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>このページは、株式会社トミーウォーカーより掲載の許可を頂いた上で作成されています。 >ページ内の一部を除いた文章と、リンク先の画像の著作権は、株式会社トミーウォーカーが所有します。 #include(サブメニュー 時限トップ) *時限トップ 過去に掲載された時限トップの情報を取り扱うページです。 (※時限トップとは、数分~数十分の間だけ表示されるページの事です) #contents(fromhere=true) *2011/12/09 18:00頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_54_dark.jpg]] #center(){&B(){!!!!!!!}} ---- ''~平岸3条5丁目あたり~'' 「なんか、外暗くない?」 「夜だから当たり前だと思いますけど」 「ああそうか、そりゃそうか。……なんか外出るの面倒くさいね、出前とか取る?」 「会社の冷蔵庫にあるもの食ってりゃいいんじゃないですか?」 「まぁそうだね、何か面倒くさいし」 「今、なんか凄い吠え声とか聞こえなかった? まるで怪獣みたいな」 「円山公園に出たって言うヒグマじゃないですか?」 「アホな、大事件だろそれ!? ……なんかますます外に出たくなくなったわー」 「なぁなぁ、会社の手前におっきな家って建ってなかった? 無いんだけど……」 「……あそこはずっと前から瓦礫の山ですよ、確か」 「そうかなぁ? まぁいいや、とにかく外に出るのはやめよう。何だか面倒だし……」 *2011/11/25 16:40頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/killkillkillkill.jpg]] #center(){&B(){!!!!!!!!!!!!!!!!}} ---- ''~死の淵にて~'' #center(){美佐緒の、篠の、晶の、星夜の精神に、最期の光景が刻まれる……!} #center(){&B(){彼の者の眼前を『生の世界』と呼び、}} #center(){&B(){彼の者の背後を『死の世界』と呼ぶ!}} #center(){&B(){人類のあらゆる神話において、神をも抗えぬ宿命の番人と語られしもの。}} #center(){&B(){すなわち冥府の支配者、地獄の審判、具現化した生と死の境界線!}} #center(){&B(){あれこそが、『生と死を分かつもの』……!}} *2011/11/11 15:45頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_52_lulukari1.jpg]] #center(){&B(){水晶剣ルルモード&清廉騎士カリスト}} ---- ''~『円卓』~'' 「ムシュ!? カリスト殿、あの気配はもしや!」 「配下を放っていたことは把握していたが、まさか自らが出向くとはな」 「何をノンキな……奴は&FONT(B){【生と死を分かつもの】}、根源の守護者なのですぞ!」 「やむをえまい、奴は既に顕現した。君の力を借りることも無く、な」 「ムシュ、つまり我々には、既に選択肢が残されていないという事ですな……」 「トビアスが封印された今、ディアボロスランサーの回収もままなるまい。奴の顕現によって、この星に生ける全ての生命と同様、我等もまた決断を迫られているのだ」 *2011/10/02 09:30頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_46_kyomon.jpg]] #center(){&B(){七星将「巨門」}} ---- ''~東京湾上空2000キロメートル~'' はるか、上空。 いまだ大気圏外から、巨門が、眼下の青をぎらぎらと睨みつけている。 まがまがしい歓喜の目だ。 「さあてっと、帰っていいとは言われてないけど、これは不可抗力だもん。月の連中に、ひきずりおろされただけだもんねえ。それに……」 ぺろりと、舌なめずり。 「いまの妖狐どもに、ぼくを従わせる力なんてあるのかな? しっぽの二、三本も引き抜いて、ぼくが仕切ってもいいように思うしね。どっちにしても、いまさらまた寝るとか……ありえないし」 巨門が、生身で大気圏にダイブする。ルナエンプレスでもない身だが。 彼は、自分が生き延びると確信していた。 リプレイ発表!そして決戦の刻をそのまま待て! *2011/10/02 09:00頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_45_b27105.jpg]] #center(){&B(){切恵・麻緒}} ---- ''~湘南海岸~'' 何だ、例の通信機から、また何か聞こえるぞ? ……なになに、「……東京の……海に……落ちます……」!? ななな、なに物騒な事言ってんだアンタ!? なにがなんだか分からないけど、切羽詰まってるのはよーく分かった! これは、急いで銀誓館学園に知らせるべきだな! 東京の海っていうと、えーと、アクアラインとかに集まっとくのがいいのかな? *2011/08/30 15:30頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/sce/main/win_npc_61_26.jpg]] #center(){&B(){七星将・貪狼}} ---- ''~山口県山中~'' 「畜生、畜生、畜生ッ……!」 