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セレーナ・ラウダス - (2013/07/31 (水) 12:22:16) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
人間

【初出】
外伝『アンコール』

【解説】
新世界『無何有鏡』の地中海をクルーズする豪華客船『ロード・オブ・ザ・シーズ(大海の君主)』号の客室乗務員。年齢は二十過ぎ、髪の色は暗い茶、纏っているのは紺地の制服と様々違っているが、面差しはある“王”にとても似ている。

同船の貴賓室に陣取る貴婦人(その正体は[仮装舞踏会]の将帥たちとの合流地点として本船に乗り合わせたベルペオル)の目にとまったことで、本来の業務を外れて貴婦人専属のサービス要員となる。

同船が五十余人の人間の犯罪者によるシージャック事件に巻き込まれる中で、無風の貴賓室を次々と訪れる多様珍妙な来客を応対した。
一連の騒動後に『夢のような景色』を目撃し、貴婦人に対して発した言葉が貴婦人を驚かせ、その礼として宝具タルタロス』の一部であるブレスレットをお守りとして渡された。
そして、空を飛んで『星黎殿』へと戻っていく貴婦人たちに対して、自分の職務の完遂を示す仕草として深々と一礼した。

【由来・元ネタ】
名はギリシア神話の月の女神「セレーネ(Selēnē)」からと思われる。
本来、月の女神でもあったヘカテー女神とかけることで、容貌を明かしていない序盤での暗喩としていたのではと推測される。

姓は、19世紀から20世紀にかけて活躍したギリシア人作曲家「ニコラオス・ラウダス(Nikolaos Lavdas)」だと思われる。
祖国の風景を主題にした作品が多く、またギリシア古来の音楽をピアノ曲に翻案したりした。

【コメント】
☆当然としてアニメシリーズには未登場。
☆二十歳過ぎでヘカテーそっくりって、かなりの童顔なんじゃあ?