圧倒的技術力と天才的政治力でドイツ技術産業を牛耳るファーベン社の社長。一見すると容姿は幼く、無邪気に振舞うため一見すると子供のようだが、純粋なゆえの歪んだ冷酷さも併せ持つ。 急速な軍拡と領土拡大で破綻しかけたドイツ経済を企業の立場から何度も救う。また、ドイツ研究機関を監督する最高責任者でもあり、ここでもイナバやポルシェのような個性的で過激な連中をその天才的な手腕で統率し、ドイツの技術力を世界最高峰のレベルにまで押し上げる。 自身も科学、建築、医学、魔術、etcなどあらゆる分野に精通しており、死角はない。その実力は世界最高と名高いドイツ技術陣の中でも飛び抜けている。 これが彼女の表の顔。
最近公開された機密資料によると、下留満を旗揚げのころから注目し、裏でこれを積極的に支援していたという。彼女の目論みは成功し当時熾烈な競争を繰り広げていたユダヤ系企業の追放に成功、ドイツ産業界を事実上独占した。 その後彼女は陰で多くの戦争犯罪(ガス室、人体実験、強制労働、etc)を主導、その効率化に成功する。他にもフォードのアンドロイド計画に対抗してドーピング強化兵士の育成を構想していたらしい。 実質的に満を独裁者にまでした一番の『功労者』であり、その功績の数々から『ナチスのスポンサー』とまで囁かれていた彼女の権力は絶大で、実際に満も彼女の圧力を無視することはできなかった様である。一説ではその思想、行動すらも掌握し、これを誘導して世界大戦にまで導いた張本人であるとも・・・。
戦後彼女に対して秘密裁判が開かれるが一日で無罪放免となる。これにはアメリカ政財界との政治取引があったとの説が有力であり、事実彼女は後に愛前大統領の国務長官に就任し『ダレス機関』を率いてアイクの右腕として活躍した。 彼女についてはいまだ謎が多く彼女がどんな目的のために行動し、それはなぜ頓挫したのか、あるいはすでに成功したのか、それらはいまだ不明であり今後も解明が待たれる。
アルディバート・T・ポルシェ (CV.青野武) オーストリア出身の自動車エンジニア。ポルシェ博士とも呼称される。 自身の名を冠するブランド名、及び国民車フォルクスワーゲン、T34やシャーマン戦車に対抗しうる重戦車ティーガー・マウスなど、ドイツ近現代史をチョッピリとでも囓っている人には聞き慣れている兵器の開発に大きく関わっている人物である。 WW2中は一貫して独逸政府お抱えのエンジニアとして活躍していたが、特に東部戦線等の戦況が悪化するに従い、電気式を採用したVK4501戦車や、超重量級戦車マウスなど、超兵器志向のトンデモ戦車に力を注ぐようになる。そのある種のポジティブぶりに、敗戦に次ぐ敗戦で荒んでいた満も、少なからず癒されていたとか。 目立ちたがりで、 「イッヒッヒッヒッヒ!ワシの戦車の設計能力はドイツ一イィィィイッッッ!!即ち!!!世界一ジャアアアアア!!!!」 と信じて疑わないほど(戦車設計に関しては)プライドが高い。そのためか、同業のヘンシェル社が彼にとっての宿敵らしい。 ティーガーの自社案が採用されなかった時は、本気でソビエトに亡命して、ヘンシェル社のティーガーをフルボッコにできる戦車をつくろうとしてたとかしてないとか(無論全力で止められたのは言うまでもない。)
イナバート・ティーナ イナバート・ティーナ。通称ティ。 幼いながらも類稀な頭脳を持ち、独軍暗号研究を一手に引き受ける。 その天才少女の実態は、構って欲しがりの悪戯っ子。日々、研究室内にトラップを仕掛け、主にイナバ・フォン・ブラウンを引っ掛けて遊んでいる。 トラブルの種になる事の多い彼女だが、どういうわけかそのトラブルは転じて福となる事が多く、周囲から恨まれる事は少ないようだ。 巻き起こすトラブルは、故意か事故か実に微妙な線なのはご愛嬌。