七大ヤクザの生き残りである菱田・洋子が、汚れる着物にも構わず、転がるように山道を駆けおりていく。神戸の戦いを生き延び、沖縄の戦いでは銀誓館を退けた洋子の顔からは、今や、焦りと憔悴の色しか読み取ることはできなかった。 彼女は、抗体ゴースト『ダブルフェイス』としての力を完全に己のものとした。同様の力を十全に得た部下達も揃っている。いかな能力者・来訪者といえども、今まさに再興せんとする「菱田組」を止めることはできまい。 ……そんな数分前の洋子の自信は、もはやどこにも存在しなかった。 既に、洋子の周辺は燃えさかる炎に覆われていた。 先ほどから洋子をつかず離れず包囲している、あの巨大な妖獣の群れによるものだ。 その数は数十体に及ぶだろうか。中国獅子舞のようなユーモラスな顔の妖獣。 しかしその体躯は十mを越え、全身に炎を纏っている。 最初の遭遇で、洋子の部下は全員消し炭に変えられた。 そしてその後、獅子妖獣達は、炎に炙られながら逃げ惑う洋子を包囲し、洋子の走る方向についてくる。敵意などなく、まるで玩具にじゃれつく子供のように……。 「そろそろ限界かしら……?」 突如、洋子の背後から、鈴の音のように美しく、それでいて冷たい声色が響く。 思わず振り返った洋子の視線の先にいたのは、朱い衣を翻す、艶やかな女の姿。 洋子は彼女の異様な「ドリルガントレット」に目を奪われたが、すぐにそんなものは些末事と悟る。 この女から発せられている殺気の量……これは何だ!? これが、ひとりの人間の保有する『力』なのか!? 圧倒的な力量差に戦意を喪失した洋子は、震える声で訴えかける。 「アンタ……アンタが、この獅子たちの主!?」 「そうよ。それが何?」 「……決まってるだろ! 見逃しておくれ、後生だよ! アタシがアンタに何をしたってんだい!」 「『何をしたか』……だと?」 突如、朱い女がふわりと前進し、洋子が反応すらできぬ間に、彼女の体に静かに触れる。 次の瞬間、凄まじい威力の「気」が洋子の体内で炸裂し、洋子は全身からあらゆる体液をまき散らしながら、地面にくずおれた。同時に洋子の武器もバラバラに分解され、地面にばらまかれる。 「今放ったのは砕甲掌(さいこうしょう)だから、死んではいないでしょう? だから、話を聞きなさい」 そして、朱い女は話を続ける。 「あなたが沖縄で殺めたのは、金毛九尾に従う妖狐。我等が女王の所有物を殺めておいて、報いを逃れたいとは、何とも虫の良い話……」 朱い女はおもむろに洋子の前髪を掴み、獅子妖獣達の眼前に放り投げる。 すでに視線は洋子になく、朱い女は背を向けて、妖獣達に短く命じる。 「灯せ」 獅子妖怪達が一斉に炎を噴き上げた。 菱田の全身が瞬く間に黒く焦げ、炎に煽られた体が奇妙なダンスを踊る。 「他愛もない……。廉貞なら『大山鳴動して鼠一匹』とでも言って苦笑いする所ね。 まあいいわ、妖狐七星将がひとり『貪狼』にまみえた栄誉、あの世で感謝なさい」 朱い女……貪狼が呟くと同時に、限界に達した菱田の体が消滅する。 それを見届けると、貪狼は焦土と化した山を後にするのであった。 *2011/07/20 14:00頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_40_renbun.jpg]] #center(){&FONT(B){七星将「廉貞」 & 洪・文曲}} ---- ''~鎌倉市の路上~'' 1学期最後の登校日。文曲は銀誓館学園への通学路をてくてくと歩いていた。 早くもなく遅くもなく。目立たない一学生として暮らすことを旨とする文曲は、通い慣れた通学路を いつも通りのペースで歩いていた。 「連環の愚を見るが如し。奸佞邪智たる蛇蝎は清水で蠱毒を失いしか?」 突然背後から掛けられた声に、文曲は久しく感じる事の無かった恐怖を覚え、通路の脇へと反射的に飛び退いた。思わず口から漏れてしまった絶叫を、誰が咎められるだろう。 「お、お久しゅうございます、廉貞(れんちょう)さま! そして……返す言葉もございません。わたしはかつてのわたしとは、すっかり変わってしまいましたゆえ……」 妖狐七星将・廉貞は、文曲を見やって得心とばかりに頷き、言葉を続ける。 「逃兎を追うのが我が由ではない。此度の我は妖狐の特使である」 「それはつまり、銀誓館学園との交渉の仲介を、私につとめよとの事ですね……あっ、それはもしや、金毛九尾様は抗体ゴーストと戦うおつもりなのですか?!」 「当意即妙小気味良し。銀誓館学園へと案内せよ」 *2011/06/24 15:30頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_33_tobi.jpg]] #center(){&FONT(B){無血宰相トビアス}} ---- ''~神戸モザイク~'' はむはむ。クレープっておいしいね。 何となく名前が気に入ったから来たけど、よく考えたら僕ここに用事ないね。 いや~、それにしても困ったなぁ。 鳳凰堂でドラゴントライアングルを殆ど全部使ったのに、銀誓館のせいで「不滅の災い」以外はあんまり蘇らせられなかったし。平家は平家で、平家だけの都を作り上げちゃうし……。 しかもその都に、僕を入れてくれないなんて! 「平氏にあらずんば人にあらず」なんて、人をバカにしてるよね。 ……まぁいいや、気持ちを切り替えよう! 平家の作った「福原京」は、なかなかダーティで面白そうだし。 最悪、不滅の災いだけ持って帰れればいいしね。 さーてそうと決まれば、めいっぱい平家のお手伝いしちゃおうかなっ★ とりあえずその辺のカップル殺しまくってゴーストにしよーっと。 *2011/06/24 15:00頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_32_kyoto.jpg]] #center(){&FONT(B){???}} ---- ''~京都東福寺山内・正覚庵地下~'' 京を護るだけでなく、京が封じた妖物を留め置く事も、また我等の使命。 「不滅の災い」は、我等の手で何としても封じねばならない。 彼奴に三筋の傷を刻みし後、「災禍縛印」を施す! 今こそ、我々が代々受け継いできたこの秘文字を発動する時だ。 不滅の存在に傷を残すことは、並大抵の労苦ではない。 伝承が真実だとすれば、我等の力で傷を三筋付けるのに、果たして何年かかることか……。 しかし、やらねばならぬ。 子の代、孫の代となっても、必ずやこの災いを封じるのだ! *2011/06/07 09:50頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_31_soux.jpg]] #center(){&FONT(B){???}} ---- ''~京都西陣~'' 汝に手向けるは「葬」の一文字。滅せよ、黄泉還り! ……………………。 やれやれ、ようやく片付いたか。 それにしても、ここ数日の鳴子の騒ぎようは、一体どうしたことか。 まるで、「不滅の災い」が永き時を経て舞い戻らんとでもしているかのような……。 *2011/05/25 15:00頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/sce/main/nochr_25.jpg]] #center(){&FONT(B){原初の吸血鬼}} ---- ''~北海道大雪山系~'' &FONT(B){&FONT(I){ば、ばばばばバカな!?}} &FONT(B){&FONT(I){我が、我の放った抗体ゴーストが、こうまで返り討ちにあうだとっ!?}} &FONT(B){&FONT(I){バカな! この偉大なる原初の俺が殺されるぅ!? バカなバカな!}} &FONT(B){&FONT(I){……に、逃げよう! 逃げの一手だ!}} &FONT(B){&FONT(I){何を使えば逃げられる!? 飛行機だ! 飛行機しかない!}} &FONT(B){&FONT(I){最寄りの旭川空港まで逃げられれば、あそこまで行ければ!}} &FONT(B){&FONT(I){どーかどーか、銀誓館に先回りされませんように!}} *2011/04/07 14:50頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/sce/main/nochr_160.jpg]] #center(){&FONT(B){悪路王}} ---- ''~悪路王の特殊空間~'' 「篠よ、何用だ……?」 「まだ空に『二つの三日月』は浮かんで無いが、今日は王に聞きたい事があって来た」 そして時任・篠(朧夜の藍氷華・b58875)は説明を始める。『異形』によってビャウォヴィエジャの森の世界結界が破られ、万色の稲妻と共に「抗体兵器」を持つゴーストが生まれた事。破られた世界結界は聖杯で修復可能な事を補足しながらも、篠は問いかける。 「ひょっとして、あのゴースト達は……?」 「然り。彼奴達こそが、『二つの三日月』に与する者也。長き戦いの始まりを覚悟せよ」 「いや、俺達はいいんだけど、王達はゴーストなんだから、もし稲妻に乗っ取られたら……」 「心配には及びませんよ」 悪路王の妻、鈴鹿御前が答える。 「あの稲妻に支配されるのは、ゴーストの本能を違えぬ者のみ。人魔共存を唱える我々や、視肉を嗜むマヨイガの住人達ならば、影響は受けません。とはいっても、現代にマヨイガが残っているとも思えませんが……」 そして、悪路王軍は再び眠りについた。 篠は、以前よりも明らかに強大な力を取り戻した悪路王軍を目の当たりにし、彼らの「眠り」に少し興味を引かれながらも、特殊空間を後にするのだった。 *2011/03/23 17:05頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_26_bism.jpg]] #center(){&FONT(B){「人狼十騎士」大騎士長ビスマルク}} ---- ''~ポーランド森林地帯・大騎士長の間~'' 「ググ、ウガガガガ……」 ヨーロッパ人狼騎士団を統括する、大騎士長の執務室。 部屋の中央では、鳥の頭部を持つ人型の怪物が、苦しみでのたうち回っていた。 「う~ん、そろそろビスマルクは限界かな~?」 苦しむ怪物を見つめるのは、クマのパーカーを着た脳髄の異形、無血宰相トビアスである。 「しょせんキミは紛い物だもんね。そ~れ、『逆賊の十字架』~」 鈍く光る十字架を怪物にかざしながら、異形は少女の声色でひとりごちる。 「でも駄目だよ、もう少しだけ持たせてね。せめてキミ達人狼騎士が用済みになるまで、さ」 *2011/03/17 15:50頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_26_tobias.jpg]] #center(){&FONT(B){「人狼十騎士」無血宰相トビアス}} ---- ''~ポーランド森林地帯・ローラの塔~'' 「そ~れ、『グレイプニル』~♪」 そう言った『異形』の放った長い紐にローラは絡め取られ、引き寄せられてしまった。 『異形』が現れて1分足らず。瞬く間に、戦場は地獄と化していた。 殺気を感じ塔を飛び出したローラ達を待ち受けていたのは、自らが殺害した人狼騎士『先駆けのヴィッシュ』の首を持った、まさしく『異形』であった。 あどけない声で話し、クマをかたどった可愛らしいパーカーを着用した『少女』。 