ライオンファンガイア

「駄目だ駄目だ できないのであれば、お前が消えろぉ!」

【名前】 ライオンファンガイア
【読み方】 らいおんふぁんがいあ
【声/俳優】 高原知秀(キバ)
高階俊嗣(ディケイド、声)
【登場作品】 仮面ライダーキバ など
【分類】 ファンガイア/チェックメイトフォー
【クラス】 ビーストクラス
【モチーフ】 ライオン
【鳥】 ドードー
【他モチーフ】 ライオン、城壁
【真名】 天地開闢。産声と怒号を聞きながら

【詳細】

ライオンを彷彿させるビーストクラスのファンガイア。

デザインモチーフはドードー。肩がドードーの頭部を模したものとなっている。
顔面にも鳥らしき模様が確認でき、「ルーク(城壁)」の通り名を指すように全身に城の意匠が取り入れられる。

鉄壁の装甲と重戦車のような腕力を誇り、指先から射出するロケットクローの破壊力は非常に高く、距離を問わない凄まじい戦闘力を有する。
パワーはイクサはおろかキバすらも上回り、他のビーストクラスと文字通り別次元の強さを誇る。

【仮面ライダーキバ】

チェックメイトフォーの「ルーク」として現代編、過去編に登場する。

過去編では一定時間内に定めたルールに則って人を襲い、クリアすれば褒美として甘味を、破れば制裁として電線を切って自分の体に高圧電流を流すといった不毛なゲームを続けていた。
ガルル以外のウルフェン族を滅ぼし、麻生ゆりの母親を殺害している。両者からは激しい敵意を抱かれているが、本人は全く意に介していない。

圧倒的に味方側の戦力が不足している過去編では絶対的な力で幾度となくプロトイクサを退ける。
アームズモンスター達と麻生ゆり、紅音也の作戦によってリジェクションの激しいプロトイクサを着用し調子に乗って行動を取るうちにリジェクションによるダメージを受け弱体化。
イクサの変身を解除、麻生ゆりの変身するプロトイクサの凄まじい攻撃を受けるも、イクサメットにひびを入れるなどして抵抗、右肩にイクサナックルによる強烈な一撃で大きなダメージを負い、煙のように姿を消して22年間もの長期間休眠状態になる。

現代編において復活、長すぎる休眠ゆえ記憶障害に陥るも過去に訪れた場所を見て覚醒。
キバと戦うが完膚なきまでに叩きのめし変わらぬ力を見せつける。
再度、ゲームに興じる事になるが、あらかた22年前にやりつくしてしまい放浪していたところ、たまたま公園にいた絵本の読む親子の会話を聞いて天国に行く事を思いつく。
天国に行くには良い事をすればいいと行動を開始し、サイドブレーキをかけ忘れた車が動き出し子供達に向かったのを助けたりする。

善行を十分に積んだと判断したのか、誰かに倒されることを望むが、「チェックメイトフォー」の1人で自身を倒せるような力を持つものは現代においても少なく、過去の文献から祖母の仇だと知った麻生恵と戦い退け、再び挑んできた麻生恵も苦しめ殺害しようとしたが駆けつけた名護啓介の変身するライジングイクサに苦しめられる。

腹部をイクサカリバーで貫かれた後、麻生恵が交代して変身するイクサバーストモードの必殺技「イクサ・ジャッジメント」を右肩の古傷に受け砕け散った。
最終話では「スワローテイルファンガイア」の手によって複数の別個体が再生体として出現。
スチール写真では身の丈ほどの棍棒を持っていたが使用せず、再生体が所持している。

【仮面ライダーディケイド】

「キバの世界」に同種の怪人が登場している。
ファンガイアの王子ワタルに仕える「親衛隊」の1人で、掟を破り人間を襲ったファンガイアを追っている所を「人間を襲っている」と勘違いしたディケイドによって倒されるという悲惨な最期を遂げた。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

ショッカーの同盟怪人として登場。
処刑広場での戦闘ではキバと戦った。

【仮面ライダーウィザード】

イメージとして登場。

【余談】

『キバ』で同怪人を演じる高原知秀氏は過去に『東宝の特撮作品』にレギュラー出演している。

最終更新:2016年08月23日 06:51