブスター』で映画界進出を図るが、興行的に惨敗。以降も目立った成功作はない。本エピソードでは、「トークショーのホストを担当した」といわれるが詳細は不明。なお、『モブスター』が東京国際映画祭で上映された際に来日している。
リチャード・グリーコのフィルモ・グラフィは以下の通り。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
モブスターズ Mobsters(1991/監督:マイケル・カーベリニコフ)★★
If Looks Could Kill(1991/監督:ウィリアム・ディア)★★
未公開 Born to Run(1993/監督:アルバート・マグノリ)
未公開 Tomcat: Dangerous Desires(1993/監督:ポール・ドノバン)
未公開 Suspicious Agenda(1994/監督:クレイ・ボリス)
未公開 Vow to Kill, A(1994/監督:ハリー・ロングストリート)
デモリッショニスト Demolitionist, The(1995/監督:ロバート・カーツマン)
未公開 Inhumanoid(1996/監督:ビクトリア・マスプラット)
未公開 When Time Expires(1997/監督:デビッド・ボウラ)
『コンタクト』
ジョディ・フォスター主演、原作は宇宙について語らせたら右に出る人のいない科学者・カール・セーガン。ギャリソンが怒っているように、約2時間「宇宙人は存在する」というネタで引っ張っておきながら、結局宇宙人はジョディー扮する科学者の父親の姿を借りて現われるのみ。観るものの心に浮かぶものの形が実体化するならば、『惑星ソラリス』のような高尚な展開でなく、『イベント・ホライズン』のような派手なものにして欲しかった、というのがギャリソンの本心か?ちなみに Contact には、皮膚病の意味もあり、病院ネタとのWミーニングになっている。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
コンタクト Contact(1997/監督:ロバート・ゼメキス)★★★
惑星ソラリス Solaris(1972/監督:アンドレイ・タルコフスキー)★★★☆
イベント・ホライズン Event Horizon(1997/監督:ポール・アンダーソン)★★
太くて美味しそうなソーセージ
あえて書くまでもないでしょうが、つまりはソーセージをペニスに見立てて喜ぶ、ケニーのHギャグ。
ネズミの死骸
動物の死骸をプレゼントする(学校だと通常は机やロッカーの中に入れておく)のは、イジメの常套手段。『ゴッドファーザー』では馬の首がベッドに置かれていたり、『危険な情事』ではウサギの死骸が鍋でグツグツと煮立てられたりもした。実際にやる奴はそういないと思うが、『ブレードランナー』等の女優・ショーン・ヤングは、共演者で不倫関係にあった(?)ジェームス・ウッズにウサギの死骸を送ったことでタブロイド紙の一面を飾っている。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
ゴッドファーザー Godfather(1972/監督:フランシス・コッポラ)★★★☆
危険な情事 Fatal Attraction(1987/監督:エイドリアン・ライン)★★☆
ご褒美つき
最も成績の良かった生徒をディナーに招待する、という設定は『デンジャラス・マインド』と全く同じ。レストランでの会話に「勉強ができる環境にあるか(家庭環境)を心配している」セリフを用いパロディであることを強調した。もっとも映画では高級レストランに連れて行き食事のマナーを教えていたが、こちらはいつもの低価格食べ放題のレストランであった。また、後述のビッチ・スタイルは『グリース』『デンジャラス・マインド』の両方に共通するスタイルである。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
デンジャラス・マインド 卒業の日まで Dangerous Minds(1995/監督:ジョン・スミス)★★☆
老人用のおもらしパンツ
原文の Depends Undergarments は介護用オムツの商品名。日本に存在する商品名に置き換えることも可能だが、嫌味の意味がわかり易くなるよう、説明的なセリフとなった。
クスリは控えろ
クスリとはもちろん医薬品のことではなく、ヤクのこと。放送コードの関係で変更された。
レズビアン出身
セリフの分量の都合で削ってあるが、オリジナルでは「オイラのお祖母ちゃんはアイルランド系オランダ人で、お祖父ちゃんはレズビアンなんだ。だからオイラはクォーターのレズビアン」。つまりレズビアンを民族の一種と勘違いしているわけ。だいいち、お祖父ちゃん(男)がレズのはずがない。
毛を舐めろ
原文では絨毯を舐める。が、これではレズの関係が理解しにくいので、「(絨毯の)毛を舐める」とした。つまり女性同士が性器を舐めあってる姿を想起させている。
インディゴ・ガールズ