だが、パーカーに覆われた頭部は、その全てが『脳』であったのだ。 人狼騎士達が何かを問いただすより早く、『異形』は装備しているライフルを手に、圧倒的な力量差による殺戮を実行したのである。『異形』は、人狼十騎士第2席『無血宰相トビアス』と名乗った。 ライフルをおろし、トビアスが再び少女の声で言う。 「裏切るなんて駄目だよローラ~? 一緒に帰ろうね~♪」 既に事切れたズィーベンとフォーヘンミアの上で、ローラを抱えたトビアスが踊る。 「本当は吸血鬼とやりあうつもりだったんだけど、誰かさんのせいでフェンリルが足りないからね。 ギンセイカンが相手でも別にいいんだけど、とりあえず目の前のあいつら殺そ~っと!」 ライフルを生き残りのガムテラとアガテに向けたトビアスは、しかし意外な方向から反撃を受ける。 背後から突如現れた何者かが、剣でトビアスの後頭部を刺し貫いたのだ! 「「レオンハルト……!」」 「行け、ガムテラ、アガテ! 銀誓館に伝えるのだ!」 「『名も無き者レオンハルト』か、面倒だなぁ♪」 脳を刺し貫かれ、更にはローラを抱えたまま、人狼騎士レオンハルトと戦い始めるトビアス。 その僅かな隙を縫って、ガムテラとアガテは逃げ延びたのだった……。 *2011/03/17 15:05頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/sce/main/win_npc_62_70.jpg]] #center(){&FONT(B){「人狼十騎士」狼使いローラ}} ---- ''~ポーランド森林地帯・ローラの塔~'' ここは、狼使いの森と呼ばれる場所にある、人狼騎士ローラの塔。 洗脳を解かれ、密かに銀誓館に味方する彼女には、万一に備え、幾人かの護衛がついていた。 「状況的に、銀誓館の学生が出入りする訳にはいかんからな」 スープの入ったコップを手に、螺旋剣ズィーベンがローラに話しかける。 「ありがとう、みんな」 「ローラは素直で可愛いですね。それに比べて」 「何でこっちを見るんですか、フォーヘンミアさん!?」 「アガテが可愛いのは、ガムテラの前だけですものね。残念です」 「な……! そ、それのドコが悪いんじゃボケェ!」 「まぁまぁアガテ、その辺にして」 小太りの男『時計騎士ガムテラ』は、この場にいる人狼騎士『狼使いローラ』『螺旋剣ズィーベン』 『麗しの月フォーヘンミア』『西風のアガテ』を見回した後、ズィーベンに話しかける。 「ところでズィーベン、十騎士の誰がいわゆる『異形』なのか、手がかりは無いのかい?」 「う~む。俺とローラ、アリスは除くとして……。確実に『異形』と判明しているのはカリストだけ、だな。皆と同じく、俺の過去の記憶は、ネジで改変されたものと考えるのが妥当だろう」 ヨーロッパ人狼騎士団を統括する『人狼十騎士』のリストを眺めながら、ズィーベンは唸る。 「何か手がかりがあれば、銀誓館の助けになるかと思ったんだけど、そう上手くはいかないか」 「まぁ、仕方がありませんね。……そういえばズィーベン、ヤドリギの村に顔は出しました? ラプンツェルさんがあなたを探しているそうですけど」 「む、どうにも、あの女人は苦手で……」 「いい人なのに」「意気地の無いひと」「バカな男ねぇ~」 第1席大騎士長ビスマルク 第2席無血宰相トビアス 第3席清廉騎士カリスト 第4席鈍色のシュルツ 第5席背徳のラダガスト 第6席紫煙公エリザベート 第7席狼使いローラ 第8席聖女アリス 第9席水晶剣ルルモード 第10席螺旋剣ズィーベン しかし、和やかな雑談は長くは続かなかった。 次の瞬間、一同は一斉に塔を飛び出し、森へと躍り出た。 塔の外から、尋常ならざる殺気を感じたからである……! *2011/01/24 18:40頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/sce/main/win_npc_57_150.jpg]] #center(){&FONT(B){ジャック・マキシマム}} ---- ''~新ジャックマキシマムハウス~''  照明を落とした新ジャックマキシマムハウスに、11人のジャックと、颯爽・菱子の本体が集まった。 「全ての策は潰えたぞジャック!」 「黙れジャック、貴様ほどの者がいながら何だこの有様は!」 「おのれジャック言わせておけば! そもそも貴様が……」 「うるさーーーーーーーーーーーーい!」  唐突な菱子のアニメ声に静まりかえる11人のジャック。 「チッ、無駄な特技を使っちまった……。ジャック、いや、ジャック達。ここまでさんざん負け続け、残る配下はアタシ一人だ。勝ち目が無いのは明白なんだから、こんな至近距離に居を構えずに、ここは引いて再起を図れば……」 「いや、それは無理だぞビシコよ。これだけやれば、もうすぐここも奴等の怪しげな予知能力の対象となるだろう」 「ビシコよ、かくなる上は、お前が手に入れた『アレ』の出番だ」 「本来ならばティンカーベルを手に入れるか破壊した上で使いたかったが、やむを得ぬ」 「アレって……。ああ、あの変な蜘蛛の置物? あんなものが何の役に……」 「ビシコよ。あれは『瑠璃硝子の蜘蛛』……メガリスと呼ばれるものだ」 「メガリス……?」 「そうだ。貴様には我が王朝の最期の臣従として、ナイトメアの王にだけ許された『力』を見せてやろう。すなわち、我が『完全幻想』をな!」 *2011/01/11 16:35頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/sce/main/win_npc_57_150.jpg]] #center(){&FONT(B){ジャック・マキシマム}} ---- ''~新ジャックマキシマムハウス~'' 「ドウメキよ。