イナバ・フォン・ブラウン ドイツ最狂のロケット研究者。 自分の故郷は月にある!と主張してはばからないちょっとアレな人で、 宇宙まで届くロケットを日夜開発している。ベルリン工科大学に在籍していたころは、 あまりの偏執狂ぶりに誰にも相手にされなかったが、 ある日満の目にとまり、SS少佐の資格を与えられた上政府に迎えられる。 第二次大戦期に開発したV2ロケットは、ロンドン空襲に使われたことで有名。 このときビッグベンに突き刺さった座薬型のV2は大英博物館に保存されている。 終戦間際にドイツを脱出し連合国に降伏。戦後は米国の宇宙開発に協力した。 口癖は「また師匠に怒られる…」 おそらくヘルマン・オーベルトのことをさしてると思われる。一方的な横恋慕だが。
エルネスタ・ハインケル
霜月・ソジロー・メッサーシュミット 誕生日:5月30日 身長:178cm (CV.未定) ドイツのメッサーシュミット社の社長であり技術者。ドイツの空軍力をまかなう。しかし、ガーランドにいつも無理難題を突きつけられている苦労人。ナチ派で、満のことを慕っている。ちなみに、霜月 鈴久との関わりについて聞くと適当にごまかし逃られる
破偉然ベルク ドイツの物理学者。量子力学の確率に貢献。量子物理学の父と呼ばれる1932年にノーベル賞を受賞した。ノエル・ボーアに師事し、共同で研究を行っていたこともある。 満政権が成立した際、核物理学者であった関係で一時期立場が危うくなって親衛隊に身柄を拘束され(*1)たが、緋村美里にとりなしてもらい、多数の同僚が去ったドイツで核開発に従事した。 ボーアは彼の才能を高く評価しており、彼なら原子爆弾を作りうると信じていた。だが、現実にはかなり早い段階からドイツにおける原爆開発計画は頓挫していた様子である。 いかなる時もサングラスを外さないため、彼の素顔を見た者はいない。たまにサングラスの向こうから赤い光が見えるとされているが、これもよくは分からない。 実践よりも理論構築を好むタイプの物理学者であったという。 こう見えても実は若い。
フォッケ・タンクルト メッサーシュミットと肩を並べる非常に優秀な航空技術者兼パイロット、その正体はヘスの怪しい研究によって封印から復活した、かつて大都市ブレーメンを一晩で壊滅させた伝説の狼男である。 実のところ戦闘能力はモーデル、土門ら超人クラスと比べるとたいしたことはなく、外見は満月の夜のとき以外は普通の少年、だが人間を完璧に超越した頭脳を持ち、それをフル活用した知恵、機転、駆け引きで自分の実力を凌駕する強敵を何度も退けている. 復活後、ヘスからパイロット時代の話を聞くうちに戦闘機に心酔、以後研究所を勝手に創設し、独学で航空力学を学んだ後、次々と優秀な戦闘機を設計することでドイツに貢献するようになる。ドイツ敗北後も戦闘機一筋であり、海外各地でその設計に携わる.
彼の設計する機体は『競走馬よりも騎兵の馬』を座右の銘とし、戦場での操縦性・有用性と後方での整備性を重視、特に操縦性に関しては自身がテストパイロットとなって徹底的に確認する。そのためパイロットとしても一流であり、また狼の性質で夜目が利くため夜間戦闘が得意、彼が率いる戦闘機部隊はその能力と彼の適確な指示もあって夜間戦闘で頻発する同士討ちは皆無、逆に敵の夜間爆撃部隊からは非常に恐れられている。 ちなみに機体性能のみを追求するメッサーシュミットとは設計思想で対立しており、仲が悪い。 自身の童顔を気にしており、その反動で他人に対して冷淡に振舞おうとするが、元来情に厚い直情型の性格で、よく本音が出る。勝手につけられた愛称は『ふぉっけタン』、この名前で呼ぶと怒る。
*1 核物理学はユダヤ人の科学だと思われていた