ギャブラー

「助けたくば急ぐがいい　我が血となる前にな！」

【名前】	ギャブラー
【読み方】	ぎゃぶらー
【声】	小形満
【登場作品】	宇宙戦隊キュウレンジャー
【初登場話】	Space.24「俺は戦う盾になる！」
【所属】	宇宙幕府ジャークマター
【分類】	テッチュウの右腕/ダイカーン
【出身】	惑星チュッパ（ヤギ座系）
【装備】	チュパカブランス
【生物分類】	吸収宇宙人
【モチーフ】	チュパカブラ
【名前の由来】	チュパカブラ
【出身星の由来】	チュパカブラ

【詳細】

フクショーグンの1人、テッチュウの右腕として仕える戦士。自称「血染めの処刑人」。
血みどろと血祭りが大好きな血染めの処刑人。

ある目撃証言によれば、「ギャブラーの激しく揺れる髪の毛が飛び散る血のようにも見えて恐ろしかった」という。

生体エネルギーを吸収する能力を有し、チュッパ星人特有の吸収髪「チュパカヅラ」は自身の身の丈に近い程に長い。
伸縮自在のチュパカヅラで拘束した獲物を体内に吸収し、吸収された者は体内の触手に絡め取られ、その生命エネルギーをじわじわと絞りつくされてしまう。

血の匂いに敏感な戦闘種族で、先端に2つの刃が付いた巨大槍「チュパカブランス」はこれまでに数多くの相手を血の海に沈めてきた。

テッチュウとともに街に出現して破壊活動を開始。
鳳ツルギから別件の依頼を任されたラプターとスパーダ、オリオン号で待機していたショウ司令を除く8人のキュウレンジャーを地に伏させ、テッチュウの命令で名乗りながら倒れていたキュウレンジャーにチュパカヅラを伸ばす。
とっさに起き上がってのけ反った拍子に後方の段差に転落したラッキーには毛髪が外れるが、捕えた7人を一斉に体内に吸収。早急に救出しなければ、自分が取り込んだ仲間たちの命はないと挑発。

タイミングで駆けつけたツルギが変身したソルジャーにテッチュウと共に応戦し、ソルジャーも吸収しようとするが、ソルジャーの背後でタテキュータマを発動したラッキーにより阻まれる。
即座にテッチュウが放った光弾でソルジャーも変身を解かせ、生身のラッキーたちをテッチュウと一緒に倒そうとするが、突如現れたアルマゲのビジョンの「不死身ではない奴（ツルギ）など、いつでも倒せる」という撤退命令に従ってその場を去る。

何処かの工場地帯にいたところ、単身でやってきたツルギが変身するソルジャーと交戦、不調を匂いで見抜き、テッチュウと2人で変身解除。
ところが、テッチュウが倒そうとした矢先、上空から出現したリュウボイジャーに妨害され、降りてきたラッキーとショウ・ロンポーが合流、ラッキーたちの説得でわだかまりのあったツルギも共戦することを決意し、変身したレッド、コマンダー、ソルジャーと交戦。

初撃をレッドのタテキュータマに防がれ、反撃に放たれたレグルスインパクトの縦一閃で自身だけが吹き飛ばされる。
某トリオ漫才のノリで「どうぞどうぞ」と流されてダメージを受けたコマンダーがテッチュウの相手を引き受けると、レッドとソルジャーの連携剣術になす術もなく、さらにレッドはヒカリキュータマでシシレッドムーンに変身。
槍を手に特攻するも、レッドの華麗な打撃カウンターでいなされ、蹴り飛ばされた後に発動した「ニッショク」攻撃で大ダメージを負い、止めにレッドとソルジャーの必殺技「ダブルスターインパクト（レグルスインパクトとフェニックスエンド）」により倒される（同時に体内の他のキュウレンジャーも解放される。）。

その直後、テッチュウの「これで終わりとは赦さない」という一喝に呼応し、キョダインロウのシステムが働き、凝縮したエネルギーを取り込んでバイオ蘇生され巨大化する。
シシボイジャーとホウオウボイジャーの砲撃に翻弄され、巨大化したテッチュウの加勢で2機を墜落させるが、助太刀しようとしたスティンガーたちと惑星トキで別行動をしていたスパーダたちの所持する全てのキュータマが2人の力の呼応してシシボイジャーやホウオウボイジャーと合体する巨人キュータマジンが誕生し、その圧倒的な強さにテッチュウと共に苦戦を強いられ、最期はキュータマジンの必殺技「キュータマジンメテオブースター」に背後のテッチュウから盾になるように無理矢理前方へと追いやられ爆散した（その際は「殺生な～」と発言。）。

【余談】

上官のテッチュウと同様、「拙者」などの古風な口調で喋る。
「最高幹部の側近」という立ち位置の怪人（幹部格）だが、登場時の字幕では「ダイカーン　ギャブラー」と表記されていた。

出身惑星、特有の器官、武器の名称からモチーフがそのまま南米を中心に目撃されている未確認生命体「チュパカブラ」。

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