これが『力』だ……」  圧倒的な『力』を得た百目鬼・面影は、しかし沈思黙考の表情を隠さない。  その表情のまま、彼はジャックに向き直り言葉を発する。 「確かにこの『力』は素晴らしいものです。しかし、あなたの力は一度に一人しか与えられません。残念ですが、僕一人の力では、父やあなたをも倒した銀誓館学園に勝てるとは思えません……」 「なるほど、確かにそうかも知れん。しかし、誰がひとりと言った」  ジャックがそう言うと同時に、背後のエレベーターがポーンと音を立てて停止し、その扉が開かれた。エレベーターの中から現れたのは、まるで燃える炎のような、ひとりの女性。 「颯爽さん……」 「遅かったな、ビシコよ」 「……なぁ、ジャック。天竜とかの時にも、アタシは普通に役に立ったんじゃないのか? 『力』はともかく、アタシを使わなかったのは単なる出し惜しみだろ」 「なるほど、颯爽さんに僕の昭和ゴーストを特訓して貰うという事ですか……」 「できるか、ドウメキ?」 「『できるか?』というご質問なら、颯爽さんがいようがいまいが、元より関係ありません……勿論、やってみせますよ。恐らく僕の事など覚えてもいなかった父ですが、僕は父の為に戦います」 *2011/01/07 13:45頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/sce/bg/bg_165.jpg]] ---- ''~鎌倉市郊外~'' 「メガリス・アクティブ?」  銀誓館学園からやってきたひとりの卒業生が、目の前の老人に聞き返す。  老人はゆっくりとうなずき、言葉を続ける。 「メガリス・アクティブは能力者ではありません。運命予報士のように、後天的に身につけた力でもありません。それは、本人の才能や修練とは関係の無い、ただの『相性』と呼べるものです」 「だから、竜宮城はあそこまで大きくなったという事なんですか?」 「僕がメガリスを手にした時の感触を説明するならば、それが結論です」 「メガリス・アクティブに何か共通点のようなものはあるのですか?」 「それは分かりません。僕は、僕以外のメガリス・アクティブを見たことはありませんから……。ただ、あくまで『相性』である以上、本人には何の特徴も無いでしょう。ただ、メガリスの力を引き出すことができる。それだけの人間です」  その老人……かつてメガリス「竜宮の玉手箱」の所持者であり、今は反動で年老いてしまった 近江・永都氏は、そう言って話を締めくくった。 *これ以前の時限トップ これ以前の時限トップは、こちらからご確認下さい。 -[[2007~2008年>過去の時限トップ 070406-080919]] -[[2009年>過去の時限トップ 090128-091211]] -[[2010年>過去の時限トップ 100129-101227]]
>このページは、株式会社トミーウォーカーより掲載の許可を頂いた上で作成されています。 >ページ内の一部を除いた文章と、リンク先の画像の著作権は、株式会社トミーウォーカーが所有します。 #include(サブメニュー 時限トップ) *時限トップ 過去に掲載された時限トップの情報を取り扱うページです。 (※時限トップとは、数分~数十分の間だけ表示されるページの事です) #contents(fromhere=true) *2012/05/26 16:30~17:00頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill8/leftronrand.png]] #center(){&B(){ランドルフ}} ---- ''~神の城『王の冠』~'' 神の門が落ちた、か。 しかし、既に儀式完遂の時は近い。 シルバーレイン達の配置も終え、『聖槍ロンギヌス』と『聖杯剣ランドルフ』の鍛造も間に合った。 やれる限りの事は尽くした。後は力の限り戦うだけだ。 ……彼らは、私の提示した『選択』について、決断できたのだろうか。 それとも、いずれの選択肢をも否定する対案とその方法を、提示してくれるのだろうか? あるいは、ただ異物を排除せんとする正義感だけで、攻め上ってくるのか。 いずれにせよ、私は既に『選択』した。 私は決して、未来に絶望の種子を残しはしない。 明日で最後だ。全ての悲劇を断ち切り、私も自らの運命に殉じよう。 *2012/04/24 18:00頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill8/jinmakyouzon.jpg]] #center(){&B(){!!!!}} ---- ''~遠野の隠れ里~'' 「待ちなさい、この助平猫!!」 「にゃにゃにゃ~ん、スズカはヘビだからしつこいにゃ」 「ヘビになったのは最近ですっ!」 妻である鈴鹿御前と、突如押しかけてきた神魔バステトとの騒動を漫然と眺めていた悪路王は、不意に強大な、だが懐かしい気を感じ、里の入口へと向かった。 里の入口には、フードで身を隠したひとりの女性が佇んでいた。 彼女は、里の入口を守る巨鳥を静かに見上げ、微笑んでいる。 「『不滅の災い』とは懐かしい。しかし、何故あなたの元に?」 「バステトというエジプトの神魔が、生涯にただ一度使える奥義『チャーム・ゴッド』で配下としたのだ。……それにしても久しいな、''金毛九尾''よ」 「はい。再び『不滅の災い』の元で出会えるとは、私も嬉しゅうございます」 そう言って、大陸を支配する妖狐の女王、金毛九尾は笑う。 「今日は、悪路王殿に頼みがあって来たのです」 そう言って、金毛九尾は懐から萎びた腕のような物を取り出す。 