バケツシャドー

「頼む、一口~」

【名前】 バケツシャドー
【読み方】 ばけつしゃどー
【声】 中村大樹
【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー
【登場話】 第5駅「消えた線路の向こうがわ」
【所属】 シャドーライン
【分類】 シャドー怪人
【主】 ネロ男爵
【闇形式】 ネシ0091-5
【闇装備】 上ぶた系ビッグマウス
【闇駅名】 腹ペコ
【心の闇】 空腹
【シャドー怪人薀蓄】 自身の口が大きいのは、
巨大な丸焼きでも一口で丸呑みにするためだよ
【モチーフ】 バケツ
【闇形式の由来】 大食い(0(お)0(お)9(ぐ)1(い))

【詳細】

たくさんの食べ物を一口でたいらげてしまう能力を持つ容器系シャドー怪人。
能力で街の食料を根こそぎ食べて無くしてしまうと、空腹から闇を集める作戦を運行しようとした。食べる事にしか興味がなく、遠くの食料の匂いも嗅ぎつけて、上ぶた系ビッグマウスでバクバクと食べてしまう。
大喰らいなだけでなく、遠くにある食べ物を感知する異常に発達した嗅覚がある。

闇駅に住む住民達の食料を喰らい、住民達を苦しめる。

ダッシュカーの制御を見誤って逸れたライトを除く4人のトッキュウジャーの目前で悪事を働いていたので彼らと交戦。
彼らが目的の「食べ物」を持っていない事に気付くと、戦闘を中断して撤退。

その後、山奥に不時着したライトはうっかり避難していたキャンプ中の人達の最後の食料を食べてしまい一悶着があったものの、山や川で集めた自然の恵みを分け合って食べている最中に臭いを嗅ぎつけて出現。
合流したトッキュウジャーも揃って交戦するが、「人々から食べ物を奪う卑劣な行為」が同じ大食いの1号の逆鱗に触れ、レールスラッシャーのレールで捕縛されて動けない状態で焼き魚で誘惑されるという精神的な拷問を受けてしまう(2号曰く「ライトの食べ物への怨みは恐ろしい」、3号曰く「ただのこども」)。

1号グリーンのトンネルアックスを口に突っ込まれ、1号イエローのシンゴウハンマーの攻撃に怯み、1号のイマジネーションで発動したレンケツバズーカからのレインボーラッシュが「でっかい魚」という巨大な魚に変化し、丸呑みにされ敗北(その際に「俺が食われだ~!」発言している。)。

その直後、闇暴走を起こして巨大化する。
半信半疑で烈車武装したトッキュウオー・カーキャリアと交戦、、最期は「カーキャリアダッシュ」で放たれた5台のダッシュカーを飲み込んで応戦しようとするも、全て食べきれずに力負けして爆散した。

ライトは山中でサポートレッシャー「タンクレッシャー」を見つけた話をするが、前駅(ストーブシャドー)で盗聴機を仕掛けていたシュバルツ将軍にも聞かれてしまう。

【余談】

従来のシャドー怪人と異なり、闇形式に鉄道用語で食堂車を意味する「シ」が使われている。
サポート烈車の発見場所がうろ覚えのライトであったが、タケノコの採取してきた事が発見場所のヒントになっていた。
デザイナーの篠原保氏によると「モチーフが途中で変わったり、アンティーク路線のために胴体に括れのある古風なバケツにしたかったが、『普通のポリバケツみたいなシルエットで』と拒絶された」らしく、他にも「『イメージ的にも造形的にも厳しいだろう』と思いつつ言われるままに描いたが、かなり不満が残っている」とコメントしている(DVDの映像特典の「トッキュウミュージアム」より)。

声を演じる中村大樹氏は『救急戦隊ゴーゴーファイブ』以来、14年振りにスーパー戦隊シリーズの怪人の声を担当。

最終更新:2017年04月03日 11:18