エイミーとエミリーという2人のメンバーからなる、カントリー系の女性ポップ・デュオ。89年にメジャー・デビューし、グラミー賞の受賞歴あり。レズビアンやゲイにも人権があることを盛り込んだ曲も歌っており、2人がレズであることを示唆している。カミングアウトしているかどうかは、現在調査中。
サンダル
原文では Killer Berkenstocks で、これはサンダルの商品名。レズ御用達かどうかは、目下のところ不明。でも、恐らくそうなのであろう。その他、ゲイを象徴する商品にはミネラルウォーターなどがあり、ウィノナ・ライダー主演の『ヘザース』では、それらを使ってゲイ同士の心中に見せかけ、男達を殺害するシークエンスがある。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
ヘザース ベロニカの熱い日 Heathers(1989/監督:マイケル・リーマン)★★☆
ビッチスタイル
黒の革ジャンでキメた、ビッチなファッション。『グリース』ではとしてオリビア・ニュートン・ジョンやストッカード・チャニングが、また『デンジャラス・マインド』ではミシェル・ファイファーが、このスタイルで登場する。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
グリース Grease(1978/監督:ランダル・クレイザー)★★★
デンジャラス・マインド 卒業の日まで Dangerous Minds(1995/監督:ジョン・スミス)★★☆
『グリース』
アメリカにとって最も良き時代といわれる50年代を舞台に、ロックンロールやドライブ、セックスに夢中だった高校生たちを描くミュージカル。ジョン・トラヴォルタとオリヴィア・ニュートン・ジョン出演により映画化された。全米の興行成績BEST10に長年君臨していた大ヒット作で、98年に20周年を記念し、デジタル録音版が再公開(しかもLAでもっとも大きなチャイニーズ・シアターで)され、初登場1位に輝き業界中をあっと言わせた。82年には、前作の振付師が監督した続編が封切られ(主演はミシェル・ファイファー)、興行的にはまずまずの成績を残したものの、評価は散々であった。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
グリース Grease(1978/監督:ランダル・クレイザー)★★★
グリース2 Grease 2(1982/監督:パトリシア・バーチ)BOMB
エルトン・ジョン
カートマン曰く「『グリース』に出てたエルトン・ジョンみたい…」。が、もちろんエルトン・ジョンは出ていない。オリビア・ニュートン・ジョンの勘違いである。
カメラマン
典型的なカメラマンの言動は、『オースティン・パワーズ』のパロディともとれる。よって「ベイベ~」のセリフを残している。日本でもカメラマンは同様のイメージを持たれており、もし日本的に表現するのであれば「いいね~」「素敵だよ~」などか。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
オースティン・パワーズ Austin Powers: International Man of Mystery(1997/監督:ジェイ・ローチ)★★
オースティン・パワーズ・デラックスAustin Powers: The Spy who Shugged Me(1999/監督:ジェイ・ローチ)★★☆
クスリでもなきゃ & クスリおかわり
原文では smac つまり、ヘロインのこと。これも放送コードによる変更。
沸き出ずる愛の泉 & 愛を交わすと泉がポタポタ滴をたらす
シェフの歌(第1話『
カートマン、お尻から火炎フン射』)から、愛を交わす様を想定している。原文では「シェフがそう言っていた」ことを、スタンからエレンに伝えている。
箱をシャブってればレズビアン
原文のboxには女性器の意味がある。日本語化には無理があるが、画として出てしまっているので仕方なく原文のまま。
シュガー・パイ
キンブルさんがウェンディをこう呼ぶ。可愛い女の子のイメージにピッタリだが、このような言い回しは通常アメリカでも行われてはいない。キンブルとの関係(なぜこのパーティーに招待されているのか、「あなたのお陰で…」「お安い御用よ」の会話)から、ウェンディはキンブルを手下として使っていたことが暗示されている。イラクの軍人とも繋がりがあるなどの点から、「シュガーパイ」はウェンディを示すコードネームのようなものとも考えられる。
ナターシャ・ヘンストリッジ
本エピソードのゲスト。エレン先生の声をあてている。クレジットに名前はないが、『スピーシーズの女』の表記で充分察しがつくほど、この作品はヒットした。
ヘンストリッジのフィルモ・グラフィは以下の通り。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
スピーシーズ Species(1995/監督:ロジャー・ドナルドソン)★★☆
スピーシーズ2 Species 2(1998/監督:ピーター・メダック)BOMB
マキシマム・リスク Maximum Risk(1996/監督:リンゴ・ラム)★★☆
アドレナリン Adrenalin(1995/監督:アルバート・ピュン)★★
最終更新:2010年05月10日 03:01