「これは『鬼の手』と呼ばれるメガリスです。この腕は詠唱銀投入儀式によって伸び続け、やがては使用者の望む物、望む場所に到達するという能力を持っています」 「成程……。龍脈を得た我等がそのメガリスを使えば、確かに『奴』を補足出来るやもしれぬ」 「はい。聖杯の主ランドルフの目的は『神秘の根絶』。私達は銀誓館と条約を締結してはおりますが、やはり彼らの多くは人間。根絶が発動した後も、生存できる算段があるのやもしれません」 「それ故に、我と手を組むか」 「はい。私とあなたの最終的な目的は違いますが、絶対の危機に晒されている点では共通点があります。なればこそ、私達の利害は一致しており……」 「相変わらず、我のような格下に向かってもへりくだった話し方をするのだな、金毛九尾よ」 「……すみません、利益の無い事はしない主義なもので。もちろん、この提案をするのは、あなたが昔と違って随分強くなられたからです。私達は主力である封神台と神将達を失い、銀誓館との条約によって、「伯爵」や「私の尾」を使うことができません。戦力が必要なのです」 「良かろう。かつて共に『人魔共存』を掲げた義によって、汝等に協力しよう」 *2012/04/14 **1回目 16:00~16:20 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill8/main_bryn.jpg]] #center(){&B(){!!!!}} ---- いずことも知れぬ虚空……『円卓』に浮かぶは、その円卓を遙かに凌駕する、2体の巨躯。 1体は「生と死を分かつもの」。そしてもう1体は「緑色に輝く巨大なオロチ」。 オロチの頭部に生えた緑色の液体が如き人型が、生と死を分かつものに対して話しかける。 「セイトシヲワカツモノヨ、オマエノサクセンハナカバセイコウシタガ、チメイテキナジャクテンヲカカエタ。ギンセイカンハマダワレラノタクラミニキヅイテハイナイガ、ヤツラガワレラヲソシシニクルコトダケハ、モハヤサケラレヌ」 その時、虚空に耳障りな破壊音が響き、同時に勇ましき大声が響き渡った。} &b(){「やはりお前達の企みは、オロチの出現そのものにあったか!} &b(){ しかしあそこまで徹底的にやり込められるとは、流石に予想外だろう!} &b(){ おかげで、またしても「生と死を分かつもの」の顕現は失敗だ!} &b(){ しかも、ディアボロスランサー破壊儀式を強行した所で、これでは時間がかかりすぎる!} &b(){ 銀誓館は世界最強の戦闘集団だ。確実に、お前達の儀式を阻止するであろうな!」} 「ソコマデシッテイルノカ……! ナラバワレラニ、ナンノヨウダ」 &b(){「知れたこと。手を貸してやるのだ!」} 「ナゼダ。ディアボロスランサーガウシナワレレバ、オマエトイエド……」 &b(){「下らんな。私や伯爵がその程度で死ぬものか!} &b(){ むしろ、死ぬことに怯えて強敵との戦いをフイにするほうが、余程の恐怖だ!」} 『……そもそも、お前達の儀式は失敗に終わる……』 不意に聞こえた無機質な声に、オロチとブリュンヒルデは声の方向に振り向く。 生と死を分かつものの見下ろす中、『円卓』に現れたのは……! **2回目 16:20~16:40 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/gate/main/d21_01_alt.jpg]] #center(){&B(){!!!!}} ---- &b(){~『円卓』~} 『……そもそも、お前達の儀式は失敗に終わる……』 不意に聞こえた無機質な声に、オロチとブリュンヒルデは声の方向に振り向く。 「生と死を分かつもの」「緑色のオロチ」「情熱のブリュンヒルデ」が浮かぶこの空間に現れたのは、鈍色に輝く一台の「戦車」であった。 &b(){ 「ほう、あれは超重戦車マウス! しかも、スレイプニルの骨肉を使いし初号機か!} &b(){  かつてアドルフが私の為に拵えた逸品だ。懐かしいな!」} 緑色のオロチが問う。 「ランニュウシャヨ、シッパイニオワルトハドウイウイミダ」 『聖杯を手にした巡礼士ランドルフが、既に諏訪湖へと侵入している。今まで非活性だったようだが、おそらく彼は聖杯のメガリス・アクティブ。ディアボロスランサーに関する知識も携えているとみて、間違い無い。彼はもうひとつの聖杯を手にし、≪神の左手≫によってディアボロスランサーを手にするだろう。やがて世界には平和が戻り、お前達は絶滅する。それは困る。力を貸そう』 「……オマエノモクテキハナンダ」 『言うまでも無い、ルルモ-ドだ! そして僕は探すのだ。僕の真理を以て唯一知覚できない、この宇宙にディアボロスランサーを放った存在を!』 *2012/04/12 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/sce/main/win_npc_48_208_hoo5.jpg]] #center(){&B(){巡礼士総帥ランドルフ}} ---- &b(){~本業能力『聖杯探索』による三点観測法で特定されうる場所~} 春であるにも関わらず、その湖には、一本の「氷の道」が生じていた。 そしてその道の上では、激しい戦禍が巻き起こっていた。 氷の道を行く全身甲冑の騎士を取り囲むように襲い来る、緑色の液体怪物達。 だが怪物達は、騎士がその詠唱兵器を振るう度に、次々と蒸発してゆく。 「無駄だ、『御神渡り(おみわたり)』も知らぬ貴様等異形に、俺は止められぬ!」 裂帛の叫びと共に次々と異形を消滅させる騎士が、その時、ふと、足を止めた。 