2024年11月30日 目黒消防署主催 総合震災防災訓練
- 主 催:目黒消防署
- 実施日時:2024年11月30日(土)9:00~15:00
- 会 場:東京都目黒区向原小学校
- 参加頭数:4名(ハンドラー2名、サポート2名)/4頭(救助犬2頭、訓練犬2頭)
東京消防庁目黒消防署主催、目黒区向原小学校校舎解体現場で、目黒消防署および目黒区内の消防団も参加する、大規模な防災訓練が実施されました。
当会も目黒消防署よりご依頼をいただき、救助犬チームとして訓練に参加しました。
目黒区では救助犬チームとの連携訓練を行ったことがないそうです。
そのため、救助犬の捜索を間近に見るのは初めてとのこと。
そこで、今回の訓練では
「救助犬の実際の捜索作業を、関係諸機関のより多くの方に見ていただく」
ことが、ひとつの大きなテーマになりました。
要救助者1名が取り残されている可能性があるとの情報に基づき、指定されたエリアの捜索を行う、という連携訓練のセットを、午前9時、午後12時半の各1回づつ実施。
そのほか、午前10時半、午後2時に、合計3回の捜索デモンストレーションを実施しました。
今回に限らず、当会では、防災訓練やデモでは、必ず「生体」を入れ、ダミーを使いません。
もともと、救助犬の実際の捜索の姿を見ていただくことが、連携訓練の大切な意義と考えているからです。
合間には練習もさせていただき、2頭の救助犬はそれぞれ、インターバルを置きながら、異なるエリア7箇所の捜索を行ないました。
充実した練習をさせていただいたと同時に、IRO(国際救助犬連盟)が実施するMRT(実働適正試験)の要求度に対する訓練達成度を、一部確認することができたと考えます。
貴重な機会を、主催された目黒消防署、関係諸機関の皆様に感謝申し上げます。
↑↑訓練開始。まずは救助犬チームが捜索作業に向かいます
↑↑防塵囲いのおかげで低層階は暗く、よい練習の場になりました
↑↑コンクリートや金属瓦礫の山をものともせず発見、告知しています
↑↑ここからスタートし、コンクリ瓦礫で埋まった階段の上を捜索します
↑↑暗く堆積物のある中、落ち着いて詰めて行き、直近でしっかり告知しました
↑↑ハンドラーの足元で、「さがせ」の合図を静かに待ちます
↑↑「よい練習」として、被災者役には、惜しみなく褒め、遊んでもらいました
↑↑怖いもの知らずの救助犬候補生も、たくさんのよい練習ができました
↑↑「すごいね」「よくやったね」と褒めてもらってご満悦
↑↑「アタシもがんばりました!」人なつこい我がチームの犬たちです
↑↑次回もよろしくお願い致します
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最終更新:2024年12月04日 18:09