「8分の、6拍子だ」
【詳細】
バラノイアが開発したマシン獣。
小型のクモへの変身能力を有し、特殊なコントロール装置を差し込んだ人間を操る。
他にも分身となる小型のクモを貼り付けた相手に電撃を浴びせ、口からのネットで相手の動きを封じ、8つ目や8本腕の爪から光線を放つ。
「成績が良ければ全て良し」という人間の特性に漬け込み、歌って踊るだけで満点が取れる学習塾「アチャチャの学校」を
執事アチャや
執事コチャと共に開き、クモの姿で背後からコントロール装置を差し込んだ子供達を操ろうと目論む。
樹里の甥・正男も勉強していたが、あからさまに怪しい名前に勘付いた樹理が学校に押し入る。
アチャ達に詰め寄る樹里にクモの姿でコントロール装置を差し込み、樹里と辺名博士の前で正体を現し、変身したイエローにタランテラ(南イタリアの民族がタランチュラに刺された際に踊る毒抜きのダンス)を8分の6拍子で踊らせる。
自由に戦えないイエローを相手に優位に立つが、他の4人が駆け付ける。
壁をよじ登って逃走しようとするが、5人揃ったオーレンジャーのキングスマッシャーの射撃に怯み、クモの姿で撤退。
バラノイア月面基地に帰還後、強化改造を施され、クモの足のように毛が生えていた8本の腕を機械化される。
オーレンジャーに「アチャチャの学校」が封鎖され、今度は人間を直接的にコントロールしようとする。
コントロール装置の電波をオーレンジャーに逆探知されて計画は失敗に終わり、オーレンジャーとの再戦で善戦するも、キングレンジャーが参戦、6人の攻撃に怯み、オーレバズーカにより敗北。
その直後、
巨大化エネルギーを注入されて巨大化する。
口からのネットで動きを封じたオーレンジャーロボ、レッドパンチャーを8つ目からの光線で攻撃して追い詰めるが、キングピラミッダーの参戦によって形勢が逆転、最期はキングピラミッダー・バトルフォーメーションの「スーパーレジェンドビーム」を受け爆散した。
【余談】
同話で『鳥人戦隊ジェットマン』の小田切綾役の三輝みきこ氏が正男の母親(樹里の姉)、二条晴美役としてゲスト出演。
最終更新:2016年08月12日 04:18