背後を振り返ると、ひとりの少年が、騎士の後ろから、氷の道を歩いてきていたのだ。 『御神渡り。一般にはこの湖に氷が覆われる事によって生じる、ただの自然現象として知られる』 『だが真実は違う。御神渡りとは、かつて聖者がこの湖上に創造した、聖なる巡礼路の事を指す』 『聖者とは君の祖先の事だ、巡礼士総帥ランドルフ』 「知識を並べて悦に入るのが望みか? それとも、我と戦い灰燼と帰すのが望みか?」 詠唱兵器を構え直すランドルフに、少年はかぶりを振る。 『知識も戦いも、所詮は真理の表層に過ぎない。真理を伴わぬ行為に意味などない。ランドルフよ、僕は君を諫めに来たんだ』 「貴様の戯言が、聖杯の導きに勝る理由など無い! そして知れ! ≪世界を救う≫以上の大義など、この世には存在しない!」 『この宇宙にとって最も自然な存在はゴーストだ。来訪者と能力者がそれに次ぐ。これらの種を滅ぼし、宇宙で最も不自然な、加護無しには生存すらできぬ脆弱な種を存続させる行為を≪世界を救う≫とは呼ばない。君のやっているのはただの≪侵略≫だ。大義でも何でもない』 「貴様は最早人では無いな? ならば貴様も滅ぼす! 覚悟せよ!」 『それは断る。何の益も無い』 ランドルフが一撃を放とうとした刹那、少年の姿は突如掻き消えた。 ランドルフは尚も少年を探そうとするが、聖杯の共鳴に引かれて考えを改め、御神渡りを再開する。 氷の道はやがて湖底を貫き、緑色の液体で覆われた地底を貫いていた。 ランドルフは、御神渡りによって穿たれたトンネルを通り、地下深くへと潜ってゆく……。 *2012/04/08 **1回目 14:00~14:30 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill8/orochi_34rfvbyhg.jpg]] #center(){&B(){!!!!!!!!}} ---- &b(){~琵琶湖 巡礼士日本総本部~} &b(){!!!!!!!!!!!!!!} 「何だ、あれは!」 巡礼士のひとりが空を指し示す。 琵琶湖より突如出現したのは、全長はゆうに100メートルを越そうかという、青く輝く巨大なる龍。 「いかん、迎撃体せ……」 警戒の呼びかけも間に合わず、巡礼士の本部に対して、凄まじい破壊の衝撃が巻き起こる! 巡礼士達も反撃する間こそあれ、次々と撃退され、総本部も崩壊してしまうのだった。 しかし謎の巨大龍は、巡礼士達にトドメを刺すことはせず、大量の小龍を配下に引き連れて、いずこかへと向かおうとしている。 「配下から見て、あれは恐らく『オロチ』と呼ばれる古代兵器。一体何が……」 からくも生存した巡礼士総帥ランドルフは、去りゆくオロチを見て思案する。 しかし次の瞬間、彼は思案を取りやめ、驚愕に目を見開くこととなる。 ランドルフが手に持つ聖杯が、共鳴を始めたのだ……! **2回目 14:30~ -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/sce/main2/win_npc_48_132_uq5m2.jpg]] #center(){&B(){巡礼士総帥ランドルフ}} ---- &b(){~琵琶湖 巡礼士日本総本部跡~} 総員集合! 破壊された総本部など捨て置け! 負傷者の救出も後回しだ。 見よ、聖杯の共鳴を……! 共鳴は、あの怪物の下、怪物と霊的に束ねられた大地の龍脈より発せられている。 ならば、あの怪物の源を辿れば、もうひとつの聖杯に辿り着けるに違いない! もうすぐだ、もうすぐ『ふたつの聖杯』が揃う! 聖杯とは生命に同じ、表と裏の二重螺旋。 それらが合わさったとき、聖杯は2種類の姿のいずれかに変化する。 そのひとつは『世界結界』、そしてもうひとつは……! ……かつて祖先達は、ふたつの聖杯の力を以て『世界結界』を形成し、超常を世界より放逐した。 今も英霊としてメダリオンに宿る祖先達よ、私はあなた方にあえて言おう。 &b(){あなた方の選択は、誤りだった!} 私達は違う。私達は「放逐」などという生やさしい目的に聖杯は使わない。 「絶滅」だ! 超常なる者は全てこの星より滅ぼす。 ゴーストも能力者も来訪者も、全ての存在をだ……! 散れ、巡礼士達よ! 大地の源流を辿り、もうひとつの聖杯を探すのだ! *2012/03/02 15:00頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill8/active.jpg]] #center(){&B(){ミスター鈴木ジュニア}} ---- ''~関ヶ原古戦場~'' 天国の父母よ、私は遂に見つけましたぞ! 青森より夜逃げして幾星霜、母上より受け継いだ投資の才覚で充分な財を築いたものの、私の胸中には常に、父上の不思議なお言葉が、胸に突き刺さっておりました。 「為信(ためのぶ)よ、天下を取れ。お前はメガリス・アクティブなのだ!」 確かに、私にははっきりと分かります。 今私の目の前にあるのが、まさしく、私が扱うべきメガリスなのですね! そして聞け、メガリスに封じられし不死身の怪人達よ。 もはやお前達は、メガリス・アクティブたるこの私に逆らうことはできん。 これからは私の為に戦い、私の為に死ね! そうすれば、生き返る許可ぐらいはくれてやろう。 *2012/02/24 16:55頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_61_junthun.jpg]] #center(){&B(){雨堂・盾哉}} ---- ''~大地の精髄~'' ''魔術兵器『オロチ』''が、活性化している!? 