妖怪ユキオンナ

「うらやましや~」

【名前】 妖怪ユキオンナ
【読み方】 ようかいゆきおんな
【声】 斉藤貴美子
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの23「夏だ!忍者キモだめし」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪/合成妖怪
【好きな物】 雪だるま
【好きな場所】 学校
【攻撃力】 星2
【不思議な技】 星2
【ブリザード】 星5
【恐れの収集法】 不明
【妖怪モチーフ】 ユキオンナ(雪女)
【器物モチーフ】 カキ氷器
【他のモチーフ】 幽霊

【詳細】

邪悪な妖気の宿った手裏剣の影響で「かき氷器」が変化した妖怪。
腰に付いたカキ氷器のハンドルをシャカシャカ回すと削りだした細かい氷の粒を吹き付けて人間を氷漬けにする。
火炎の術すら鎮火してしまう強力なカキ氷攻撃や絶対砕けない氷河ナギナタ「炎天下(えんてんか)」という武器を操る。
あらゆる者を「うらやましや~」と羨み、冬場の妖怪として行動する自身が夏に生み出されてしまった事を「季節外れ」と恨めしがるネガティブ思考な妖怪。

ニンニンジャーを恐れさせようとする「有明の方」の命令で、「十六夜九衛門」が屋敷にあった「カキ氷器」から生み出す。
百地霞の弱点が「幽霊」だと知って、他のニンニンジャーは忍者肝試しをどこかの学校で行っており、そんな肝試しの最中にニンニンジャーをどんどん氷漬けにしていく。
残った松尾凪や伊賀崎風花も氷漬けにしようと校内で襲い掛かって変身した2人を追い詰め、隙を突いて風花も犠牲になる。
キニンジャーだけで奮闘するが、戦いの中で霞は身代わりの術で凪の成長を伺っていた事が発覚、氷漬けになっていた仲間を2人が発動したダブル火炎の術で溶かされてしまい、揃ったニンニンジャーと集合したジュッカラゲ達を伴って交戦、ジュッカラゲが全滅した後に、上級シュリケン忍法で追い込まれ、アカニンジャー超絶、モモニンジャー、キニンジャーの「奥義・サマーニンレツザン」により倒される(その際は「季節外れな物悲しや~!」と発言している。)。

その直後、小槌が放つ邪気の力によって「肥大蕃息」し、巨大化する。
ライオンハオー、シュリケンジンドラゴ、バイソンキングと交戦、カキ氷攻撃で3体を雪だるまとなるが、雪だるまの中で3体が合体した覇王シュリケンジンになす術もなく、最期は「覇王アッパレバスター」を受け爆散した(その際は「夏休みを満喫してうらやましや~!」と発言。)。

霞の言った弱点は味方も欺く作戦で、本当の弱点は不明(古典落語「まんじゅうこわい」の様なオチだった。)。
「有明の方」は「妖怪ユキオンナ」が倒された後に「日本の妖怪は使えん」と豪語、ヨーロッパで活動する「モンスター」と呼ばれる海外の妖怪を助っ人として呼び寄せ、本編の最後にはどこかの空港に黒装束の3人組が降り立つ。

【余談】

今回よりサブタイトルに「夏休みスペシャル」と記述される。
声を演じる斉藤貴美子氏はスーパー戦隊シリーズに初参加となる。

最終更新:2016年04月12日 15:45