狼鬼

【名前】 狼鬼
【読み方】 ろうき
【声】 竹本英史
【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー
【分類】 オルグ/デュークオルグ
【モチーフ】 狼男

【詳細】

「ウラ」によって眠りから復活した黒い狼の姿をしたデュークオルグ。OPでは「ロウキ」とも記述される。
一匹狼気質で、ウラには従おうとしないものの、1000年前に自分を封印したガオレンジャーに対して憎悪を抱いている。

デュークオルグだけに驚異的な力があり、手に持つ魔笛でガオウルフ、ガオハンマーヘッド、ガオリゲーターという魔獣を召喚、使役するほか、ガオレンジャーからガオエレファント、ガオジュラフ、ガオポーラー、ガオベアーの宝珠を次々と奪い取ってパワーアニマルすらも自分の道具と化す(狼鬼の手中に収まったガオの宝珠はセピア色に染まる。)。

正体は1000年前の「6人目のガオレンジャー、シロガネ」こと大神月麿(後のガオシルバー)。
当時のオルグの頭領「百鬼丸」に劣勢に立たされた状況を打開するのに、ムラサキ(テトムの祖母で当時のガオの巫女)の制止を振り切り、鬼面「闇狼の面」をつけ「百鬼丸」を討伐するも、代償として鬼面の邪気に支配され変貌した状態。

次第に自身の記憶を取り戻しかけるが、業を煮やした「ウラ」により特殊な虫を寄生され奴隷化、忠実なしもべとなってしまう。
その後、奇跡的に人間に戻るもガオレンジャーに自分の過去を語った直後に再び狼鬼に変貌、ガオハンターで襲い始め、新たに参戦したガオライノス、ガオマジロを百獣武装したガオキングストライカーの必殺技「強蹴一閃ライノシュート」を放たれ、ガオハンターを倒した事で鬼面の呪縛から解放、元の姿に戻った。

鬼面に込められた邪気は「千年の邪気」と呼ばれる邪気の集合体で、後に大神月麿とは別個体の「狼鬼」が出現。
更に邪気を込められたオルグは誕生するごとに次々と強化される性質を持っており、「ウラ」は邪気を十分に成長させた上で自分に取り込んで「ウラ究極体」になる事が目的であった。

【狼鬼(復活)】

「千年の邪気」の更なる成長を目論む「ウラ」の力で復活。
ガオレンジャーと戦い、シルバーの破邪聖獣球により敗北。

大ダメージを負いながらも、自身にウルフシードを使って巨大化する。
ガオハンターと交戦、更にガオキングストライカーが参戦するも2体を凄まじい力で追い詰めるが、ガオハンターのガオマジロを利用した攻撃で角を折られて弱体化、最期は悪鬼突貫リボルバーファントムを受け滅び去った(その際は「俺が滅ぶだと!? 馬鹿なー!」と発言。)。

鬼面が破壊された事で行き場をなくした「千年の邪気」は現世へと漂い始める。

最終更新:2018年11月05日 16:24