オリロボは最近地雷続きでさけていたのだが、これは結構面白かった。

精神コマンドの組み合わせで、オリジナル精神が掛かるシステム。
行動しないことで、キャラによって命中+40されたりSPが最大SPの10%回復する、
行動数を消費しない事によるボーナス、ブレスモーションシステム。
選択したユニットのランクを0にすることで、資金を得られるランクリセットシステム。
パイロットのコンディションでボーナスやペナルティがつくシステム。
他にもシステム面でプレイヤーを楽しませようとする試みが随所に見られていい感じ。
何か煩雑な感じだが、俺のように説明書を読まず体で覚えるwプレイヤーも、
すぐ理解できたのでオリジナルなシステムが嫌いじゃない人は、結構楽しめると思う。

話自体はありがちな、地球vsコロニー物。
戦局は、地球有利だったが、何かミスしたようでコロニー側が押し返しているようだ。
主人公たちは地球側の軍脱走者(?)か何かで、新型のロボットのせいで追われている。
一話一話が短くてサクサク進むので、その面ではストレスは無い。
熟練度で難易度の調整をしているようだし、初心者救済でアイテム類もごっそり貰える。
ヒントも貰えるし、至れり尽くせり。
戦闘自体の難易度は低い。ただし、熟練度取得を目指すと多少難易度が上がる。

気になった所は、射格P属性の使い方が間違っていたりする。
射程1の武器にP属性&格属性がついていたり、射程1以上の武器にQ属性や射属性がw
まあ、オリジナルのローカルデータなのだから、気にする方が変かもしれないが。
そういうのが気になる人はダメかも知れない。
あと、明らかな外人さんが「小田原評定」とか言ってるのに違和感が。

【小田原評定】
豊臣秀吉に小田原城が攻められた時、城内の和戦の評定が長引いて決定しなかった故事から
いつまでたっても結論の出ない会議・相談。

異世界じゃないので、彼が日本びいきだったら詳しいのかもしれないが、
日系人が一人もいないので、通じないだろうし。何か外国の格言を使って欲しいところ。
それと…これはシナリオのせいじゃないかもしれないが、
インターミッションのおまけ関連とシナリオ始める際の読み込みがスゲー長いw
他の2.0系作品でもこれほど待たされたことはないので、
何か愛称が悪いのが俺のPCのスペックが低すぎるのか…?

最後に
鳥のクリーチャーを「鳥ィチャー」と呼ぶ主人公のネーミングセンスは結構好きだ

総評
オリロボ好きならプレイして損はなし。ただ、スペック低いPCだと辛いかも

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最終更新:2007年08月29日 18:47