妖怪ウミボウズ

「ウミボウズ憎けりゃ、幻まで憎し!」

【名前】 妖怪ウミボウズ
【読み方】 ようかいうみぼうず
【声】 宝亀克寿
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの17「グッバイ、スターニンジャー!」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪/合成妖怪
【好きな物】
【好きな場所】
【攻撃力】 星2
【不思議な技】 星4
【しんきろう】 星5
【恐れの収集法】 過去に味わった恐怖を人間に見せる
【妖怪モチーフ】 ウミボウズ(海坊主)
【器物モチーフ】 ゴムボート

【詳細】

邪悪な妖気の宿った手裏剣の影響で「ゴムボート」が変化した妖怪。
ゴムチューブから放出する空気を海面の光で屈折させ、「坊主が上手に絵を描いた!」と発声して人間が体験した過去の幻を生み出す。
トゲ付きナギナタ「ぎざぎざ渚」が武器、海上ではパドルのように操る事で水中を自由自在に移動する。

晦正影」がニンニンジャーに感知できないように結界を張って「ゴムボート」から生み出す。
アイテムの感知能力の違いからキンジ・タキガワを先に誘き出し、「幻」に取り込むが、伊賀崎旋風から妖怪が出たと言う情報を得たニンニンジャー5人も遅れて駆けつけ、キンジを助けるのに「幻」に入る事でキンジを「幻」から解放させ、キンジの風の術、ニンニンジャー5人の大火炎の術で「幻」を吹き飛ばされてしまい、「ジュッカラゲ」達を伴って交戦、ジュッカラゲが全滅した後にアカ、スターニンジャーの「奥義・スターライトニンレツザン」により倒される(その際は「この現実が幻であって欲しいものだ~」と発言している。)。
戦闘後に「封印の手裏剣」の1つが新たなオトモ忍シュリケンとなる。

その直後、小槌が放つ邪気の力によって「肥大蕃息」し、巨大化する。
シュリケンジンと交戦、巨大化後に海上から攻撃するも、新たなオトモ忍「サーファーマル」に翻弄され、合体したシュリケンジンサーファーになす術もなく、最期は「シュリケンジン・サーファー波乗り斬り」を受け爆散した。

戦いの後、キンジは弟子入り期限が前日までであった事がわかり、伊賀崎好天の弟子とは認められず、サーファマルに乗り戦線離脱してしまう。忍びの18(妖怪オトロシ)でハワイに辿り着きバカンスを満喫している。

【余談】

デザイナーのK-suke氏によると「『海坊主ゴムボートと何となく響きが似ている』と思って提案し、『坊主』からの連想で頭部と身体はそれぞれ木魚と僧兵をモチーフにした」らしく、他にも「特撮監督・佛田洋氏からの『ボートを漕ぐ形態に変形させたい』という要望で『いかに簡単に格好良く漕ぐか』を考え、カヌーのオールをモチーフにした薙刀を武器にした」とコメントしている(DVDの映像特典の「忍者秘伝ノ書」より)。

同話でキンジ・タキガワの家族を殺した妖怪が「獣のような妖怪」だと判明。
声を演じる宝亀克寿氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」で吹替えを担当。

最終更新:2017年03月27日 10:37