スワローテイルファンガイア

「バカな、この私が!だが、これで良い この命、真のキングに捧げる 私と真のキングが一つとなり、全てを滅ぼす」

【名前】 スワローテイルファンガイア
【読み方】 すわろーているふぁんがいあ
【声/俳優】 村田充(キバ)
坪井智浩(ディケイド、声)
【スーツ】 村岡弘之
【登場作品】 仮面ライダーキバ など
【登場話(キバ)】 第34話「ノイズ・破壊の旋律」
第39話「ジャウト・狙われた兄弟」~
第41話「ララバイ・心を解き放て」
第44話「パンク・バックトゥ・ファーザー」~
第48話(FINALE)「フィナーレ・キバを継ぐ者」
【登場話(DCD)】 第4話「第二楽章・キバの王子」
第5話「かみつき王の資格」
最終話「世界の破壊者」
【分類】 ファンガイア/チェックメイトフォー
【クラス】 インセクトクラス
【昆虫モチーフ】 アゲハチョウ
【鳥類モチーフ】 ハクチョウ
【他のモチーフ】 サナギ
【真名】 禁欲家と左足だけの靴下

【詳細】

ファンガイア族・インセクトクラスに属するアゲハチョウを彷彿させるファンガイア。
パワーはライオンファンガイアに劣るが、身軽さと頭脳プレーを活かしての撹乱攻撃を得意とし、口からの炸薬燐粉で相手を仕留め、身体組織から作成した大剣なども使用する。

【仮面ライダーキバ】

チェックメイトフォーの1人・ビショップとしてファンガイア族の参謀的な位置に立つ。

ファンガイアの皇帝の血族を正しい道に導く事を主な仕事とし、登太牙/仮面ライダーサガの教育係も務めている。
チェックメイトフォーのビショップは代々キング、クイーン直々の側近としてファンガイアの純血族をサイドから守る仕事を行う。

「チェックメイトフォーの一員」という事もあり、従来のファンガイアを上回る高い戦闘力を誇る。
エンペラーフォームとなったキバには一歩及ばないが、ライジングイクサを幾度となく窮地に陥れ、戦闘不能に追い詰めた事もある。

ビショップとしてキングの補助を行ってきたが、クイーンを追い落とした事を登太牙に咎められ、追放処分を受けてしまう。
「王と認めない」と登太牙に見切りをつけ、かつて自身が仕えていた先代キングを復活させようと大量のライフエナジーを集め始める。

追放された以降は顔色が非常に悪くなり、「幽鬼」といった風貌に変化し、街中に出現しては水晶玉にライフエナジーを吸収していく。
更にライフエナジーで倒された「ファンガイア」を大量に復活させ、多くのライフエナジーを集めさせる。

バットファンガイアの復活に失敗、視力が低下している名護啓介が変身したライジングイクサとの一騎打ちで善戦するが、麻生恵のサポートによって行う攻撃で徐々に追い込まれ、最期は「イクサ、爆現」と言いながら放ったイクサ・ジャッジメントを受け砕け散った(上記の台詞はその際のもの。)。

敗退とともに自身のライフエナジーも追加として「バットファンガイア」に捧げ、「先代キング」を現代に復活させる事に成功した。

【仮面ライダーディケイド】

「キバの世界」でワタルに仕える親衛隊として登場。

「人間とファンガイアの共存」という一族の掟に背いた者の抹殺が使命だが、「ビートルファンガイア」が王の証となる「キバの鎧」を入手した後は仕えるようになる。
その後、キャッスルドランの内部でディケイドを迎え撃つが、ディメンションスラッシュを受け砕け散った。

「ライダー大戦の世界」では「スーパーアポロガイスト」のライフエナジーによって数多くの怪人と共に復活し、すぐにビートルファンガイアに吸収された。

【余談】

頭部の両脇にある飾りがハクチョウを模し、左腕は布を包めて「チョウのサナギ」をイメージして登場したファンガイアの中では唯一の左右非対称となっている。
『キバ』で演じる村田充氏は『仮面ライダー響鬼』の全ての童子役を演じ、後に『仮面ライダーウィザード』でレギオン/内藤役としてゲスト出演。
村田充氏によれば、「最初は6話だけの登場だった」らしい(『仮面ライダー平成』vol.6「仮面ライダー響鬼」でのインタビューより)。

『ディケイド』で声を演じる坪井智浩氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は初となる。

最終更新:2016年03月22日 15:02