【マスター名】シン
【出典】北斗の拳
【性別】男
【Weapon】
鍛え抜いた己の肉体。
【能力・技能】
『南斗孤鷲拳(なんとこしゅうけん)』
南斗聖拳一○八派の頂点に位置する南斗六聖拳のひとつ。
その伝承者は愛に生き愛に死す「殉星」の宿命を背負う。
戦闘スタイルは「相手の肉体に外部から突き入れ、破壊する」という貫手主体のもの。
六聖拳の中ではもっとも南斗聖拳の基本に忠実な拳法といえる。
また孤鷲拳の代名詞でもある「南斗獄屠拳」のような蹴り技も用いる、オールラウンドな拳法である。
なお、シンは弧鷲拳のみならず複数の南斗聖拳を習得している。
また同じ六聖拳のレイが南斗共通の技として「南斗虎破龍」という秘孔技を習得していることを考えると、
恐らくシンも簡単な秘孔についての知識と技術は持っているものと推測される。
【人物背景】
南斗孤鷲拳伝承者、殉星のシン。
世紀末と化した核戦争後の世界でKINGを名乗り、街を暴力で支配していた男。
ケンシロウの胸に七つの傷をつけた男でもある。
元々は決して悪人ではなく、核戦争以前はケンシロウとも友人の間柄であった。
しかし想い人ユリアを巡りケンシロウへのライバル心を抱いていたことに漬け込まれ、ケンシロウの義兄
ジャギの甘言に乗ってしまう。
悪の道に堕ちたシンはユリアをさらい、彼女の愛を手に入れるため世紀末の世界で殺戮と略奪の限りを尽くした。
しかし金も権力も名声もユリアの心を動かすには至らず、彼女はケンシロウへの想いを抱いたまま身を投げてしまう。
ユリアは配下の南斗五車星によって一命を取り留めるものの、シンはユリアの愛が決して手に入らないことを悟るのだった。
五車星からラオウの拳王軍が勢力を強めていることを知ったシンは、ユリアを死んだことにするため五車星に託す。
そして復讐に燃えるケンシロウとの決闘に敗れ、永遠に手に入らない愛に涙しながら、最後の矜持を胸に身を投げるのであった。
なお漫画「北斗の拳」は元々シンがラスボスとなる予定であったため、KING編の時点では南斗六聖拳などの設定は存在せず、
連載が進行してから回想などの形で徐々にバックボーンが追加されていったという経緯がある。
南斗孤鷲拳の名称も原作には登場せず、その設定はゲームやアニメ等のメディアミックスによるものが大きい。
【マスターとしての願い】
ユリアの体を蝕む死の病を完治させる。
最終更新:2017年11月07日 14:19