頭部に突き刺さった、あの''緑色の破片''が原因か! 破片からは、凄まじい死の力が発せられている。使用者はおそらく「生と死を分かつもの」、そして力源として利用しているのは、古代エジプトの不死王「ファラオ」ってところか……! くそっ、ようやくカグヤの意識も摩滅して、あとは眠らせるだけだったってのに……! これほどの力を全て抑えきるのは、俺ひとりじゃ不可能だ。 ……仕方が無い、か。 ひとりで戦っても勝ち目は無い。なら、まだ余力のある内に、最善手を打つべきだよな。 &b(){&i(){魔術体たる我が身に眠る、歴代の嵐の王の記憶と力よ!}} &b(){&i(){我が身より離れ、己が主の元へ戻れ!}} &b(){&i(){今こそ覚醒の時! 蘇れ、「[[ストームブリンガー]]」!}} ……悪い、晴恋菜。アンタを助けに行くことはできないみたいだ。 年食ったアンタを見てみたかったが、こればっかりは、しょうがないよな。 *2012/02/10 16:45頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_58_kyohagu.jpg]] #center(){&B(){妖狐七星将・巨門 & 破軍}} ---- ''~中国某所~'' 「えへへ、日本のマンガって面白いね。ハットゥサってとこに行ってみたいなぁ」 「……………………」 「ビクッ! もー、いるなら声かけてよ破軍~」 「君は今教育期間の筈だが、巨門?」 「もちろん充分に教育は受けたし、僕はすっかり心を入れ替えたよ。だから教育期間は終わり!  ……僕がそう言ったら、九尾様や七星将以外の雑魚が逆らえるわけナイでしょ?」 「己の部下を信頼しすぎるのが、廉貞殿の欠点だな。それはともかく、私の来た目的は分かるか?」 「せっかく日本でメガリスが見つかったのに、休戦条約があるから、僕みたいな強い奴は行くなってんだろ? 言われなくても分かってるよ。あんまり殺せなさそうだから、どっちみち興味無いしね」 「行った所で争奪戦に勝つのは難しいだろう。我々は一般人を使った作戦を封じられているし、予知能力も無い。現に、メガリスの大量出現を知るのも遅れてしまった」 「……ムカ。正論だけどそう言われると腹立つね。ちょっと破軍、僕が月に行った時にはいなかった新米小娘のクセに、僕にだけ偉そうなんじゃないの?」 「そんなことはぜんぜんない。そして私の漫画を返せ」 *2012/01/17 16:00頃 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/gate/main/d21_01_alt.jpg]] #center(){&B(){生と死を分かつもの}} ---- ''~???~'' 「……生と死を分かつものよ、我々はここまでだ」 「ムシュ、その通り。我々は全てを失敗しました。もはや、この姿でできることはありませぬ」 「しかし、お前は強いが、同時に我々の弱点でもある」 「ワタシとカリストを≪裁き≫なさい。ワタシ達は、アナタを守る路傍の石になりましょう」  円卓より遙かに大きいその異形は、清廉騎士カリストと水晶剣ルルモードの訴えを聞いた後、 自らの腕を静かに振り下ろす。  二体はたちまちのうちに砕かれ、潰れ飛び散り消滅した。  同時に、再変換のエネルギーは円卓を破壊し、またたくまに周囲を満たしてゆく。  破壊された空間に響く何者かの雄叫び。それは、一切の智恵や知性を失い根源に回帰した、 失われし者の虚無なる雄叫び。  ≪裁き≫を終えた「生と死を分かつもの」は、全てを見届ける。  そして新たに生まれた「道具」をトゥルダク達に回収させ、静かに去るのであった。 *2012/01/15 **1回目 10:25~12:45 -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_56_hylde.jpg]] #center(){&B(){秘されし大罪・情熱のブリュンヒルデ}} ---- ''~闇の帳の中で~'' 我が双眸は猛き者を捕捉する……! 『勇士を選定する戦乙女の瞳(ヴァルキュリア・アイズ)』! ほう、カシハラに227、トマコマイに197、カマガヤに228、他にも随分と集まったな! しかしながら、「予報士殺し」に「全国襲撃」と、奴らの急所をふたつも突いたのだ。 おそらくこの辺りが、不死の軍団たる銀誓館の『上限』であろう! そして、これにて駄目押しだ。 目覚めよ、我がエインヘリアル達。そして忠実なる我がしもべ、フェンリルよ! これより、目標地点への『騎行』を開始する! **2回目 12:45~ -[[画像(シルバーレインコンテンツ内への直リンクになります)>>http://t-walker.jp/sr/img/main_ill7/main_56_dai1dahy.jpg]] #center(){&B(){白金之娘・ダヒュ}} ---- ''~六甲アイランド~'' にゃ……あれって、フェンリル? だひゅ、もしかしてと思って、加古川に行かずにこっちに来てみたら……ほんとに、敵きちゃった。 なんとか、みんなに、しらせないと……! *これ以前の時限トップ これ以前の時限トップは、こちらからご確認下さい。 -[[2007~2008年>過去の時限トップ 070406-080919]] -[[2009年>過去の時限トップ 090128-091211]] -[[2010年>過去の時限トップ 100129-101227]] -[[2011年>過去の時限トップ 110107-111220]]

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